ダンジョンに飯を求めるのは、間違っているだろうか?   作:珍明

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ゆっくりとベルの敬語が崩れていきます。

・16.6.5に誤字報告を受け修正しました。


弱者

 ライオスとベルは、センシに呼び出されてギルドに来ていた。

 

「はじめまして、ベル・クラネルです」

「はじめまして、わしはセンシ。ライオスと組んだお人好し……相棒とは一度、会いたかった」

 

 初対面の2人が挨拶を交わし、個室へ案内された。

 簡素なテーブルには、布で覆われた皿が2つある。ライオスは期待に胸を膨らませ、促されるままに席へ着く。ベルも初めて入る部屋に、緊張でソワソワしながら彼の隣へ座った。

 

「腕の良い鍛冶師に包丁を頼んだおかげで、ついに完成したんじゃ」

 

 声をを弾ませるセンシが布を取っ払う。

 三つ葉やかいわれ大根を飾る肉たたき、分葱が添えられたバラ肉豆腐だ。

 これをバトルボアの肉で使ったなど、ベルには微塵も分らない。しかし、ライオスの嗅覚は豚肉や牛肉とは確実に違う匂いを嗅ぎ分けた。

 今にでも喰いつきたい衝動を抑え、ライオスはセンシの了解を待つ。

 

「ちょっと冷めておるが、味はわしが保証する」

 

 自信満々に言ってのけ、センシは取り皿とフォークをふたつずつ用意してくれた。

 

「さあ、どうぞ」

 

 ガッツくような真似はせず、ライオスは慎重にフォークに肉を巻く。待ちに待った瞬間に興奮してしまい、言葉を失う。その隣で、ベルは彼が口にするまで慎んだ。

 ベルの様子に気づいたライオスは、恥ずかしそうに肉を口に入れた。

 

「……んまい……」

 

 口に溶け込む肉の味。歯に当たる度、肉汁が舌へ溢れる。喉を滑りこむ感触は、確かに肉だ。

 冒険者となって迷宮に潜り、3年。

 理解者は片手程度しかいない魔物への偏愛、故の食。ファミリアを追放され、大切な妹にも迷惑をかけた。ライオスにとっての辛く長い日々が味となって、報われた。

 感激のあまり、目から涙が溢れてしまう。

 声を出さずに泣くライオスの姿を見て、まだ食していないベルまでもらい泣きが発生する。シクシクと泣き続ける2人に、センシはそっと水の入ったコップを差し出した。

 

 完食した2人は、歯茎に残る肉汁を惜しみつつ水を飲む。

 

「さて、落ち着いたところでライオス、ベル。2人に確認したい。祭りの日から今日まで、入手したドロップアイテムはゴブリンの舌が20枚、ダンジョンリザードの尻尾が4個だけじゃな」

「ああ、今日は迷宮に潜っていないから、それで全部だ。折角だ。今から行くか? コボルト狩りに!」

「良いですね!」

 

 テンションの上がり、ライオスは話の最中なのに勢いよく席を立つ。同意したベルも立とうとした。センシからのツッコミという拳を受け、2人は冷静になれた。

 

「いまのところ、おまえさん達のようなドロップアイテムをした冒険者はおらん。しばらくは口を閉じておく事だな。ギルドでも、極一部しか知り得ぬ情報じゃ」

「こんな素晴らしい事なのに……ですか?」

「ドロップ率が上がれば、自然と知れ渡るよ。ただ俺達がわざわざ広めるなって事だよ。俺はただでさえ、目立つからな。ベルにまで迷惑はかけたくない」

 

 自分の身を案じての決め事だと知り、嬉しさでベルは強く了解した。

 

「僕もライオスみたいに強くなりたいな」

 

 ベルの改まった決意にライオスは微笑ましく頷く。その様子を見てセンシは無反応を貫いた。

 

(駆け出しの身でシルバーバックをたった1人で倒したんじゃから、ベルはとっくに目立っておるがの)

 

 先日の大物退治、冒険者では知る者は少ない。しかし、職員や目撃者の間では、白髪のベルという冒険者は一目置かれている。

 センシ自身も、こうしてベルと対面して大いに興味を惹かれる存在だ。

 

(おもしろそうだから、黙っておこう。2人がオラリオの誰もが認める冒険者となった時に、思い出話にできるからな)

 

 髭の中で笑い、センシは勝手な楽しみを作った。

 

 充実な時間を過ごし、ライオスとベルは食器を片づける。センシへの礼を込めての掃除だ。

 掃除中、ライオスは不意に思い付く。

 

「腕の良い鍛冶師って、ヴェルフだろう? どうして、今日は来てないんだ?」

「連日の徹夜で倒れてしもうたんじゃ。納得のできる包丁を造り上げるまで10本かかってな。また、お互いの時間がある時に改めて紹介しよう」

 

