かなり順位が悪かったら(というか現実逃避したら)親からケータイ取り上げられるんで、ちょっと頑張ります。
そんなわけで、テスト終わるまで投稿をしません。(というかできません)下手するとひと月開くかもしれないですが、その時には連絡します。
空ではレーザーの光がこぼれ落ちそうなくらい輝いていた。
磯貝がレーザーの説明をし、それを聞いた殺せんせーは、
「なるほど…。レーザー発射は日付が変わる直前ですか…。」
そして殺せんせーは空を見上げ、思った。
(あの光なら…完全防御形態になっても、貫かれてしまうだろう。)
「殺せんせー…なんとかして逃げようよ!私達…人質にでも何でもなるから!」
E組全員がその倉橋の言葉に同意した。
が、殺せんせーは…
「どんなに人質を取っても…ここまで来たら世界各国はもう発射は止めないでしょう。
…下手をすれば地球の命がかかってますから。」
その言葉に渚やカルマを始め、みんなが何も言えずにうつむいた。
「…殺せんせーはわかってたの? こうなること。」
そんな速水の質問に、殺せんせーは答えた。
「もし仮に先生が爆発しなくても…これだけの強い力を持ち、自由に動く怪物を…世界各国が恐れないわけありません。どちらにしても可能な限り息の根を止めてしまいたい…と思うのが妥当でしょう。」
「…私たちがもっと早く来れてれば…捕まったりしなければ、他に打つ手があったかもしれないのに‼︎バリアの発生装置を壊すなり…テレビやネットに出まくってちゃんと事情を説明したり‼︎」
そんな不破の言葉にも、殺せんせーは異論を唱えた。
「そんな事をすれば …君たちはこれまで以上に危険視されて、より厳重な管理下に置かれたかもしれません。
先生もね、先生の力が及ぶ範囲で調べたんですが…発生装置の防備も完璧でした。
先生からの投石などにも備え、対空兵器まで配備してある。
おそらく…君たちの今の能力と装備では途中で捕まっていたでしょう。
それほど…この計画は完璧でした。
全世界の技術や時間、人員が惜しげもなく注ぎ込まれた。
世界中の英知と努力の結晶であるこの暗殺が…先生の能力を上回ったことに敬意を感じ、その
当然そんな殺せんせーの言葉を渚たちは素直に喜んでは聞けるわけがなかった。
「…じゃあ…私たちの努力は…無駄だったの…?」
そう落ち込む矢田の頭を殺せんせーは優しく撫で、言った。
「無駄な事などあるものですか、矢田さん。
君たちは…先生の爆発の確率が1%以下であると、宇宙まで行って突き止めてくれた。
先生の話を聞いて暗く沈んでしまったE組にまた明るさが戻り、そこからの1か月は…短かったけど本当に楽しかった。
その過程が…心が大切なのです。
これまでこの教室で習った過程の全てを尽くして君たちは私に会いに来てくれた。
先生としてこれ以上の幸福はありません。」
そこで寺坂が叫んだ。
「…もう時間切れでいいだろ。
たった1%だぞ!! たったそれだけのリスク、俺等は余裕で飲めんだよ‼︎
なんで政府も世間も!1番近くで過ごした俺等の話を聞こうとしねーんだ‼︎
このタコ、エロいくらいで何の危険も無えのによ!!」
「『どうせガキの言葉だから耳は貸さない。その代わりに哀れんであげる。』
…侮辱に等しいわ」
「納得できるかこんなん…」
「次会ったらあいつらぜってー…」
そういきり立つ寺坂らの頬をペトペト撫で、殺せんせーは落ち着かせようとした。
「寺坂君。
皆さん。
先生から君たちにアドバイスをあげましょう。
君たちはこの先の人生で…強大な社会の流れに邪魔をされ、望んだ結果が出せない事が必ずあります。
その時に社会に対して原因を求めてはいけません。
社会を否定してはいけません。
それは率直に言って…時間の無駄です。
