トンネルを抜けるとそこは雪国(ルウィー)でした…   作:真明

4 / 38
雪合戦と喧嘩

side隆

俺がルウィーに住むことになった次の日の朝が来た。え?あの後何があったか?特に何も無かったし作者が面倒くさがって書いてないだけだ

(こらそこ作者のことを悪く言わない)

(喧しいとっとと巣に帰れ)

(解せぬ(´・ω・`))

まぁ、この世界の常識とかある程度字も読書出来ないと話にならないからブランさん達に協力してもらい私生活に問題ない程度には読めるようにはなった、書きの方はもう少し練習がいるが。そんなこんなで1晩を過ごした朝なのだが…やる事が無い、時間は6時ちょっと前、うん、早く起きすぎた。取り敢えず早くはあるが朝練でもするかな

side隆out

sideブラン

彼が住むことになった次の朝私は昨日私の言ったことを考えている

《住んでもいい》こんな事普段なら絶対言わないし情をかけたとしても少しお金をあげてその後はどうでもいいはずなのにどうして?そんな自問自答をしながら私は外の風を浴びようかなと思い外に出たら

隆「127…128…129!」

ブ「隆?」

隆が外で腕立て伏せをしてたはそれも片手で、一体何をやってるのかしら?

ブ「隆?あなた今何やってるの?」

隆「133…13よ…ん?あ、ブランさんおはよぉおお!?」

私に気づいた彼が私に挨拶をしようとした盛大に転んだは…全身雪まみれね

隆「いっつつ、あ、すいませんブランさん改めておはようございます」

彼は立ち上がった後身の回りを整えて私に挨拶をしてきた、案外そういった所はしっかりしてるのね…

ブ「えぇ、おはよう隆。ところで何をしてたの?」

隆「訓練です」

ブ「訓練?」

隆「はい、毎朝の習慣でいつもはもう少しあとなんですけど早起きしてしまって」

ハハハと彼は笑っている

ブ「何時からしているの?」

隆「6時少し過ぎくらいですが?」

ブ「一時間近く訓練してたの?」

隆「あれもうそんなに経ちますか?どうしようまだ懸垂だってあるのに…」

ブ「一応聞くけどどんな内容?」

隆「え?えっとですね…ランニング30分、腹筋、背筋を200回ずつ腕立て伏せ300回、懸垂250回ですね」

それがさも当然のように彼は言うが普通300回も腕立て伏せなんて出来るのかしら?いや、確かに目の前で300回越してたけど…

ブ「どうしてそんな事を?」

隆「どうして、ですか?そうですね強くなりたいから…ですかね?」

ブ「強く?」

隆「はい、これは出来れば他言無用でお願いしたいのですが、実は俺過去に両親を失ってるんです。」

ブ「両親を?病気かなにかで?」

隆「いえ、殺されました」

ブ「!?どうして?」

隆「何故かはわかりません。両親が過去に恨まれる様なことをしてたのか、それとも理不尽に殺されたのか」

ブ「そう…ごめんなさい、嫌な事言わせたかしら?」

隆「気にしないでください。もう過去の話です。でもあの時あの人と出会ってあの人みたいになりたいって思って訓練をしてるんです」

ブ「あの人?」

隆「はい、俺の命の恩人で生きる意味を教えてくれた人なんです、それと同時に俺の喧嘩の師匠ですけど」

ブ「そうなのね、それでその人みたいに強くなりたくて強くなろうと?」

隆「まぁ、そんな所です、到底追いつけないでしょうけど」

ブ「何で?」

隆「素手で6mは優に越してる熊を素手で倒すような人ですよ?」

ブ「…は?」

隆「イヤだから、素手で6mは超えてる熊を素手で倒す人です」

ブ「ホント?」

隆「ホントです」

ブ「その人人間やめてるはよ…」

隆「俺もそう思います」

ブ「…まぁ、いいわほら戻りましょ寒いは」

隆「あ、俺は訓練終わったら戻りますんで」

ブ「そう?なら頑張ってね?」

そういった後私は彼を置いて中へ戻っていくことにした…彼の言ってた人ってほんとに何者なのかしら?

sideブランout

side隆

ブランさんと他愛もない(?)話をしてからブランさんが見えなくなるまで見送った、しかし何で俺はブランさんに過去を話したのかな?普段なら誰にも話さないのに?

