逃走中~タイプタウンの逃走者~   作:丹田二百ヶ池 阿蓮

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残り55分になるとハンターが放出されてしまうミッションの途中、瑞田はエリアエビルで謎のスイッチを見つけた。
1度は通過したのみだったが戻ってきて押してみた…
押した瞬間、モニターに変動があったのだ…

『残り64分21秒、ハンター放出まで残り約9分』


甘い罠

瑞田がスイッチを押した瞬間、モニターには説明と共に数字の列が並んでいた…

 

~モニター内~

 おめでとう!スイッチを押した勇気あるプレイヤーのおかげですべてのハンターボックスについている数字が発覚した。

 残りはハンターボックスの場所を見つけて封印するのだ!

 

=ボックスの暗証番号=

西―1:89006(封印済み)

西―2:17380

 

東―1:37930

東―2:41564

東―3:96181

東―4:22222

東―5:80478

東―6:14317

東―7:73709

東―8:69855

東―9:05693

東10:58046

 

 では諸君、健闘を祈る

~モニター終了~

 

瑞田「おお!」

 

クッパ「誰かは知らんがよくやった!…というか東の4番はやる気ないだろ!!!」

 

黄名子「ラッキーやんね!」

 

たまたま東エリアのハンターボックスの近くにいた猪…

 

猪「ラッキー!後はハンターに気をつけてっと…」

 

ハンターがいないかを確認して5つ並んだハンターボックスの前に到着。

 

猪「でもどれが何番のボックスなんだろう…」

 

ハンターボックスの暗証番号はわかってもどれがどの番号なのかのヒントはどこにも書いていない。

完全な運任せだ…

 

猪「普通に考えると左から1、2、3、4、5って並んでいるはずだけど、6、7、8、9、10とも言えるし…どうしよう…」

 

猪が悩んでいるところに60Bが合流した。

 

60B「あった!あ!猪さん!今すぐ封鎖しましょう!」

 

猪「はい!でもどれが何番かがわからないんです…」

 

60B「迷ってる暇はないよ!とにかく俺は左から1のでやってみるから、猪さんは右から10のをやっていってください!」

 

猪「あ、はい!」

 

2人は手分けして数字を押した。

 

60B「Error!?ってことはここは6~10ですよ!猪さん!」

 

猪「はい!こっちは10番ので合いました!」

 

2人の活躍によりハンターボックス6~10が封鎖された!

 

東エリアに残ったハンターボックスは残り5つだ…

 

猪「よかった!ありがとうございます!」

 

60B「後は1~5だね!探してくる!」

 

猪「あ、お願いします!」

 

60Bは残り5つを探しに走ったが、すぐに猪の元へ戻ってきた。

 

猪「どうしました!?」

 

60B「ハンター来た!!!」

 

60Bの後ろからは追ってくるハンターが…

 

猪「うわっ!」

 

猪も巻き込まれて追われる羽目になってしまった!

両者分かれ道で分かれて逃げた。

 

ハンターの標的となったのは…

 

60B「うわ!マジで!!?」

 

ハンターに先に見つかった60Bだ。

更に60Bの先には行き止まり。

 

袋の鼠だ…

 

60B「最悪だー!!!」

 

『残り61分20秒:60B確保 残り30人』

 

60B「ボックス封印しても結局は運が悪いんだな…俺…」

 

持ち前の運の悪さは、消せなかった…

 

クッパ「60B?誰だそれは?」

 

一条寺「所詮ネタキャラはネタキャラだな」

 

猪「60Bさん…残念です…」

 

ハンター放出まで残り5分を切った!

このままでは西エリアで1体、東エリアで5体のハンターが放出されてしまう!

 

西エリアのエリアゴーストでハンターボックスを探すベータ。

 

ベータ「くっ!どこにあるんだよぉっ!」

 

別の人格が出始めている…

 

そんな中大きな墓石の入り口に立っているハンターボックスを発見した!

 

ベータ「あっ♪見つけましたぁ♪」

 

彼女はボックスに近づいて暗証番号を押した。

 

ハンターボックスは無事に封印された。

 

『Area-West:Mission Compreted』

 

西エリアは全てのハンターボックスが封印された!

