ハルケギニアの[使い魔]光の戦士 作:シャイニングピッグEX
今回零は果たして生きて帰れるのか!?
ここ最近見ながら書いてて気付いたけどウルトラマンの効果音やけに多いな・・・。
ガイアの「チャキリーン」とか。
零はジュリオにルイズと怪獣達を引き取らせ、零は暴動を起こしている兵士達を食い止めていた。
「はあっ!」
零は一人の兵士を蹴り倒し、後ろにいた兵士に振り向きざまに拳を入れた。
「ったく、キリがねえ!」
零は息を切らせながら言った。
その頃、港では順調に出港が進んでいた。
ルイズはその船の上で気が付いた。
「お目覚めですか、眠り姫。」
「ジュリオ?」
ルイズは目を擦りながら体を起こした。
「私、どうして・・。」
すると、ルイズは先程とは違う場所にいる事に気付いてルイズは辺りを見渡した。
「ここは・・?船の上・・?」
ルイズは任務を思いだし、立ち上がった。
「敵を足止めしなきゃ!」
「ミスヴァリエール!」
駆け出したルイズの前にシエスタ達が姿を現した。
「ミスヴァリエール!零さんはどこですか!?」
「零?零はどこ?」
ルイズは辺りを見回しながら言った。
「えっ・・?」
「彼は此処にはいない。」
ジュリオの言葉にルイズ達はジュリオの方を向いた。
『零君は一人でアルビオン軍に向かって行った。」
「・・・!」
それを聞いてルイズとシエスタは驚きを隠し切れなかった。
「今、何て・・。」
「一人でアルビオン軍に向かって行ったんだ。君がポーションの力で眠っている間にね。」
ギーシュはルイズに真実を伝え、零のスマホを出した。
「・・・これだけが彼の形見だ。」
スマホの画面の中では怪獣達が暗い表情で泣いていた。
「嘘・・零・・。」
「じゃああのポーションで?そんな・・・。私は、零さんに生きてもらいたいから渡したのに・・。」
そう言ってシエスタは気を失った。
「シエスタ!」
ジェシカは倒れるシエスタを慌てて支えた。
「零・・私を助ける為に・・。」
そう言ってルイズは手すりから身を乗り出した。
「ルイズちゃん!」
スカロンは慌ててルイズを追いかけた。
「零ぃ!れーーい!」
「ルイズちゃん!もう遅いわ!」
スカロンはそう言いながらルイズを抑えた。
「いや!止めて!降ろして!遅くなんかない!零と一緒に私も戦う!零だけ死なせる訳にはいかないの!」
「止めて!」
スカロンは暴れるルイズを懸命に抑えた。
「離して!行かせて!」
しかし、無情にも船は戦場から遠ざかって行った。
「れーーーい!」
「はぁ・・はぁ・・。」
零は息を切らせながらアルビオン軍の前に到着した。
眼前には、アルビオン軍が進軍しているのが見えた。
「随分多いな・・。カリバーン、勝てると思うか?」
「たわけ、そんなのは自分で考えろ。・・と言いたい所だが、これはいくらなんでも無理だろうな。」
「なあ、カリバーン。」
「・・何だ。」
「俺、死んじまうのかな。」
「多分な。どうせ死ぬのなら、精々カッコつけるんだな。」
「・・へっ、そうだな。」
零はカリバーンを強く握り直し、70000の軍勢に立ち向かって行った。
そして、音速で走って飛び上がり、空中でアクロバットをしてから、アルビオンの軍勢の前に立ちはだかった。
「待たせたな!俺の名は柊零!俺はトリステインの光のレジスタンス!てめえら全員ぶっ潰す!」
零は笑顔で敵軍を指さしながら叫んだ。
「敵襲ー!」
一人の男が指示を出し、零に向けて魔法使い達に魔法を放させた。
零は音速で走りながら魔法を素早くかわし続け、そして、飛び上がって軍勢の中に飛び込んだ。
そして、カリバーンを振って衝撃波を発生させ、兵士達を吹き飛ばした。
「でぇぇやっ!」
零は一人の兵士をなぎ倒し、そこから果てしなく切りかかって来る兵士達を切って行った。
「零!前だ!」
カリバーンに言われた時には炎の魔法は零の眼前に迫っていた。
「ぐああ!」
魔法は零に直撃し、零は吹き飛ばされた。
しかし、上手く受け身をとって着地した。
「大丈夫か!零!」
「これくらいなら大丈夫!行くぞ!リュウセイ!」
[ああ!]