隆「ま、いいか」

わかんない事を考えるよりも体を動かそう、俺はちょうど頃合の枝を見つけて片手でぶら下がって懸垂を始めた…

side隆out

side三人称

隆が訓練を終え中に戻ると既に全員が起きていて今ちょうど朝食を食べるところのようだ

隆「お?朝食ですか?しっかり噛んで食べてくださいね?」

そう言って通り過ぎようとすると

ブ「何処へ行くの?」

隆「何処へって部屋ですけど…?」

さも当然のように彼は言うが全員から置かれている朝食を指さしていた

隆「?」

ブ「分からない?あれあなたの分よ?」

隆「お、俺の?」

全員「そうよ(ですよ、だよ)?」

そう、そこにあったのは紛れもなく彼の朝食なのである。若干他よりも量が多い気もする…

隆「お、俺なんかのために作ってくれたんすか?」

ミナ「なんか、なんて言わないでください一緒に住んでるんですから…ね?」

隆「いや、しかし…」

周りの恩威は理解出来るが尚も拒否しようとする隆にロムは

ロム「一緒じゃ…ダメ?(うるうる)」

隆「ゔ…」グサ

ラム「あぁ!!ロムちゃん泣かせた!」

隆「ゔゔ」グサグサ

ブ「まさか貴方がそんな人だとは思わなかったは、残念」

隆「…」グサグサグサ フルボッコダドン モウイッカイアソベルドン

(おい作者?後で覚えとけよ?)ゴゴゴ

ヒィ!?ンン!ミナを除く全員からの総攻撃(精神)を受けた隆は

隆「分かったよ!分かったからそんな目で俺を見ないでくれ!?」

2人「分かればよろしい」

ロム「一緒に食べてくれる?」

隆「分かった、分かった、食べるから…」

ロム「やった♪」

ミナ「お話は終わりましたかそれじゃぁ八神さん席についてください」

隆「はい」

ミナ「良し、みんな席につきましたね?それじゃぁ手を合わせて」

全員「頂きます」

ミナの号令から楽しい(?)朝食が始まった

side隆

3人からの精神攻撃の末朝食を共にすることになって少ししたらラムが

ラム「ねぇねぇ、リク後で遊びましょう!」

隆「ん?あぁ、昨日言ってたやつな良いぞ?」

ラム「勿論ロムちゃんも一緒によ?」

隆「わかった分かった、取り敢えず今は食事を楽しもう?」

ラム「分かってるわよ!」

そう言って食事をしたのだが正直こんな事言わなければ良かったと後悔している…

side隆out

side三人称

全員が食事を終え今居るのはルウィーにある公園の中に『全員』がいる

隆「…アレ?なんか多いような?」

ラム「そう?」

ロム「?」

ブ「気のせいよ」

ミナ「あ、アハハ」

隆「いや、間違いなくお二人でしょ!?何でいるんスカ!?」

ブ「良いじゃないそれともいたら何かマズイの?」

隆「いや、そうじゃなくて」

ブ「なら問題ないわね」

隆「そうですね…」

ミナ「すいません八神さんブラン様が行こうと言って心配だったので…」

隆「いえ、いいんです気にしないでください」

ラム「ほら、いつまで話してるの!?始めましょ!!」

ロム「うん(ワクワク)」

隆「始めるって…何を?」

ラム「何をって決まってるじゃない!!」

ロム「雪合戦♪」

隆「あぁ、そう、OKいいよ?チーム分けってどうするの?」

ブ「何言ってるの?」

隆「へ?」

ブ「とっくに出来てるは」

隆「まさか…」

ブ「貴方対私達よ」

隆「…マジかよ」

そう今の形は隆を一人にして教会メンバーが固まってる図である。様はリンチである

(人聞きの悪いこと言わないでくれるかしら?)

いや、どう考えてもそうでしょ?

(男相手なんだからこれくらい良いでしょ?)

