ヤンデレ・シャトーを攻略せよ 【Fate/Grand Order】   作:スラッシュ

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大変遅くなりました。申し訳ありません。

やる気が無くなりかけた上でスランプに陥りましたが水着イベントで少し取り戻せた気がします。牛若丸と茨木が来たので大変満足です。(なお2部の2章は未クリア)

今回はアナスタシアのお話です。

カドアナ以外殺すマンは見ないで下さい。


ヤンデレ・氷の皇女

 

 

「……!」

 

 俺は家の玄関の前でかつてない緊張感に苛まれながら立っていた。

 

 今俺のいる家は普段通りの雰囲気だが、現実では無く悪夢の中だ。

 

「そして、今日はあちらから来るのか……」

 

 エドモンの説明では、ヤンデレが俺の家に来るらしい。

 

 俺の知ってる限り、ヤンデレが家に来る話では相手が病みに気付かず招いたり、家の中で病みが深くなったりする事が殆どだ。

 

 鍵をかけても合鍵で侵入したり、窓を割って入ってきたり、愛の力と言う名の不可思議パワーでいつの間にか自分の部屋にまで入り込んでいる等、高確率でバッドエンドに行くルートだ。

 

 人間相手ならバリケードや罠を張り巡らし、なんなら警察に連絡を入れて守って貰うのもアリだろうが、相手はサーヴァントなのでそれは出来ない。

 

「……来た!」

 

 窓から外を見ているとサーヴァントの接近に気が付いた。

 

 一般人とは大きく異なる服装、溢れ出る魔力……なんて視覚情報は必要なく、日本の夏を終わらせる様な勢いで辺り一面を氷漬けにしている様子を見ればそこに誰がいるかなんて考える必要も無かった。

 

「……やばいな」

 

 エアコンを付けているので家の中まで氷漬けにされるとは思えないが、バリケードを張ったりしなくて良かった。

 

 不機嫌にしたら家中の窓も扉も氷漬けにされて塞がれ退路なんて無かっただろう。

 

「マスター」

 

 そして遂にドアの前にやって来た。

 

「っは、はーい……!」

 

 焦りが隠せていないのを自覚しながらも、扉を開いた。

 

「……ふふふ、マスター。

 日本の夏は暑かったけど、貴方の顔を見ているとここまで来た甲斐があったって思えたわ。本当よ?」

 

 そう言って人形を抱えて笑ったのは、氷の皇女、アナスタシアだった。

 

 

 

 普段はヤンデレに会いに行っている(自殺行為)様な悪夢だが、今回は持て成す側である。病みが深まったり刺激しない様に、目の前の皇女様の相手をする。

 

(だけだったら……まあ、頭を抱える必要は無かった訳だが)

 

 1人だけではなく、複数人の相手をするらしい。後数分もすればさらなるサーヴァントの相手も同時にこなさなければ――

 

「えいっ!」

 

 そんな俺の心配を知ってか知らずか、アナスタシアは家の壁を凍らせた。

 当然、壁伝いに窓や玄関のドアすら氷に覆われている。

 

「何してくれてんの!?」

「あら、家の中が暑かったから少し涼しくしてあげただけよ?」

 

 彼女の言っている通りエアコンが止まった様だが、氷のお陰でむしろ先より涼しく感じる。

 

 背中にもっと寒いモノを感じているが……

 

「そんな事より、早く部屋に案内してくれるかしら? 今の私はお客さんでしょう?」

「は、はい……」

 

 玄関から既に体から精気が抜け切った気がする。

 

「お菓子とか持っていくから、階段を登って右の最初にある部屋で待ってて」

 

 俺はそう言ってさっさとキッチンへ逃げる事にした。

 

 初対面のサーヴァントだし、先からやる事なす事全てについて行けない。

 

(何処か冷めたお転婆お嬢様ってイメージだったけど、まさかいきなり壁を全部氷結してくるなんて)

 

