インフィニット・ストラトス~銀色勇者持って転生~ 作:KPGver2
グリュンハルト改めフィーネ(そう呼ぶように言われた)が許嫁と言ってからしばらく
「で…それ以外に何か用があるんじゃないのか?」
気になっていた本題を聞くことにした
流石に挨拶だけで来るわけないだろう
何かある筈だ
「はい…銀士さんに会いに来たのはある条件を提示するためです」
「条件?」
なんだろう?もしかして自分が勝ったらシルバリオンをよこせとか?
…………………言いそうにないよな…
「このクラス対抗戦…恐らく私と銀士さんが決勝で当たる事になると思います」
「そりゃなぁ」
それは確実だろうな
俺たちの学年で実力が高そうなのって俺、ダリル・ケイシー、フィーネの三人位だろう
…………………というか俺に至っては専用機持ちだし…
専用機持ちは専用機で参加OKで持ってない奴は訓練機ってすっげぇハンデじゃないか?
「そこで、私が勝ったら…」
…え?マジで?マジでシルバリオン寄越せってやつ?
「銀士さんがグリュンハルト家に婿入りしてください」
「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………はぁ?」
いかん…予想外過ぎてぼーっとしちまった
「ですから、決勝戦私が勝てば、銀士さんがグリュンハルト家に婿入りを。銀士さんが勝てば、私が小金井家に嫁入りを。それが条件です」
…至極どうでもよかった……
ぶっちゃけどっちでもいい…
でもフィーネは譲れないものがあるんだろう…
まぁいいや
「OKOK、その条件でいいよ」
…………………って待て
よく考えたらいつの間にか俺、フィーネと結婚する事になってるじゃないか
嫌じゃないよ?むしろこんな美人と結婚できるとかラッキー♪って感じか
…………………前世独り身でしたから…
そんな俺でもさ?もしかしたら奇跡が起きて恋人とか出来るかもしれないじゃん?
どちらかというとそっちと結婚したいわけよ、俺としては
ええい!理想見過ぎとか言うんじゃねぇ!!
「じゃ、じゃあこっちからも条件を出させて欲しい」
「どうぞ?」
と言うフィーネ…めっさ笑顔ですやん、言い辛いっ!!
「もしお互い好きな人が出来たら許嫁の関係は解消って事で」
「…………………」
悩みだした…何故に?
「…それは私との許嫁という関係が嫌だからですか?」
……………なるほど
どんな事でも嫌って言われるのは嫌だよな
「そういうわけじゃなくて、お互いに心の底から好きな人が出来るかもしれないだろ?」
「はい」
真剣な表情で頷くフィーネ
…なんか悪いことしてるみたいで罪悪感が………
「そしたら、俺との関係って迷惑にしかならないじゃん?だから、その時は解消って事で。第一俺みたいな奴と結婚なんて嫌だろ?」
「そうではないですが?」
…………何言ってんのこの人みたいな顔しないで!?俺がおかしいみたいじゃないか!!
「ですがこちらが一方的に条件を出したわけですからその条件も飲みます」
渋々…ですか…
「要件はこれだけですので。では、決勝でまた」
と言って去っていった
にしても許嫁ねぇ…………………
そう考えながら戻るとニヤニヤした益荒男先生が近寄ってきた
「で?グリュンハルト家のお嬢様は何だって?」
「…………………グリュンハルト家って有名なんですか?」
ちょっと気になったので聞いてみたら物凄く驚いた顔された
何故に…?
「小金井、それマジで言ってんのか?」
「え?ええ」
え?何?何で虚さんまで驚いた顔してんの?
グリュンハルト家ってそんな有名なの?原作に出てきてないから知らないよ俺?
「…日用雑貨から家具に服や化粧品に加え全く別ジャンルのIS用兵器開発までやってる企業のトップの一家だぞ?」
…わぁお
帰ってきた返答がとんでもなかった
と言うより何で日用雑貨とかの会社がIS用兵器まで開発してんのさ…
「まぁ、グリュンハルトさんの父親が基本的に興味を持った事に手を出して成功してますからね」
その人がISにも興味を持ったと
「ちなみに彼女も専用機持ちですよ」
マジで!?
え?IS学園の3年生で専用機持ちって一人じゃなかったっけ!?
…俺のせいで変わってんのか…………………
思わずorzになりそうになる
原作始まる頃には全くの別物になってそうだ…
「ま、これでほぼ確実にグリュンハルトが決勝まで来るな。勝てよ小金井」
…おぅふ、主人公補正なんぞ持っていない上に素人な俺が頑張って勝てる相手なのだろうか?
……ま、頑張りますかね
めちゃくちゃな設定(笑)