(小ネタ)ハイスクールD×D 鬼に転生しました   作:ヒロアキ141

1 / 1
これは小説の世界に転生することになった一人の名もなき少年のお話である

追記
サブタイを変更しました
追記その2
誤字があるとの報告がございましたので誤字を修正いたしました


プロローグ

少年が目覚めるとそこは一面白一色の世界だった。

「此処は…何処だ?」

「此処は現世と冥界の狭間、所謂あの世さ」

後ろから声が聞こえて来たので振り返ってみると黒髪の少し悪っぽい雰囲気を纏った青年がいた

「自己紹介が遅れたが、私の名前はゼウス、よろしく」

「俺の名前は…あれ?名前が思い出せない…」

「それはそうさ、本来なら此処に来る魂は大体が前世の記憶を消してから此処に来るからね」

「なるほど、理解はした、…それにしても現世と冥界の狭間ってことは…俺は死んだと言う事か」

「ご察しの通り…と言いたい所なんだが…まず先にこれだけは言わせてほしい、すまない」

ゼウスの説明を簡単に言うと、こうなる

俺は本来ならこの年で死なず、天寿を全うし大往生する筈だった

だが天界の一部の上級神のバカ共が勝手に俺の人生の設計図を弄くりまわした挙げ句ビリビリに破いてしまった

そのせいで早死にしてしまった

そのバカ共は上級神資格の剥奪と天界からの永久追放処分となった

そのお詫びも兼ねて俺を生前いた場所以外での転生の権利が発生した

「…と言う訳で、君には転生の権利が発生するんだがどうする?」

「少し質問があるんだが大丈夫か」

「ああ、良いよ」

「俺の死因は一体何だったんだ?」

俺のその疑問にゼウスは少し思い出す素振りを見せてこう言った

「君の死因は…交通事故さ、信号を無視して突っ込んで来たトラックにひかれたんだ」

「…そうか…ところで俺の転生先は何処になるんだ?」

「君の転生先はハイスクールD×Dと言う世界さ、厳密に言えば、ハイスクールD×Dによく似た平行世界、と言った所さ、ところで転生特典はどうするんだい?」

「転生特典?何だそれは?」

「転生特典はまぁ簡単に言えば神様からのお詫びの能力といった所かな、そうそうこの転生特典は能力だけじゃなくて、外見にも使えるからよく考えてこの紙に書いて欲しい」

「ところで参考迄に聞きたいのだが、今迄の転生者達の特典は一体どんな感じだったんだ?」

「酷いものだったよ、銀髪とかオッドアイとか……とくに無限の剣製を特典にした奴を見た時は転生させるのを止めようかと思ったくらいさ」

そう語ったゼウスの表情はうつろで死んだ魚のような目をしていた

「わかった、わかったから今から考えてくるから少し待っててくれ」

「なるべく早く持ってきてくれよ」

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

 

 

 

 

 

「転生特典は決まったかい?」

「ああ」

「どれどれ……ワンピースのロロノア・ゾロとブルックの剣術と悪魔の実の能力、るろうに剣心の剣術全てとトリコの美食家四天王全員の技を希望、但し修行すればするほど上達するように…か、中々面白いものを選んだじゃないか」

「そうか?自分的にはかなりのチートだと思うんだが…特に悪魔の実とか」

「この特典程度じゃ、チートとは言わないさ、では…」

ゼウスが指を鳴らすと目の前に虹色に輝くオーロラが現れた

「ここを潜れば君の第二の人生が始まる、最後に一言、君の第二の人生に幸多からん事を………」

 

 

 

 

 

 

「あ、彼外見の転生特典決めないまま送り出しちゃった……まぁこちらで勝手に決めればいいか」

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。