 冷蔵庫の中からジュースを出して、棚の中から適当なお菓子を皿へと入れる。

 機嫌を損ねない様に早く、重い足取りで階段を登る。

 

「お菓子とジュース、もって来――っ!?」

 

 部屋に入ると、俺のタンスとベッドの下の部分が分厚く氷漬けにされていた。

 

「――マスター、掃除くらいした方がいいわよ? 嫌な虫が多くて、思わず凍らせてしまったわ」

 

『――!!』

 

 タンスとベッドの氷の中から声が聞こえる。静謐と清姫がいるのは明らかだろう。

 

「騒がしくて嫌になるわ……マスター、リビングに行きましょう?」

「……えーっと、その前にこの氷を退かしたりは――してくれなさそうだなぁ……」

 

「おかしな事を言うわね。虫を潰した紙を開いたりしないでしょう? 汚いもの」

 

 そう言った階段を降りる彼女の後を追うしかなかった。

 

「参ったな……あの2人を放置するとロクな事が、おわぁっ!?」

 

 階段を降りようとした俺の足が滑った。踏もうとした場所に氷が現れたのが原因だ。

 当然、降りようとしていた俺の体は微笑みながらそれを見るアナスタシアへと落下していく。

 

「駄目よマスター。私をちゃんと見ていないから転んだりするのよ?」

 

 サーヴァントの持つ筋力か、魔力による強化かは分からないがアナスタシアは俺の体を受け止め、顔を見つめながらそう言った。

 

「い、イタズラが過ぎると思うんだが……ジュースとお菓子も落ちて……あれ?」

 

 辺りを見渡すと俺の持っていた物が綺麗な氷のテーブルの上に何事も無かったかのように並べられていた。

 

「ふふふ、大丈夫よ。私はマスターの好意を無為にする程、愚かなサーヴァントじゃないわ」

 

 悪戯な笑みでせんべいを手に取り頬張った。

 

「ん! しょっぱい! これがジャパニーズクッキーなのかしら? オレンジジュースとの相性は悪くないわ」

 

 お気に召した様だ。

 

「オイエデート……って言うのかしら? 今から何をするの?」

 

「テレビゲームでもしようか」

「テレビゲーム……聞いた事はあるけれど、実際に遊ぶのは初めてだわ」

 

 なんだろう。どこぞのアーチャー・インフェルノさんと似たような……どハマリするタイプな気がしてきた。

 

「一体、どんな遊びなのかしら!?」

 

 むしろ、ハマってくれれば俺への被害が無くなりそうなので是非ハマって欲しい。

 

 

 

 夢中になって遊ぶこと数時間、俺の思惑通りゲームにハマったアナスタシアは上達していき、遂には定番の約束を繰り出してきた。

 

 勝者が敗者に罰ゲーム、だ。

 

「罰ゲームの約束、忘れてないわよね?」

「ははは……た、唯の遊びだから――」

 

「――いいえ、一度した約束は守ってもらいます」

 

 そう言ってアナスタシアは俺に顔を向けた。頬は赤く染まっている。

 

「…………」

「……さあ!」

 

 涙目で、悔しそうに。

 

(ヤンデレ相手に命令権の掛かった勝負に負ける訳ないわ! って、ドヤ顔したい所だが予想外の展開。まさか、そっちで攻めてくるとは……)

 

「私のマスターなら命令くらいスッとして! それとも、私は貴方の希望には答えられないサーヴァントなのかしら?」

 

 不味い、不機嫌になり始めてる。

 

「……私ってそんなに魅力がないのかしら?」

「いや、そんな事は微塵も思っていないけど、こっちは色々となぁ……」

 

(カドアナのイラスト見過ぎて手を出す所かそんな対象にすら見れないんだけど……!)

