ヒーローズ&パンツァー   作:剣音レツ

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 特撮×ガルパンの新作です!

 よろしくお願いします!


 まずは男子と女子、それぞれの序章です。


プロローグ~男子編&女子編~
プロローグ~女子編~


 ………………全ては、約三か月前のあの日から始まった………………。

 

 

 

 

 

 ………………とある雲一つなく澄み渡るどこまでも続く青空。

 

 そしてその下で静かにうねる海、気持ちよく吹き付ける風、綺麗にビルや民家などが並び立つ街。

 

 見るからに平和な街であり、その平和がいつまでも続くかのように思えたその時、

 

 

 

 “ズオオオオォォォォォン”

 

 

 

 突如、白昼堂々澄んだ青空に黒いフード付きのマントを着た人影のような姿をし、背後には紫のもやの様な物を発する霊体のようなもの『邪心王 黒い影法師』が無数に現れる。

 

 黒い影法師。それは、人間の持つ悪意や恐怖や恐れなどの負の感情(マイナスエネルギー)から生まれた邪悪なエネルギーの集合体である。

 

 その影法師が突如上空に大量に現れ彷徨っている………そのなんとも奇妙な光景を、地上の人々は「何?あれ。」と不思議そうにも、少し不安そうにも見つめていた。

 

 

 と、その時!

 

 

 “ズドーン”

 

 “グギャオォォォ!!”

 

 突如、とある山場の地面を勢いよく土砂や土煙を巻き上げながら突き破り、一匹の怪獣『月の輪怪獣クレッセント』が現れる!

 

 

 突然の怪獣の出現!! はて、一体どうした事なのだろうか………?これはもしや、突如現れた影法師の仕業なのだろうか………?

 

 

 他にも熊本では『岩石怪獣サドラ』と『地底怪獣デットン』が戦い合いながら暴れ、

 

 神奈川の横浜では『海象怪獣デッパラス』がベイブリッジの真下の海から勢いよく水しぶきを上げながら現れ、

 

 長崎では『ミイラ怪獣ドドンゴ』が目からの怪光線などで街を蹂躙し、

 

 青森では『しんきろう怪獣ロードラ』が長い鼻からの溶解液で自動車を溶かしながら暴れる、

 

 など、何はともあれ、黒い影法師が現れたその日から世界各地で、この世界では存在しないはずの怪獣・怪人たちが一斉に現れ暴れ出したのだ!

 

 人々は、突如現れて暴れ回る怪獣たちに成すすべなく、被害者は日に日に増え続けていく………!

 

 

 今にも怪獣地獄となりそうなこの世界を守るため、日本戦車連盟などの判断により、長らく行われることのなかった武道を復活せざるを得なくなった。

 

 

 その武道とは………………『戦車道』!

 

 

 戦車道とは本来、かつては華道、茶道と並び称されるほど伝統的な文化であり、世界的に女子の嗜みとして受け継がれてきた礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸である。

 

 なんでも、戦車道を取った女子は、男子にモテモテになるんだとか。

 

 

 

 ……そう、即ちこれは本来は戦争のためではなく、女子を育成するための武芸なのである。しかし、この世界で怪獣に確実なダメージを与えられるものは、もうこの戦車道の戦車しか無かった。

 

 まさかこんな形で戦車道が復活するなんて………数人は残念がったり、皮肉を感じる者もいたが、この世界を守るためとして、やむを得ない事だった。

 

 実弾も、以前の戦車を走行不能にする程度ではなく、外国などの協力で戦車なら一撃で木っ端微塵にできる高威力の弾が使われる事になった。

 

 

 かくして、各県の戦車道の少女たちは、その華奢な体で健気に戦車を動かし果敢に怪獣たちに挑んでいく………。

 

 

 そして、とある茨城の飛び地である『大洗』という町の少女たちも、他の県よりも比較的奇抜な戦車で果敢に怪獣たちに立ち向かっていた。

 

 「パンツァー・フォー!」

 

 特に、デフォルメされたタラコ唇のあんこうの絵が刻まれた戦車に乗る五人の少女たちは、その臨機応変な戦闘スキルで怪獣たちと戦い、倒してきた。

 

 だが、日を重ねるうちに敵も強力になっていき、次第にギリギリの戦いが続いていく………。

 

 

 

 そして、やがて少女たちが怪獣・怪人の攻撃により絶体絶命の危機までに追い込まれた時………!

 

 その微かな希望を求める瞳の先に、三人の戦士が立ち上がろうとしていた………!

 

 

 文字が火を噴き、指輪が輝き、そして、希望に満ちた光が溢れる時、そこから始まる物語とは………⁉︎

 

 To Be Continued………




 以上が、女子(ガルパン)サイドのプロローグです。

 最後の文は、登場する三人のヒーローのヒントです。そのうち一人は分かり辛いと思いますが(笑)

 今回登場の怪獣に関しては私のノリでもあり、マニア受けしそうなメンツを選んだつもりです(笑)


 次は男子(ヒーロー)サイドのプロローグです。


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