 残念に思ったが、機会はまたある。

 センシに別れを告げ、ライオスとベルは早速、迷宮に潜る。食事が美味しかったせいか、ハイテンションになった2人はそのままの勢いで7階層へ突入した。

 キラーアントの脚を大量に入手できた。ライオスの換金中、ベルはエイナから叱られた。

 

「ベルくん! ライオスさんの強さに頼ってるでしょう!? 自分の実力に見合わない階層へ降りちゃ駄目!」

「い、いえ! 僕のステータスは、いくつかEまであります! 今日の7階層もよく働けたと自負しています」

 

 そんな会話がなされているとも知らず、ライオスは換金口の向こうにいるセンシと言葉を交わす。

 

「コボルトを狩ってくるんじゃなかったのか?」

「なんか、ノリで深く降りたくなったんだ。欲しかったんなら、明日にでも行って来ようか?」

 

 換金した4万ヴァリスを袋に詰め、ライオスは確認する。顔の見えないセンシは声で、残念そうな雰囲気を出してきたが断ってきた。

 

「ライオスの行く範囲内で良いとも。ちょっとだけ期待しただけじゃ、本当にちょっとだけ……」

 

 少々、嫌味が混じったセンシの声にライオスは、すぐにでもコボルトを狩ろうと決めた。

 

「明日、休みにしていいかな? エイナさんと約束があって……」

 

 報酬を折半した後、ベルの提案で明日は急遽、休みと決まる。ライオスは心の中でセンシに詫びた。

 

「デートか? シルといい、エイナといい。ベルは年上キラーだな」

「ち、違います!! もう、シルさんは……と、とにかくエイナさんは僕に親切なだけです! からかわないで下さい!!」

 

嫌味ではなく正直なライオスの感想に、ベルは耳まで真っ赤に染まり両手をわしゃわしゃ動かして動揺した。

 

●○

 ファミリアにて団長の地位になるアスフィは、冒険者ではなく組織管理が主な仕事だ。

 彼女の指示で、ヘルメス不在のファミリアは順調に活動できる。正直、神に責任者を押し付けられた感のあるアスフィも、自慢ではないが自分の統括力には自信を持っていた。

 

 ――ライオスが来るまでは。

 

 夕暮れの光が窓から射し、アスフィは自分の執務室を見渡す。

 

「ただいま、アスフィ。今日の報告をしたいんだが、時間いいか?」

 

 開け放たれた扉から、ライオスは顔を覗かせて入ってきた。アスフィはノックの音に返事をするのは、手間と考える。仕事もせず、応対もしていないなら扉を開けておけばいい。

 それだけで、アスフィに時間があると示す事はできる。

 ライオスを一瞥し、アスフィは椅子に座って彼にも着席を求める。扉を閉めたライオスも、彼女の正面に緊張もなくドシッと構える。

 

「今日は、センシが手料理を振舞ってくれた。ただの料理じゃない。バトルボアの肉料理だ! わかるか? ついに食べる事が出来たんだよ」

 

 初めての冒険を体験した純粋な少年のような輝きを見せ、ライオスはアスフィに聞かせる為にじっくりとゆっくりと語り続ける。

 内容が肉の食感なので、浪漫もクソもない。

 これは料理のリポーターなのだと、自分を誤魔化しアスフィはライオスの話に聞き入る。そして、魔物は食えると理解した。

 実を言えば、ライオスのような嗜好の持ち主は、大勢いる。皆、批難を恐れて隠しているだけだ。

 そういう連中にとって、まさに朗報。

 しかも、【ただのライオス】のお墨付きとくれば、喉から手が出るほど欲しがる。顧客を掴む前に、商品たる魔物の部位のドロップアイテムの確率調査を行うべきだろう。

 

「今度は、アスフィも一緒に行こう」

 

 脳内で金勘定をしていれば、唐突な誘い言葉をかけられる。真剣な声色に一瞬、心臓がドキッとした。

 

「……貴方がレベル4になったら、考えましょう」

 

 心臓の高鳴りを悟られぬように、冷淡に吐き捨てる。なのに、ライオスは約束を取り付けられた事に喜んでいた。

 

「アスフィと食事できるなら、頑張らないとな」

 

 改めてライオスの顔を失礼のないように眺める。集団に埋没してしまう平凡な顔立ち、精悍な印象もなく幼さもない。

 だが、実力と誠実な性格には、確かな信頼がある。信頼だけで、決して1人の女性としての感情は一切ない。

 大体、魔物への偏愛思考の持ち主など、論外だ。

 

「明日、休みになったんだ。明日の俺に出来る事はないか?」

「……そうですね。基本、貴方がいなくても廻る流れですが……。今までドロップアイテムした魔物に関するレポートでも提出して下さい。魔物に詳しい貴方なら、簡単でしょう?」