 

「……分かった。じゃあ私、脱ぐわ」

「は?」

 

「マスターが罰を与えるまで、私、少しづつ服を脱いで行くわ。

 ……眺めたいなら、好きにして……」

 

 そう言うとアナスタシアの服は魔力へ変わっていき、肌の色が――

 

「――駄目!」

「っきゃ!?」

 

 俺は彼女の両肩を抑えてそれを止めた。

 

「敗者に命令! アナスタシアは絶対に気安く服を俺の目の前で脱がない事! 良いな!」

 

 俺がそう言うと、アナスタシアは驚いた顔を慌てて戻した。

 

「……ふ、ふん! こ、こんな手に引っ掛かって折角皇女である私に命令できる機会を手放――」

「――頼むから、もう二度としないでくれ」

 

 そう言うと、アナスタシアは何処か嬉しそうに笑って頷いた。

 

「は、はい…………思っていたより奥手ね……それも良いけど……」

 

(良し! 回避成功だ!)

 

「……ちょっとお花を摘んで来ます。

 次は私が勝つわ」

「はいはい……」

 

(英霊がトイレに行く必要なんてあったか?)

 

 そう思ったが口にはしない。

 

「……さて、それじゃあ今の内にお菓子の補充でも……ん?」

 

 皿を持って起き上がった俺は階段の方から聞こえてくる音に気が付いた。

 

「……やばいな」

 

(アナスタシアが現状一番やばいが、静謐も清姫も放置しておくのは危険だ。少なくとも、助ける気概くらい見せておかないとな……)

 

 そう思った俺は直接合わずに済む様に、令呪を発動させた。

 

「清姫、自身を開放し静謐のハサンを助けろ」

 

 令呪が赤く輝き、その中の1画が消え去った。

 

「……やったは良いが、次どうしよう」

 

 甘い物で機嫌を取ろうと俺はキッチンに向かう事にした。

 

 

 

「……あの高笑いの復讐者さんが言うには確か此処に……」

 

 氷の皇女、アナスタシアはトイレに入ると辺りをキョロキョロと見渡した。

 頭の中では悪夢の首謀者であるエドモン・ダンテスから教えて貰った情報を思い出していた。

 

「マスターはトイレにすまほ……? を持って入ると、良く忘れるって……あ、これかしら!」

 

 そこには秘密がある、と言われていたアナスタシアはエドモンの言っていた通り、メディアファイルを最新の物から見ていく事にした。

 

「一体秘密って何かしら? もしかして、他の女との写真なんじゃ……!?」

 

 が、しかし。

 そこにはアナスタシアとの想像とは真逆の、彼女自身の写真が沢山あった。

 

 それ見たアナスタシアは困惑した数十以上の画像や動画に彼女……そして、見覚えのない男が仲良さげに映っているのだ。

 

「何……これ? この人は……誰?」

 

 彼女が知る由もないが、これは現実で彼女のマスターが気に入ったイラストや漫画を写真や動画として認識する様になっているだけだ。

 

 戸惑う彼女だったが、ある1つの答えが浮かんで来た。

 

「……ロストベルトの、私……! そうだ、マシュさんも確かカドックって言う名前のマスターがいるって……もしかして、この事を気にしている……?」

 

 スマホを見る彼女は笑い合う自分と知らない誰かに、フツフツと怒りを感じ始めた。

 

 当然、その矛先は想い人である彼女のマスターへと向けられる。

 

「……ああ、そうなのね。

 マスター、私とは違う私に遠慮して……私の事なんて最初から――」

 

 

 

「ま、ま、まますたぁ……さ、寒いです!」

「はいよー……まさか、この季節にコンポタを作る事になるとは……」

 

 毛布を震えた手で握る清姫と静謐。

 今は2人仲良く、壁を氷ごと粉砕して外の日差しを浴びている。

 特に蛇の属性を持ち、水着でやって来た清姫は重症だ。

 

「はい」

「あぁあぁりがとうございますぅー……!

