インフィニット・ストラトス~銀色勇者持って転生~ 作:KPGver2
「クラス代表を決めんの忘れてたから今から決めっぞ。という訳で小金井、お前やれ」
益荒男先生がそう告げる
待とうか…
「なぜいきなり決定何ですか?」
決めると言っておきながら俺に決定
意味がわからない
「そりゃお前、IS動かせる男子なんて客寄せパンダだし、それにお前、専用機持ってるじゃん」
……………………………………What?
「今なんと?」
「だからお前、専用機持ってるじゃんって言ったんだよ」
『えぇぇぇぇぇぇ!?』
全員が叫ぶ、無論虚さんも
専用機?え?何で?
入学前に専用機を持っているなら機体名、性能等を書き加えるもしくは性能のデータを提出しなければならない
入学の時の書類書いてあった
けど俺は書かなかった
シルバリオンが銀騎士だとばれると面倒だと思ったからだ
なのに何故?
「お前、書類に書かなかったろ?お前の家族が書きに来てくれたんだぞ?感謝しろよ」
余計におかしい
俺は家族には専用機を持っていることを言っていない
だから知るわけがない
「にしてもあんなできた幼女がよく居るもんだな。驚いたぜ」
…………………なるほど幼女か
その一言で理解した
俺の家族に妹は居るが幼女ではない
なんせ妹は一夏と同年代だ
で、俺が専用機を持っているのを知っていて幼女とくればあの自称神様の幼女だろう
良いのかよ神様が介入したりして
そんなに俺の周りを騒がしくしたいのか?
「だからお前がクラス代表で決定な、異論ある奴居るか?」
「いいよね別に」
「専用機持ってるなら尚更ねぇ」
「うんうん」
『異論ありませーん』
と虚さん以外のクラスメイトが言う
…面倒なことにならなければいいんだけどな
「はぁ…」
寮への帰り道
俺は溜め息をついていた
「23回目ですよ、それ」
と虚さんが言うが…
「………もしかして俺の溜め息数えてる?」
なんせ23回目と言ったんだ数えているのだろう
ちなみに二人共特にやる事が無いので寮へ直帰だ
………虚さんと一緒にな
「そ…その…ルームメイトですし、何より落ち込んでいたようなので」
「ごめん、でもクラス代表…かぁ…」
「が…頑張ってください。お手伝い出来る事が有ればいつでも言ってください。できる限り力になります」
と励ましてくれた
「できる限り?」
「はい」
…………………なら
「虚さん、手伝って欲しいことがある」
「はい、何でしょう?」
正直言って頼むのは気が引ける
けど頼めそうな人が他にいない
「ISの授業…教えて欲しい………全然わからないんだ」
いかんせん"ぱっしぶいなぁしゃるきゃんせらぁ"とかその他諸々理解出来ない
騙し騙しで授業を聞いては居るがちょっとな…
「いいですよ。今日から少しずつ始めましょうか」
「助かるよ…」
「ふぃ~疲れた~」
夕食を終え虚さんと勉強をしたが流石にまだ覚えきれそうにない
「お疲れ様です、どうぞ」
と言って紅茶が出された
「これ布仏さんが?」
「ええ、紅茶はお嫌いですか?」
「いやいや、ありがたく頂戴します」
カップを取りまず一口
「おぉ…」
なるほどこれは更識 楯無が『虚ちゃんの紅茶は世界一よ』と褒めるはずだ。確かに美味い
「どうですか?」
「美味しいよ、ありがとう」
「いえ、お気に召したようで何よりです」
と言って座る虚さん
…………………おや?
何か視線が…というよりも十字架を見てる?
「どうかした?」
「あ、その…小金井くんは専用機持ちなんですよね?」
「ああ」
「整備とかは?」
…………………やってねぇな…
「やっていないようですね…」
苦笑いで言ってくれる、呆れ顔じゃないあたり優しさだろうか?
「すいません」
思わず謝罪
「いえ…よければ私が整備を手伝いましょうか?」
「へ?」
整備…と言うとISのだよな…
手伝う…………………
「…………………」
「あ、無理にと言うわけでは無いので。一応整備科を目指しているのでそれなりの整備なら現状でも可能です」
「いや…無理っていうわけじゃないんだけど…………………」
…………………どうしよう
シルバリオンを見せたら…って
よく考えたらもう見せることは決定してるんだっけか
なら問題ないか?
「お願いするよ。悪い、何か何から何まで頼りっきりで」
「いえ、大丈夫ですよ。それでは明日整備しましょうか」
「了解」
…………………大丈夫だよな?