魔法少女リリカルぐだぐだオーダーズAs!   作:鮪薙

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ぐだぐだと二週続けて更新


ぐだぐだ第二話じゃ!

翌朝、一応で設定してある目覚ましより先に目が覚める、まぁ何時も通りじゃな。

 

「ノーブー…ノーブー…」

 

「お主は機械の癖して寝るんじゃな、まぁ可愛いが、ほら起きんか」

 

気持ちよさそうに寝息?を立てているノッブの頬を突付く、しかし機械で寝るとなると、やはり只の自立型ではなさそうじゃの。もしやこれは儂の想像を遥かに超えた存在かもしれぬ、いやぁワクワクするのう。

 

「フフ」

 

「ノブ?」

 

「む?いや、何も無い、では着替えてから朝の鍛錬に行こうか」

 

ノブ!と敬礼するノッブを見てから寝間着の着流しを脱ぎ朝の鍛錬用の服装に着換える、終えたら部屋から出てそのまま道場へと足を運ぶ。

 

まぁやることと言っても素振りをしたり偶に使用人相手に打ち合いをしたりで、今日は残念ながら暇な使用人が居ないので素振りと

 

「ノッブー!」

 

(コヤツが他にできることを今のうちに把握しとかんとな)

 

正直な話、コイツにはまだ何かしらの機能が眠っていると儂は睨んでおる、本来ならマシュマロ…ああ、誰じゃとそろそろ言われそうじゃな、軽くじゃが紹介しよう。

 

『マシュ・キリエライト』世界的にはそこそこ有名な機械工学の『キリエライト家』の長女で無論マシュもその意志と知識を持っておる、なので今回のような自立型人形などなら彼女に見せたほうが何かしらの答えが貰えるじゃろう。

 

では話を戻す、つまりはマシュに見てもらってからのほうが危険ではないのじゃが、まぁ好奇心と言うものは抑えられまいから今ここで見てしまおうって話なわけじゃ。

 

「それで、ノッブよ、空を飛んだり自立したり以外に何かできることはないか?」

 

「ノブノブ?ノッブー!ノーブーノブノブ!!」

 

「ぬお!?ちょ、儂に向けるな!」

 

聞くと突如、ノッブの両手の部分が光を発したと思ったらそこには儂には馴染みの深いものが現れしかもそれをこっちに向けるから慌ててそう告げるとノッブはそれを影も形もなく消した。

 

儂には馴染みの物、その名も…

 

「(火縄銃じゃと…?一瞬だけしか見なかったが間違いなく本物じゃぞあれ)ノッブよ、もう一度出せるか?」

 

「ノブ」

 

ポンなんて軽い効果音がなりそうな感じにまた火縄銃が出され手渡される。ズシリと来る重み、簡単にじゃが見てみた結果から言えば本物、しかし弾丸と火薬は装填されているものの肝心の火種と火皿部分が無くこのままでは撃てない。

 

「…?」

 

「ノッブ!」

 

「なんじゃと、そのまま引き金を引けばいい?…ここでは撃てん射撃所に移るぞ」

 

自分で言ってなんじゃが儂の屋敷も大概じゃよな、完全防音の射撃所が当たり前のように存在してるって…あまりに今更な事を思い苦笑いしながら射撃所の扉を開け中に入る。

 

「お嬢!?」

 

「ああ、気にするな一発撃ったら学校行く準備する、車の準備を頼む、今日はマシュも迎えるからそのつもりで頼む」

 

「はっ!大丈夫だとは思いますが怪我にはお気をつけて下さい」

 

「うむ」

 

射撃所には一人の黒服、まぁ使用人じゃが、掃除をしていたが儂を見るや姿勢をビシっと正す。儂としてはこれが普通なのじゃが総美からはここはまるでヤの付く人達の集まりですねと言われたことがあったな、失礼な、少々そう見えるだけで普通の屋敷の使用人じゃよ、その使用人に簡単に要件を伝えると綺麗なお辞儀をしたあと部屋から出て行く。

 

それを見送ってから…む?そういえばノッブは何処に行ったのじゃ?

 

「おい、ノッブ!」

 

「ノブノブ!」

 

「うおっ!?お、お主、光学迷彩も使えるのか…」

 

足元から声が聞こえたと思ったらSF映画みたいな光学迷彩の剥がれ方がしてそこにノッブが敬礼しているのを見て思わずまた苦笑、こいつもう何でもありじゃな…さてうかうかもしてられん、学校に行く準備も考えるともうそんなに時間もないしな、さっさと試し撃ちしてしまおう。

 

一応イヤーマフとゴーグルをしてから端末を操作してターゲットを出す、ソレに向かって火縄銃を構え照準を合わせ引き金を…引く。火縄銃の射撃に本来必要な手順を全てしてないのにも関わらず射撃音がしターゲットの頭部の中心には弾痕が、つまり発射されたというわけじゃ。

 

それと同時に手にあった火縄銃はフワッと消えてしまった、どういうことじゃ…

 

「ノブノブ、ノーブー」

 

