今回は打ち上げ会です。
「打ち上げ会行こうっ!」
初ライブが終わり、部室に戻ると早速音羽が言った。
「打ち上げ会って…どこに行くの?」
「夕食を食べに行くんだよっ(≧∇≦)」
「私…夜はちょっと…」
梨乃の家は親がいなく、門限があるのでパスしてきた。
「ごめん、私も…」
愛佳も祖母が厳しいらしく無理らしい。
「大人か大学生以上がいたらいいんだけどね〜(-。-;」親が一緒っていうのもあれだし…」
その時、穂乃果たちが扉を開けて部室に入ってきた。
「すごかったよ〜(⌒▽⌒)あっ今いい?」
「はい!全然いいですよ〜(^O^)」
音羽とかんなは普通だがその他の5人は口をぽかんと開け、固まっている。
特に梨乃はありえないぐらい驚いている。
「かっかっかっかんなちゃんんんん…そっそのミュッミューズ…知ってるのっ!?」
梨乃は驚きすぎて体まで震えている。
「ミューズって?」
「知らないの!?かんなちゃんの目の前にはいる高坂穂乃果さんたちっ!!」
「りのりん…^_^;」
梨乃はついに性格まで変わってしまった。
「音ちゃん、ミューズって何?」
「穂乃果さんたちのことっ!」
「穂乃果ちゃん?」
「かんなちゃん、穂乃果さんたちは音乃木坂高校のスクールアイドル、ミューズっていうの。ラブライブで優勝したこともあるんだよ〜」
愛佳が人差し指を立てて説明してきた。
「あっあのっ!サインくださいっ!」
梨乃は立派な色紙を穂乃果の前にだした。
「あっうん!」
「ことり先輩っ!私、ずっとことり先輩に憧れてたんです。」
愛佳も憧れのことりと会い、夢中だ。
「愛佳ちゃん?だよね。音羽ちゃんから聞いてるよ。衣装作ったんでしょ^ - ^」
「はい!でもことり先輩もお裁縫上手ですごいですっ!」
「にっこにっこにー」
にこはわざとらしくポーズをしながら音羽たちの前にでる。
「希先輩、絵里先輩っ!写真撮らせてください。」
美琴は意外に落ち着いている。
「凛先輩、花陽先輩、あっ海先輩も!柊花と写真撮らせてくださーい」
柊花は瑞穂を連れて凛たちの前へ行った。
「にっこにっこにー(^◇^;)」
にこはまたわざとらしいみんなの前でアピールする。
「何でにこだけ…」
「にこちゃん、かんながいてあげるよ〜」
かんなはにこに子供扱いしているように優しく接した。
「かんな…(<_<)」
「そうだっ!にこ先輩か絵里先輩か希先輩、今日の夜一緒に食べれますか?」
「音ちゃん!?」
みんな、ミューズのメンバーをさそうとは思ってなかったので驚いている。
「にこは大丈夫だけど」
「私も食べれるは」
「うちも空いてるよ」
「良かったです!穂乃果さんたちも一緒にどうですか?」
ミューズのメンバーは全員okらしい。
「おばあちゃん、許してくれるかな…(´・_・`)」
「大丈夫だよ!」
「うん…」
「ただいま…」
愛佳の家はお金持ちで祖母、22歳の兄との3人暮らしだ。
愛佳は帰るなり、荷物を自分の部屋に置き、祖母のいる畳部屋に行った。
「おばあちゃん、今日の夜のことなんだけど…友達と」
「ダメよ」
愛佳が最後まで伝える前に拒否された。
「どうせ、友達と食べに行きたいなんて言うんでしょ。」
祖母は全てお見通しのようだ。
「でもね、今日は大学生のお姉さんもいるの、それにライブの打ち上げ会だから…」
「だからって許さないわ。断ってきなさい。」
「でもっ!」
「これ以上はむかうなら友達と会うことも許さないわよ!」
「ごめんなさい…」
愛佳は1人、自分の部屋に戻った。
そして、音羽に【ごめんね。今日、いけなくなっちゃった。】とメールを送った。
1時間後、6時。
愛佳の部屋から物音がする。
「愛佳…ちゃん、開けて」
「音ちゃん?」
窓の向こうには光咲音羽がいた。
愛佳は音羽を部屋の中に入れた。
「どうしたの?」
「行けないの、おばあちゃんにダメって言われたから?」
「うん…」
「じゃぁさ、こっそり行って帰ってこよう」
「むっ無理だよ…」
「大丈夫!」
音羽は愛佳に説明して、実行する事になった。
「私は先、穂乃果さんの家に入ってるね」
音羽は自分で書いた地図を渡し、窓から飛び降りた。
「うん…」
愛佳はまた祖母のいる畳部屋に行った。
「おばあちゃん、今日夕食いらないから私の分は頼まなくていいよ」
「わかったわ」
それから、愛佳はバックにお金と音羽がくれた地図、スマホとハンカチ、ティッシュを持って窓から庭へ飛び降りた。
(おばあちゃん…ごめんなさい)
