そして、グループ名も決まりました。
見てみてください!
翌日の朝、5人は音羽の集合で部室に集まった。
「音ちゃん、大事な話って何?」
『ライブやろうっ!』
その瞬間、あたりが一瞬しーんとなった。
「ラッライブ!?」
梨乃が確認するように言った。
「うん!ライブ!!5月26日にある文化祭でライブやろう^o^」
「楽しそうー(^-^)かんなはやってもいいよ!」
かんなはヤル気になったが他の3人はあんまりヤル気じゃなさそうだ。
「やってもいいけど…場所はどうするの?」
「この学校のホールでやろうよ!抽選だけどうち、去年も使ってない時間たくさんあったし多分とれるよ(笑)みんな!やろうっ!」
「はいっ!ライブやりましょう(^-^)」
愛佳たちも納得し、ライブに向けての練習が始まった。
昼休み、音羽たちは部室で話し合いをしていた。
「かんな、ずっと思ってたんだけど曲ってどうするの?」
「あ…」
音羽は固まった。
「音ちゃん、どうしよう…(汗)」
「琴ちゃん…」
音羽は美琴にどうにかしてと言うように美琴の方を向いた。
「私は知らないよ。っていうか琴ちゃんって何?」
「美琴ちゃんだから、琴ちゃん!」
「かんなもそう呼ぼう〜(^O^)琴ちゃ〜ん」
「私も琴ちゃんって呼ぼうかな」
「もう!愛佳まで!!」
「あの…」
あたりが静まった。
「梨乃ちゃん?」
「真面目に…話しましょう!後1カ月ぐらいしかないんですよ…」
「………」
突然のことにみんな言葉がでなくなった。
「じゃあ、りのりんが作曲すれば〜」
「えっ!?」
「かんな知ってるよ!りのりん、ピアノ上手だし昔、友達が書いた詞、作曲してたじゃん!」
「そうなの!梨乃ちゃん!」
音羽が梨乃に顔を近ずけてきた。
「え…えっと…」
「でも作詞は?」
美琴が作曲は決まったように話を進めた。
「あっそれなら、生徒会長がいいと思うっ!お姉ちゃんが昔、生徒会長と仲良くって生徒会長が書いた詞を持ってるんだ。」
梨乃はみんなに詞を見せた。
「じゃあ、作曲がりのりん、作詞が生徒会長で決定ね!」
「よろしくね!梨乃ちゃん!」
「もう、かんなちゃんっ!」
梨乃はかんなに軽く抱きついた。
放課後、代表で音羽、愛佳、梨乃が生徒会室に入り、生徒会長にお願いしに行った。
「失礼します」
「またあなたたち、今度は何?」
生徒会長は呆れている様子だ。
「今度の文化祭で初ライブを行おうと思っているんです。」
「それが何?」
「生徒会長に作詞をお願いしたいと思いました。」
「嫌よ。私はやらないわ。」
「お願いします!」
3人は頭を下げた。
「帰ってっ!」
「え…?」
「何度も言わせないで!もう、帰ってっ!」
生徒会長は3人に背中を向けて怒鳴った。
「明日の放課後、部室で待ってます。」
音羽たちはそれだけ言って、部屋を出た。
(私にできるわけ…ないじゃない)
夜、梨乃は莉嘉宛の年賀状の中から生徒会長からの年賀状を手に取り、住所をメモ帳にメモした。
そして、夕食を食べ終わるとすぐに家を飛び出した。
メモ帳と文集、生徒会長が作詞した紙を持って。
「お姉ちゃん、ちょっと出かけてくるね…」
「梨乃っ!」
莉嘉はすぐ梨乃の手を取り、とめた。
「もう、8時だよ。危ないから明日にしな」
「お姉ちゃん…ごめんなさいっ」
梨乃は莉嘉のつかんでる手を離し、外へでた。
「梨乃…そんなに大切なことなんだね」
莉嘉は1人、そっと呟いた。
「えっと…ここが3丁目だから…」
「2つ目の角を左に曲がった先」
後ろで莉嘉の声がした。
「お姉ちゃんっ!?」
「心配でついてきちゃった(笑)後は大丈夫そうだから私は帰るね」
莉嘉はそう言い笑いながら帰って行った。
ーー音ーー
ピーンポーン
「はーい。」
生徒会長は出てきた。
「何?(怒)」
梨乃を見た瞬間、急に表情が変わった。
「こんばんは…。私、互莉嘉の妹の…互梨乃…です…」
「莉嘉の妹…!?」
生徒会長は少し、驚いたような困ったような反応をみせた。
「ここで話すのもあれだからあがって」
「あっありがとう…ございます…」
「勘違いしないで。あなたのためじゃないからっ!」
「はい…」
しばらくの間、無言が続いた。
「家の中、広いですね…」
「そうかしら?」
梨乃と生徒会長は椅子にすらり話を始めた。
「あの、これ音羽先輩からです…。」
梨乃は音羽に頼まれた手紙を渡した。
そこには
【生徒会長さんへ
今日は色々とごめんなさい。
作詞のこと、考えてくれましたか?
