少年はどうやら幻想郷に召喚されたようです   作:やっぱりちくわ

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主人公の能力についてはもう少しお待ちを(´・ω・`)


第2話 天狗の探究心

「じゃあ世話になったな」

 

「いいさ。ほかの妖怪に食べられることが無かったらまた来なよ」

 

「おう。じゃあ俺は行くわ」

 

「また会えることを願ってるよ」

 

こうして俺はにとりの元を離れて旅に出た。尤もこの幻想郷がどんな所か見て回るだけで旅と言えるかは怪しいのだが

 

「とりあえず山頂まで登るか」

 

山の麓まで降りるよりも頂上に登る方が早く、景色も一望出来るし神社もあることをにとりに聞いたことを思い出しつつスイルは山を登り出す。しばらく進んだところで声をかけられる

 

「あやや、こんな所に人間が何の御用で?」

 

「ん、いやちょっと山登りにな」

 

俺はすかさずにとりにもらったス〇ウターを使って相手の詳細を見た。危険な妖怪だったらどうしよ…

 

種族 天狗

人間友好度 普通

危険度 高

 

お前も危険度高か、と思い警戒しつつ話しかける。人間友好度を見るに普通に接すれば問題ないしな

 

「ところで俺になにか?」

 

「いえ、たまたまあなたを見かけたものでして。人間が1人でここにいるのは珍しいですからね。あ、申し遅れました。私は清く正しい射命丸 文というものです」

 

「あ、これはご丁寧に。俺の名前はスイル、外の世界から召喚されたものだ」

 

その瞬間柔らかな雰囲気を出していた射命丸文の雰囲気が変わった。何かまずい事を言ったのか?と思いつついつでも走れるようにしておく

 

「ちょっと失礼」

 

そう言って射命丸文はこちらに手を伸ばしてきた

 

「ーっ!」

 

その瞬間俺は全力疾走である。あのままでは確実に喰われる。そう判断したからだ

 

「あやや?待ってくださいよ?なぜ逃げるんですか?」

 

「なっ!?」

 

これでも足には自信がある。それなのに気づいたら目の前に射命丸文がいる

 

「人間が妖怪から逃げるのなんて不可能ですよ?身体能力に違いがありすぎますからね。それに私これでも幻想郷最速の名前を持ってますし」

 

「…もう好きにしてくれ。なるべく一思いに食ってくれるとありがたい」

 

「はい?私は別にあなたを取って食おうなんて思ってませんよ?」

 

「え?そうなのか?」

 

「はい。私は外来人のあなたに聞きたいことがあるだけですよ」

 

とりあえず命は助かった事に一安心しつつ聞きたいことがあると言われ、なにを聞かれるのかを考えつつ聞いた

 

「聞きたいこと?それはなんだ?」

 

「聞きたい、というか取材させて貰いたいのですが」

 

「取材?」

 

「あ、私新聞を作ってるんですよ。文々。新聞って言うんですがそれのネタにさせてもらおうかと」

 

「断ったら?」

 

「別に何もしませんよ。ただ、受けてくれればそれなりのお礼はしますが」

 

「お礼?どんなことしてくれるんだ?」

 

「私に出来ることであればなんでもいいですよ?なんなら私の体を自由に…」

 

「やめろ」

 

言わせねぇぞ?と心の中で思いつつ考える。取材を受けるだけでこの妖怪になにかしてもらえることができる。これはいいことなんじゃないか?そう思い俺は取材を受けることにした

 

「ありがとうございます、それじゃあ早速ですが…」

 

聞かれたのは外の世界の事とかじゃなく俺の事についてだった。生年月日とか趣味とか好きな食べ物とか、そんなこと聞いて何になるのかは分からなかったが聞かれたことには全て答えていった

 

「ふぅ…ありがとうございました。おかげで良い記事が書けそうです。さて、次は私ですね。なにかして欲しいことでもありますか?」

 

「そうだな…」

 




今回終わり方が微妙ですが次回のことを考えたらこの辺りで終わらせるのがちょうど良かったので勘弁してくだしあ(`•ω•´)
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