トンネルを抜けるとそこは雪国(ルウィー)でした…   作:真明

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どうも皆様真明です!今回はリーンボックス第4回となります!
そして嬉しい事にこの「トンネルを抜けるとそこは雪国(ルウィー)でした…」のお気に入り登録数が20人に到達しました!これも読んで下さってる皆様のおかげです!本っ当にありがとうございます!これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします!
さて前置きを長くするのもあれなのでそろそろ本編へそれでは
『どうぞ!』


パーティと過去への怒りそしてこれから

買い物組と隆に若干のトラブルがあったにせよ準備は順調に進み夜、リーンボックス教会ではパーティが開かれていた。

一馬「なんだよ喧嘩してたのかよ、俺も行きたかったなぁ…」

真「なんで自分から突っ込むんだよめんどくせぇだけだろ」

一馬「そうか?」

真「そうだよ…」

文人「しかし驚きましたね、真君喧嘩出来たんですね」

隆「あぁ、しかもあの構え方空手でもやってたのか?」

真「まぁ、護身術の一環としてなそれ以外にも独学で柔道も嗜んでた」

一馬「なぜ独学なんだ?普通に道場に通えばいいのに」

真「…家の親父どものせいだよ」

鈴「御両親の?」

真「両親って言うか兄妹と親父だな、あいつら俺がなにかひとつでも優れてるのが気に食わないみたいで俺が道場通ってるって知ったら同じ様に入ってくるんだよ大して上手くもねぇくせに先生に媚び売って昇進させてもらって俺には厳しくするよう促してな」

文人「酷い話ですね」

真「それだけならまだいいさ、アイツらは俺の人間関係にも口出ししてくるしな」

その一言が出た瞬間楽しげな雰囲気は消え全員が真の話に集中していた

真「俺が友達居なかったのも親父たちが根も葉もない話を言いふらした事と罪を被せてきたからなんだよ、小さいイタズラから大規模なものまでな、少し考えたら俺じゃないってわかるようなものを俺のせいにして最初は庇ってくれる奴もいたが段々数も減って終いには『あいつ虐めた方が害はない』って言って俺を全員で虐めるようになってたよ」

隆「サツに相談とかはしなかったのか?」

真「したところでアイツらは適当に嘘つくだけだ、分かるか?俺には味方がいなかったのさ。ま、だからこんなひねくれ者になったのかもな」

そう笑ってみせる真、しかし隆達は笑うどころか顔を顰めていた

真「おいおいどうした?今の笑うところだぜ?」

隆「もし笑かすつもりならお前はセンスねぇよ」

文人「そうですね微塵として笑えませんね」

一馬「全くだ」

鈴「真さん…」

隆達はそれぞれ何か言いたそうな顔をしていたそんな中声を出す者がいた、ネプテューヌだ

ネプ「なんで笑えるの?」

真「ん?なんでって?そりゃお前おかしな話だからだが?」

ネプ「全然おかしくないよ!なんでやり返さないのさ!真強いんでしょ!?ならやり返せばいいじゃん!その為の護身術なんでしょ!?」

真「…そういう問題じゃねぇし、わかってねぇよお前」

ネプ「真はおかしいと思わないの!?そんな不合理が通じるなん「てめぇらに何がわかる!」!?」

真が声を荒らげるそこには普段の何もかも面倒と言った表情ではなく怒気を孕んだ顔だった

真「あぁ、おかしいさ!そんな不合理通じるわけない、そんなこたァ言われなくても分かってんだよ!でも通じちまうんだよ!アイツらは俺と違って人脈も人気もあった!如何に俺が正論を述べても誰も見向きもしねぇ、でっち上げにでっち上げを重ねてそれを俺のせいにする!稽古と称して防具なしで殴られたことだってあった!防ごうものなら押さえ付けられて集団でだ!やり返せばそれを種にまたやって来る!わかるか!これが現実!俺の生きてきた現実なんだよ!お前らみたいに恵まれた人生送ってねぇんだよ!」

声を荒らげ肩で息をしながら真は怒鳴る、来た当初流した涙が苦しみに対する悲しみで流したものなら今のは過去への怒りから来るものだった、真はそこまで話した後にハッとした後バツが悪そうに顔を逸らして

真「悪い、言いすぎた。お前らだって大変な思いしてきたのに俺が1番の被害者見てぇに怒鳴ってたな…頭冷やしてくる」

誰の制止も聞かず真は外に飛び出した

 

リーンボックス公園

真「何やってんだ俺、らしくねぇ…」

真はベンチに座って深くため息をついていたその顔には後悔の念が浮かんでいたそこに近づく人影があった

隆「よ、探したぞ」

真「隆、それにネプテューヌ、なんだ?俺に失望したとでも言いに来たか?」

ネプ「そんなんじゃないよちょっと話したかったから」

そう言いネプテューヌは真の隣に座った隆は近くの自販機で買ったのか缶コーヒーを真に手渡し同じように座った

隆「…」

ネプ「…」

真「…」

沈黙が流れる

ネプ「ごめんね?」

その沈黙を破ったのはネプテューヌだった、しかしその声は普段の明るい声ではなくしおらしかった

ネプ「真の家の事聞いてたのに少し考えれば分かることなのにカッとなってつい言っちゃった、傷ついたよね、ごめん」

真「別に、俺も言いすぎたしお前らも楽な人生送ってないってことくらいわかる」

ネプ「うん、確かに楽しいことばかりじゃなかったけど苦ではなかったよ?」

真「なんでだ」

ネプ「みんながいたから、ネプギアにアイちゃん、コンパにいーすん、それに他の国の女神の皆も、みんなが居てくれたから私はこうしていられるの、真とはそういう意味では違ったかな」

