逃走中~タイプタウンの逃走者~   作:丹田二百ヶ池 阿蓮

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『残り34分21秒、残り逃走者26名』

瑞田の強制失格まで残り4分となった…
果たして間に合うのか!?

そしてエリアスティールとエリアエレクトロンに起こったこことはいったい何なのか!?


存在しない補正

エリアスカイであと1人の逃走者を探す瑞田。

 

瑞田「誰か返信来ないかな…」

 

その時2件の返信が来たようだ…

 

=メール1=

By天馬

今エリアゴーストに信助と一緒にいます!

 

=メール2=

Byピーチ

今エリアスカイの橋近くにいます。よろしければ協力いたしますよ。

 

瑞田「エリアスカイ…ここだ!」

 

瑞田は早速ピーチ姫を探しに走った。

 

残り時間は刻一刻と迫ってきている。

 

一方、エリアエレクトロンの第1発電所に足を踏み入れた黄名子。

 

黄名子「ここって薄暗いやんね…ん?」

 

黄名子はハンターボックスらしき物を見つけた!

 

黄名子「え?何なのこれ?」

 

そっと近づいた。

ハンターボックスの横になにやら立札がつけられているようだ。

 

『SPハンター』

 

黄名子「えすぴぃ?どういうことやんね?」

 

ハンターボックスの周りを調べていると、新たな紙を見つけた。

 

=内容=

SPハンターとは1度だけ自分を護衛してくれる。いわば追尾型ハンターの失敗作である。

このSPハンターは追尾型ハンターを見つけると30秒の間動きを止めてくれる使い捨てタイプのハンターだ。ピンチになった際に使うがいい。

このボックスを解除する番号は『03781』だ。

 

黄名子「これってすごくラッキーやんねっ!」

 

黄名子は早速SPハンターを解除した。彼は黄名子の周りをキョロキョロ見回しながら黄名子の後をついてきている。

 

その様子を物陰で見つけたカービィ…

 

カービィ「うわっ!逃げなきゃ!」

 

カービィは逃げ出した。だがその先に別のハンターがいた…

 

ハンターはカービィめがけて一直線だ!

 

カービィ「嘘!?」

 

方向転換ができない…

 

『残り31分11秒:カービィ確保、残り25人』

 

カービィ「そんな~…がっかり…」

 

カービィ組は、これで全滅だ…

 

ハルト「あ~カービィが…」

 

デイジー「あら、あの子捕まったのね」

 

マリオ「マンマミーヤ!」

 

そして瑞田の強制失格まで残り1分…

 

瑞田はピーチ姫を探すが見つからない!

 

瑞田「ピーチ姫はいったいどこにいるんだ…!?」

 

残り30秒…その時だった…

 

ベータ「あら?瑞田さん?」

 

ベータを発見した。

 

瑞田「あの、写真撮ってもらえませんか!?」

 

ベータ「喜んで♪」

 

瑞田とベータは横に並び、写真を撮った。

これで瑞田の強制失格はなくなった!

 

『残り30分07秒:MISSION COMPLETE』

 

瑞田「助かったよ…ありがとう…」

 

ベータ「どういたしまして♪」

 

瑞田『それにしてもピーチ姫はいったいどこに行ったんだろう…?』

 

実は2分前…

 

ピーチ「瑞田さんを待っていましょう…あら?あれは…!」

 

ピーチは遠くでハンターを発見していた…

 

ピーチ「仕方ありません…逃げましょう!」

 

彼女は仕方なく別のエリアへと逃げていたのだ…

 

何はともあれ瑞田は強制資格を免れた。

 

瑞田『あとは逃げ切れば…』

 

~管理室~

 

F「ゲームの様子はどうなった?」

 

T「瑞田高光はミッションを完了、さらにエリアエレクトロンでSPハンターを発見した者がいたようです」

 

F「そうですか…後はこのミッションを送って様子を見ましょうか…」

 

Fは『GATE OPEN』のボタンを押した。

 

そしておもむろにスロットマシンを回し始めた…

 

このスロットマシンが、この後逃走者たちの運命を左右するものになろうとは…

 

着信音にビビらなくなった天城…

 

天城「えっと…何だド!?」

 

=MISSION6=

『橋を開通させよ!』

エリアが2つに分断されていたタイプタウン。1つに戻すチャンスが作られた!