零は立ち上がり、無数に飛んでくる魔法群に向かって行った。
零はその魔法を切りながら再び敵軍に向かって行った。
「はあああーっ!」
そして、魔法に飛び込み、その魔法の後ろからISを装着した零が姿を現した。
「何っ!?」
「何だあの鎧は!?」
零は月を背に飛び上がり、ガンパッドを手にして上空から兵士達に射撃を浴びせた。
そして、地面に着地してバトルアックスで周りの兵士を一掃した。
大きなオークが零を踏み潰しに来たが、零は大きく飛び上がり、オークの顔を蹴って倒し、零は後ろに後退った。
すると、零の前に魔法よりも大量の矢が降ってきた。
零はカリバーンを振り回して矢を防いだ。
しかし、全ては防ぎ切れず、ISの一部が損傷し、ISを強制解除された。
そして、その矢は零の服を、皮膚を破り、零の体には血が滲んでいた。
腕や足、顔からは矢の切れ跡からは血が滴っていた。
(そろそろ限界かもな・・。じゃあな、ルイズ。)
零は心の中でルイズに別れを告げた。
そして、倒れた兵士と零を取り囲むようにして残りの兵士が一斉に魔法を用意した。
その時には、零の服が赤くなるほど血が溢れていた。
そして、一斉に点火した。
零の目にはかつての仲間が浮かんでいた。
(霊夢・・・。)
『あんたは今日からここで過ごすのよ。』
『ありがとう!霊夢!』
(一夏・・・シャルロット・・・ラウラ・・・セシリア・・・箒・・・鈴・・・百合・・・。)
『これから宜しくな、零。』
『宜しくね、零!』
『助けてくれてありがとう、感謝する。』
『ま、まあ、少し位は・・。』
「一夏を頼む。』
『絶対負けないかんね!』
『零ーーっ!』
(ルイズ・・。)
「やっぱ駄目だ・・・。」
零は観念し、目を瞑った。
「零!」
そして、零に向けて大量の炎の魔法が放たれた。
ルイズは、落としてしまった零の花を拾いあげた。
「・・!」
「・・エクレールダムール。離れていてもお互いの事が分かる、マジックフラワー。」
「・・イヤ・・。」
ルイズが手にした零の花は、命は、とうとう枯れてしまった。
「れーーーーい!」
ルイズは叫んだ。
零の眼前に炎が降ってくる。
それが零の最後に見た光景であった。
すると、カリバーンは自分の力を使い、とある森に零を移動させた。
零の姿を見つけた赤い怪獣、友好珍獣ピグモンは自分の親友の女性に零の事を伝えた。
女性は零を復活させた。
「ガンダールブ、目を覚ますのです。帰りなさい。貴方の帰るべき場所へ。」
次の瞬間であった。
零はひとりでに瞬間移動し、先程の軍隊の場所に移動した。
そして、零の体に異変が起きた。
『今こそ目覚めの時・・・!』
(な、何だ・・?)
零の心臓の鼓動はどんどん早くなっていった。
そして、体がビキビキと音を立てて姿形を変えて行った。
体も次第に巨大化し、零の歯は獣のように尖り、カッと開いた目は赤く輝いた。
背中には、時空神の時とは違う龍の翼が出現し、肌も銀色のうろこのような物がついていった。
そして、零は銀色の龍の姿に変わった。
「な、なんだ!」
「ガアアアアアッ!」
零は、いや、零だった龍は一つ大きな雄叫びを上げた。
「あ、あれは伝説の時空神龍アーク!」
「何ですかそれは!?」
「かつてこの地で大きな争いがあり、その時突如空の穴から龍が現れ、塵一つ残らず焼き尽くし、役目を終えた龍は空に穴を開け時空の彼方へ消えたと言う伝説がある・・。」
「と、言う事は!」
「早くしなければ私達は消えてしまう!」
「グルルルル・・・ガアアアアッ!」
アークは翼を羽ばたかせて空を飛び、灼熱の炎を兵士達に向けて吐いた。
兵士達はアークに立ち向かうもまるで歯が立たず、武器も全て燃やし尽くされた。
そして、逃げ惑う兵士達もアークにたちまち追い付かれ、口から吐く炎で焼き殺された。
兵士達は魔法で立ち向かうも、アークの吐く青い光線で魔法を押し返された。
そして、辺りには焦げ臭い匂いと大量の兵士の死骸、そして全てを焼き尽くしたアークが残った。
「ふん・・・他愛も無い・・・。私もいずれこの柊零、いや、時空神レイに力を貸すとしよう。その時までこいつが成長しているかだがな。楽しみだ・・。」
そして、アークは零に姿を変え、先程の森に戻った。
あの日から数日・・・。
学院は再開したが、生徒や教員の表情は暗いものばかりだった。
シエスタは悲しげな顔で道を歩いていた。
「まさかの・・あの零君が・・。」
オスモンは使い魔の鼠を撫でながらしみじみと言った。
