それではどうぞ!
隆が愛という名前になって数時間、愛達はプラネテューヌにあるショッピングモールへと足を運んでいた
愛「なぁ、ホントに買わねぇとダメなのか?女物の下着とか服とかさ?さらしで良くねぇか?自分で言うのもなんだがまな板通り越して絶壁だぞ?」
アイエフ「何言ってるの今は女の子なんだから買うべきよ、それにいつまで女の子のままなのかも分からないのよ?」
愛「確かにそうだが、なんだかなぁ」
鈴「まぁいいじゃないですかお兄様、これも経験ですよ」
愛「どんな経験だよ…」
愛が途方に暮れるなか女性陣は嬉嬉として服を選んでいた
一馬「まぁそう気を落とすな若しかしたら今日だけかもしれんし、アイツらもそこまで露骨に女物の服を選びはせんだろ」
愛「一馬、あれ見ろよどう見ても女物の服だぞ」
ネプテューヌ達が選んでいるのはいかにも女物ですと言わんばかりのフリルの付いたスカートだった
一馬「…」
愛「目ぇ逸らすな」
ネプ「ねぇねぇ愛ちゃん!これ着てみようよ!」
愛「断るもっとマシなの選んでくれ…いややっぱ自分で選ぶはろくな事にならん気がしてきた」
ネプ「そう言わずに一回だけ、ね?」
愛「ね?じゃねぇが」
鈴「お兄様、いえお姉様もう少し口調をどうにか出来ませんか?怖いですよ」
愛「これが素なんだどうしようもねぇよ、後言い直すな、それじゃ選んで来る」
ネプ「えぇーこれ着ようよ!」
愛「だから嫌だっての!」
そんな押し問答を繰り返しながら服を選びに行った愛とネプテューヌ
一馬「さて、あの二人が帰ってくるまで暇だし少し話でもするか?」
鈴「話?」
コンパ「なんのです?」
一馬「あぁ、内容は俺達の元いた世界のことだ、お嬢も最近の事は知らねぇだろ?」
鈴「お嬢と言うのは私の事で?私の事は鈴で結構ですよ?」
一馬「それは助かる正直言葉が出てこんかったからな、んでだ元の世界だがぶっちゃけつまらんな」
アイエフ「どういう事?まさか切りがいが無いからとか言わないでしょうね」
一馬「俺は辻斬りじゃねぇっての、まぁ理由としてはつい最近まで女尊男卑なんて言うつまらん風習があったからだな」
鈴「そんな物があったので?」
一馬「あぁ、篠ノ之束って言う天災が作り出したISってのがな女にしか使えんくてなそれでそんな風習ができちまったんだよ、ま、それもつい3年くらい前に途絶えたがな」
アイエフ「途絶えた理由は?」
一馬「理由は2つあって1つは男版ISを篠ノ之束が開発した事、2つ目は現実を突きつけられたからだな」
コンパ「現実です?」
一馬「そうだ、まぁぶっちゃけると世界最強なんて言われてた女がな『女同士で子が作れるか?女ばかりの世界ではいずれ限界が来るぞ?』って言ってな?それでいろんなメディアやらなんやらが確かにそうだって肯定しだしてそれに追い討ちをかけるように男版ISの登場だ、ISででかいツラしてた連中はお顔真っ青、んでそういう連中の勢力は徐々に消えて今はある意味平等になった感じだな、いやそうでもないか?まぁ俺からしたらつまらんのは変わらんがな」
アイエフ「貴方の話が正しければその女尊男卑はなくなったんでしょ?ならなんでよ?不自由はしてないはずでしょ?」
一馬「俺は元々世界中を旅してた身だそんなものには興味はないが変わったのは表向きだ、裏、つまり戦争地帯とかは今も昔も貧しい人や苦しんでる人でいっぱいだ、それを口ではどうこうすると言っておきながら結果として何もしない、だからつまらんのだ」
鈴「そうですかしかし私が居なくなってからそんな事になってたとは」
4人が愛たちの元いた世界の話をしていると
女「ちょっといい加減にしてよ!」
チンピラ1「いいじゃねぇか?ちょっと遊ぶだけじゃねぇか」
チンピラ2「そうそう、待ち合わせとかすっぽかしてた俺らと遊ぼうぜ?」
女「だからなんであんた達みたいなのと遊ばなきゃいけないのよ!いい加減にしないと警察呼ぶわよ!」
チンピラ3「おお、怖い怖いw」