女神が何を言ってるですか…

(女神でも女なんだからセーフよ)

もういいです…隆頑張れ

(おぉい!?作者ぁ!?もっと粘れよ!?)

ブ「隆?覚悟はいい?」

隆「もうあっちはやる気満々だし…ハァうっしゃこい!」

そう言って雪合戦という名のリンチが始まった…

side隆

ああは言ったけどどうしよ?

ラム「それ!」

隆「ちょ危な!?」

人が考えてる時に投げらか普通!?いや、分かんないよなそんな事!?取り敢えず逃げる!

ブ「逃げてばかりじゃ勝てないわよ?」

隆「勝ち負けとか今聞いたんですけどぉ!?」

ブ「今決めたんだもの当たり前よ」

隆「んなアホな!?」

くっそ、この人たちほんとに容赦ねぇ!?俺ひとりにミナさん以外全員が雪投げてきやがる!?取り敢えず相手が疲れるのをまっt…

ラム「スキあり」ヒョイ

隆「ブファ!?」

が、顔面だと!?しかも案外痛いぞこの雪!?

ブ「止まったは総攻撃よ」

ラム「おぉ!!」

ロム「えい♪」

隆「うおぉい!?勢い増したァ!?」

くそったれこうなったら意地でも逃げてやる!!

男奮闘中…

結果を言おう…あの人ら凄すぎる、逃げ道潰した上で確実に当ててきやがる今の俺の状態は全身雪まみれである

隆「うぅ…寒い」

ミナ「だ、大丈夫ですか?」

隆「大丈夫です…」

2人(やり過ぎた?)

ロム「リク大丈夫?」

隆「心配してくれるのはこの2人だけか…泣けるでぇ」

ブ「悪かったわね」

隆「いや、責めてるわけじゃないんすよ」

ブ「ホントかしら?」

ミナ「と、取り敢えず帰りましょ?八神さんも風邪を引いてしまいますし」

ブ「それもそうねなら帰りましょ」

隆「そうだな、流石に寒い…ロム、ラム帰るぞぉ?」

ラム「分かったわ!」

ロム「うん♪」

少女達(と男)移動中…

ドテ!

?「イッテェ!!」

?2「あ、兄貴大丈夫ですか!?」

?3「アカンでコレ完全に腕折れとる…」

?2「おい嬢ちゃんどう落とし前つけんだアァ!?」

ミナ「は、ハイ、えっと」

?2「普段なら医者料100万貰うところやけど…せやなぁ嬢ちゃんが付いてくるなら考えたるで?」

ブ「貴方達いい加減に…」

隆「テメェ等いい加減にしとけや」

ブ「隆?」

隆「ミナさんこんな奴らに付いていく必要も金払う必要もないで?」

ミナ「し、しかし私がぶつかったせいで」

隆「あんなもん演技に決まっとるやろ。」

ミナ「え、演技…ですか?」

隆「せや、当たり屋って言うタチ悪い奴らやこうやって人にあたって金巻き上げようとするアホどもの事や」

ブ「…貴方喋りから変わってないかしら?」

隆「気にセンといてブランさん」

ブ「ソ、そう」

?3「おいテメェ!?何勝手なこと言ってやがる!?」

?2「そうとう痛い目みたいらしいなぁあぁ!?」

隆「ハ!そんなチンケな脅しが通じる思っとんのかおどれ等は」

?3「ハァ?」

隆「やるんならとっととかかっこいよ」

?「そうとう痛い思いしてぇらしいな。おい野郎どもやっちまえ!!」

3人(普通に動いてる…)

そう言って男どもは俺に殴りかかった

side隆out

sideミナ

どうしましょう…私のせいで八神さんが当たり屋という人達と喧嘩になってしまいました…

ミナ「ブラン様、こういう時は警察を呼んだ方がいいのでしょうか?」

ブ「…」

ミナ「ブラン様?」

ブ「呼ばなくてもいいわ」

ミナ「え?」

ブ「彼がどうにかするは」

そういった時のブラン様の目は自信があるような目だった…

sideミナout

side隆

さてっとどうしようか

?3「うおっりゃァ!!」

ヒョイ

?「おらァ!」

ブン

?2「当たりやがれ!」

ヒラリン

…なんか変な音混じってたけどいいか、取り敢えず…

隆「鬱陶しいんじゃ!」ブン!

