トンネルを抜けるとそこは雪国(ルウィー)でした…   作:真明

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友達との出会い

side隆

あれから3年の月日が経ったその間いろんな事が起こった、一つ目に冴島さんが極道で元々刑務所にいた囚人でここにいたのは仮釈放で戻る際に首を狙う奴らに襲撃を受け山の中を遭難してたらしい。そこの刑務官の高坂さんが来てその場で仮釈放から正式に釈放するって言う報告があってその日はパーティになった事、二つ目に俺が冴島さんに弟子入りした事だな俺が弟子にしてくれって言った時凄い驚いてたなぁ、最初は断られたけど必死でお願いしたら許してくれたんだよな。その時に奥寺さんに銃の扱いも習ったんだよな、2人に修行を付けてもらってた時はほんとにしんどかったよ。冴島さんは基礎体力を付けるためにとか言って雪山を半袖でマラソンさせたり(冴島さんも一緒に)奥寺さんは実践で慣れろで銃片手に山に出されたし(奥寺さん同行)…ほんとにやばかった…そんな事があったおかげでそれなりに強くはなれたし、サバイバルの知識も覚えれた。ほんとに感謝し切れないな。え?そんな事より今何をしてるのか?それは…

冴島「隆もうすぐ東京に着くから準備しや」

隆「分かりました」

冴島さんと一緒に東京に帰ってます。何故冴島さんと一緒なのかと言うと俺自身肉親がいなくて(祖父母なんて居なかったいいね?)路頭に迷ってたら冴島さんが家に来るか?と言ってくれたのでそれに了承し同行している。今覚えば家って冴島組の事かな?もしそうなら俺やってけるのかな、少し不安だ。

 

空港にて

?「親父お帰りなさい!」

冴島「おう、峰か迎えご苦労さん」

?→峰「親父そちらの子供は?」

冴島「俺が拾った子や今日から冴島組で面倒みるからな」

隆(やっぱりかァ!やっぱり家って組みの事かァ!?)

峰「そうなんっすか!?いやぁ、まさかうちの組みでこんな子を面倒みる日が来るとは!俺感激です!」

冴島「お前ガキ好きやっけ?」

峰「そりゃァ勿論ですとも!俺実はヤクザやる前は教師目指してたんすよ?そりゃァ好きですよ!」

冴島「そうか、ほれ隆挨拶せな」

隆「あ、ハイ、今日からお世話になる八神隆って言いますヨロシクお願いしましゅ!…///」

峰「おう、俺は峰泰策(みね たいさく)って言うもんやよろしゅう」

隆「は、ハイ」

冴島「隆、こいつこんなんやけど若頭やからな?」

隆「そうなんですか!?」

峰「いやぁ、」

冴島「煽てるとこうなるけど実力はホンモンやからな?」

隆「は、ハイ…」

冴島「ほないこか」

そうして俺達は冴島組へと向かった。

 

神室町

冴島「隆、ここが神室町や」

隆「ここが…」

俺達は冴島組へと向かう為に神室町に訪れた、組はこの町にあるらしい

隆「それで冴島さんこれから真っ直ぐ組へ向かうんですか?」

冴島「いや、少し寄りたい所あるからそこ行くは」

隆「行きたい所?」

冴島「ええから付いてき」

冴島さんの行きたい所?一体どこなんだろ?

 

バッティングセンター前

冴島「ここや」

隆「ここってバッティングセンター、ですよね?」

峰「あぁ、親父あの人に会いに来たんですね?」

隆「あの人?」

冴島「ほないこか」

そう言って冴島さんはバッティングセンターの中へと入っていった勿論俺達もその後を追ったのだが

 

バッティングセンター内部

やはりと言うべきかバッティングセンター内部には変なところはない、色んな人が楽しそうにボールや『人』を打っている…人?

隆「あ、あああの冴島さん!?あ、あそこに人の事バットで殴ってる人がいるんですけどぉ!?」

冴島「ハァ、あいつ何やっとんねん…」

隆「え?知り合いですか!?」

俺の返答も聞かずに冴島さんはバットで人を殴っている豹柄の上着を来てる人の元へと向かう、てかあの人ものすっごくイイ笑顔してません!?人殴るのそんなに楽しいの!?

