千鶴ちゃん少し忙しそうだなぁ
少し手伝ってあげようかな~
あ、平助くんだ
・・・。楽しそう
なんで僕がこんなこと思ってるんだろう
今は集中しなきゃ 近藤さんのために僕は強くなるって決めたんだ
だからもっともっと・・
なのになんであのふたりのことが気になるんだろう
風邪でもひいたのかな?
でももともと労咳だし体調は悪くてもおかしくないか。
楽しそう 少し気に食わないな
そう思って僕は乱入した
「ねえ、何してるの?随分楽しそうだね。」
「沖田さん! 今平助くんがこれをくれたんです。」
「なにそれ」
「簪(かんざし)だよ 総司わかんないの?」
平助くんと千鶴ちゃんがまた楽しそうに笑った。
「僕だって簪くらい見てわかるよ。 千鶴ちゃんは今男装しててつけれないのに嬉しそうだね」
「付けれなくていいんですよ。平助くんのその気持ちが嬉しいんです! 私のこと気にかけて選んでもらっているんだなーって思うとそれだけで嬉しくなるんです。」
「ふ~ん。まあ僕には関係ないけど」
なんだろうこの気持ち
すごい胸のあたりがもやもやする
やっぱり彼女は不思議だ。
平助くん顔赤くして喜んでる
どちらが物をあげたのかわからないくらい喜んでる。
「そうだ総司ー。 千鶴もここにいてもうだいぶあのことお教えてあげてもいいんじゃないかなー?」
平助くんが小声で言った
はぁ 本当に平助くんはお人好しだなー
少し話をそらしてみようかな
「わかったよ。 土方さんの恥ずかしい話? 誰にも言ってない秘蔵の話してあげようか」
「そ、総司、、気になるけどその話じゃなくて」
「んー?僕それ以外に身に覚えのある話ないなー。それに千鶴ちゃんはもう食いついてるし」
「土方さんの恥ずかしい話・・。」
「千鶴まで でも確かに土方さんの恥ずかしい話は気になる。」
見事に話そらすことに成功した
「じゃあー試衛館のときの話をしようか」
「総司、随分楽しそうな話ししてるじゃないか。」
この低くて今にも怒りそうな声
身の危険感じるから今のうちに逃げておこう
「じゃあ僕用事思い出したから じゃあね千鶴ちゃん」
「まて総司ー 今度こそ逃がさないからな」
「誰が待つもんですか土方さん 捕まえられるなら捕まえたらどうですかー?」
「これこれ 二人共よさないか トシも許してあげなさい 総司はまだ子供だぞ」
この声は 顔を見なくてもわかる
近藤さんだ~
「近藤さん、僕はもう子供じゃないですよ」
少し拗ねてみた
「そうか?俺にとっては総司はまだ子供だよ」
「あぁ同感だ いつまでたっても総司は子供だ。」
「どっかの俺様には言われたくないですねー」
「んだと!?総司おまえ」
「まぁまぁ よさないか 少しは仲良くしなさい」
「近藤さんがそう言うなら・・・」
気に食わないけど近藤さんの願いであればそうせざる負えない
「そうだ総司トシ、 みかんを山崎くんからもらったんだ 一緒に食べないか?」
「そいつはいいや 食べようぜ」
「是非ご一緒させて頂きます」
「そういえば総司。 最近おかしくないか?」
「近藤さん僕はいつだってこんな感じですよ?」
「そうか?すこし様子がおかしい気がしたんだけどな。 最近食欲もなさそうだし、ため息ばかりはいてるし」
「そりゃいけない、総司風邪か?寝てなきゃダメじゃないか」
近藤さんに土方さん本当に心配症だな~
でも本音を言うと二人が心配してくれるのはほんの少し嬉しいことだ。
「僕は大丈夫ですよ。さぁみかん食べましょう?美味しそうだな~」
「おまえは喋らないし笑わないし何なんだよ気持ち悪い」
「そういえばおまえ家族から捨てられてここにきたんだろー」
うるさいな いいじゃないかほっといてよ
「おまえ剣術も下手くそだもんなー」
僕がどうしようとほっといてくれよ
(バンッ) 頬が痛い あぁ殴られたのか
「おまえ本当に可愛そうな子だよなー だから俺らが可愛がってやるよ あっははは」
「うるさいなっ!!ぼくは可愛そうなんかじゃない」
「総司!大丈夫か?しっかりしろ!」
ゆ、ゆめ?
「おはようございます近藤さん どうされたんですか?」
「あ、あぁ、少しうなされてたようだから心配で」
「心配してくれたんですか ありがとうございます。大丈夫ですよ少し昔を思い出しちゃっただけです」
「な、ならいいのだが・・・」
「はいありがとうございます あ、僕巡察に行かなくちゃ」
「うむ、きおつけていってこい」
「ありがとうございます いってきます近藤さん」
今日の巡察には千鶴ちゃんもいる
少しいじめようかなー
「ねえ千鶴ちゃん なんで一くんが左利きか知っている?」
「いえわかりません。なぜですか?」
「実はね、一くんは右手が使えないんだ 幼い時に不慮の事故で木から落ちて右手が麻痺しちゃったんだよ
だから左利きなんだよー」
少し嘘くさいかな?流石にいくら千鶴ちゃんでもわかるか
「本当ですか!? そんな過去があったなんて知らずに私・・」
信じ込んじゃった
千鶴ちゃんはだからいじめたくなるんだよな~
「ははっ、信じちゃったの?嘘だよ 剣使うときに右手添えてるじゃない」
千鶴ちゃんが怒った表情もかわいいなー
ん?可愛い?なんで僕こんなこと思っているんだ
「もう沖田さん信じちゃったじゃないですかー」
「ごめんごめん まさか信じ込むとは思わなくて
ってそんなに暴れたら危ないって」
その時千鶴ちゃんが足をくじいて浪士の肩にぶつかってしまった
「ふふ、まさか貴様から俺の前にくるとはな、会いたかったぞ我が妻」
その時風間が千鶴ちゃんを捕まえた
「君、千鶴ちゃんを離してくれない?」
「百姓軍団にはこの小娘の価値がわからぬ さあいくぞ千鶴」
風間が千鶴ちゃんをもって走っていった
「千鶴ちゃんを返せ!」
なんで僕はこんなに怒っているのだろう とりあえず千鶴ちゃんを取り返しにいかなくちゃ
まっててね千鶴ちゃん今行くよ
ここまで読んでくれた人ありがとう
これは私欲の作品かな?
薄桜鬼ふぁんなら誰が今しゃべったとかいれなくてもわかるって信じてあえて入れなかったよ