?「ブベラァ!?」グシャ!!

そう言いながら俺は後ろから殴りかかってきた男の顔面に裏拳を叩き込んだ

隆「ハァ…ほんとに面倒やのぉ…ええはかかってきぃ」

そう言いながら俺は俺の十八番とも言えるスタイル『荒神』の構えを取るすると全身から青い炎が吹き出した、『ヒート』と呼ばれるこれは身体能力を上げる効果があるようだ。

(様は火事場の馬鹿力である)

隆「ほら、手を抜いてやるから本気でかかってこい」

俺はそう言いながら相手を挑発する笑みを浮かべた。久々に暴れるかな?

side隆out

sideブラン

今私は目の前で起きている事が理解出来なかった、体から青い炎の様なものを吹き出したと思ったらその後は一方的だった相手が殴りかかった相手の拳なんて気にしてない様子で相手に殴りかかった、案の定拳は当たってるのにそれがどうってことは無いと言いたげな顔で相手を殴り飛ばした。正直彼は強いと思ってた、弱い奴らとはいえ生身でしかも何もつけずにモンスターの相手をしていた事がその理由だったけど…まさかここまでとは周りを見てたら面白半分で見に来た野次馬も固まっているロムやラム、ミナだって固まっている、私ですらこの喧嘩を見ていることしか出来ない。『師匠に追いつく』彼はそう言ってたけど彼であれなら、彼の師匠はほんとに熊を素手で倒したというの?

?2「ヒ、ヒィ!?」

隆「何や?もう終いか?つまらんのぉ?」

気づけばもうアイツしか残ってなかったそいつも顔に殴られたあとがある、他のやつは気を失っていて彼しかいない

?2「お、俺達が悪かった!もうしないから許してくれ!?」

隆「…」

?2「ほんの出来心だったんだよ!?金が欲しくて、あ、謝るから許してくれ!?な?」

隆「…せろ」

?2「へ?」

隆「失せろ」

?2「ヒィ!?」

ただその一言だったしかし、その一言がかなりの威圧感があった

隆「俺はお前らを許す気はないがこれ以上やっても意味がねぇ、だからとっとと失せろ!」

?2「は、ハイィィ!?」

彼の怒声と睨みで男は気を失っている2人を引きずりながら逃げていった。

sideブランout

side三人称

沈黙、その場を支配しているのは先まで喧嘩とは言い難い一方的な蹂躙を目の当たりにした者達の様々な心境による沈黙だった、ある者は逞しくもさ思い、ある者は恐怖し、又あるものは憧れを抱いていた。

隆「…」

当の当事者である隆は無言でブラン達の所へ向かい

隆「済まなかった」

そう言って頭を下げていたその時4人は疑問に感じた。私たちを守ってくれたのになぜ彼は頭を下げているのかそれが、分からなかった。

ブ「どうして頭を下げるの?」

隆「怖がらせてからだ」

確かにブランたちは恐怖を抱いていたあの強さと喧嘩をしていたときの表情に恐れを抱いたのは当然だ、しかし彼女達はただ恐れたわけではなかった、同時に喜びを覚えていた。私たちの為に怒って、戦ってくれたのだから

ブ「そんな事はないわ。私達の為に戦ってくれたんでしょ?寧ろお礼を言わなければならないのは私達よ、ありがとうね?隆」

隆「ブランさん…」

ラム「リクの先のかっこよかったわよ!」

ロム「ウンウン♪」

ミナ「怖かったのは事実ですがそれよりも嬉しかったですよ?」

隆「皆さん…ありがとうございます」

ブ「さて帰りましょ?」

ラム「そうね、寒くなってきたし」

ロム「帰ろ?」

ミナ「そうですね、帰って温まりましょうか」

隆「…はい!」

この時隆は決意したこの人達は何があっても守ろうと、それが自分を受け入れてくれた事へのお礼なのだと…

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。