逃走中~タイプタウンの逃走者~   作:丹田二百ヶ池 阿蓮

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前回の後書きで主人公格のキャラクターが相次いで確保となり波乱の状況が続く逃走中。

残り22分、逃走中もいよいよ佳境か!?


嵐の前触れ…赤

牢屋の中で勝手に始まった裏切り者予想…

 

そこに一通のメールが入った。

 

60B「あ、何か来た!」

 

=通達=

現在牢屋に捕まっている17人のプレイヤーにチャンスを与えよう。

ルールは簡単だ。裏切り者が誰なのかを予想する。それだけだ。

それぞれが予想した結果を残り20分までに送信してほしい。

裏切り者の予想に正解したプレイヤーには無条件で賞金1万円を贈呈する…

なお、裏切り者は東エリアにいる。

 

 

この通達を見た牢屋内のプレイヤーは歓声をあげた。

 

ワリオ「つまりは犯人を書けばいいんだろ?」

 

DK「ウッホーイ!1万円でもあればバナナがたくさん買えるぞ!」

 

聖真「ここは分析を活かすチャンスかもしれない!」

 

17人のプレイヤーたちは思い思いの予想をし始めた。

 

現在わかっている情報は東エリアにいる誰かということだけだ…

 

聖真『現在11人の逃走者が東にいる…ワルイージが西にいるとなると迷宮入りだ…もし誰かが裏切り者でない演技をしていたとしたら…?いったい誰が…謎だ…だが、相当裏切りをするという考えをもつとしたら…?よし…ここはあえてこう行ってみるか…』

 

残り20分…全員の予想が出たようだ。

 

牢屋のモニターに予想結果が出ている。

 

=予想結果=

集計の結果が出たので報告する。

名前の後に出てくる数字はその逃走者を予想した人数だ。

 

ピカチュウ:1

ルイージ :2

菜花黄名子:0

アルジ  :2

天城大地 :1

ザナーク :2

クッパ  :4

デイジー :1

ブルー  :0

一条寺  :2

猪    :1

ワリオ  :1

 

 

ワリオ「オイちょっと待て!俺様はもう捕まってるだろうが!誰だ俺に入れたの!!」

 

ユー「1万円を捨てたなそいつ…でもそれはそれで面白いぜ!」

 

笑い声とざわめきが牢屋に響く中、橋の開通を目指してレバーの元へ向かうザナーク。

 

ザナーク「簡単だな…後1人がここを通ればいいが、俺の手にかかればなんでも可能だ」

 

そこに天城が合流した。

 

天城「ザナーク!橋開通に行くのか?」

 

ザナーク「クックック…もちろんだ。お前も行くか?行くよな?」

 

天城「もちろんだド!裏切り者が東をうろついているド!」

 

ザナーク「そう言うと思っていたぜ」

 

2人は近い方の橋Aの方を目指すことにした。

 

一方裏切り者のいない西エリア。

 

ワルイージ「橋なんて開けてみろ!ぶちのめしてやっからな!」

 

ランハンターを2体捕まえたワルイージ。

誰も橋を開けないことを祈っているようだ。

 

そこに円堂。

 

円堂「お!お前は橋開通に行かないのか?」

 

ワルイージ「行くわけねえっつーの!裏切り者をこっちに来させるかって!」

 

円堂「そうか!じゃあな!俺は行くぞ!」

 

ワルイージ「開けんなよー!」

 

円堂はワルイージの言葉は聞かずにレバーへと向かった。

 

ワルイージ「あいつ、終わったな…」

 

残り18分、東エリアに動きが…

 

ザナーク「クックック…見つけたぜ!あれを解除すればいいんだな?」

 

天城「よし!行くド!」

 

ザナークと天城は橋Aのレバーをせーのという合図とともに下ろした。

 

橋Aの門が開通した。

 

これで東と西の分断は終わった…

 

ザナーク「これでよし…で、Bの方にも行くか?」

 

天城「行ってみるド!」

 

2人は更に橋Bの方へと向かったようだ。

 

西エリアのエリアスカイに潜んでいた星流。

 

ハンターを見つけ、隠れている…

 

星流『こっち来ないで…こっち来ないで…』

 

その時運悪く通達の着信音が入ってしまった。

 

星流「あっ!」

 

ハンターは音に気づき追跡を開始した!

 

星流「キャアッ!」

 

星流はダッシュで逃走したが途中で転んでしまった。

 

ハンターはそのまま彼女を確保した。

 

『残り16分47秒:星流確保、残り22人』

 

星流「うぅ…残念です…でもここまで逃げれたのは意外でした…」

 

ザナーク「星流確保ねぇ…」

 

ピカ「あーあ…捕まっちゃった…」

 

木野「ところで通達は何なんだろう?」

 

通達はザナークと天城の2人が橋Aを開通したことについてだった。

西エリアではやはり警戒心が増しているようだ。

 

ワルイージ「やりやがったなこいつら!通報されて捕まっちまえ!」

 

アルファ「…」

 

東西分断がなくなり思い思いのエリアへ逃げる逃走者たち…

 

そんな中管理室ではFが新たな試練を出そうとしていた…

 

T「思ったのだが、そのスロットは何のためにあるんだ?」

 

F「このスロットマシンに出ている目の内容こそが今回おこなわれる逃走中のラストミッションになります」

 

J「しかし21、5、37、赤としか書かれていませんが?」

 

Fはおもむろに歩き出すと表のようなものが書かれたモニターをJとTに見せた。

 

J「この表はいったい何なんです?」

 

F「ここにはミッションの内容が書かれています。1~3番目の目はそれぞれ逃走者の人数分に設定された番号が、4番目の目には色がそれぞれ描かれてあります。もし数字が1、12、7と示されているなら1番、12番、そして7番の逃走者が対象になります。色には4色あり、黄色、青、赤、黒の4色です。もし黄色であれば成功させれば無条件で10万円獲得、青なら成功させれば3人が好きな逃走者を救出、黒であれば失敗すると強制失格となります…」

 

T「では赤は…?」

 

F「それは送ってからのお楽しみです…5番、21番、37番の逃走者は3人とも残っています。しっかり頑張ってもらいましょう…」

 

Fはスロットマシンの結果をモニターに打ち込み、Enterを押した。

 

F「さて…大一番の始まりです…」




『残り15分55秒:残り逃走者22人、残りランハンター1体、ランハンターのハンター化まで残り約6分』

※裏切り者は誰かという予想も受け付けています!よければ推理してみてください!
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