峰「そう言えば隆君は知らないんだねあの人の事」

隆「えっと、ハイ知りません。あの怖い人は誰なんですか?後君付けなしでお願いします、むずがゆいんで」

峰「そないか、あの人は『真島吾朗』親父の兄弟分や」

隆「兄弟…ですか?」

峰「そう、あの2人はもうかなり前からの兄弟分で東城会の古参株でもあるんだよ」

隆「東城会?」

峰「ウチら冴島組が所属してる極道組織の名前ですわ関東最大規模を誇る大組織ですわ。」

そんな凄いところに俺これからお世話なんの!?大丈夫かいなコレ…

隆「俺これからそんな凄いところにお世話なんのかよ…」

峰「ハハハ、大丈夫さうちに居るんだし、簡単には手を出せないよ」

隆「ソ、そっすか」

めっちゃ不安だ…!

隆「ところで冴島さんは?」

峰「親父ならほらアソコ」

指さされた方へ目を向けると何故か殴り合ってる冴島さんと真島さんとがいた…って!?

隆「なんで喧嘩してるんですかァ!?」

峰「挨拶だよ、挨拶」

隆「挨拶ゥ!?」

あんな挨拶があってたまるか!?てか何であんな満面の笑みなん!?東城会の人って皆あんなんやったりすんの!?

峰「まぁ、あの2人は約束してたからね」

隆「約束?」

峰「そ、ムショから出たらやり合おうって」

隆「どんな約束だよそれ…」

そんな会話してると一人の男の人がこっちに歩いてきた

?「あれ?峰はんそっちの子供は?」

峰「西田はんこの子は今日から冴島組で世話することなった隆って子ですわ」

隆「どうも今日からお世話になる八神隆です」

?→西田「そうか、俺は西田って言うもんです。よろしく」

隆「ヨロシクお願いしますところでアレ止めなくていいんですか?」

西田「ハハハ無理無理、あれを止めれるのなんて桐生さんぐらいのもんだよ」

隆「桐生って言うのは?」

峰「伝説の極道の名前だよ極道社会において右に出る者はいないとまで言われる人だからね」

隆「そんな凄い人が居るんだ…」

西田「と言ってもその人は極道じゃもう無いんだけどね?」

隆「え?それって」

西田「彼はもう極道じゃなくて沖縄で養護施設を営んでいるんだよ」

隆「そうなんだ、会ってみたいなその桐生って言う人に」

?「何や、お前、桐生ちゃんに会いたいんか?」

隆「え?」

後ろを向くとそこにはさっきまで喧嘩をしていた冴島さんと真島さんとがいた

隆「え、あ、あの?」

真島「何や?兄弟が自慢げに言うとったからどないなもんかと思っとったら随分と小さいのぉ」

いや、俺子供ですよ?一体どんなの期待してたんすか…

冴島「兄弟お前何期待しとってん、まさかゴッツイの期待しとったんか?」

真島「当たり前や、強かったら喧嘩しとったのになぁ…」

隆(見た目が厳つくなくって良かった…!)

冴島「ハァ、隆はまだまだ発展途上や、そんな事よりほら隆挨拶せんか」

隆「あ、ハイ、八神隆です、今日から冴島組でお世話になります。」

真島「そないか、ワシは真島吾朗(まじま ごろう)言うねん。よろしゅう」

そういい真島さんが俺に握手を求めてきた

隆「あ、ハイこちらこそ」

俺はそう言いながら真島さんの手を取った

冴島「ほな、挨拶も済んだし組戻ろか」

峰「はい親父」

隆「そう言えば俺って組入ることなるんすか?」

冴島「アホかならんよ。代紋は付けてもらうけどあくまでも預かりや、お前を俺が養子にする言う形やけどお前が自分家帰りたかったら帰ればええいう形や」

隆「そうなんですか。家には…帰りたいですけど」

冴島「けど?」

隆「怖いです。まだアイツらが居るのかと考えるとあの家に帰るんがとても怖いです…」

あの家には俺と親父たちとの想い出があるけど、あそこには祖父母(アイツら)がいる。俺よりも金を優先した祖父母(生ゴミ)が…!

