ハイスクールD×D 『本物』を求めた赤龍帝   作:silver time

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今回、超駄文&短文注意!

ようやくここまで漕ぎつけたけどやっつけ感が半端じゃない……

たかが小説くらい……設定でゴリ押してやる!!(無理だ)


おかえりなさい

 

 

――懐かしい。それが最初に思った事だった

 

時間は既に4時をすぎる頃。駒王町のとある公園のベンチに腰掛け、目の前に広がる全く変わらない町並みを見渡していた

 

「やっと帰ってきた……」

 

思えば三年近く世界を旅し、色々な事を経験した。時には死にかけた事もあった

 

だがそれ以上に、旅をしてよかったと思う彼は初めて、自分の存在を肯定できたのだ

 

今までやってきた事はすべて自分の為でもあった。

 

文化祭の一件も、修学旅行の事も、今思い返せばそれは自分の為であったのかもしれない

 

他人を信じることが出来なくなった

 

それでも、自分を見てほしかったという願いがあったのかもしれない

 

「……」

 

彼はベンチから腰を上げ、キャリーケースに手をかけ再び歩き出した

 

一昔前の自分と今の自分を重ねながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩みを進めていくと懐かしい景色が視界を埋め尽くす

 

よく立ち寄った本屋

 

通っていた学校

 

家族と歩いた町並み

 

変わってしまった場所もあるが、彼の脳裏に焼き付いた景色とさほど変わらなかった

 

時折、周りの人々が彼へと注目している

 

もう既に三月の中旬になるというのにその出で立ちは裾が膝下まである真っ黒なオーバーコートを纏っているのだ

 

そしてその者達は気付いていないがその人物こそ、フランスで行方不明になり、つい先日発見されたと報道がなされた日本人その人である

 

彼、比企谷八幡はその真っ黒なオーバーコートを着込み、認識阻害の魔術が付与された度なしの伊達メガネをかけ、家路への帰路へとついていた

 

その途中で懐かしく思いついつい寄り道をしてしまったが

 

「にゃー」

 

「もう少し待ってろ」

 

オーバーコートの襟元から黒い猫の耳が生えてくるがそれを上から押さえ、服の中へと戻す

 

そして、ようやく懐かしの我が家の前へとたどり着いた

 

「帰ってきた……」

 

「にゃー」

 

『疲れたなーオイ……』

 

合鍵を鍵穴に差し込み、鍵を開け、取っ手へと手を伸ばし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ただいま。

 

 

 

 

 

 

 

 

そっと、帰りの知らせを告げた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――心機一転、勉学を怠らず一人一人がこの駒王学園の生徒として、頑張ってください」

 

校長先生による挨拶という名の軽い拷問が行われている現在

 

駒王学園在学の生徒達はとても辟易としていた

 

 

駒王学園

 

元は女子校であり現在は共学化。その名残か、割合は未だに女子が圧倒的に多い

 

始業式の日、校長の長い長い挨拶から始まり、現在は新しく務める教師の紹介が行われ、もうすぐで終わる頃だった

 

そして、教師紹介が終わり各教室へと移動する直前に

 

「では最後に、今年度から駒王学園新しくに務める職員を一人紹介します」

 

教頭から放たれた一言に疑問符を浮かべる生徒一同、一体誰が来るのだろうと

 

「えー、今年度より図書室の蔵書量が前年度よりも急激に増え、図書委員や教職員だけでは把握が難しくなり、えー、基本的には図書室司書として、必要であれば教職員のサポートや事務作業を担当します」

 

教頭の説明が終わると同時にステージの端から人が歩いてくる

 

その人物の格好は白いシャツの上に黒のベスト、黒いズボン、黒いネクタイ、そしてモノクルと呼ばれる片側だけの眼鏡をつけたバーテンダーとも執事ともとれるような格好に身を包んだ少年だった

 

「あれ……行方不明になってた……」

 

「何でここに?」

 

生徒達の大半は、ステージ上に居る少年について話し合ったりしていた

 

そして一部の者は……

 

 

「…アイツ………」

 

 

 

「嘘……」

 

 

 

「……ヒッキー?」

 

 

ステージ上に立っている少年を見て驚愕し、憤慨する者も居れば

 

 

「一体……何者なのかしら」

 

 

「警戒しておきますか?部長」

 

「そうね、警戒しておくに越したことは無いわ」

 

イレギュラーな事態に警戒する者も

 

 

 

 

「彼と一緒に学校へと通える……フフ」

 

「会長?」

 

「……いえ、何でも」

 

 

待ち侘びたように笑みを深める者もいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今年度から図書室司書として勤めることになりました、比企谷八幡です。どうぞよろしく」

 

 

 

 

 

新たな物語が今幕を開ける




駒王学園になんとか入らせられた……

しかしまだ第一章にすらたどり着けてぬえ

なんとかアヴァロン(がんばろう)



今日も茶番



silver「だから!ヒロインは小猫と会長じゃ異論は認めん!!」

友人B「何を言っとるか!リアスと朱乃だろ!巨乳はジャスティス!」

友人C「フッ、甘いな。そこはやはりアーシアたんとゼノヴィアにイリナの教会三人娘だろ常識的に考えて!」

友人D「待てい!!ロスヴァイセとレイヴェルも忘れるな!此処は譲れん!」

友人E「まあまあ、ここは雪ノ下と由比ヶ浜でひとt「「「「却下じゃアホンダラ!!」」」」酷いっ!?」

友人F「ならばいっその事、木場とギャスパーで一発逆転のチャn「「「「かなりマズい絵面になるわ!!!」」」」」

silver「こうなったら、友人に判断を仰ぐべきだろう」

さあ友人!

silver「小猫と蒼那、ロリ後輩と生徒会長のダブルコンボか」

友人B「リアスと朱乃、王道な巨乳お姉様か」

友人C「天然な教会三人娘か」

友人D「女教師ヴァルキリーと金髪ロールか」

友人E「奉仕部で関係復活か」

友人F「木場とギャスパーでホモホモしくか」

「「「「「「さあ、どれだ!?」」」」」」

友人「うるさい、さっさと掃除やれ」



終われ




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