「彼のおかげで私達は助かったのです。」
「ごめんなさい、何もかも私の責任です・・。」
アンリエッタのその声は悲しみで震えていた。
「陛下・・。」
「ルイズ・・。」
そのルイズは零の花を持ちながら部屋で泣いていた。
「零・・。零・・。」
すると、エレオノールがカーテンを開けた。
「いつまでそうやってるつもり!?泣き虫ルイズ!お父様が止めるのも聞かずに戦地なんて行くから、使い魔を死なせる羽目になったんです!」
エレオノールは腰に手を当てて言った。
「お姉さま!」
カトレアはエレオノールを注意した。
「私のせいよ・・・私のせいで零が・・。」
「毅然となさい!あんな使い魔が死んだ位で・・。」
エレオノールは泣き出そうとするルイズを叱った。
「ルイズ!」
「あんな使い魔とは何よ!」
そう言ってルイズはエレオノールに飛びかかった。
「私にとっては特別だったの!」
カトレアは慌ててルイズを抑えた。
「零は大切な人だったのよー!」
ルイズは大量の涙を目に浮かべながら叫んだ。
「ルイズ・・。」
「出てって!放っといて・・。私を一人にして!」
「お姉さま、行きましょう・・。」
ルイズを見かねたカトレアはエレオノールを連れてルイズの部屋を出た。
「戦争に行ったのは間違いだったの・・?」
ルイズは零の花を見て言った。
「私なんかちっぽけな名誉の為に死んでしまうなんて・・。」
ルイズは自分の言動を反省しながら涙を流して花の瓶に垂らした。
「零・・・好き・・。今ならはっきりそう言えるわ。だから、お願い!」
「折角帰って来たってのに、出迎えも無しかよ?」
「・・・!」
ルイズの思いが届いたのか、零の花は強烈な光を放っていた。
ルイズは零の声が聞こえたような気がして部屋を飛び出した。
そして、零の花を持って学院の門の前に来た。
息を切らせながら走って来た。
その風が吹く平原の向こうには、一人の、青く長い髪とカリバーンを背中に背負った女性のような男性が白い歯を見せて笑って立っていた。
ルイズは一筋の涙を流し、男に駆け寄った。
その男もルイズに駆け寄った。
「零ー!」
「ルイズー!」
零とルイズは手を取り合って回り、零はルイズに押し倒された。
「零!零!零なのね!幽霊じゃないわよね!?生きてるのよね!?」
「・・ルイズの声、聞こえたよ。」
そう言ってルイズは零の胸に抱きついた。
「バカバカバカ!死んだと思ったじゃないの!バカー!」
「俺はレジスタンス、70000の軍勢にも、運命にも抗ったのさ。まあ、正直いうと妖精さんとピグモンに助けられて、数日過ごしててな。待たせたな、ルイズ。しかし、胸のデカさには少しビビったかな。」
「・・・そう、良かったわね。」
「へ?」
「そうなんだ・・・。きょ、巨乳の妖精さんなんだ・・。」
ルイズは杖を持って体を震わせていた。
「ま、まさか、このパターンは・・。」
「あんたは私を放って大きな胸の女の子と過ごす方が良いもんね・・!」
ルイズは杖に魔法を溜めていた。
「は、早くスマホを・・。」
零はポケットを手探りした。
そして、スマホが無い事を思い出した。
「そういや置いてきたんだったぁー!」
「だったらそのまま妖精さんとこへ行ってろー!」
「と、とにかく!」
[ああ!]
「うわあああ!」
零はルイズから学院を逃げ回った。
「零、これはまだ70000の兵の方が優しかったかもなぁ。」
「俺も全く同じ考え~!」
「零~!このバカ犬~!」
「ごめんなさ~い!」
二人のおいかけっこは今日も終わらない・・。
「助けて~!妖精さ~ん!」
今回はここまでです。
「いや~、死にかけたぜ~。」
「本当に死にそうだったんですからね?,」
「てへぺろ。」
零さんのてへぺろって誰が得するんですか・・。
「良いじゃないですか、こうやって帰ってきたんですから。」
う~ん、てかあんたどうやって入った!?
「妖精ですから。」
あ、そうですか・・・。
それでは次回から三期目を書いていきたいと思います。
100回記念でキャラ紹介やるかも。
それではまた次回!
『感想、リクエストも!』
『随時待ってますよ!』
『間違えてたり抜けてた字があったら報告してねー!』
『そう言えば私人気No.1になったよー!』
『私は3位でした・・。』
『私ランク外・・。でもゴモラおめでとう!』
『ありがとう!そして・・。』
『『『『『ウルトラマン50周年おめでとう!』』』』』
またこれからも新しい作品を作っていって下さい!
「俺達も頑張っていくぞー!」