ハルケギニアの[使い魔]光の戦士 作:シャイニングピッグEX
一話一話見るたびに想像が広がって行く・・w
零「末期だな。」
やかましいw
ちなみに、ツッコむ時はチョロ松の声で、ボケる時はおそ松の声でお楽しみ下さい。
零はルイズの部屋に連れ戻され、おまけに首輪を付けられていた。
「異世界?」
「ああ。俺は紛れもなく異世界の人間だ。」
「信じられないわ!そんな別世界があるなんて!」
「別にお前が信じようが信じまいが構わねえけどよ。」
すると、ルイズは零の話を聞かず着替え始めた。
「契約は絶対なの。当分はここにいて貰うわよ。」
「あ、そう。で、何やってんの?」
「寝るから着替えてるのよ。」
そう言ってルイズは指を鳴らした。
すると、辺りは闇に包まれた。
そして、ルイズはレースを外し、零は慌てて自分の目を覆った。
「流石にそう言うのは見えない所でやってくんない!?」
「何で?」
そう言いながらルイズは零にレースを投げつけた。
「異性に見られても良いのか?」
零は投げつけられたレースを取った。
「異性?あんたはただの使い魔でしょう。」
「えー・・・。」
零が落胆してる間にルイズは下着を投げつけた。
「いや、渡されても困るんですけど。」
そう言ってる間にルイズは寝巻きを着てベッドに入っていた。
「じゃ、それ洗濯しといてね。」
「うぇ~・・。まあいっか。」
「分かってるとは思うけど、掃除、洗濯、雑用もあるから。朝の着替えの用意もしとく様に。安心なさい。ちゃんと・・働けば・・ご飯は・・与えるから・・。」
喋ってる途中にルイズは眠ってしまった。
「与えるって・・俺は犬か何かか?いくら俺でもここまでしねえぞ。」
しかし、とっくにルイズは寝ており、零の言葉も届いていなかった。
「・・仕方ねえ。」
零は夜が明ける少し前に窓からダイブし、学園の周りを何十週か走った。
そして、走ってる内に朝日が見え、ルイズの部屋に戻った。
手慣れた手つきで服を畳み、ルイズの布団を剥がし、服を置いた。
「ん?あんた誰?」
「おら服だ。朝になったら用意しろって言ってたろ。」
「あぁ~、使い魔。昨日呼び出したんだっけ。・・下着は?」
「流石にそれぐらいはやってくれ。」
「ご飯抜きにするわよ。」
「んなっ!?」
「下の引き出し。」
ルイズは下着の場所を顎で指した。
零は引き出しを開けた。
「とりあえずこれでいっか。」
零は一枚下着をルイズに渡した。
「で、これ何時外してくれんだ?動き辛くてしょうがない。」
零は鎖を掴みながら言った。
「まだよ。これ、着せて。」
ルイズは上の制服を投げつけた。
「服くらい自分で着ろよ。」
ルイズはムッとした表情になり、言った。
「下僕がいる場合、貴族は自分で服なんか着ないの!」
「なあにが貴族だ!甘えやがって。」
「そう。じゃあご飯抜きにするわよ。鎖も外してあげない。」
「・・・はいはい。着せりゃ良いんだろ。」
零はルイズに制服を着せた。
「んじゃ、さっさと外してくれ。」
「仕方ないわねえ。」
ルイズは鍵を取りだし、首輪を外した。
そして、零は喉元を撫でた。
「行くわよ。」
「何処へいくんだ?」
「朝食に決まってるでしょ。」
零とルイズは食堂に向かった。
テーブルの上にはご馳走がところせましと並んでいた。
「はぁ~、すげえごちそう・・。」
「早く椅子を引きなさいよ。気が利かないわね。」
「はいはい。」
零は呆れ気味に返事をし、椅子を引いた。
「しっかし、すごい料理だこと。」
すると、ルイズは下を指さした。
「下?」
ルイズの足元には皿が一枚置いてあった。
「扱い酷くねえか?」
零はパンを一つ頬張った。
そして、零はルイズに連れられ、外に連れられた。
「本来なら、食事中使い魔は外で待機してるのよ。特別に一緒に居させてもらってるんじゃない。」
「あれならまだ外の方がましだ。」
すると、中庭のほうで生徒達が使い魔達と戯れていた。
「何してんだあれ?」
「ああ、今日は二年生の授業はお休み。召喚したばかりの使い魔とコミュニケーションを取るのよ。」
「取りたくもねえな・・。」
「あら?」
後ろからした声に反応し、二人は振り向いた。
後ろには炎に尻尾がついた動物がいた。
「だぁーびっくりした!」
その横には昨日の赤い髪の少女が動物の頭を撫でていた。
「あなた、サラマンダーを見るのは初めて?」
「いや、もっとヤバイ人達やかい・・動物達見てるからな。つか、繋いどけよ。」