真「そうだな、確かにそう「でもね、今は真も違うよ?」?」

ネプ「だって私達がいるもん!」

先程までのしおらしい声からいつもの活発な声に戻るネプテューヌ

ネプ「前がどうだったかなんて必要ない!今は今だよ!ここにはお父さんやお兄さん達もいない!いるのはりっくん達新しい兄妹に私たちだよ!誰も真を責めたりなんてしないし悪くなんて言わないよ!そんなこと言う人はネプ子さんがやっつけちゃうよ!」

手をブンブンと振り回しながら笑ってみせるネプテューヌ、ネプテューヌは真の手を取り

ネプ「だからもうそんな顔しないで?ほら笑顔笑顔!笑う門にはなんとやらだよ!」

そう笑うネプテューヌ

真「福きたるな?」

それにつられぎこちなくはあるが笑ってみせる真

隆「どうやらモヤは晴れた見てぇだな」

真「あぁ、さっきは悪かった」

隆「気にすんな、それにお前の話聞いて思ったんだよ俺とお前はある意味似てるって」

隆の言葉に疑問符を浮かべる2人、隆は真の方を向き語る

隆「ネプテューヌ達には話したが俺も小さかった頃親が死んで遺産やらなんやらで人間の汚い所を見て人間不信に陥ってた時期があったんだよ、その時の俺と今のお前が重なって見えてな」

静聴する2人

隆「だからこそ分かるんだよ今後どうなるかさ」

真「どうなるんだ?」

隆「ダチができるんだよ、それもとびっきりのな?俺も誰かを信じられるようになったあとに文人と出会ってその後に鈴、ここには居ねぇが一夏っていう弟分も出来たことだよそれだけじゃねぇさ神室町の人だったりとたくさんのダチや尊敬できる人に出会えたお前にもそういう人が出来るさ」

真「そうかよ、なら作ってみてぇもんだよ」

そう言い缶コーヒーを飲み干し缶をゴミ箱に捨てる真

真「さ、帰ろうぜアイツらにも詫びいれねぇとよ?」

隆「そうだな」

ネプ「うん!」

そう言い歩き出す3人

真(もう出来たよそんなダチならさ、ありがとうな2人とも)

新たな希望を胸に真は教会へと向かった

 

リーンボックス教会

文人「あ、帰ってきましたね」

一馬「お?なんか一皮むけたって感じだな」

ラム「ご飯も冷めちゃったし早く続きやろ!」

真「その前に謝らせてくれ、本当にごめん!」

真の謝罪に顔を見合わせる一同

文人「別に気にしてませんよ?むしろホットしましたやっと君の本音が聞けましたからね」

一馬「そうだとも前から何かと距離があったからな折角の盃も無意味かと思っちまったよ」

そう言い笑う2人他のみんなも頷いてみせる

真「…ありがとう」

隆「さ、パーティーを始めようぜ!」

隆の一声でパーティは再開された

 

しばらくして

文人「あ、そう言えば隆君に2つ聞くことが」

隆「うん?なんだ?」

文人「1つは何故あそこまで弱くなってるのか2つ目は元の世界に帰れるとしたらどうするかですね」

隆「今とんでもないこと言わなかった?まぁいいや1つ目だが実のところ体がなまっちまってな思うように動かねぇんだ今はリハビリ中だな、んで2つ目なんだが…まぁ帰るというより一時帰宅って感じかな?」

ノワール「ねぇ気のせいかしら?今隆が弱くなっなるって聞こえたように思えるのだけど?」

文人「えぇ、それもかなりね、まさかと思ってましたがやっぱりですか…」

やれやれと言ったふうに頭を振る文人、信じられないというふうに固まる一同(鈴除く)

文人「技の精度も馬力も低下してる多分骨のある人と戦えなくて衰えたんですね」

ネプ「そうなの?」

文人「えぇ、古牧さんや神室町の皆さんが見たらなんていうか」

隆「やめてくれ考えただけでもゾッとする」

そう身震いする隆

真「古牧流か、なるほどな」

一馬「なんだ知ってんのか?」

真「一応な、かなり昔からある武術の流派だ俺も見たことはないが聞いたことならあるぞ」

一馬「そうか、因みに俺も北辰一刀流っていう剣術をだな」

武道トークに花を咲かせる武闘家2人

文人「ところで一時帰宅って言うのは?」

そこで気になった事を口にする文人

隆「うん?いやさこっちの生活に慣れたってのもあるが気に入ってんだよ今の生活を、だからかな?」

文人「そうですか、なら1度帰って荷物の整理ですね」

隆「え?帰れるの?」

文人「多分ですが」

隆「マジでか…なら今度試すか」

文人「1ヶ月後なんてどうです?僕も他の国見て回りたいですし」

隆「だな」

こうして元の世界への帰還という試みは1ヶ月後となった

 




はいという訳で今回はここまで!隆達元の世界に戻る流れですがまだまだ終わりませんていうか終わらせません!
今回は真の本音と打ち解け回となりました、この章の主人公、文人君と真君なんですけどねぇ…まぁ次回からはみんながそれぞれ主役となりますので!
各自がゲイムギョウ界での生活を楽しんで1ヶ月、ついにその日が、その時ネプテューヌからとんでもない発言が?
待て次回!
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