愛佳は初めて祖母から逃げた。
(穂乃果先輩の家ってどこ?音ちゃんの地図わかりずらい…^_^;)
「愛佳ちゃーん!」
歩いていると、2階の家の窓から穂乃果と音羽が呼んでいる。
周りの人もジロジロと愛佳のことを見ている。
(もう…恥ずかしいから…やめてよ…\(//∇//)\)
「お邪魔します」
愛佳が入ると他のみんながいなかった。
「あれ?みんなは?」
「真姫ちゃんの家に行ってるよ。」
「真姫ちゃん?」
「さっきはいなかったけど、ミューズのメンバーの子。」
穂乃果、音羽、愛佳は真姫の家に行った。
「広いね〜家の中」
真姫の家は愛佳ぐらい広く、まるでお城の中みたいだ。
「穂乃果ちゃーん、もうみんなきてるにゃ〜」
凛が呼んでいる。
「うんっ!」
16人で楽しく食事をし、気づけば9時になっていた。
「みんな、そろそろ帰った方がいいんじゃない?」
「そうね、帰りましょ」
絵里が席を立つとみんな席を立ち、帰るしたくを始めた。
「待って!かんなことりちゃん達のメールアドレス聞きたいっ!」
「かんなちゃん、先輩だよ…>_<…」
梨乃がかんなに言った。
「別に私たちはいいよ、そっちの方が話しやすいし」
「うんっ!じゃぁ、ことりちゃん。私も聞いていい?」
音羽がスマホをだし、ことりに渡した。
「えっええええぇ…」
「はい、にこのメアド。」
にこは梨乃にスマホを差し出してきた。
「にこちゃん…あっ私のメアド」
2人はスマホを取り替えておたがいに交換した。
全員が交換し終わり、9時半に家をでた。
外はすっかり暗くなっていた。
「りのりん、帰ろ〜(^O^)」
「うん」
帰りはかんなと梨乃は家が近く一緒に帰るらしい。
美琴と瑞穂と柊花も途中まで一緒らしい。
「音羽、愛佳。どっちか送っていこっか?」
「私はいいよ、こっそり戻るから」
愛佳は人数が多いとバレやすくなってしまうので断った。
「音羽は?」
「私もいい!夜道歩くの結構慣れてるから(^-^)」
「そう、じゃぁ気おつけてね」
16人はバラバラの方向に別れて帰って行った。
いかにも狙われやすい道を通って。
愛佳は家の庭を通って自分の部屋の窓から部屋の中に入った。
「おかえり、愛佳」
部屋に入るとなぜか祖母が愛佳の部屋に立っていた。
しかも、今にもきれそうな顔をして。
「おばあちゃん…ごめんなさい」
「自分が何をしたか分かってるのっ!これ以上ひどいようだったらスクールアイドルをするのも禁止するわよっ!!」
「………」
愛佳は黙り込んだ。
スクールアイドルはどうしても続けたかったから。
「よく、反省しなさい。」
祖母は1人、部屋を出て行った。
10時半、愛佳が落ち込んでいると音羽の母から電話がかかってきた。
「はい、美神愛佳です。」
「愛佳ちゃん、今音羽と一緒…?」
何やら音羽のお母さんの元気がない。
「違いますけど…音ちゃんがどうかしましたか?」
「音羽が…帰ってこないの…」
音羽のお母さんはきっと青ざめた顔をしているだろう低い声がスマホから聞こえてくる。
「…っえ…」
愛佳はあまりにもの衝撃で言葉をなくした。
「私、ちょっと探してみる。もし愛佳ちゃんの家に来たら教えて」
「………」
すぐに電話はきれた。
「音…ちゃん…」
愛佳はスマホの一斉メールで梨乃、かんな、美琴、瑞穂、柊花、穂乃果、ことり、海、真姫、花陽、凛、にこ、希、絵里にメールをした。
音羽の件で。
ーー柊花について1ーー
名前:園原柊花
あだ名:柊花、柊花ちゃん
誕生日:10月12日
身長:157.5cm
体重:43kg
好食:トマト
苦食:特になし
得教:家庭科の料理
苦教:特になし
趣味:演じること、子供の面倒をみること
クラス:音乃木坂学院中学校 3ー1
部活:スクールアイドル部
血液型:O型
髪が天然パーマで金髪。
腰ぐらいまでの長さで両サイド少しずつ髪を結んでいる。
音羽たちは知らないが噂では園原柊花は昔、外国のお姫様だったとか噂もある。
自分のことを柊花と呼んでいて、少し子供っぽい。
「柊花でーすっ!
柊花のこと、分かるかなぁ〜?
え〜、分かんない〜ヽ(´o`;
柊花の名前は園原柊花。
昔はこれでも、国のお姫様だったんだよぉ〜(^O^)
あっこれは企業秘密。
愛佳ちゃんも大変そうだけど、音ちゃん大丈夫かなぁー?
柊花心配。
これからしばらくの間、次の話の投稿まで時間がかかるかもしれないけど、柊花達のために、少しだけ、待っててねっ!