 大好きです、ますたぁぁ……」

 

 静謐は流石にコンポタは要らないそうだが、体を温めるため少し離れた場所で踊り始めている。

 

(清姫はなるべく静謐の近くに置いておこう)

「はいはい……あ!」

 

 俺の後ろにゆっくりとした足取りでアナスタシアが迫っていた。

 

「あ、アナスタシア……さ、流石に氷漬けはやり過ぎだと思ったから開放したけど……」

「そう」

 

 明らかに様子がおかしい。

 少なくとも、清姫達の救出が原因だとは思えないが……

 

「ねえ、マスター。こっちを見てくれるかしら?」

「な、何かな……!?」

 

 振り向いた先には彼女が抱えるぬいぐるみ、否、精霊であるヴィイがいた。

 

 しかし、気付いた時はもう手遅れだ。

 その眼に捉えられてしまった。

 

「……ふふふ……ねえマスター。貴方は私をちゃんと見てくれないのかしら?」

「ちゃ、ちゃんと……? 見てるつもりだけど……」

 

「見なさい」

 

 アナスタシアは俺の肩を指で押した。

 

「がぁ――ああああぁあぁぁぁぁぁ!?」

 

 瞬間、今まで感じた事の無い痛みが体中を駆け巡った。

 まるで血液が体中を刺している様な痛みだ。

 

『マスター!』

 

 静謐と清姫はアナスタシアに攻撃を仕掛けた様だが、投げられた暗器と灼熱の炎は氷の壁に阻まれる。

 

「ヴィイが作った……マスターの魔術回路の弱点よ」

 

 危うく痛みに意識を持っていかれる所だった。

 痛みに耐える俺に、アナスタシアは自嘲的な笑みを浮かべている。

 

「見せてあげる。貴方の知らない私を……」

「っぐ!?」

 

 地面から伸びた氷の先端が俺の頬を掠めた。

 

「アナスタシアさん! なんのおつもりですか!?」

 

 清姫が炎で俺に迫る氷を消し飛ばした。

 

「貴女は……そう。貴女も、違う誰かを見ているのね」

「っ! 黙りなさい!」

 

 薙刀がアナスタシアに迫るが、動じた素振りを見せずに彼女は清姫を狙って足元から氷を出現させた。

 

「マスター、私は確かにアナスタシアよ。

貴方と敵対したサーヴァントと同じ姿で同じ名前よ。

 だけど、マスターが違う。想いも違うわ」

 

 俺に語りかけながらも、清姫への攻撃は緩まない。

 

「ちゃんと私を見て……! 私の信じる人は貴方なの! 眼を逸らそうだなんて、私は絶対に許さない――っ?」

 

 しかし、その体は突然フラリと倒れた。

 

「……寝かせました」

 

 見れば彼女の首元に触れた静謐がいた。助かったようだ。

 

「清姫、もう終わったよ」

 

 薙刀を構えたままの清姫にストップをかけた。

 

「…………マスターが、そう仰るなら」

 

 一度、家の中に戻る事にした。

 

 

 

「はぁ……」

 

 ソファーに腰掛けながら溜め息を吐く。

 その手の中には霜を被った俺のスマホが握られている。

 

 アナスタシアの怒りの理由はこれだ。

 カドアナのイラスト――今は写真になっているが、恐らくこれを見た結果だと言うのは想像に難しくない。

 

「どうしたものか……」

 

 サーヴァント側からしたら関係ないで割り切れる物かもしれないが、人間である俺はそう簡単には行かない。

 

 これが特異点で俺の前に立ち塞がっただけの敵だったら、あの時は強かったなぁ、宜しくなぁ位で済んでいたが、マスターではなくユーザである俺は別のマスターとの関係を良く理解している上に、ネット上でそれ関連の画像を漁っている。

 

「目線が違うから対応にも困るんだよなぁ」

 

 チラリと視線を清姫と静謐に向ける。

 何故か今夜は俺のベッドで寝るのはどっちかを決める為にテレビゲームで対決をしている。

 

「考えてもしょうがないか……飯作ろう」

 

「………………」

「あ、隙あり!」

 

「え、っちょっと!?」

 

 