 

 半分は皮肉、半分は休息を望んでアスフィは命じた。

 

 翌日の昼頃、百枚近くのレポートが提出される。徹夜したのであろうライオスの目は充血していたので、アスフィは殴って寝かしつけた。

 

●○

 迷宮入口には、目印として噴水が建っている。建てた噴水が目印になった。

 どちらが先にせよ、住処が別々の冒険者には待ち合わせにちょうど良い。

 

「ライオス!」

 

 流れる水を眺め、ライオスは自分を呼ぶ声を聞く。ベルがその白髪と同じような色の軽装鎧を装備し、左腕にはエメラルド色のサポーターを着けていた。

 

「おはよう、ベル。鎧を買ったのか? 似合うな。君とよく馴染む」

「本当? 僕もこの鎧を見た時、一目惚れっていうのかな? すごく気になっ……」

「あの……ベル様」

 

 遠慮がちな高い声に、ライオスはベルより更に視線を下げる。彼の胸元にも満たない少女がフードで頭を隠し、小さな体を隠してしまいそうなバックパックを背負っていた。

 少女はライオスの視線に丁寧なお辞儀で返した。

 

「あ、ごめん。この子は、リリルカ・アーデさん。サポーターなんだ。今日の狩りにどうかと思ってね」

「サポーターか。ベルが連れて行きたいなら、俺から反対はないよ。えーと、リリルカと呼べばいいのかな?」

「どうか、リリとお呼び下さい。今日はお試しですので、契約金は不要です。ご安心下さい」

 

 サポーターは、後衛もしくは非戦闘員だ。しかし、冒険者の命である荷物を預かっている。荷物に気を配らず、戦闘に集中できるのは、駈け出しや熟練者でも重要な要素だ。

 お互いの命を預け合う意味で、契約金は発生するとライオスは考えている。

 

「いや、お試しだろうと契約金は必要だ。いいかな、ベル?」

「……! うん、ライオスの言うとおりだと思うよ」

 

 ベルの同じ意見を抱いていたので、ライオスに同意する。そんな2人を見て、満面の笑みを浮かべたリリは感謝を込めて頭を下げる。決して見えぬ角度の奥で、ほくそ笑んでいるなど彼らは知らない。

 

「パルゥムと組むのは久しぶりだな。よろしくね、リリ」

「……パルゥム? 先ほど、ベル様も同じ事を言っていました。リリは獣人です」

 

 不可思議そうに困惑したリリはフードを取って、耳を出す。ライオスは飛び出た耳を凝視してから、もう一度、彼女の全身を見渡した。

 種族には、それぞれに特徴がある。耳などの身体的特徴もそうだが、体の動かし方だ。五感の優れた獣人族は、人よりも周囲の警戒をする動きが微妙に強い。離れた相手や物でさえ、気になってしまうのだ。

 しかし、リリにはその動きはない。むしろ、ライオスの知るパルゥムと同じだ。

 

「いや、君はどう見てもパルゥムだろう。何故、耳が生えているんだ?」

 

 純粋な疑問故の質問。

 ゾッと寒気がした顔つきで、リリは一歩後ろに下がる。

 

「ライオス! 女の子にいろいろ聞いちゃ駄目だって!」

「む? ……そうだな、すまん。さっきからベルが呼んでいるが、俺の名はライオス。ヘルメス・ファミリアのライオスだ。よろしく」

「はい、よろしくお願いします」

 

 リリの強張った笑みで、彼女は【ただのライオス】を知っていると判断した。そして、それは彼女にとって予想外の事態だ。

 今日の狩りはリリへの警戒を重点にすべきだが、新しい仲間を歓迎しているベルには言えなかった。

 

●○

 7階層の狩りは、順調に終わった。

 

「わあ、ベル様。すごーい! ライオス様、お強い!」

 

 ベルとライオスはお互いの背を預け合い、リリは黄色いを上げてもサポーターの仕事を怠らずに魔石集めを行う。

 ただ、ドロップアイテムはなかった。しかし、ライオスにがっかりした様子はない。

 先日より少なめだが、それでもサポーターを雇うには十分な稼ぎを得られた。

 

「リリのお陰で、戦闘に専念できて助かったよ」

「いえいえ、リリなんてただの荷物持ちですから。お2人の武器はすごいですねえ。どうやって、手に入れたんですか?」

 

 今日のお礼を述べるベルに、リリは愛想よく笑う。そして、興味深そうに2人の武器を交互に見る。

 

「……俺の剣はファミリアの支給品だ。大した業物じゃない」

「僕のは、ファミリアの神様に頂いたんだ」

「へえ、良い神さまですね。流石はお2人の神さまです」

 

 剣の柄に触れ、ライオスは普段の口調で答える。ベルはナイフが褒められ、上機嫌に話した。きゃぴきゃぴと、リリは神さえ褒め讃えた。

 