冴島「…ほな平気になるまでここ居ればえぇ、それで平気なったら家帰ったらえぇ」

隆「はい…」

その会話の後俺達はバッティングセンターを後にして冴島組へと向った

 

数日後

俺が真島さんと挨拶してから数日が経ち自分で言うのもあれだが俺はそれなりに強くなった。そこら辺のチンピラになら負けないくらいには強くなったし、最近では『スタイル』も確実なものにしてきた、俺の十八番は『荒神』って言う構え方だ因みにこの構えの命名は冴島さんだなんか俺が喧嘩してる様が荒々しいとかっていうレベルじゃないらしく荒々しさの神様的な意味で荒神って付けたらしい…正直そのまんまである。まぁ、それより一番の変化は周りだと思う、最初組に入ったときは周りからからかわれる事が多かったけど今では認めて貰えてる、何故か周りからの渾名が若様なのは俺が冴島さんの養子だからなのだろうか?俺も冴島さんも家族になったつもりはなくあくまで俺を組に入れる口実だったのは周りも知ってるはずなのに…まぁ、皆から認めて貰えたのはほんとに嬉しいことだよ。何故か神室町での俺の通り名が『冴島の懐刀』なのは何故だ?俺そんなにやばいことしたかな?

まぁ、そんなこんなで今日この頃今俺は神室町の外にいる、え?何故かって?理由は2つ、一つは神室町の外に行きたくなったからだ、ずっとあんな所にいたら頭おかしくなっちまえうよ…流石眠らない街だ…まぁ、要するに息抜きだ、それが一つんで二つ目は俺の家に帰るためだ。正直まだ帰りたくないのは山々だがケジメを付けたくなった、あの家は俺と親父たちの家だあんなのがいていい場所じゃない、もし居るようなら追い出してやる…!

 

歩くこと数分

 

…ん?何だろあいつあんな所で1人でボーッとしてちょっと声かけてみるか

隆「なぁ、あんたこんなところで何やってんだ?」

?「僕の事ですか?」

隆「えっと…お前だな」

一応ほかにいるか確認しといたけどお前しかいねぇじゃん

?「何でもありませんよ、ただここでボーッとしてただけですから」

隆「ふーん、なぁ、お前名前は?」

?「名前ですか?」

隆「あぁ、あ、俺は八神隆ってんだお前は?」

?「射命丸文人(しゃめいまる あやと)です」

隆「そうか、なら文人!」

?→文人「…ハイ?」

隆「今から暇なら俺に付き合え!」

文人「…何でですか?」

隆「いいじゃねぇか、それともなんかやばい事でもあるか?」

文人「いえ、特には…」

隆「なら決まりだ!ほら行こうぜ!」

そう言って俺は文人と一緒に適当にぶらつく事にした。これがこれから長い間一緒にいる相棒とのファーストコンタクトでもあった事はこの時の俺達は知らなかったのだが…

 

少年達散歩中…

文人「ところで八神くん、これから何処へ行くのですか?」

隆「八神なんて畏まらなくていいぜ?隆でいいぜ?俺も勝手に文人って呼ばせてもらうし」

文人「そうですか、なら隆これから何処へ行くのですか?」

隆「そうだなぁ、ホントは実家に帰るつもりだったんだけど、それは今度でいいから今は街に行こうぜ!ゲーセンとかさ」

文人「げーせん?」

隆「なんだ?お前ゲーセン行ったことねぇの?」

文人「えぇ、あまりそういった所には」

隆「ふぅん、ま、いいかこれから初挑戦って事で俺が奢ってやるからいろんなとこ回ろうぜ」

文人「奢るだなんていいですよ、自分で払えますから」

隆「いいからいいから、さ、行こうぜ?」

文人「あ、ちょっと!?待ってくださいよ!」

 

少年達散歩中…

男1「ほら、どうした?そんなもんかよ!」

男2「こいつ弱過ぎるだろ?」

男3「ほらほら、悔しかったらかかって来いよ」

?「う、くっそ…」

隆「何だあれ?イジメか?」

文人「そうみたいですね、ですが僕達には関係ない話ですし、行きましょう」

隆「…」

文人「…隆?」

隆「ちょっとアイツら殴ってくる…」

文人「ちょっと!?隆!?」

俺は文人の静止も聞かずに三人に向かって突撃した

 