「今の火縄銃は…魔法で出した…?魔法じゃと?」

 

SFかと思ったらファンタジーになりよった…その場で暫く頭を抱え悩もうかとも思ったが時間が惜しかったのでノッブに声をかけ部屋に戻り学校に行く準備を済ましていると、部屋の前から聞き慣れた親友の声がした。

 

「雪信、そろそろ行きますよ!」

 

「うむ、もう終わっとるわい直ぐに行く!」

 

制服にも着替え鞄も持ち部屋の扉を開けると同じく制服姿の総美の姿、あれじゃないつ見てもだが

 

「似合わんな」

 

「貴女には言われたくありませんよ、と言うか何回目ですかこの会話は」

 

「ノブノブ」

 

「貴女も…勿論来るんですよね、じゃないとマシュには見せられませんし」

 

ふふ、こやつはきっと周りに見られて混乱を招くことを恐れておるのじゃろう、じゃが安心せい!と胸を張り総美に言ってからノッブにまた光学迷彩を施すよう言うと

 

「ノッブノブ」

 

「消えっ!?はぁ、なんだか驚くのも疲れてきましたよ私」

 

ノッブの自慢気な声だけが足元から聞こえると更に総美はため息を付く、こやつその内にストレスとかで胃がやられるぞ絶対。

 

学校へは我が家の車で向かう、いつもは儂と総美だけだが偶にマシュも迎えに行くこともある。今日はその日じゃ、ノッブをステルスで隠したあと門前に待機していた少々古い感じのする黒い車に乗り込み使用人に向かうよう告げる。

 

「あれですね、使用人の方も良い人なのは分かってるんですがこの車にその姿はどうにかならなかったんですか…」

 

「今更じゃろ、そもそもこれは儂じゃなくて父上が決めたことじゃからな」

 

新しいの好きの父上が変えないってことはかなり気に入ってるってことじゃから今後も変わらんだろうな、因みにじゃが移動中は流石にノッブには静かにしてもらって頭に乗ってもらっている、喋ると混乱を引き起こしかねんからな、まぁ儂の使用人や侍女なら問題ないとは思うがの。

 

そうこうしている内にキリエライト家が見えてきた、と言ってもマシュの家は普通の一軒家、中には入ったこと無いが絶対地下室とかがあると儂は睨んでおる。

 

「…ところでマシュには事前に連絡しましたか?」

 

「何を言っておる、両親には伝えたが本人には言ってないから拉致るに決まってるじゃろ、ほれ出てくるぞ」

 

ガチャっと玄関が開き制服姿の淡い色の短髪メガネでその歳にしては発育の良い身体の少女『マシュ・キリエライト』が出てきた、では…

 

「確保じゃ!!」

 

「私ですか!?ああ、もう、ごめんなさい!」

 

「へっ!?」

 

車のドアを開けると同時に驚く速さでマシュを拉致り車に引き込む、引きこまれた本人は何をされたのか理解できなかったようだが直ぐに

 

「なんで私は誘拐まがいな迎え方されたんですか…」

 

「雪信に聴いて下さい、私も勝手に片棒をかつがされただけなんです…あ、おはようございますマシュ」

 

「おはようマシュ、突然じゃが見てもらいたい物があるゆえに拉致った、安心せい学校には向かっておるからな」

 

「はぁ、貴女の唐突な行動には慣れてるのでまぁ良いですが、それで何を見せたいんですか?」

 

これじゃ、とノッブに声をかけてステルスを解いてもらう、それを見たマシュは驚愕の顔をしてそれから口に手を当ててブツブツ何かを呟き始めた、ふむなにか知っておるかもしれぬな?

 

次に少し見ていいですかと神妙な顔付きで聞いてきたので了承、マシュはノッブを受け取りマジマジと確認していく、少ししてからノッブを返してきた。

 

「して、何か分かったか?それとも知っておるか?」

 

「…いえ、すみません、これだけじゃ何も、あっバラしたら」

 

「ダメに決まっておるじゃろ」

 

「ではお手上げです」

 

両手を上げてそう言うマシュ、だがさっきまでの顔は確実に何かを知っている表情、まぁ言わないで隠すということは儂らに知られてはマズイことなんじゃろうな…だったら聞かんよ、必要なら儂らが勝手に巻き込まれるからな。

 

「そうか、マシュでもわからぬとは益々不思議なやつじゃよ」

 

(良いんですか?絶対知ってますよ)

 

(別に良い、必要なら向こうから言うじゃろうからな)

 

「ノブノブ?」

 

「うわ、しゃべりましたよこれ」

 

光学迷彩を起動させる呪文みたいなのを唱えたノッブにマシュが驚く、それを見た総美はまぁ良いですがと下がり我々を乗せた車は儂らの通ってる学校『私立聖祥大学付属小学校』に到着した。

 

因みにじゃが儂らは全員小学三年生じゃぞ?




すまない…マシュちゃんの出番めっちゃ少なくてすまない…

(三万用意しましたがジャンヌオルタちゃんは来てくれませんでした)
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