残った逃走者は猪、浜野海士、ハルト、アルファの4人。
対する追跡者は5人と狙撃者1人であったのだが…
運営にとんでもない情報が入ってきた…
F「…これは困りましたね」
T「うむ…NO.1が故障か……」
Tの言うNo.1は追跡者、ジャ・ナイサンである。
彼は菜花黄名子を追いかけていたが、黄名子のフェイントにまんまと引っかかってつまづいて転がってしまったのだ。
その際に左足を捻挫し、ドクターストップがかかってしまったのだ。
思いもよらぬ追跡者の脱退に戸惑う管理人たち…
ここでTが新たな動きを見せた。
T「F君。実はもう一つ気になるものがあるんだが、いいかね?」
F「どうしました?」
T「君の持つその白黒のボタンはいったい何なのかね?」
TはFが左手に持っている白黒のボタンを指差した。
Fはボタンを見て表情が少し緩んだようだった。
F「よく気づきましたね…しかしこれを押すにはやや人数が足りない気がします。それにこの仕掛けはかなり危険な物ですから………」
T「ふむ…ではもうそれは押さずにそのまま進めるのかね?」
Fは少し考えた。
白黒のボタンを押すのか押さないのかを…
F「…残り2分頃ですかね?そうでなければ面白味がなくなるかもしれません」
T「そうか」
TはFの答えに納得したようでゆっくりと自分の管理するモニター前の椅子に腰かけた。
一方Jは暇つぶし用の小さいボールを投げて遊んでいたが、うっかりキャッチし損ねてしまった。
J「…あっ!」
ボールはFがホッとしてテーブルに置いた白黒ボタンに直撃してしまい、運悪く仕掛けが作動してしまった。
F「…J、あなたは減給です」
J「…すみません」
Jのミスにより残り7分で発動してしまった仕掛けとは…?
一方確保された者たちの集う牢屋の前に、ガードマンらしき人の群れが謎の仕切りを持って走っている。
60B「うわ!?何あれ!!?」
ジョ「あれハンター?」
彼らはハンターではない。
しかし彼らは仕切りをそれぞれのエリアの境界に置いた。
これが逃走者たちに厳しい試練を与えることとなる…
逃げる4人のもとへ通達が届いた。
猪「えぇっ!?」
ハルト「どういうことなの!?」
浜野「ちゅーか積んだんじゃね?」
=通達=
ボーナスゲームも残り6分となった。
追跡者が1体故障してしまった。
残る追跡者は5体であるが、これだけでは面白味が無いだろう。
よってエリアの境界を封鎖した。
よって残り6分間は逃走者の今いるエリア内のみで逃走してもらう。
他のエリアへは境界の番人が止めに入るため行くことができない上に、追跡者は自由に出入りできる。
逃走者の諸君、健闘を祈る…
この通達を見て絶望したのは逃走者だけではなかった。
60B「本格的な潰しに入ったな」
ワルイージ「ハッハッハ!ドロップアウト正解だぜ!」
ユー「1人でも逃げ切れればいいな…」
牢屋の者や逃走に成功してドロップアウトした玉座の者もこの試合は終わったと思っていた…
現在4人が逃げている場所は、猪がエリアファイター、浜野がエリアアース、ハルトがエリアアクア、アルファがエリアドラゴンである。
逃げるスペースが広いのは浜野のいるエリアアースだが障害物が少ない。
その浜野は慌てていた。
浜野「やべえじゃん!ここから出られないんでしょ?」
実はこのエリアアースにワンダバがまだいると危惧しているのだ。
彼はエリアアースで黄名子を捕まえたため、浜野もビビっている。
一方、違う理由で慌てている者がいた…
ハルト「ど、どうしよう…」
ハルトだ。
彼の隠れるエリアアクアは隠れる場所はそこそこあるが逃走できる面積が最も狭い。
しかも追跡者に波動を使えるルカリオがいるため、障害物はあっても無いものとされてしまうため、最も不利な場所に隠れてしまったことになる!
ハルト『このままだと僕完全に捕まっちゃうよ!どうしよう!』
そこにやってきたのはブルだ。
ハルト『来ないで…このままどこかに行って…!』
ブル「流石にこんな狭い所にはいないッスよね?…ん?」
その時、ブルが何かに気づいた…
ハルト『!!』
ハルト、絶体絶命か!?
=牢屋と玉座=
60B「なんか次回作があるかもしれないらしい」
一条寺「出れるのかな?」
ジョ「作者次第じゃね?」
ユー「そこ!メタ発言やめろ!」
3人「はい…」