橋A、橋Bに2本ずつあるレバーを2人同時に降ろさなければならない。

なお、開ける方向は東からでも西からでもいい。

 

 

クッパ「橋開通か…悪くないな…」

 

マリオ「それはいいね!」

 

アルジ「これこそ罪滅ぼしになるだろ!」

 

東エリアの逃走者はやる気満々のようだ。

 

しかし西エリアでは危惧する声もあがっている。

 

ベータ「もし開通しちゃったら裏切り者がこっちにも来ちゃうってことですよね?」

 

アルファ「リスクを計算…結果…ノー。このミッションは不参加…」

 

フレ「こっちにハンターが2体いようが関係ないけど東にいる裏切り野郎がこっちにくるのはいけすかねえ!」

 

西エリアにとって東エリアからくる裏切り者が混ざるのは避けたいようだ。

 

その西エリアで逃走を続けている天馬と信助…

 

天馬「ハンターはどこからくるかわからないのが怖いよね」

 

信助「そうだね…」

 

心配する2人の近くにハンター…

 

天馬「!隠れて!」

 

とっさに身を隠す2人だったが…

 

ハンター01「!」

 

見つかった…ハンターがすぐさま追跡を開始した。

 

天馬「うわっ!」

 

信助「やばい!」

 

両者二手に分かれた!

ハンターの標的となったのは…天馬だ…

 

天馬「うわー!」

 

天馬の快足でも、ハンターは振り払えなかった…

 

『残り27分02秒:松風天馬確保、残り24人』

 

天馬「はあ…悔しいなあ…」

 

地面に座り込むそよ風の革命児…逃走中に革命は、起こせなかった…

 

天城「天馬が確保されたド!!」

 

円堂「天馬…」

 

ハルト「遂に天馬くんまで!!」

 

主人公格のキャラが捕まる中、橋Aのレバーに向かう主人公、マリオ…

 

マリオ「僕には主人公補正がついているから捕まらないのさ!ハッハ-!」

 

逃走中に主人公補正は、ない…

 

それを表すかのようにハンター…

 

マリオ「オウノー!」

 

マリオは見つかってしまった!ハンターは猛スピードでマリオを追っている。

 

更に…

 

ザナーク「お?きやがったか!」

 

ザナークが巻き込まれた!

 

だがザナークの素早さはマリオ以上。ザナークはマリオに軽く差をつけ逃げて行った。

 

マリオ「そんな馬鹿なー!!!」

 

『残り24分33秒:マリオ確保、残り23人』

 

マリオ「主人公補正はどうしたんだよー!」

 

何度も言うが逃走中に主人公補正は、無い…

 

クッパ「ガハハハハ!マリオが捕まったぞ!」

 

ルイージ「マリオ!」

 

星流「また通報ですね…」

 

またしても、裏切り者による犯行だ…

 

裏切り者「20万…逃げ切れば236万…もう少し欲しいかな…」

 

裏切り者はいったい誰なのか!?

 

『残り23分58秒:残り逃走者23人、残りランハンター1体(東)』




~牢屋~

錦「通報しとるのは誰ぜよ?」

ユー「ここで予想しないか?」

朋夏「いいね!俺は乗るよ!」

浜野「東の誰かっちゅーことだもんね?だいたい予想はついてるよ!」

ワリオ「ぜってえその通報者泣かしてやる!そして迷惑料たんまりと貰ってやる!」

…この騒ぎを聞いた管理室…

F「…面白そうですね…では、彼らにボーナスをあげましょう…」

T「!?F様?つまりそれは…?」

F「大丈夫です。金額は1万円にします。後は何人が裏切り者を当てるかですね…後は『これ』をいつ出すかです…」

=スロットの出目=
『21:5:37:赤』
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