そういう時は『世の中なんてそんなもんだ。』 …と悔しい気持ちをやり過ごしてください。
そしてやり過ごした後で考えるんです。
社会の激流が自分を翻弄するならば…その中で自分はどうやって泳ぐべきかを。
やり方は学んだはずです。
このE組で。
この…暗殺教室で。
いつも正面から立ち向かわなくていい。
もちろん避難しても隠れてもいい。
反則でなければ奇襲もしていい。
常識外れの武器を使ってもいい。
常に殺る気を持ち、焦らずに試行錯誤を繰り返せば…いつか必ず素晴らしい結果がついてきます。」
それを聞いたみんなはいつも授業を受けている時のように黙っていた。
「…ケッ。こんな時まで授業かよ。」
「ヌルフフフ。こんな時だからこそできる授業です。
教師たるもの、こういう絶好の教育のチャンスはのがしませんよぉ。
…でもね」
そう言いながら、殺せんせーはカルマや渚…そして寺坂を含めたみんなの頭に触れた。
「君たちが本気で先生を救おうとしてくれた事は…ずっと涙をこらえていたくらい嬉しかった。
本当ですよ。」
そんな殺せんせーを見ながら、渚は思った。
(…なんでそんないつもみたいに落ち着いてられるんだよ殺せんせー。
僕らに教えたこのE組に来なかったら…きっと普通にどこかで生きれたかもしれないのに。
…僕らは…殺せんせーの……)
ひとしきり語ったあと、殺せんせーは中村に問いかけた。
「…ところで中村さん。
山中の激戦でも君の足音だけはおとなしかったですねぇ。
どうやら…甘い匂いもするようですが?」
そう言いながら、殺せんせーはよだれを垂らしていた。
中村は、
「地獄耳で地獄鼻かい…」
と呆れつつ、腰のポケットから箱を取り出した。
「…月が爆発した日から今日でぴったり1年でしょ。
雪村先生は確か…今日を殺せんせーの誕生日にしたんだよね。」
中身は苺の乗った小さなケーキだった。
「小っちゃいけどブランドもんの高級ケーキだよ。これを崩さず持って来れた私の体術を褒めて欲しいな……って聞けよ‼︎」
話そっちのけで、殺せんせーはケーキに夢中になっていた。
「だって…だって!1週間ぶりのスイーツ‼︎」
「ああもうヨダレがたれる‼︎皆とっとと歌うよ‼︎」
そう言って中村はローソクを取り出した。
「サンハイ!!」
そしてE組のみんなはしぶしぶ歌い出した。
「ケッくせぇ仕込みしやがって……。」
と悪態をつく寺坂の頬を片岡がつねり、歌わしていたりしていた。
よだれを垂らす殺せんせーを取り囲み、みんなでハッピーバースデーを歌う。
それを聞きながら、殺せんせーは涙をこらえていた。
(…十分すぎる。
なんて身に余る…報酬を得たことだろう。)
その時ちょうどビッチ先生と烏間も旧校舎に到着し、聞こえて来る誕生日の歌に二人とも頬が緩んだ。
そしていよいよ殺せんせーはローソクの火を消そうと息を吸った。
「オラ吹き消せよ殺せんせー‼︎1本しかねーんだから大事にな‼︎」
緊張の面持ちで息を吸ったその時、
突如現れた『何か』がケーキを粉々に吹き飛ばしてしまった。
それを見た殺せんせーは、かなり衝撃を受ける。
烏間が校舎の屋根を見上げると、そこには……
「ハッピーバースデー。」
「シ…いや…」
「柳沢…!!」
柳沢と二代目死神の姿があった。
そして…
「機は熟した。
世界一残酷な死をプレゼントしよう。」
その言葉に、二代目死神は拘束着のチャックを脱いだ。
「先生…僕が誰だか分かるよね?」
「…!!」
「子供達にも紹介しよう。
彼がそのタコから…
『死神』の名を奪った男だ。」
拘束着を破って…二代目死神は、真っ黒な触手を現した。
原作に沿ったのは、多分今回で最後です‼︎
私自身文才が無いのでとてつもなく間が開くこともあるかもしれないですが、温かく見守ってください。
以前も書きましたが、どんな辛口感想も待ってます‼︎