さっき言い忘れてしまったことが1つあります。
私と一緒にスクールアイドルやってください。
スクールアイドル部に入ってください。
明日の放課後、部室で待っています。
もしよかったら、来て下さい。
光咲音羽より】
「私たちと一緒にスクールアイドル…やりませんか…?」
「嫌よ。私はやらない。」
生徒会長は即答で答えた。
「すみません…私、読んじゃいました…生徒会長が書いた詞を…そして作文も…」
「あっそう」
生徒会長の顔が少し赤くなった。
「私…生徒会長が書いた詞を読んで…感動しました…こんな素敵な曲を書いて…曲にしないのはもったいないと思いました…」
「………」
生徒会長の表情は一切変わらない。
「私…この詞に合わせて作曲してみました…聴いてみてください…」
「聴いても意味なんてないでしょ」
「ここに置いておきます…聴く気になったら聴いてみてください。明日の放課後…みんなで待ってます…」
梨乃は帰って行った。
次の日の放課後、音羽たちは部室にいた。
「生徒会長、来てくれるかなぁ〜 」
「きっときてくれるよ。ゆっくりまとう。」
愛佳は微笑んだ。
「そうだよ!まとうっ!!」
「聴いてみたらぁ〜」
生徒会室では生徒会長と謎の少女がいた。
「聴いても時間の無駄よ」
「そう、じゃぁ捨てておくね」
謎の少女は音楽プレーヤーをとった。
「待ってっ!」
「聴きたいんじゃん」
「それは」
「わっ!!」
生徒会長の耳に謎の少女がイヤホンを入れた。
片方は自分の耳に入れて。
ーー音ーー
曲は終わった。
「どう?行く気になった?」
「…別にっ行きたくなんか」
「本当にこのままでいいの?」
「えっ…」
「小さい頃からの夢だったんでしょ」
謎の少女はいつもとは違う表情をみせた。
「柊花…私、」
「言ってくれば」
「でも、いまさら行けるわけ…(泣)」
「大丈夫。瑞穂のこと、みんな待ってるよ」
柊花は生徒会長、瑞穂の肩をつかんだ。
「柊花…」
生徒会長、瑞穂は目から涙がこぼれた。
「行ってらしゃい…」
「うん…」
「生徒会長っ!」
音羽たちがあっていると部室の扉が開いた。
「待ってました!生徒会長、いや、瑞穂先輩っ!!よろしくお願いします!」
音羽の手を差し伸べた。
「こちらこそ」
瑞穂は音羽の手を握りお互い目を合わせた。
「柊花も入ろっかなぁ〜。」
「柊花先輩も!」
「柊花っていうの!?」
「まぁね」
「ねぇ、曲を作るのはいいけど今からだと大変じゃない?」
瑞穂は少し心配そうだ。
「あっそれなら、瑞穂先輩が書いた詞に私が作曲したのはどうかな?それならもうできてるし^ - ^」
「いいね!かんな賛成ー」
「じゃぁ、曲はそうしよう!」
「私、衣装作ってみるね!」
そして、作詞が瑞穂、作曲が梨乃、衣装作りが愛佳になった。
みんなが全て解決したと思っていると紗綾が口を開いた。
「ねぇ、チーム名ってもう決まってるの?」
「………」
みんなは無言になった。
「どうしよ〜う!!」
音羽は頭を抱えて考え込んだ。
「それなら、Septemはどう?」
柊花が提案してきた。
「セプ…テム…?」
「うん、7のことをラテン語でSeptem(セプテム)っていうの」
「Septem…よし!私たちはSeptemだっ!!」
こうして、スクールアイドル部はSeptemとして活動することになった。
「それと、もう上下関係なしにしない?」
瑞穂が言った。
「つまり…敬語をやめるってことですか?」
「ええ、後先輩も。そっちの方が話やすいでしょ」
「はい!じゃなくて…うん!そうだね、瑞穂ちゃん!」
「わっ私も…!?」
梨乃が少し心配気味に言った。
「当たり前でしょ」
「私に…できるかな…」
「大丈夫だよ!かんななんか最初っから友達みたいに言ってるし!」
「うん、私もそうする!瑞穂ちゃん^o^」
『みんなっ!練習始めようっ!!』
音羽はみんなに向かって笑顔で言った。
「「「「「「うん!」」」」」」
夕焼けに染まる中、7人は日が暮れるまで練習を続けた。
【 将来の夢 】
小田桐 瑞穂
私の将来の夢はスクールアイドルになることです。
私は昔から歌うことが大好きでよく、自分で作詞して友達に作曲してもらい曲を作っていました。
幼い頃はアイドルになりたいと思っていた時もありました。
でも、私は特に才能があるわけでもありません。
スクールアイドルは「やりたい」って思ったら才能がない子でもできます。
私はアイドルに入って才能のある子と一緒にいていつもすみにいるより、似たもの同士、特に才能がない子たちと一緒に努力して、練習して、見てくれる人が笑顔になってくれる、楽しんでくれるようなスクールアイドルになりたいです。
そして、ラブライブにでて優勝し、日本で1番のスクールアイドルになることが私の夢です。
ーー小田桐瑞穂について1ーー
名前:小田桐 瑞穂(おだぎり みずほ)
あだ名:瑞穂、瑞穂ちゃん
誕生日:8月3日
身長:158cm
体重:44kg B77/W56/H79
好食:ステーキ
苦食:特になし
特教:数学、社会
苦教:特になし
趣味:しきること
クラス:音乃木坂学院中学校 3ー1
部活:スクールアイドル
血液型:B型
髪をおろしていて胸のあたりまである中学3年生の少女。
普段はみんなを仕切り、頼れる少女だが実は心配性。
ツンデレ?
「私、小田桐瑞穂。
あなた達と話すのは始めてから。
みんなが入ってって言うから入ったわ。
あの子達だけじゃ少し心配だしね。
柊花も入り、7人。
Septemと言うグループで活動していくことになったわよ。
本当は…すごく入りたかった…
音羽たちには…感謝しないとね。
これからも応援してよね。」