IS~八咫烏の導き~   作:誤字脱字

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会話文の接合、備考など


原作前:雑賀秋奈の日常
一羽


――暗い?

 

いや、静かだ――

 

聴こえるのは―――

 

トクントクンと音を刻む……だけ―――

 

周りを覆う……が僕を暖かく包んでいる―――

 

 

 

 

しかし、何かに押し出させる感覚と共に息苦しさを感じた―――

 

僕の中にある………が吐き出され……が中に入ってきた―――

 

堪らず僕は声を上げた―――

 

 

「ッ!オギャアァァァァ!」

「おめでとうございます雑賀さん!元気な男の子ですよ」

「…………よく頑張ったな百枝、俺達の子だ」

「えぇ、私達の子供…………よろしくね秋奈」

 

 

………あぁ、僕は産まれたのか―――

 

暖かい母親の腕の中、僕の人生が始まったのであった―――

 

 

 

 

 

インフィニット・ストラトス~八咫烏の導き~

 

第一羽 暖かい日溜まり

 

 

 

空に浮かぶ白い雲を眺めながら僕は一息ついた………

 

あぁ、年月は光のごとく過ぎ去っていく……

 

この世に生を得てから早5年……

 

え?飛び過ぎだって?

 

…………覚えていなんだよ、あんな羞恥プレイなんて

 

…………

 

…………まぁいい

 

僕は、雑賀秋奈と言う女の子みたいな名前を授かってはや5年、つまり5歳になったのだが……

 

僕はある種の悩みをもっている、それは…………

 

「なので、今後の対策として我社は――……秋奈君、聞いてるかな?」

「大丈夫です、続けてください」

「……では、今後の対策として我社は海外進出に―――」

 

はぁ~、何処に子供を会社の会議に参加させる親がいるんだよ!!

 

絶賛会議中だよ!この野郎!!

 

ったく!何故こうなったんだ?

 

確かに僕は生まれつき精神が何故か!同世代より大人だった……

 

PCを弄れるようになり、俗に言う前世の記憶があるのか?と思ったがそれらしき知識、記憶はない。…………純粋に物覚えが良い子供なだけ

 

ある日、居間に置いてあった新聞を興味本心で読んでいたら父様が「秋奈、それに何が書いてあるか分かるのか?」と聞いてくるもんだから一面事に説明していったら「よし!明日から一緒に会社に行こう!」ということに…………

 

僕も若かったものだ…………

 

父様と母様と一緒に出掛けられると思い、意気揚々に発言しまくって気付いたら最年少副社長に…………

普通なら社員や幹部からの不満の声があがるものだが…………

 

「―――以上になります。………いかがでしょうか雑賀社長?」

「……面白そうだな、よし!来月から俺と百枝で生産ラインを確保してくる。そのプロジェクトはお前の好きなように進めてくれ!頼むぞ高梨!」

「はい!ありがとうございます!全力であたります!」

 

………僕の父様は社員全員が信頼を寄せる我社sss(雑賀総合商事)のトップなのだ

更に幹部達もクレイジーで「我が社は男・女、そして子供の三視点から世の中を見れる企業だ!発展間違いなしだ!がははははは!」って感じで僕のことを認めていやがる!

 

「……ハァ~」

「ん?どうした秋奈、なにか他の策でもあるのか?」

「いえ、なんでもありません。ただ攻めるならA社よりB社を攻めた方がメリットが大きそうです」

「……なるほどな、確かに効率性を考えると割高になるがB社の方が安定する。よし!それで行こう」

 

いまの僕には貴方逹をとめる策なんてありませんよ

 

「よし!以上で会議終了!みんなよろしく頼むな!」

「「「「はい!」」」」

「…………はい」

 

はぁ~……本当にどうなるんだろうか、僕の人生

 

 

 

Side 奈祈

 

おう!俺は雑賀奈祈!

秋奈の親父だ!

そこで溜め息を吐いている我が自慢の息子が少し気掛かりだか!

 

本当に気掛かりだか!!

 

本当に気掛か―――

 

………………

 

30分後

 

・・・・・・・

 

 

少し暴走してしまったな!

わりぃ!

んで我が息子の天才(きさい)ぷりを紹介するぜ!

俺が、家に帰ると秋奈が新聞と言う名の敵対企業の資料を読んでいたんだ!

 

なぜ新聞形式なのかって?

百枝の趣味だ!

 

んな訳で秋奈に何書いてるかわかるか?って聞いてみたら―――

 

『このかいしゃは、ぎょうせきからみるにこくないしぇあよりかいがいしぇあのほうがつよいのでことしははでにうごくとおもう。なぜなら―――』

 

本当にビックリだぜ?

しかも俺と考えている事が同じときたもんだ!

次の日からsssに連れていったね!

 

おかげで業績右肩上がり!

本当に俺の子は天才だ!

将来が楽しみになる!

