ハルケギニアの[使い魔]光の戦士   作:シャイニングピッグEX

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今回は前回の続きです。

何て言うか、前回は「シリアスばかりなのも疲れるからたまには遊ぼう」と余計な事を思い立った次第です。

で、今回はいつも通りにやります。

前回書いてなかったシーンから始まります。


怪獣達と謀反

グルデンホルフ達を解放し、一件落着して、零は疲れ果て、気を失って倒れてしまった。

 

 

「・・・ん。ここは・・。」

 

零は恐る恐る目を開き、辺りを見回した。

 

零は医務室のベッドに寝ていた。

 

「あ・・気が付きましたか?」

 

声のする方を見ると、そこにはテファとピグモンがいた。

 

「あっ、テファ。」

 

「急に零さんが倒れるものだから、慌てて医務室へ運んだんですよ。」

 

ピグモンもそれに応えるように鳴いた。

 

「そっか・・ありがと、テファ。それに、ピグモンも。」

 

そう言って零はピグモンの頭を撫でた。

 

「ところで、零さん・・・。」

 

そう言ってテファはベッドのカーテンを閉めた。

 

そして、零に胸を近付けた。

 

「そんなに、本物っぽくない?」

 

「えっ?」

 

「皆噂してるし、さっき学院長にも聞かれたの。きっと何か理由があるんだわ・・。でも、自分じゃわかんないから・・。」

 

「え、えーっと、それで・・?」

 

「この胸・・触って確かめて。」

 

「えっ、ちょっ、待って。」

 

「こんなこと、零さんにしか頼めない!」

 

テファはそう言って零を押し倒した。

 

「だから、お願い!」

 

「えっ・・・あっ・・・。わ、分かった・・。」

 

零は恐る恐る胸に手を伸ばした。

 

『わ、私も良いかしら?』

 

そう言いながらガッツ星人が出てきた。

 

そして、胸に触れると、テファが少し声を上げた。

 

「どう? 零さん、ガッツさん・・。本物っぽくない理由分かる? 」

 

「た、ただ、大きいだけじゃ・・。」

 

「ええ、それだけよ。」

 

すると、なんとも運が悪い事にルイズとシエスタが入って来た。

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「・・ねえ、鞭持ってない?」

 

「ええ。何故かたまたまここに。」

 

「待って、何でそんなもんが・・・ぎゃあああっ!」

 

ルイズは無言で零の体に鞭の叩いた後を沢山付けた。

 

 

 

「えー、医務室において、ティファニア嬢の胸を触った事は事実であります。」

 

次の日、零はルイズに上半身裸で誓約書を読まされていた。

 

「どうしてもあの不埒な胸を触りたくなった私は嫌がるティファニア嬢を押さえつけ、無理矢理その胸に触ったのです。ティファニア嬢が抵抗をすればするほど私は燃え上がり・・。」

 

零は途中で紙を下ろした。

 

「誰が止めて良いって言った?まだ続きがあるでしょ。抵抗すればするほど私は燃え上がり、、こ、こ、今度はその胸を揉みました!でしょ!?」

 

「こんなデタラメ読んでたまるかっての!なぁにが誓約書だこんなもん!」

 

「デタラメじゃないでしょ!この目でちゃんと見たもん!あ、あの子の胸を触ってるところを!」

 

「だ、だからあれはティファニアが・・。」

 

「信じられる訳ないじゃないそんな嘘!」

 

「はぁ・・。」

 

零はため息を吐いた。

 

「良いから、早く続きを読みなさい!」

 

「うへえ~・・はい・・。」

 

零はそう言って再び腕を伸ばして紙を顔の前に持ってきた。

 

「え~、私レイ・シュヴァリエ・ド・ヒイラギは、この事を深く反省しました。ついては・・。」

 

「早く言いなさいよ。一生その格好で暮らす?」

 

ルイズは腕と足を組み、零を見下しながら言った。

 

「わ、私は大きな胸が好きではありません、もう二度と他人の胸を触らないことをここに誓います・・。」

 

「サインしなさい。」

 

「・・零さんが可哀想です。」

 

二人を見かねたシエスタが言った。

 

「これは主人と使い魔の問題なの!アンタは黙ってて!」

 

ルイズは声を荒げた。

 

「・・・。」

 

「良いよ、シエスタ。」

 

「零さん・・。」

 

零は羽の先端をインクにつけ、書こうとした。

 

『もういい加減にして!』

 

突然、ゴモラがスマホの中から飛び出し、零の手から羽根を奪って叩きつけた。

 

