bo3やってたり、データが吹っ飛んだりといろいろありましたが書き上げました!
後、後書きにノアのイメージを描いてみました。よければ見てください。
それではどうぞ!
ミッドガルに来てから2日目の朝。いつも通り____というのはノアにとってはミッドガルに来てから日が浅く分からないが、これまでの生活とは明らかに違うところがあった。
そもそもノアが起きた原因____何かに対しての警告音______サイレンである。
「うおおぁ!?何々!?このサイレン!」
「うん・・・・なに・・・お兄ちゃん・・・・うるさ〜い。」
「寝起きなのにそんな具体的な悪口言わないでくれるか・・・」
「違うよ。このサイレンだよ・・・・。このサイ・・・レ・・・ン・・・・ドラゴンが・・・・来てる・・・」
「うぉい!?そうなのかよ!」
「そうだよ!!どうしよどうしよ!!?」
「落ち着け落ち着け!取り敢えず待機だ!おそらくは何か連絡が来るはずだ!」
「わ、分かった!」
こうしてドタバタしている内にブリュンヒルデ教室の全員に配られている個人用の端末に担任である篠宮遥からメッセージが届いた。内容は
『ミッドガル近海にドラゴン____白のリヴァイアサンが侵入。Dは直ちにブリュンヒルデ教室に集合する事。』
「白の・・・・リヴァイアサン・・・・だと・・・・?」
「え・・・・?それって・・・・」
「そのままの意味だ。と、とにかく教室に行くぞ!」
「う、うん・・・・」
ノアはイリスの手を引きながら寮を出た。微かに凶兆を孕みながら_____
「集まったな。それでは要点だけ、端的に伝える。
まず、端末に送った通り、白のリヴァイアサンがミッドガル近海に侵入した。まだ、接触の危険性などは無いとされているが、念の為に竜紋の変色が無いかを確認してもらう。」
「竜紋の変色?それがあると何なんだ?」
「Dの体にある竜紋が変色するとドラゴンから見初められらたって事になるの・・・。そして竜紋が完全に変色してその状態で見初めたドラゴンに触れられると・・・そのドラゴンと同種に変貌する・・・・」
「なっ・・・・。」
フィリルからの話を聞いて、ノアは少なくともかなりの衝撃を受けた。D___人間がドラゴンに変貌するなど誰が想像出来ただろうか。そのような意味で衝撃を受けた。そして唐突に浮かび上がった想像、ブリュンヒルデ教室に行くまでの間に感じていた凶兆______それが現実になろうとしていた。自分がドラゴンに見初められたのではないか、そんな予感がノアの頭によぎった。
「ま、まさかな・・・・」
「おい、ノア。行くぞ。」
「ん?悠、行くって・・・何処に?」
「何処にって・・・。お前の竜紋は何処にあるかは知らないが、他のDは服を脱がないと見えない位置にあるかもしれないだろ。そんな状況で俺とお前、男のDがいたんじゃ確認しにくいだろ。」
「あぁ。そういう事か。それならはよ退場するとするか。」
〜*〜
「お、おいノア、これって・・・・」
「はぁ・・・・。嘘だろ・・・・」
ノアの腕にある竜紋が薄く、かなり淡いが確かに白く変色していた。白のリヴァイアサンに見初められたのである。
「面倒くさい事になったなこりゃ・・・・」
「だな・・・・」
〜*〜
「イ、イリスさん。これは・・・・・」
「嘘・・・・・でしょ・・・?」
イリスの竜紋もまたノアと同じように変色していた・・・・
〜*〜
「イリス、ノア。お前達が竜紋変色者か・・・・まさか、2人も同時に見初められたとはな・・・・」
「俺もこうなるとは思ってませんでしたよ・・・」
「そう気を落とすな。まだ時間はある。」
「は、はい・・・・」
「どうなるんですか?」
「ん?どうなるとは、どういう事だ?ノア。」
「分からないわけでは無いですよね?竜紋が変色したDには何かしらの対応がされると思うのですが。
大方討伐されるまで軟禁されるか、最悪の場合には・・・処分・・・・ですか?」
「え?処分・・・・って・・・・」
「そのままの意味だ。ドラゴンに変貌するかもしれない可能性があるDをニブルが放っておくわけが無いだろ。」