 

out 奈祈

 

 

 

 

青空〜♪青空〜♪

 

白い雲〜♪白い雲〜♪

 

小鳥達〜♪小鳥達〜♪

 

糞をした〜♪糞をした〜

 

 

…………………

 

 

 

は〜い♪不幸な秋奈君だよ!ハロー!……終わり。

 

…………

 

 

……いや、何が不幸かって?

 

 

それはな……

 

「………気持ち悪い」

「まだ治らないのか?秋奈。」

「困ったものですね〜。」

 

絶賛船酔い中だよ!この野郎!

 

「おいおい頼むぞ秋奈?今日の会談のメインは、お前なんだぞ?」

「わかってます、父様。」

 

そう今は、海外リゾート地開発の為、相手企業が待つ場所までクルージング中です♪

 

うん。

ここから読んだ人は、わからないと思うが、6歳にして(誕生日を迎えました〜)仕事をし、世界をかけ回っている僕がメインのIS小説だ!

 

………なんか電波を感じたぞ?

つーかISって何?

世界にそんな物はありません!

 

 

……………。

 

 

現実逃避は、このぐらいにしとくか……。

 

「…母様、今日の会談する企業の資料はありますか?」

「えぇ、これよ。」

 

そういって渡される広辞苑並に厚い資料

 

母様?

 

調べたのは今朝からですよね?なぜにこんな厚さになるのですか?

 

「禁則事項です♪」

 

さいですか………。

 

以前にも同じ様に心を読まれたので特に気にする事なく資料を読みはじめるが……

 

流石母様、尊敬を通り過ぎて怖いんですけど……

あっちの企業の経営状況はもちろん、社長や取締役の趣味まで書いてあるわ〜

 

「……どう秋奈?大丈夫そう?」

「えぇ、まぁ……」

「今回は、コチラに興味を持って貰えばOKと言うものだ、これがな」

 

興味を引かせる為の僕か……

確かに6歳児が会談に参加すれば、印象付けるだろうな。

 

でも……

 

「無理をするつもりはありませんが……別にまとめてしまっても大丈夫ですよね?」

「「!!!」」

 

これだけの資料と何故か頭の回転が速い我が頭脳があればいける!

………な〜んて締めてみたけど似合わないな〜

 

「ははは!おう!やっちまいな!」

「あらあら、本当に奈祈さんそっくりですね♪」

「そうだな!俺そっくりだ!」

 

両親が愉快に笑い会っている

 

……ぶっちゃけると僕は、この侯景を見たいが為に仕事をしているのだろう

普通は小学校に通う所をこうして両親について行っている訳だし

 

……まぁ、仕事が楽しいと言うのもあるけど

 

とりあえず僕は、笑顔≪コレ≫を作る為にがんばりますか!

 

両親が笑い会っているのを見ながら僕もいつの間にか笑顔を作っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

Side 百枝

 

はぁ〜い♪

 

今日の会談の立役者 秋奈の母。

 

秋山 百枝!改めて雑賀 百枝です〜♪

 

 

本当は今、奈祈さんの背中で寝ている秋奈を写真に撮りたいけど……

 

秋奈の事を教えるわ♪

 

本当は今、奈祈さんの背中で寝てる秋奈が――

 

本当は今、奈祈さんの背中で―――

 

………………

 

30分後

 

・・・・・・

 

ごめんなさい。少しはっちゃけてしまったわ♪

 

 

秋奈の名前ですけど……

 

女の子みたいでしょ?

 

生まれてくるのが女の子だって思っていたから付けた名前じゃないわよ?

 

 

私が働いているsssのSymbolは八咫烏。

 

実を言うと秋奈が出来たとわかった夜に夢に出て来たのよね〜♪

 

ビックリしたわ♪

 

鸛じゃないんですもの!

 

それで八咫烏さん曰く…

 

『貴方達の子は世界を変える子になります。しかし、貴方達家族は、長くはない。……なので貴方達の名をあの子に刻んで。そうすればあの子は助かるから!お願いします』

 

 

って言うのよ?

 

私はそれを聴いた時、八咫烏さんに感謝したわ♪

 

秋奈が助かるのですから…

 

例えば私達が死んでも秋奈が生きれる方法がわかったのだから♪

 

それで私は奈祈さんにその事を話したわ。

 

最初は半信半疑だったけど、私の真剣が伝わったのか信じてくれて、その日は会社を休みにして一緒に名前を考えたわ。

 

 

そして、名前は『秋奈』になったわ。

 

え?女の子の名前だって?

 

男の子の名前も考えたのよ?

 

でも八咫烏さんが

 

『男性の名前は、死を偽れない。女性の名前で!』

 

って夢の中で言うのよ?

 

 

だから秋奈……

 

そう私達の大切な秋奈。

 

 

 

あの子の成長が見れないのが悔しいけど、私達が生きているかぎり精一杯の愛をあたえるわ。

 

 

そうきめたの……。

 

 

だから秋奈。

 

 

強く育ってね。

 

 

 

そして、私は秋奈を優しく撫でたのだ。

 

 

 

out 百枝

 

 

 




子(主人公)
雑賀 秋奈

父親
雑賀 奈祈

母親
雑賀 百枝
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