「大丈夫よ。契約を交わした使い魔は主人に絶対忠実。」
それに反応するようにサラマンダーは鳴き声をあげた。
「逃げたりなんてしないし。ねー?フレイム。」
そして、その少女はルイズを嘲笑うかのように口角を上げた。
「余計なお世話よ!」
「ねえ、あなた最初からその辺を歩いてた平民を連れて来たんじゃない?爆発で上手く誤魔化したけど。」
「違うわ!ちゃんと召喚したのに、コイツが来ちゃっただけよ!」
「ま、ゼロのルイズにはお似合いよね?」
そして、その少女は嘲笑いながらその場を去っていった。
「なんなのあの女~!」
ルイズの顔には怒りが表れていた。
「ボケっとしてないでお茶くらい持って来て!」
そう言ってルイズは何処かに行った。
「朝からパンだけって・・。何が出来んだよ・・。」
余所見をしていたせいで、前から来る人に気付かず、衝突した。
「うわっ!」
「きゃあ!」
零にぶつかった拍子にその女性は皿に乗せていたケーキを落としてしまった。
「あっ、ごめん。」
「いえ、大丈夫です。」
零はケーキを拾おうとしたが、そのメイドのような服を着た黒髪の女性もケーキを拾おうとしていた。
「あっ、すみません。」
「いや、その・・。」
零はケーキを拾い上げ、皿の上に乗せた。
「あの、もしかしてミス・ヴァリエールの使い魔になったって言う・・。」
「俺の事を知ってるのか?」
「平民が使い魔として召喚されたって、もう噂になってますから。」
「へぇ~。ま、貴族だかなんだか知らないけど、関係ねえからな。」
「魔法が使えるのが貴族で、それ以外は平民でしょ?」
「成る程ね。そんなんで上下つけられんのもなぁ~。君は魔法使いなのか?」
「とんでもない。私はここでご奉仕させて頂いているシエスタと言う者です。あなたと同じ平民です。」
「俺は柊零。ちょっと凄い冒険者さ。」
「柊さん、変わった名前ですね。」
「いや、零で良いぜ。」
「おい。」
何処からか呼ぶ声がし、二人はその方を向いた。
そこには昨日零を浮かび上がらせた金髪の少年が座っていた。
「ケーキはまだかい?」
「はい!只今!」
「・・・俺が持ってくよ。」
「でも、それは・・。」
「良いんだよ。アイツは。」
零はシエスタから皿を受け取り、少年の元へ持って行った。
「只今。」
「ああ、ご苦労。お茶のお代わりも頼む。」
そして、その少年が向かいに座っていた少女に口説いている所を見計らい、タイミングを見計らった。
「おるぁ!」
零はケーキを少年の顔に叩きつけた。
「なぁにが裏表ねえだぁ!?てめ昨日別の学年の奴同じように口説いてただろうがぁ!」
「何の話?」
少女は少年を疑った。
そして、慌てたように少年は立ち上がった。
「とっとと仕事をしたまえ給事君!」
「俺別に給事じゃねーし。」
「君は、ゼロのルイズの・・。」
「どーも~。それじゃ、ごゆっくり~。」
「ねえ、ギーシュ。何の話?」
「ああ~、ほら、話したろ?昨日あの平民の使い魔とちょっとあってね。それだけさぁ・・。」
すると、昨日の少女がギーシュの元に近づいて来た。
「ギーシュ様・・どちらに・・。」
「ああ、その二股ギーシュ様ならあそこにいるよ。」
「あ~!ギーシュ様~!」
その少女はギーシュの元に走って行った。
ギーシュは何か慌てふためいていた。
面白そうなので遊ぶ事にした。
「良かったじゃねーか。確か是非とも食べてみたいとか言ってたっけなぁ?」
零は不適にニヤついていた。
「き、君!」
「え~?ホントの事でしょ~?」
「ギーシュどういう事!?」
「き、君は何を言ってるんだ!?彼女達にいらぬ誤解を与えてしまうじゃないか!」
「誤解も何も、二股かけるお前が悪いと思うけど?」
ギーシュは金髪の少女のモンモランシーと茶髪のケティと言う少女を必死に宥めていた。
そして、ギーシュはモンモランシーに思いっきりビンタされた。
ギーシュは立ち上がり、零の方を向いた。
「・・・どうやら君は貴族に対する口の聞き方を知らないようだな。」
「俺は悪いことは見逃せない性分なんでね。お前達みたいに上下関係つけるような世界とも全くの無縁・・でもないか。ま、二股かけるお前がいけないんだろ?」
「・・・良かろう。」
ギーシュは不適に笑った。
「決闘?」
「その通り。君に決闘を申し込む。君は平民の、しかも使い魔の分際で「あー、もう長ったらしい奴俺は嫌いなの。ちゃっちゃとやろうぜ。」
「・・・覚悟は良いな!ベストリオ広場で待っている!