 

残るは東エリアの5つのみ!

 

エリアエスパーでボックスを悠々と探すザナーク。

 

ザナーク「お?あれじゃねえか?」

 

彼は謎の建物の前に4つ並んでいるボックスを見つけたようだ。

 

ザナーク「ま、適当に押せば封印されるだろ」

 

ザナークは大胆にボックスへと近づくと暗証番号を押していった。

 

ザナーク「4番が無いようだな…そうくると思ったぜ…」

 

これで4つのハンターボックスが封印された。残りは1つだ。

 

クッパ「おい!22222のボックスだけが封印されてないぞ!どういうことだ!?」

 

ハンター放出まで残りは1分を切っている!

 

マリオ「どこにあるんだろう!?」

 

聖真「分析から見て…時間が無いな…」

 

浜野「9個封印しただけでもいいんじゃね?」

 

残り5秒、4、3、2、1…

 

ミッション、失敗…

 

東エリアから1体のハンターが放出された!

 

通達の音にやはりビビる天城…

 

天城「…ん?1体放出!?」

 

=ミッション結果=

西エリアはアルファ、ベータの活躍によりすべてのハンターボックスが封印された。

東エリアは猪、60B、ザナークの活躍により9個のハンターボックスが封印された。

しかし残り1個を封印できなかったため東エリアでハンターが1体放出された。

よってハンター、ランハンターの数は以下の通りになる。

東:ハンター2体、ランハンター1体

西:ハンター2体、ランハンター2体

 

 

星流「よかった…」

 

デイジー「もう!皆なにやってるのよ!」

 

ハルト「わーい!イナイレ組だ!エルドラドの人たちだけど…それでもいいや!ありがとー!」

 

この知らせを受けた管理室では動揺が隠せないようだった。

 

J「F様、これは…」

 

F「何者かがゲームの流れを変動させてしまったようですね…スイッチの設置者の見当は大方ついていますが、今はこの件について処理することが先決です…」

 

Fは突然モニター上にあった『DEATH』、『BETRAYER COLLECTION』というボタンを押した。

 

J「!F様!それは…!」

 

F「スイッチを押したために降りかかる代償は大きいということ、そしてもう1つのはもとからやる予定のものでした…そちらの方は予定通り行っただけです」

 

J「…」

 

残り53分ちょうどになったとき、新たな通達が逃走者たちに届いた。

 

天城「もうビビらないド…(着信音)うおわっ!!!?…全く自分が嫌になってくるド…えっと…?これって!!!」

 

=MISSION4=

『強制失格を救出せよ!』

エリアエビルのスイッチを押したプレイヤー、瑞田高光は残り30分になると強制失格となる!それを免れるには5人以上の逃走者とツーショット写真を撮らなければならない!

 

=MISSION5=

『裏切り者の募集!』

残り50分まで先着1名に裏切り者の権利を与える。

裏切り者は逃走者の位置をハンターに伝えることが出来る。

それによって逃走者が確保されるごとに5万円の賞金が支払われる。

ただし裏切り者本人がハンターに確保されると賞金は0円になる。

また、裏切り者になった者は自首の権利が失われる。

 

 

瑞田「な、何!!?俺が失格になるのか!?」

 

ワリオ「ハッハッハ!ズルするからこうなるのだ!しかし裏切り者か…興味があるぞ!」

 

黄名子「助けたいのはやまやまだけど、東にいるのかどうかがわからないやんね…」

 

同時に2つ出されたミッション、瑞田の運命は、そして裏切り者は現れるのか!?

 

『残り52分16秒、残り逃走者30人、残りランハンター3体』




=牢屋=

錦「おうおうこれは怖いぜよ!」

60B「捕まるよりも辛いな」

ユー「スイッチって何?」

朋夏「俺も知らないけど、つまり瑞田って人が押したってことでしょ?」

デデデ「自業自得ゾイ!」

ワドルディ「可哀相ですね…」

DK『バナナ食べたい…』
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