 

「ふふふ……マスターの、隣……!」

「やばい……めっちゃ甘くて危ない香りがする……」

 

 静謐に抱きつかれながらの睡眠。毒は効かないが睡眠薬と媚薬はモロに喰らうので使用はやめて頂きたい。

 

(負けても同じ部屋には来ると思っていたんだけど、清姫はいないし……)

 

「マスター、私をどうか抱きしめて下さい……」

「いやいやいや、これ以上は駄目だって……」

 

 鼻をくすぐる香りが徐々に自分の中を侵入して来る。

 かくなる上はベッドから落ちて緊急脱出を……!

 

 そう思って藻掻いていたが、部屋の扉が突然凍り付き、砕けた。

 

「マスター、お邪魔するわ」

「アナスタシア……!」

 

 暗くて表情が見えない。もしかして、まだ先みたいに怒っているのか?

 

「……清姫さんにね、ちょっと色々言われたわ」

「清姫が?」

 

 なんやかんや清姫は優しいから、アナスタシアに何か助言でもしてあげたのだろうか?

 

 ……あれ?

 

「あのー……後ろの氷柱は――」

「――何もないわ。何もね。

 いきなり起きた私にマスターとの思い出話を聞かせてきたから氷漬けにした訳ではないわよ?」

 

(助言じゃないのかよ……)

 

「それのお陰で間違えに気付けた……のはちょっと悔しいけどね」

 

 ちなみに、静謐は現在毛布越しに瞬間強化を使って抑えている。

 

「……私には、まだマスターとの思い出がないって気付かされたわ」

 

 ヴィイに頭を押し付ける様に抱えながら申し訳なさそうに話し始めた。

 

「マスターは、別の私との記憶があるから今の私をまだ私として見れないんでしょう?」

 

 俺に近づいたアナスタシアは俺へと近付くと、毛布、その先の静謐に手を伸ばした。

 

「だから、私との思い出を沢山作る事にしたわ」

「っきゃぁ!?」

 

 悲鳴が響いた毛布を退かすとそこにいた静謐の両手足は凍らされていた。

 

「私はもうマスターの事を知っているけれど、マスターは私の事を知らないみたいだから今から私の家でデートをしましょう」

「い、今から?」

 

「そう……使う事は無いと思っていた宝具だけど」

 

《スーメルキ・クレムリ》

 

 アナスタシアぼ言葉と共に、俺の家の下から、地面を割りながら何かが迫り上がって来た。

 

「な、なんだこれ!?」

「私の宝具……いえ、城よ」

 

 家全体が揺れ、浮いている様な感覚。

 外を見ればどんどん一般的な家の高さでは無い位置まで上がっている事がわかる。

 

「ようこそ、私の城塞へ……けど、その前に」

 

 パチンッと指を鳴らすアナスタシア。

 すると、まるで意思を持ったかのように城塞の一部が動き出し、清姫と静謐を外へと放り出した。

 

「っちょ!?」

「大丈夫よ。サーヴァントがこの程度でどうにかなる訳ないわ」

 

 アナスタシアは俺の手を繋ぐと城へ降りようと引っ張った。

 

「行きましょうマスター? 歓迎するわ」

 

 今まで以上に嬉しそうに微笑む彼女。

 怒りの欠片も見つからないが、最初に出会ったとき以上の悪寒が迸る。

 

「もう、私から目を逸らしたりしないで頂戴ね? 貴方の、貴方だけの(アナスタシア)から」

 

 彼女の本気の病みが見えた気がした。

 






一応の補足ですが切大はあくまでマスター御本人ではなく、我々プレイヤーと同じ立場の主人公です。
なので今回の話は正確にはぐだアナではないです。

カドアナを知ってる上での思考だとこう言う風になるのかなぁ……と思って書きました。次の出番では小難しい話は無しでアナスタシアがイチャイチャ病みますのでご了承下さい。

……水着イベント2段目くるのかなぁ……(40連待機)

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