隆「おい!やめろ!」

男1「あぁ?なんだお前?」

男2「今俺達良いとこなんだけど?」

隆「ハ!自分よりちっせぇガキイジメて何がいい所だ反吐がでる」

男3「ハァ!?何いってんお前?ヒーロー気取りか!?」

隆「ヒーローだとかそんなもん興味ねぇよ、ただ気に食わないから殴るただそれだけだ」

俺はそう言いながら荒神の構えをとった

男1「なんだお前?俺達とやろうっての?」

男2「痛い思いする前にどこか行っほうが良いんじゃない?」

隆「知るか、いいから黙ってかかってこい、相手になってやる」

男3「舐めやがって!ぶっ殺してやる!」

 

男1「オラ!」

男のうちの一人がそんな掛け声と共に右ストレートを打ってくるのを俺は体を左に逸らす事で避けそのままの勢いでそいつの顔面に拳を叩き込む。

男1「グハァ!?」

そんなもん声と共に男は地面に倒れそのまま動かなくなった…まず1人

男2「この野郎!?よくも!?」

男がガムシャラに出した拳を俺は左手で払いそのまま腹に蹴りを1発叩き込む。グぇっと言う妙な呻きと共に男はくの字に倒れた…2人目

男3「ヒ、ヒィ!?」

既に残りの1人に戦意は無かった。俺はその男にゆっくりと近づく

男3「お、俺達が悪かった!ただ魔が差したんだ!な?謝るから!?」

男のそんな悲痛な半ば悲鳴のように聞こえる悲願も他所に俺は1歩また1歩と男に近づく…等々俺と男の距離は俺が殴れる距離までになっていた

男3「あ、あぁ…」

既に男にまともな判断力は無かった…萎えるなコリャ

隆「失せろ、もう二度とコイツに関わるな次やったらあの男達諸共ただじゃ済まさねぇ」

男3「は、ハイィィ!?」

男はそう言いながら逃げ出した、どうやら他の男も一緒に逃げたらしい

隆「…たく、おい、大丈夫か?」

?「うぅ、あんたは?」

隆「八神隆だ、お前は?」

?「織斑いち「一夏大丈夫か!?」」

男の子が自己紹介をしようとした時に女性の声が聞こえた俺とその子は声の聞こえる方に顔を向けると

?「ち…ふゆねぇ?」

隆「なんだ?お前の姉さんか」

?「お前よくも一夏を!!」

…あっれぇ?勘違いされてる?

隆「ちょっと待て、俺はコイツを助けたんだよ、ほらそこにいる奴が承認だ」

俺はそう言いながら文人に目を向ける、文人は何故か目を見開いているが

?「…本当なのか?」

文人「えぇ、彼の言ってることは本当ですよ?何ならその子に聞いてみます?」

?「一応そうさせてもらう、お前もこい」

そう言ってその女性は文人と複数人の男女を連れてこっちに来た。

?「一夏大丈夫か?こんなに怪我して…」

?「千冬姉大丈夫だよ…この人が助けてくれたから」

?「そうか、済まなかった危うく早とちりするところだった」

もうしてたような?まぁ、いいか

隆「気にすんな、ところでおたくら名前は?」

?「私は織斑千冬、この子の姉だ」

?「俺は織斑一夏さっきはありがとう」

隆「OK、千冬に一夏な?んでそっちの子達は?」

?「俺は五反田弾(ごたんだ だん)一夏の友達だ!」

?「僕は御手洗数馬(みたらい かずま)同じく一夏の友達です」

?「私は篠ノ之箒(しののの ほうき)です、一夏の友達です」

…何故か最後の一人だけ赤面してたな…まぁ、いいか

隆「そうか、俺は八神隆んでこっちは」

文人「射命丸文人です、よろしく」

?→千冬「そうか、取り敢えずなにかお礼がしたいのだが…」

隆「いいよンなもん俺はただ気に食わないからアイツら殴っただけだし、俺らこれから用事あるからんじゃ」

一夏「あ、待ってくれ!」

2人「?」

一夏「その、ありがとう!助けてくれて!」

隆「…フ、今度はお前が誰か守れるだけの男になりなそれじゃぁ」

俺達はその会話の後ゲーセンへと向った

 

時は過ぎ夕方

文人「今日はありがとうございます。また何時か会えるといいですね」

隆「そうだなぁ、あ!お前携帯とか持ってる?無けりゃ電話番号」

文人「携帯なら持ってますけど?」

隆「ならメアド交換しとこうぜ?これなら何時でも遊べるし連絡できるだろ?」

文人「そうですね、ならしましょうか」

俺達はその後メアドを交換した後別れた

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