「こっちは七万人とも戦って、それで竜騎士団体も倒して・・・どれだけ尽くしても・・貴女にはこれが当然の仕打ちなの!?」

 

『ゴモラの言う通りだ。』

 

今度はウィンダムが出現し、誓約書を踏みつけた。

 

「悪いがこんな物にはサインは出来ない!」

 

「さ、行こ。」

 

「あ、ああ・・。」

 

零はゴモラとウィンダムに流されるがまま服を着て、カリバーンを持って扉に近付いた。

 

「勝手な行動は許さないわよ!」

 

「自分の使い魔を信じれない奴といてどうなるんだ?」

 

そう言い捨て、部屋を出た。

 

 

 

「何であいつはこうも使い魔を信じないんだ?」

 

零達三人は外に出ていた。

 

「こっちは命張ってるのにね!」

 

「うむ、しかし、彼女の気持ちにもなってみろ。」

 

「それ以前にあいつは話を聞いていない!」

 

「・・・あ。」

 

零は、コルベール先生の研究室を見つけた。

 

零達は、その中に入った。

 

中は、大量の本と、何に使うか分からない薬品や実験器具が置かれたテーブルがあった。

 

その中に、以前作った紙風船を見つけ、それを手に取った。

 

この間の事が、遠い昔の事のように思えた。

 

「コルベール先生・・。俺は、シュヴァリエになった。認められたみたいでさ・・・嬉しかったよ。・・・先生だけだった。俺の話を信じてくれたのは。俺はもっと、色々な事を話したかった。」

 

そして、三人は手を合わせて礼をした。

 

 

零達は外へ出た。

 

「それで?これからどうするんだ?」

 

「ん~、走るか!とりあえずリフレッシュしたい!」

 

「了解っ!」

 

そう言ってゴモラとウィンダムはスマホの中に入り、零は準備運動を軽くしてから、音速で駆け出した。

 

走りながら周りを見回し、自分の体術で校舎の屋上に登った。

 

すると、男子生徒達が多数の女子生徒達に囲まれているのを見つけた。

 

見ると、ギーシュには大量のプレゼントや花束が送られていた。

 

そして、その後でモンモランシーが来た。

 

見てると、モンモランシーがギーシュに泣きついているようだった。

 

「どこかの誰かとは大違いだな。」

 

「そうだな。」

 

そう言って零は校舎から音速で垂直に駆け降りた。

 

「やあ、零。」

 

すると、マリコルヌが零に寄ってきた。

 

「え?」

 

マリコルヌの横には一人の女子生徒がいた。

 

「どうだい?似合うだろ~?ブリジッタがどうしても着てくれって言うからさぁ~。」

 

マリコルヌはハートの刺繍が入った服を見せびらかしながら言った。

 

「いやん、マリコルヌ様ったら~!」

 

ブリジッタは顔を赤くしながら言った。

 

「いや~、モテるって辛いねぇ~。」

 

「ふーん・・。」

 

すると、三人に気付いたギーシュがマリコルヌの耳を引っ張った。

 

「あいたたたた、何するんだよぉギーシュ~!」

 

「良いからこっちにきたまえ。」

 

「どうやら上手くいってないのはお前だけのようだな。」

 

「なんだ零、またルイズと喧嘩したのか~。僕が女の子の扱いと言うものを教えてあげようか~?な?な?な?」

 

マリコルヌはギーシュの力でもビクともせず、零の肩を叩きながら言った。

 

『でも私は好きにはなれないかな、こう言う人。』

 

「え・・。」

 

『そうそう、一度モテた位で。』

 

『私も、自慢してくる人は苦手ですね・・。』

 

『せめてもう少し気遣いと言う事を知ってからだな。』

 

『確かに、気遣いくらいはしてほしいよねー。』

 

「・・・。」

 

怪獣達にボロクソ言われ、マリコルヌはトボトボと帰って行った。

 

 

そして、夕方、零は厨房で夕食をご馳走になった。

 

「ふう・・どうしたものか・・。」

 

「喧嘩の原因は何だよ。」

 

「ルイズ以外の胸を触ったからだそうだ。」

 

マルトーの疑問にカリバーンが答えた。

 

「よく殺されなかったなぁ。」

 

すると、タバサの竜が窓を叩いているのに気付き、零は外へ出た。

 

そして、残った食べ物を竜にあげた。

 

「やるよ。そんな腹減ってないし。」

 

そして、それを食べた竜は嬉しそうに鳴いた。

 

「そうか、美味しいか。」

 

零はそれを見てため息を吐いた。

 

