いや、もうね…ほんとに良かった!
アニメ見ていたけど、やっぱりね…ね!
やっぱり暗殺教室は神マンガ兼神アニメだって実感しました!(ああああ!語彙力!!)
小五の秋
その日は少年サッカーの県大会の決勝戦だった。
その日は…最初から違和感はあった。
いつものカルマと……何かが違う。
だから試合が始まる前に、思わず声をかけた。
「…ねぇカルマ。大丈夫?顔色悪いけど…」
そんな私の言葉に、カルマは
「?何言ってるの?大丈夫だよ。全然いつもどーりじゃん?」
意味わかんない、というような
なんともないような
そんな表情で、カルマは確かにそう答えた。
考えすぎか…
ちょうどその時、訳あって心配症になっていた私は、そんなカルマを…
ただの勘違いで終わらせてしまった。
なんであの時…意地でも止めなかったんだろう。
試合は進んで後半に入った。
2-1で負けていたカルマたちのチームに…PKのチャンスが与えられた。
相手チームがファウルをしたのだ。
負け越したところでのPK
それは、カルマがいたチームに安堵をもたらした。
だって…チームの中には、
それは、カルマだった。
元々のシュート率が高い上、PKを外したところは…チーム内のメンバーの何人が見たことがあるのか。
当然のことながら、ボールはカルマに託された。
カルマがシュートをする直前
カルマは…自分のTシャツのえりを、強く握った。
まるで…いつもはしないはずの緊張を、ごまかすように。
それは一瞬のようで…永久に続く時間のようにも感じた。
───やっぱりおかしい
その状態のまま、カルマは2.3回、息をついたように見えた。
私がその時考えていたことは…ただ一つ。
───お願い…!カルマ蹴らないで!
──────蹴る人を替えて!!
そんな願いも虚しく…
カルマはボールを蹴った。
カルマが蹴ったボールは…素人目からもわかるくらい、『外した』とわかる軌道だった。
そして…その試合は、点差が縮まらずに終わった。
つまり…カルマたちのチームの負けだ。
試合後チームメイトの中では、カルマの失敗は『プレッシャーから』と片付けられた。
そしてもちろんカルマ自身も、「緊張したから」と言っていた。
でも…私は直感で分かった。
──違う。
カルマがプレッシャーを感じるわけないし、感じてもそんなものに負けるわけがない。
なんで…私はあの時止めなかった?
こうなることくらい、予想できたはずなのに…!
__________________________________________
…っていう話だよ。カルマは多分その日から…ボールを持つのが怖くなった…っていうか『ゴールに入れれない』って感じるようになったんだと思う」
そんな柊の話を聞き、前原は「んー…」と呟いたあと、こう言った。
「要はさ…カルマその日体調悪かったかなんかってことだろ?
それで外して…それを後々まで引きずるやつか?カルマって…」
「…体調で終わる話なら…どれだけよかったか…」
そんな感じの言葉を意味深に言う柊に、前原は(??)と思いつつも、感じ取る。
(あー…これ、これ以上触ったらダメなやつだ…)
そう思った前原は、
「…でもさ、柊が責任感じることなくね?
ってか正直俺は、柊の言葉を素直に聞かなかったカルマが悪いと思うけどな…」
「…聞かなかったんじゃなくて、
ボソッと言われたその言葉は前原の耳に届かなかったようで、前原は思わず「ん?なんて?」と聞き返す。
そんな前原の言葉はお構いしに、「とりあえず、」と柊はつぶやいた。
「私も…カルマにはまたサッカーやってほしいと思ってる。
前原の言う通り、私もやっぱりカルマがサッカーしないのもったいないって思うし。それに…ちょうど私も前原と同じこと考えてたからさ。
だから…協力して。前原」
そんな柊の言葉に、前原は1.2秒その言葉の意味を考え…
そして言った。
「…あったりまえだろ!」
__________________________________________
『作戦は簡単。前原はカルマとサッカーで勝負して。可能ならPKで』
あとは私でやるから、とと言われた前原は、その時はその言葉に頷いたものの…
(…これ…下手すれば1番ムズくね?)
なんせ相手はカルマである。
ちょっとやそっとで話を聞き入れてくれるかどうか…
(…カルマには悪いけど…
前原は心の中でカルマに謝罪をしながら、殺せんせーの元へ歩いていった…。
そして放課後。
前原は渚や杉野と談笑しているカルマのところへ行って、
「なぁ、カルマ。ちょっといいか?」
「ん?なに?前原」
とりあえず逃げられなかったことにホッとし、前原は言葉を続けた。
「カルマさ…入る部活決めた?」
「また勧誘?前原って本トに懲りないね」
「懲りねぇよ。どー考えたってカルマがサッカーやらねぇのもったいないし」
「…で、用事は?ないなら帰るけど?」
そんなカルマの質問に、前原は
「…カルマ。俺と勝負しようぜ。もちろんサッカーで」
「却下」
「って来ると思ったから、俺は俺で考えたからな〜」
そう言って前原はケータイを取り出し、LI○Eを開く。
と、ほぼほぼ同時にカルマのケータイが鳴った。
慣れた手順でケータイを開いたカルマは、前原から送られてきたメッセージ…というか写真を見た瞬間に表情が固まった。
「もし来なかったら…
それ、クラスのグループに貼るけど?」
次回で入部の時間は終わると思います!
何気に明日佳奈の誕生日ですね!