はぁ~かよ子との結婚のためとは言え早まちまったな…
ヴァンプとの対決であいつと結婚するって言った手前食わせてもらうわけにもいかねぇしな
川崎で正社員登用あるのここだけとは言えガキの下で働くのかよ…
職員室から移動している俺と更識とかいったガキを他のガキどもが物珍しそうにじろじろ見てやがる
ただでさえげんなりしている俺の気分さらにげんなりしてくる
「はい、サンレッドさん到着よ。ここが私たちの拠点よ」
ドアには生徒会役員室と書かれている
「拠点?」
どういうことだ
「まぁ、詳しい話は中でしましょう」
中には眼鏡をしたいかにも真面目そうな奴となんか知らんが着ぐるみしているガキがいた
更識は一番奥の生徒会長と書かれたプレートが置かれた机に座りメガネのガキに紅茶を頼んだ
「改めて初めまして天体戦士サンレッドさん。私がIS学園生徒会長の更識楯無よ。」
てかこいつが生徒会長かよ
「はぁ、どうも」
てかどう接したらいいんだよ
「あぁ、気軽に接してもらっていいわよ。あなたには頑張ってもらわないとこっちも困るの」
どこから出したかわからん扇子に仲間と書いてある
まぁそういうことならそうするが
「で俺は何すりゃいいんだ?」
頑張るってことは相当大変なことなんだろうと思い尋ねる
「男性操縦者の織斑一夏くんの護衛ね。しかも人知れずね。」
はぁ~なんか面倒な場所に来ちまったな
「じゃあ、業務内容を説明するわね」
楯無が口を開き俺もそれに耳を傾ける
「まず、ヒーロー雇用を勧めたのは私よ。世界初の男性操縦者を護るためよ。虚ちゃん」
虚と呼ばれた奴が俺に資料を渡す
(こいつか、確かニュースで出ていたな)
「んで、なんでヒーローをIS学園に呼んだんだ?」
言っちゃ悪いがISの登場で女権団体とヒーロー協会の関係は険悪だ
「IS学園だからこそよ、私だったら襲うなら対IS装備を利用するわ。ISが無効化されたら確実に被害が出るいえ最悪織斑君を誘拐か殺害されるわ」
まぁ、そりゃあなISが大量にあるここを襲うなら対策はするわな
「対IS兵器の対策でISに対抗できる存在のヒーローを雇うことにしたの、って言っても契約社員だけどね」
そう例の女権団体が反対を起こし契約社員で実績がなければクビになるそれが今の俺だ
「まぁ、難しい話はこれ位でとりあえずお昼時だし、ランチ食べながら話を進めましょう」
確かに腹は減ってたから問題無い
食堂についた俺は青筋を浮かべて頭を抱える
「どうしたのサンサン?」
本音とかいうのは俺に変なあだ名つけているが目の前の事案に比べればどうでもいい
「色々言いたいけど、前にも似たようなことあったが何やってんだ!ナイトマン!」
ニコニコ笑う食堂スタッフと化したナイトマンがいた
「あら知り合い?」
楯無は広げ驚愕と書かれた扇子を広げ驚いているがこっちが驚きだよ
「織斑を護るために俺を雇たのになんで悪の組織の一員雇ってんだよ」
そうナイトマンは俺の敵対している組織の怪人だ
「先輩、俺はただの食堂スタッフなんですからここでは後輩として扱って下さい」
こいつはこいつで変な理屈を持ち出す始末だし
「もういいわ、とっとと牛丼寄越せ」
注文した牛丼セットを受け取り席に着く
「で結局、あの食堂スタッフとはどういう関係なの?」
楯無は興味津々と書かれた扇子を広げてわくわくとした顔でこっちを見る
「あぁなんて言うか、元ヒーローなんだが俺をぶっ殺したくて怪人になった後輩だ。てかあいつだけでなくフロシャイムの奴ら全員おかしいんだよな」
あいつら俺と友好的な敵対関係を築いてるしな
「へぇ、そそうなんだ」
全員苦笑いを浮かべている
「てか悪の組織の怪人雇っていいのかよ、仮にも機密の山だぞ」
ISは国規模で機密保持されるものが多い、そんなものが大量に集まるIS学園に怪人のナイトマンがいていいのか疑問なんだか
「彼の近辺限りなくブルーだったし料理の腕も高いからOK出たのよ」
怪人としてどうなんだよそれ