少し離れたところでチンピラ3人が1人の女性を囲っていた遠目からでもわかるナンパである
一馬「何処にでもいるんだなあぁいうアホは」
アイエフ「えぇ、ほんとにねちょっと注意してくるは」
一馬「いや俺が行こう、お前が行くとお前まで巻き込まれる」
アイエフ「なら頼んでいい?私は警察呼んどくから」
一馬「頼む」
軽く会話をし、男達の元へ向かおうとした時、先に動いている女性がいた
愛「何してんだお前ら?」
チンピラ1「あぁ?」
そう愛であるどうやって一馬より早く到達したかはさて置き女性の前に愛が仁王立ちしていた
チンピラ2「なんだ嬢ちゃん、お前も俺らと遊んでほしいわけ?」
チンピラ3「そうなら一緒に遊ぼうか?」
笑いながら愛の肩を掴んだチンピラ3、しかし
愛「気安く触んな変態」
愛が軽くそれをいなし腕をひねりあげる
チンピラ3「痛ててて!?」
愛「女への対応の仕方もなってねぇし何よりその態度が気にいらねぇ」
そう言い男を突き放す愛
チンピラ2「て、てめぇ!こっちが下手に出てりゃいい気になりやがって!」
チンピラ1「いいぜ痛めつけてから存分に可愛がってやるよ!」
愛「ふん、やれるもんならやってみな」
愛は疾風の構えを取り臨戦態勢を取った
一馬「…俺いらねぇなありゃ」
アイエフ「そう見たいね」
チンピラ1「てめぇ!」
愛「甘い」
男が力任せに殴りかかってくるそれをスウェイで避けすれ違いざまに回し蹴りを腹部に見舞う、その後に左右でフック、腹に数発、最後に右アッパーで吹き飛ばす
愛(やっぱ男の時と違って力がうまく入らねぇな、だが足はいい感じだった、なら)
1度構えを解く愛その後に右腕を胸の前に構え左腕を腰の辺りに停め体制を少し低くする構えを取った
愛(あの人の真似だが上手くいくかね)
チンピラ2「体制を少し変えたくらいでなぁ!」
愛「!」
男が突進をしかけて来たのを同様にスウェイで回避し
愛「フ、シャ、ラァ!」
男に鋭い蹴りを3発お見舞いする愛そのうちの一つが知ってか知らずか男の急所とも言える股間に直撃し男をみすぼらしく倒れる
チンピラ3「な、なんだと!?」
男は信じられないものを見る目で愛を見ていた、自分達よりも小柄な少女に2人もやられたのである
愛(案外上手くいくもんだな…秋山さんの真似事)
そう、愛がやって見せたのは神室町の駆け込み寺と言われるスカイファイナンスの社長、秋山駿の真似事である、何故彼女が秋山の動きを知ってるから彼が神室町の中でも指折りの実力者であることと冴島の友人であるがために何度か会い、喧嘩を見た事があったからである、その回数はほんの数回だったが愛はそれをものにして見せたのだ
愛「ほら来なよ、それとも尻尾巻いて逃げる?」
チンピラ3「な、舐めんじゃねぇ!?」
わかりやすい挑発にのりガムシャラに突っ込んでくる男それを待ってたと言わんばかりに笑う愛
愛(今だ!)
チンピラ3「ど、どこいった!?」
攻撃が当たる直前に愛の姿がブレそのまま消えた、辺りを見渡す男その時、なにかに気づき上を見るが、遅かった
愛「シャァ!」
空中に逃げていた愛の鋭い蹴りがチンピラの顔に突き刺さる、秋山の技の一つである『メテオストライク』である
愛「…ふん」
男の顔から足をどけた愛、それが戦闘終了の合図だと言わんばかりだった
愛「大丈夫か?」
女「え、あ、うんありがとうね?」
愛「気にすんなそれより待ち合わせがあるんだろ?早く行きな?人を待たせるのは良くねぇからな」
愛に礼をいいその場を離れる女性、そこにすれ違う形で警察が入ってくる、愛は面倒が増えたと言わんばかりのため息をつきながら今後のことを考えていた
はいという訳で今回はここまで!前書きでも言いましたが次回は番外編か導入かの二択です、もしかするとその両方かも知れません
さて、女になってからの初戦闘とショッピングを満喫した愛いつ男に戻れるかの不安を抱きながら今後のことについて考えるのであった
では今回はここまで!待て次回!