「コレで何度目だ? 何でまたオレん家に忍び込んだ不法侵入者?」
青年の見下ろす先は正座をしている金髪の女性。
「いや…だから私は不法侵入者じゃなくて貴t「あーあー、そういう言い訳はいいからさっさと目的を言え! 目的あっても帰れ直ぐに帰れ!! 此方は忙しいんだよ! 夏祭りの準備で出店の配置の関係やら町内会の人達の手伝いや他諸々とやることがあるんだよ!! オレの時間を返せ! 邪魔を・す・る・な!!!」ひっ、ひぃぃぃーーーーーーー!!!!」
青年の顔が般若の顔して殺気を金髪女性に向ける。金髪女性は青年の怖さに悲鳴をあげる。ガタガタと震える金髪女性を見る青年は。
「ハァ~……、今日も見逃してやるがまた家に侵入したら分かるよな?」
「は、はいぃぃ!わか、分かりましたぁぁぁぁぁぁ!!!」
「じゃあ帰れ、オレはまだやる事が沢山あるから」
「はい! 失礼しました!!! ありがとうございました!!!」
金髪女性はサラリーマンお辞儀みたいに頭を下げて、突然空間の裂け目が開いた。空間の中には数が数えきれない程の目が青年を見つめる。
金髪女性は大量の目を気にしてない様子で中に入り、金髪女性の口元がにやけた。
すると青年の足元に先のと同じ空間が開いて重力に従って落ちる。
「はぁぁぁぁ!? ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! スキマ妖怪ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「オーホッホッホッホ隙を見せたわね
満面の笑顔で落ちていく夜光に話すと殺気こもった目でスキマ妖怪、
紫の目をそらした時、ある人形が夜光の懐に入る所を紫は気づいてなく消えた。
◇◇◇◇ ◆◆◆◆
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 落ちるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!! ぐあっ!!」
スキマから出て来た夜光はダイレクトに背中を打ってしまう。
「イテテテテテ………思いっきり背中打ったイテェー…」
夜光が出てきた場所は森で今は夜だ。
「お兄さん大丈夫なのかー?」
「大丈夫に見えるのかよ……って何でこんな夜に子供が?」
夜光は黒い服を着た金髪少女を見て思考に入ろうとしたがある物を見た。
「ねぇお兄さんは食べてm「なぁ何でお前封印されてんだ?」えっ?」
疑問に思った夜光は金髪少女の赤いリボンをしゅるっと取ってしまった。
「リボンが…取れ………た……? うぐっ!?」
金髪少女は様子が可笑しい。みるみると金髪少女身体が変わって行く、子供の身体から大人の身体へと変わった同時に強大な妖力が吹き出す。
「ありゃ!? もしかしてオレやっちゃった? おわぁぁっ!?」
自分の失態に気づいた夜光は金髪女性もとい金髪少女の妖力波によって吹っ飛ぶ。
「あはっ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ♪ 封印が解けたわ! 誰だが知らないけどお礼は言っとくわありかどそして死んで私の腹を満たしてぇ♡ ――――なっ!? 何よコレ結界!?」
金髪女性は夜光を食べようと近づき、手を伸ばすとするが見えない壁に阻まれる。
「ふぅー……危ない危ない。今夜のディナーになる所だったな………うんちゃんと発動してるな四重結界」
「餌の分際でこの程度の結界で調子に乗るなぁ!!!」
コノヨウカイハナンテイッタ? オレガエサダト……? ハハハフザケルナ…プッツン。
「こんな結界何て壊して……や………る………? えぇっ!?」
一枚目の結界を壊そうとしたが結界の量が増えた。金髪女性は目を大きく広げて驚いた。
「五十重結界。更に無限の霊槍避けられるなら避けてみろよ? 妖怪風情!」
金髪女性は顔を真っ青にして霊力で作られた槍を見てガタガタと震えだす。
「あ…あぁ……い、いや……ゆ、許して……」
「い・や・だ♪行けやオラァァァァァ!!!! 無限のぉぉぉ霊槍ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
一本の霊槍を投げると後から無限に作り出す霊槍達も最初に投げた霊槍の後を追い続けて金髪女性に目掛けて飛んでくる。
金髪女性は黒い剣を出現させ手に持つと直ぐに接近した何本の霊槍を打ち砕くが五十本目あたりで妖怪の金髪女性もこの量には敵わないのか次々と霊槍に刺される。
数分か数時間だろうが無限の霊槍の攻撃を止めた。
「見た目が人間だけど……やっぱ妖怪何だよなぁ~オレの無限の霊槍を刺されても生きてるってどんだけ生命力たけぇんだよ…」
「ゴフッ…コヒュー………たしゅ……ハァ…け………て…死………たく……ゴホッ…い……ハァ……」
「ふん、主を食い殺そうとした癖に今度は助けを求めるって随分自分勝手じゃない? 主も何ボーッとしてるのですか!! 早く死にかけ妖怪に止めを刺さn「落ち着けハニャ」あうっ!」
突然夜光の懐から出てきたのは銀髪の自立人形のハニャが飛び出して、不機嫌な顔して妖怪を見下ろすと文句を言い放つ。夜光はハニャのおでこにでこぴんを食らわせて落ち着かせる。
「うぅ~痛いじゃないですかぁ~!」
おでこを押さえてうるうるとした目で夜光を見る。
「止めを刺したい山々なんだけどさぁ~。この妖怪殺したらさあのスキマ妖怪が黙ってないだろうなって思うんだよね?」
「むっ! あんな年齢詐欺師スキマ妖怪に気にするのですか主!? 強制に此方に来たのに怒ってないのですか!!」
プンプンと効果音が出てくるようにハニャが夜光に問い詰める。
「何を言ってるハニャ? 腹が抉れそうな勢いでキレてるけど…」
夜光の身体から凄い量の霊力が漏れだし、ハニャは主の夜光を見て押し黙る。
「でもなぁ、オレら此方の世界は何にも知らない素人だぜ? 情報も無いのに敵地に突っ込むバカが何処にいるよハニャ?」
「うっ! そ、それはそうですけど…」
夜光の言葉で押し黙ってしまうハニャ。死にかけてる妖怪の赤いリボンを見て何かを上書きをしている。
(ふ~ん、結構複雑な術式を書いてるが欠点だらけだな他者に取って貰えば封印が解けるって言うのにそこまで考えてない……そうだな…先ずは見た目を自由にして…妖力を小妖怪級の妖力に変更…後は………)
赤いリボンの上書きを終わった夜光は死にかけ妖怪に近づくと妖怪は恐怖で身体を震えて涙も流す。
「い……や…死に……た………い………おね…が……たしゅ………け……て」
「あぁ助けてやるよ。正しまたオレに危害を加えようとするならば存在自体消すからな?」
そう告げた後に妖怪は気絶した。気絶したまま赤いリボンを髪に結んで再封印完了した。
「ハニャ、悪いがこの妖怪を少し回復させてくれない?」
「分かりました……」
妖怪に回復させるのが嫌な顔するハニャ。夜光はハニャの頭を撫でるとやる気を出すと妖怪の怪我は跡形もなく綺麗になってしまった。
「ハニャ…少しって言ったろ」
「あうう…ご、ごめんなさい主……」
「もういいよ。過ぎたことだし妖怪が目を覚ます内にここから離れるぞハニャ」
「はい主♪」