そして、零は食器を返し、辺りを散歩し始めた。

 

すると、一人の男子に呼ばれ、零はヴェルダンデが掘った穴の中に入った。

 

穴の奥では、ギーシュ、マリコルヌ、レイナールが何かの壁に向けて魔法を唱えていた。

 

「で?何の用?」

 

そして、壁に小さな穴が空いた。

 

「さあ、零、君からだ。」

 

「俺?」

 

「これ見て元気出してくれ!」

 

「・・・気持ちは嬉しいけど、遠慮しとくわ。」

 

零はそう言ってポケットに手を入れながら帰って行った。

 

そして、辺りに誰もいない事を確認し、怪獣達を出した。

 

「どうしたの?」

 

「良いか?あいつらが今いた場所は位置的には風呂場の横だ。しかも、女子風呂。」

 

「「「「「じょ、女子風呂!?」」」」

 

「そう。もう俺が何をしたいか分かるよな?」

 

「「「「ラジャー!」」」」

 

ゴモラは早速穴を掘り、その中に入ってギーシュ達の横に行き、ギーシュ達の横で思いっきり叫んだ。

 

「ルイズさんの裸を見るなぁーっ!」

 

その声に気付いた女子が穴を発見し、ギーシュ達は穴から出ようとした。

 

「!!」

 

「女子風呂はどうだった?」

 

零と怪獣達はギーシュ達を取り押さえた。

 

「さーて、後は女子を待つだけだな。・・ん?」

 

すると、風の魔法が零達の元に迫り、零達を巻き上げてどこかの部屋に入れた。

 

「・・・こ、ここは・・?」

 

「静かに。」

 

零は声がした方には、タバサが立っていた。

 

「その声・・タバサ?」

 

「まさか、私達を助けてくれたの?」

 

「・・シルフィードのご飯。」

 

「そんな事で?」

 

「まあ、助けてくれてありがとう。」

 

すると、足音がし、タバサはとっさに零達を隠した。

 

そのタバサは全裸であった。

 

『・・・嘘でしょ?』

 

ガッツ星人は小声で言った。

 

そして、扉を開けて入ってきたのはモンモランシーであった。

 

モンモランシーは暫く辺りを見回っていたが、キュルケの声でどこかにいってしまった。

 

そして、扉が閉まる音が聞こえると、二人はため息を吐いた。

 

すると、急にタバサは体を震わせながら零に抱きついた。

 

「ど、どうした?」

 

「幽霊・・!」

 

「幽霊?・・安心しろ、俺がついてるから。」

 

すると、物音がし、タバサは恐怖のあまり気を失った。

 

零はガッツ星人を出してタバサを介抱し、零は物音がした方を見た。

 

そこには、大量の人形があった。

 

「人形・・?」

 

その人形達はまるで舞踏会のように踊り始めた。

 

(・・・ルイズの笑顔が見れなくなったのは何時からだろう。あの笑顔が忘れられなくて、頑張って来たけど、裏切るような事してしまったしな・・。それで、俺は悪くないって言って・・。)

 

零がそんな事を考えていると、一体の人形が零の元に来た。

 

零はその手を取った。

 

「毎晩人形達は、ここで踊っているの。」

 

零はハッとして、声がした方をみた。

 

そこには、ルイズがいた。

 

「アンタはギーシュ達を捕まえたんですって?」

 

そう言いながらルイズは零に歩み寄った。

 

「認めるの?」

 

「・・まあな。」

 

「何で捕まえたのよ。」

 

「良いもん見せてやるって言われて来たは良いけど、位置的に風呂って事を思い出して。っていっても、来てしまったからには俺も同罪か。」

 

「・・・許してあげる。」

 

「え?」

 

「あんたは私の事を思ってやったんでしょ?それに、あんたがそんなに悪い奴じゃないって事も知ってるもの。」

 

「じゃあ、ティファニアの事も・・?」

 

「信じるわ。」

 

「・・ありがとう。」

 

「わ、私の方こそ悪かったと思ってるわ。でも、頼まれたからってホイホイ言うこと聞くあんたも悪いんだからね?」

 

「わかってる。ホントにごめん。もう二度としないさ。」

 

「ほ、ホントに?」

 

「ホントにホント。」

 

 

(この世界を去るのも近いかな・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

それじゃまた次回!



『感想、リクエストも。』

『随時待ってるよ。』

『誤字とか脱字があったら言ってね~!』

『ゴモラ大活躍だっだね。』

『あそこはゴモラさんしか出来ない事でしたしね。』

『二人ともありがとー!』
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