「そういえば、リリはどこのファミリアに所属しているの?」

「はい、ソーマ・ファミリアです」

「……チルチャックの……」

 

 思わず口走った名は、リリの耳にも届いてたのだろう。刹那の間、彼女の目が光を失ったように沈んだ。あまりにも短く、ベルは決して気づかない。

 

「それでは、本日はこれにて失礼いたします。また、サポーターがご利用でしたら、リリにお声をおかけ下さい」

「うん、今日はありがとう。リリ」

「では、またな」

 

 暗闇を知らぬ明るい笑顔で、リリは商店街の方角へ走って行った。

 

「それじゃあ、僕はエイナさんに……!!」

 

 ギルドへ向かおうとしたベルの肩に腕を回し、ライオスは引き留める。周囲に聞かれぬようにベルの耳元へ唇を寄せた。

 

「リリと2人きりになるなよ」

 

 今までの温厚な雰囲気が消え、ライオスは警戒を冷たさに変えた表情を見せる。

 

「いいか? 魔物は意味があって、その姿をしている。それは他の種族も同じだ。パルゥムが獣人族のフリをするのは、必ず意味がある」

「……ライオス」

 

 返事を聞かず、ライオスはベルを離す。耳元で囁かれ、こそばゆかったなどとおちゃらけた感想を言える余裕もない程、重い言葉が胸に来ていた。

 

「ギルド、行くんだろ?」

 

 普段の雰囲気を出すライオスに、ベルも普段通りに笑い返した。

 そして、エイナにリリの話をしたが、ソーマ・ファミリアに所属している事に関して煮え切らない態度を取られた。

 

「先入観を与えちゃいけないし、結局はベルくんが決めないといけないしね」

 

 憂いのある笑顔を見せるエイナに、ベルは気づく。

 ライオスもずっとベルに決めさせてきた。それがあそこまで強く警告する程、リリは危険だと訴えている。

 そもそも、昨日のパルゥムは刀使いに追いかけられていた。もしも、リリが彼女なら事情があるはずだ。

 

(一緒にパーティーを組んでいれば、そのうち話してくれるよね? リリ)

 

●○

 ――人選を誤った。

 

 走りながら、リリは思う。

 路地に入り、座り込んで思う。

 女の子だからという理由で自分を庇ったお人好し、しかも高価そうなナイフを持っている。次の獲物として声をかけてみれば、2人ともリリの魔法を見破った。

 しかも、1人は『ただのライオス』。チルチャックの元パーティーメンバーだった。

 チルチャックはリリと同じファミリアで、パルゥム。小柄で非力な自分達は、いつも虐げられていた。彼が彼女に食べ物を分け与えてくれたのは、同族の情だったのだろう。

 しかし、表立って庇う事はなかった。それは仕方ない。リリだって、逆の立場なら誰にも情けなんてかけない。

 

〝リリ、俺のパーティーに来いよ〟

 

 チルチャックからの誘いを受けた時、リリは既に【ただのライオス】を知っていた。あんな変人と組むなど、願い下げだと断ってしまった。

 それから一年もせず、赤竜討伐の話が出た。その報奨金は、チルチャックをファミリアから解き放つに十分な額だったと知れ渡るのは早かった。

 

 ――裏切られた。自分だけが自由の身になり、街から出て行けるなんて許せない。

 

 リリはチルチャックを呪った。実際は何もしてない。ファミリアの会合で、最後に顔を合わせた時に恨めしく睨んでやった。

 その時の彼の顔は、何故か思い出せない。

 

「リリ!」

 

 自分を呼ぶ声に吃驚して顔を上げ、眼前にベルの姿を見た。

 

「どうしたの? 座りこんじゃって……。具合悪い?」

「い、いえ。思ったより、疲れたみたいで座って休んでいただけです」

 

 長い事、考え込んでいたらしい。リリは持ち前の明るさで、ベルに返事した。

 

「良かった。実は明日からの事なんだけど、……一緒に迷宮へ潜ってくれる?」

 

 勇気を振り絞ったように、ベルは真摯な態度でリリに問うた。彼女は心の中で、彼を嗤った。

 ライオスは確実に自分を警戒している。だが、お人好しのベルは違う。今日の稼ぎは、リリの予定を大きく上回る。そして、黒いナイフは刃毀れがひとつも出ない業物。

 

 ――絶対に手に入れる。

 

「感謝いたします。ベルさま」

 

 心底、穏やかな笑みを浮かべたリリの返事に、ベルは無邪気に笑い返してくれた。

 




閲覧ありがとうございました。
やっと、魔物が食べれました。
今回は真面目な話になってしまいましたね。もっと、ライオスを笑わせたいです。
チルチャックはパルゥム族です。
神様、出番ない……。

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