少年はどうやら幻想郷に召喚されたようです 作:やっぱりちくわ
そして今回ついにタイトルが全く面白味のないものに(・ω・`)
「着きましたよ、ここが我らの住む天狗の里です。そのまんまですね」
文がなんとも言えないかおをしているなかスイルはフラフラしている。
「あんな速度で飛ばれたせいで足がガクガクするんだが…」
「さて、じゃあ天魔様のところに行きましょうか」
「待って、俺歩けない」
「しょうがないですねぇ。じゃあちょっと失礼」
そう言って文はスイルを持ち上げる。だが、
「待て、この持ち方は致命的だ」
その光景は文がスイルの首と膝の裏に手を回して持ち上げているものであり、俗に言うお姫様抱っこである。
「ときめきませんか?」
「何を言ってるんだお前は…」
「うーむ…これは新聞のネタには使えませんね」
「なんちゅうものをネタにしようとしてるんだよ!?」
「大丈夫です。半分は嘘なので」
「半分は!?半分は本気だったのか!?」
こんな感じでスイルが頭を抱えているとそこに1人の人物が現れた
「全く、遅いと思ってきてみれば…何をやってるんですか文は」
「あややや、椛ではないですか?何のようで?」
「天魔様に迎えにいけと言われたものでしてね。それじゃあ時間も惜しいので早く行きますよ」
椛と呼ばれた少女はそのままスイルの首根っこを掴んで引っ張り始めた。
「え、ちょっ、歩くから引っ張らないで?」
「全く…椛はいつも固いですねぇ…」
そういいながら彩もニヤニヤしながら着いてくる。しかも写真を撮りながら。
その後しばらく引っ張られてスイルは一つの大きな屋敷のようなところに連れてこられた。
「ここです。さぁ、天魔様がお待ちですので早く行きますよ」
そう言って椛はスイルを話すとスタスタと屋敷の中に進んでいく
「ほら、早く立ってください?行きますよ?」
「あ、あぁ」
そう言ってスイルはようやく歩けるようになった足で2人の後を着いていく。そして一つの部屋に辿りついた。
「ここです。それじゃあはいりますが…くれぐれも粗相のないようにお願いします」
そう言って椛は部屋に入って行く。
「天魔様に人間が会うのなんて何年ぶりでしょうか?これはいい記事になりそうです」
涎を吹きながら文も部屋に入って行く。
「天狗たちの親玉か…どんなやつなんだろうな」
期待と不安を胸に抱きながらスイルも部屋に入る。その部屋は割と広く、いかにも偉そうな天狗たちが何人かいた。また、その天狗たちの真ん中に文と椛もいる。そしてその2人のさらに奥になにやらカーテンのようなものがあり、そのカーテン越しに誰かがいるのがわかる。
「初めまして、あなたがスイルですね?私は天魔。天狗たちを治めるものです」
カーテンの向こうの人物はそう言うと次はこう言った。
「あなたのことは文から聞いているので自己紹介は結構ですよ。本来妖怪にはむやみに自分の名前を教えるものでもないですからね」
「そ、そうなのか…」
「さて、話しは文から聞いていると思いますが、あなたの修行をわたしが直接行いたいのですが…よろしいですか?」
「それは構わないが…なんで天狗達から天魔様と呼ばれて慕われてるような妖怪が俺なんかに?」
「それは…あなたが強くなったら教えてあげましょう」
「…?そうか、それじゃあ早速なんだが修行を…」
「いえ、それは明日からにしましょう。今日は文の家にでも泊めてもらってください。場所の方は後で文に伝えますのでそこで会いましょう」
「え?文の家って…」
「別に構いませんよね?文?」
天魔にそう言われ、今まで黙っていた文が口をひらく
「え?あぁ、まぁいいでしょう」
そしてスイルはその日文に里の案内をしてもらい、次の日に備えて早く寝たのだった。ちなみに夜は文の手料理を食べさせてもらったとか。
次回はやっと主人公のチート能力が出ます。ここまでがプロローグとでも思ってくれると(・_・)