どうも、私、上条当麻は3年前の過去からやってきました。右腕の幻想殺しがあるのに魔術で来てしまったのかとか、何故自分が未来に来てしまったのか、などは全く分からないでせう。
学校に向かう前に別れを告げようとした浜面に散々身体中を触られ、写真を撮られた所で解放して貰った上条さんはこの後会う人物の反応なども少し気になっていたりしているわけです。
そして、ここが私、上条さんの学校なのですが…
(場所…間違えてないですよね?)
来る前の道のりも違ったせいか不安ではあったのだが、学校も自分が通っていた校舎とは見る影もなく…変わり果ててしまっている。
というのも、魔神…僧正の仕業で校舎の半分が壊れたのも原因なのかもしれない。僧正再び許すまじ…
卒業生として受付で自分の名前を名乗ると「上条当麻…さん?」「英雄…!?」等々、3年間で何か有名になってしまっているような雰囲気を出している気がした。
そして私、上条当麻がここに来たのは自分やインデックスの足取りを訪ねるべく、知り合いの御坂美琴を訪ねて来たのである。
「あ、もしかして上条さんですか?」
受付で最初に会ったというのは
「えーと、御坂さんの友達の佐天さんですよね…?」
「そうですよ!忘れてしまいました??」
2番目にあった知り合いは、そこまで面識もないのだが御坂の友人である佐天さんという人物である。
「どうして上条さんがここに要るんですか?」
「あー…いや御坂に用があって…いるかな?」
「ハイ、こっちの教室のほうに居ますよ、というか上条さん変なこと言いますが…縮みました??」
「あー…」
「というか、何か顔も…」
どう切り出せば良いのか考えながら教室へと歩いていると
「あら、当麻さんどうしてここに?」
向かいの方からお嬢様のオーラを漂わせているスタイルのよい金髪の人物から声をかけられた。
「えー…ど、どうも」
大方、3年間の間に知り合った人物なのであろう女性にどういう対応をすべきか迷ってしまい適当な相づちをしてしまった。
「……あら?☆」
そしてどういうわけかジロジロと見つめられた後、バッグから出されたリモコンを出し此方に向けて(どうも☆)
(え、頭の中に…)
(あ、右手で触れないでね、解除されちゃうから)
先程あった目の前でリモコンを向けている女性から何かされていてるという認識がとりあえず確認できた。
(貴方は一体何者なのかしら?上条当麻で間違いないのよね?)
(えーと…上条当麻であってます)
そしてまた、浜面と続き同じやり取りを繰り返すこととなった。
(ふーん、成る程ね、じゃあ、右手で頭触っていいわよ)
(あ、はい)
「初めまして、上条さん、食蜂操祈です☆」
「え、あ、初めまして?上条です」
「上条さん…私の待ち焦がれていた奇跡は起きました。だから、今貴方に言うことはないかしら…」
何を言ってるのかはうまく理解できないまま、彼女は微笑みながら通り過ぎていった。
「えと、佐天さん、今の人って?」
「え、何いってるんですか、食蜂さんですよ?」
「うーん…」
「当麻、ホントに…小さくなってる」
気がつくと目的の教室の前まで来ていて、外で落ち合う人物が待っていた。
「えーと、御坂??」
「久しぶりって言うのも変ね…当麻身長低いわね!」
言うまでもなくこの人物は御坂美琴なのだが、自分の知っていた面影とは少し違っていた。
「御坂…お前、常盤台の高校じゃなかったんだな?」
「そりゃね…あんたと同じ高校に行きたかったからに決まってるじゃない?」
「え!?そ、そーなの??」
そういう反応が見たかったわ~とツンツンな頭をポンポンしてくるのだが、この御坂は、
「…何か、変わったなお前…」
「ふふ、今も昔もちっともあんたは変わってないわよ」
とりあえず、話の着いていけていない佐天さんにも事情を話すため、改めて自分の現状を話そうとどこかの店へと移った。
「そうね…何度もあっちの国に行くようになって、高校卒業と同時に日本には帰って来てないわね」
余りに自分が描いていた想像とはかけ離れていて少し自分が遠く見えたり、実感が沸かなかったりする。
「あんたのこと待ってたり心配してる人沢山いるんだからたまには帰ってきなさいよ?」
「お、俺に言われてもな~」
「新たなる光やら明け色の陽射しやらロシア成教だったりアメリカのオーレイ=ブルーシェイクに気に入られたりだったり、とりあえず、どこもあんたを組織に加えようとしてたわね、聖人の格付けのせいで起きた抗争何て酷い騒ぎになったりしたけど、あんたが止めにはいったりしてね…今じゃ喉から手が出るほどどこもあんたが欲しいってわけよ…」
「とりあえず、ぶっ飛んでるのはよくわかるよ…」
「学園都市でも上条さんは凄い有名何ですよ!次期学園都市総括理事長だとかで…レベル5の一位をレベル0が倒したのを御坂さんから聞いたときは惚れ惚れしましたよ!」
「俺ってそんなにヤバイ奴になってたのか…?」
「ヤバイって言われたらそりゃ、一般的にはそう見えるけどね…でも、組織の誘いと理事長だとか…ほとんど蹴ってたわよ」
「え、勿体ないな…」
「あんまり話しすぎると良くないかも知れないからここまでね。とりあえず、自分に会いに行きたいのね?」
「おう!どうやってかイギリスまで渡らなきゃならねーんだけど…」
「んー、3年前の知人から察するに、あんたの友達の土御門っていう人に当たってみたらどお?」
「俺もそれは考えたんだけど…連絡先もわからないし、携帯は充電が切れてですね…充電しても3年前のだし使えるかどうか」
「じゃあ、藍花に訪ねてみれば?」
「藍花??」
「あーそれはまだ認識ないわよね…アレイスターもまだないだろうし、じゃあ、コイツには頼みたくなかったけど…コイツの連絡先渡しとくわ」
「あー…サンキュー」
「それと、アイツにあったらたまには帰ってこいって言っといてね」
そういうわけでして、上条さんは新たに頼れそうな人物へと訪ねに行くために御坂と佐天さんと別れ、次の目的地へと向かいに行くことになりましたでせう。