そう言ってギーシュは何処かに行ってしまった。
すると、ルイズに腕を掴まれた。
「あんた!何やってんのよ!」
「な、何だよ!」
零はルイズに引っ張られて行った。
「何だよじゃないわ!何決闘の約束なんかしてるのよ!」
「今どこむかってるんだ?」
「ギーシュに謝りに行くのよ。今ならまだーー」
「お断りだね。」
「え?」
「こんな楽しそうな事放っておけるかよ!」
「あんた何も分かってない!平民は貴族に勝てないの!怪我で済めば運がいい方なの!」
「へぇ。じゃあ、俺は反逆者・・“レジスタンス”になろうかな?」
そして、零はルイズの手を払い、ベストリオ広場の場所を聞き、音速の速さで向かった。
既にギーシュはおり、ギャラリーも集まっていた。
「逃げずに来たのは褒めてやる。」
「そりゃどうも。」
するとルイズが止めに来た。
「ギーシュ!いい加減にして!決闘は禁止されているじゃない!」
「禁止されているのは貴族同士の決闘だよ。彼は平民。問題は無い。」
「そんな・・。そんな事は今まで無かったから・・。」
「ルイズ。もしやこの平民に、その乙女心を動かしているとか。」
「えっ!?誰がよ!止めてよね!自分の使い魔がみすみすボロクソにやられるのをだまって見てられる訳無いじゃない!」
「いや、まあ・・ここでは平民か・・。」
「君が何を言おうと、決闘は既に始まっているんだよ!」
ギーシュは持っていたバラのような杖の花弁の一枚を散らし、土人形を出した。
「僕の名は青銅のギーシュ。従って青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手する。」
そして、ワルキューレは零に襲いかかった。
零は不意打ちをくらい、腹を押さえてうずまった。
「て、てめっ・・!」
「メイジである貴族が魔法を使って闘うのは当然の事だ。」
「分かったでしょ?平民は絶対メイジに勝てないの!」
「・・・。」
零は口角を僅かに上げた。
そして、零は立ち上がった。
「ほお。手加減が過ぎたか。」
「・・・足りねえ。」
「・・・は?」
「ぜんっぜん足りねえって言ってんだよ!」
零はその後も攻撃を受け続けた。ーーーしかし、外傷は無い。
「ぐああっ!」
零は思い切り吹っ飛び、倒れた。
「お願い!もう止めて!」
そこにルイズが駆け寄った。
「どきたまえ、ルイズ。」
「もう良いじゃな・・え?」
「良いんだよ、これくらい。・・ぐっ!」
零は腕を押さえた。
「痛いに決まってるでしょ!当たり前じゃない!何考えてるのよ!」
「まー良いから良いから。」
零は押さえていた方の腕でルイズを宥めた。
すると、近くに剣が出された。
「続ける気があるならその剣をとりたまえ。その気がないなら、僕に「いや、続けるけど。」
零はルイズが止める間もなくあっさりと剣を引き抜いた。
「さてと、ほんの小手調べも終わったし・・闘うか。真面目に。」
「何を言ってるんだ?君は今までずっとやられていたじゃないか!」
「誰が本気で闘ってると言った?あんなオーバーな演技しねえし。」
「はっ!」
ギーシュは我が目を疑った。
外傷は何処にも無く、精々土の汚れがある位だった。
「・・・ふざけるんじゃない!」
ギーシュは大量のワルキューレを出し、零に襲いかからせた。
零は涼しい顔でワルキューレ達を待っていた。
そして、一瞬でワルキューレの間を通り抜け、姿を消した。
「あ、あれ?」
「平民は?」
すると、零は後ろからギーシュの首に剣の刃を当てた。
「!!」
「悪いな。お前とは潜り抜けて来た死線の数が違うんだ・・。正直言って・・。」
「ひ、ひいっ!」
ギーシュとワルキューレ達は同時に崩れ落ちた。
「お前は弱すぎる。あのガラクタ人形も、お前自身もな・・。次やるときには命は無いと思え・・。」
零は低く、静かにギーシュに言った。
「ま、参った・・。」
その言葉で、辺りには歓声が上がった。
「貴族が・・平民に負けるなんて・・。」
「違うな。」
「え?」
「俺は、ただの光のレジスタンスさ。」
零はそう言って剣を返した。
その側に、ルイズが寄って来た。
「だ、大丈夫!?」
「この通りな。あ、ごめん・・疲れて・・ねみ・・。」
零は倒れ、眠りについた。
次に目を覚ました時には、何処かの部屋のベッドで寝ていた。
「ん・・。」
「お目覚めですか?」
声のした方には、シエスタがいた。
「良かった。三日三晩眠り続けてたんですよ。」
そう言いながらシエスタは水とパンを置いた。
「どうしてシエスタが?」
「食事をお持ちするよう、ミス・ヴァリエールから言い使ったんです。」
シエスタの見た方には、机に突っ伏して寝ているルイズの姿があった。
「疲れたんでしょうね。ずっと寝ないで零さんの面倒を見てましたから。」
「ルイズ・・か。ったく、素直なら可愛い顔してんのによ。」
「はい?」
「いや、何でもないさ。」
ーーーちなみに学園内では、ルイズの使い魔に喧嘩を売ると命が無くなると言う噂が立ったと言う・・。
今回はここまでです。
長くし過ぎました。
次は短くします。
(こんな事言うのもなぁ・・。)
零「じゃ言うなよ。」
お前は心を読めるんかおおん!?
さとりさんですか!?