「そっか・・・・」
「処分は・・・・させない。」
「ゆ、悠?何で居るんだ?」
「お前らが気になってな、ちょっと話を聞いていたんだ。」
「物部悠、後で罰則・・・・といきたいが、どういう事だ?処分はさせないとは?」
「恐らく、Dの処分に来るのはロキ少佐直属の部隊____スレイプニルです。あの部隊の対人戦闘はかなりのものですが、俺なら1人で勝てます。」
悠の至って平坦な口調で放たれた衝撃的な一言にその場にいた3人は驚きを隠せなかった。この何処にでもいる平凡な少年が戦闘のプロ集団を倒す、それも1人でだ。それは後に分かる事だが、今はリヴァイアサンの討伐を優先しなければならない。
「どういう事だ____とは今は聞かないでおこう。それではリヴァイアサン討伐の際、ロキ少佐が差し向けてくるであろうスレイプニルの防衛は物部悠、お前に任せる。」
「ちょ、ちょっと待って!モノノベ!そんな事出来るの?」
「大丈夫だ。俺は可能性が無い事は決して言わない。それに・・・・少しは俺を信用してくれ。」
「違う・・・・信用はしてる。だけど・・・・心配・・・なんだ。」
「そういう事だ。イリス。少しは俺と俺の信用してる男の言葉を信用してくれ。それに、いざとなったら俺も出る。」
「わかったよ・・・」
「なら・・・私も君たちの言葉を信用しよう。よろしく頼むぞ。」
「「「はい!」」」
〜*〜
「ところでノア、さっきの信用してる男ってのは「忘れろやこの野郎!」
「・・・・悪かったな。」
「そこ〜!喧嘩しないの!」
〜*〜
これまでミッドガルが接近してきたドラゴンに手を出さなかったには理由がある。まず、全く手を出さなかったわけではない。25年前にドラゴンが現れてから何度かドラゴンに対して攻撃を仕掛けてきた。だがそれは全て効果をなさなかった。例えば今回接近してきた白のリヴァイアサンは周りの重力を操る。その能力を活かしてミサイルなどの対ドラゴンの兵器をことごとく躱されてきた。この様な理由によりミッドガルは資源の無駄遣いを防ぐために具体的な対抗策が講じられるまではドラゴンに無用な手出しはしない事になったのだ。
ところ変わって、D専用の寮、その廊下をノア、イリス兄妹が歩いていた。因みに悠は妹の深月の個人寮に住んでいるそうだ。
「どうなるんだろうね・・・・私たち。」
「どうだろうな。それこそ神のみぞ知るってやつだ。」
「そうだね・・・・」
「怖いか?」
「うん・・・・・怖いよ・・・・」
「しょうがない事だ。人は未知のものや死に対して恐怖を感じる。何も恥じる事は無いさ。」
「ありがとう・・・・。お兄ちゃんはさ・・・・怖くないの?」
「全然。めちゃくちゃ怖い。」
「えぇ!?さっきまで怖くないみたいな事言ってたのにそうだったの!?」
「あぁ。」
「それじゃあなんでそんなに平然としていられるの?」
「それは・・・・・・・お前がいてくれたから、かな・・・。やっぱ家族がいるってのは安心するな!ありがとう・・・・イリス。」
「えっ・・・・。お礼をいうのはこっちだよ。私・・・あんまりみんなの役に立てなくて助けられてばっかりだったんだ・・・・そんな私にも誰かの、お兄ちゃんの役に立てて嬉しい!ありがとう!」
「イリス・・・・お前はちゃんと役に立っているんだ。ちゃんと自信を持っていい。それに・・・・もう我慢しなくていいんだ。」
「うっ・・・・・うわああああああぁぁぁぁぁぁん!!!怖い!怖いよぉ・・・・」
「大丈夫だ、イリス。何があろうと俺が守るぞ、絶対にな。だから思う存分泣いていいぞ・・・・」
寮に悲しげだが、何処か安心している泣き声が響いた。
ありがとうございました!
やばいぞー、ノアが真面目キャラ過ぎるぞおい。マジで何処かでギャグ回を作るないといけませんなこりゃ。
という訳で(どういう訳?)残り数話で小説1巻の話は終わりにします。それ以降にギャグ回をつくろうと思います。
ノア描いてみた↓
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