ハルケギニアの[使い魔]光の戦士 作:シャイニングピッグEX
酷い時には存在さえ忘れられていたゼノ・・。
【扱いが酷くないか?】
いや、ストーリーを進めようとすると・・待って待って、それだけは撃たなチュドーン
・・・始まります
「私達も・・。」
「だせー!」
ゲェッ!ゼットンにゴモラ!
少しネタ入れます。
零は着替えてから、ルイズの溜まった洗濯物を洗っていた。
「ううう・・・冷たい・・。すげえヒラヒラしてるから洗い辛い・・。」
『私達も手伝おうか?』
スマホの中からゴモラが話し掛けた。
「いや、止めといた方が良い・・。冷たすぎて話にならんぞ・・。」
【まあ、彼女達も手伝ってくれると言ってるんだ。ここは一つ、言葉に甘えたらどうだ?】
ゼノもゼノクリスタル光らせて喋った。
「ま、そう言うなら手伝って貰おうかな。」
零は怪獣達(少女態)を全員召喚した。
「それで、何をすればよろしいでしょうか。」
「ん~、そうだな。ゴモラ、ベムスターは俺と洗濯を。ゼットンとバードンは燃やさないように火を吐いて乾燥させて。シルバーブルーメは乾燥させたのを畳むのを頼む。」
「「「「「了解!」」」」」
五人は敬礼をしてそれぞれの仕事を始めた。
ゼットンとバードンは火を服の上の当たらない辺りに吐いて乾燥させ、ゴモラとベムスターは零と共に洗濯桶を囲むようにして洗い始め、シルバーブルーメはゼットンかバードンから渡された衣類を畳んでいった。
すると、何人かの生徒が自分の使い魔を連れて出てきた。
「俺ら、あんなんと同じなんだよなぁ・・。」
「いやいや、私達は違うよ!」
「巨大化も出来るし・・。」
「炎も吐けますから。普通では考えられない位の温度で。」
「宇宙ステーション襲ったー!」
「ぶっちゃけお肉が美味しければなんだって良いです。」
「いや、良くねーよ!?」
すると、いつからいたのか、ルイズが零の耳を引っ張ってきた。
「ぐえっ!」
「洗濯にいつまで時間かけてん・・の・・・よ。」
ルイズは謎の恐怖の視線を感じた。
辺りを見渡すと、10の瞳がルイズを睨んでいた。
「ゼッッ、トォォォン・・・。」
「な、何・・!?」
「は、離せ!痛いから!待って!ゼットン!炎を吐こうとするのを止めて!俺もいるから!」
その瞬間ルイズは手を離し、ゼットンも炎を消した。
「・・・洗濯物を干したらすぐ教室に来ること!分かったわね!」
「へいへい。」
そして、ルイズは何処かへ行った。
「・・・燃やしちゃダメですか?」
「ダメ!色々とダメ!」
ゼットンの言葉に零は腕を×にして答えた。
「ま、全部終わったし、さっさと片付けますか。」
「「「「「は~い。」」」」」
そして、零は怪獣達をスマホにしまい、ルイズの隣の椅子で座っていた。
「火、水、土、風の魔法は、複数組み合わせることでさらに強力になり、別の効果を生み出します。そして私達メイジはいくつ組み合わせる事が出来るかでレベルが決まりますが、そのレベルは?」
「はい先生。」
「どうぞ。」
モンモランシーが手を挙げ、立ち上がった。
「二つの組み合わせが出来ればライン。三つでトライアングル。四つでスクウェアと呼ばれますわ。」
「よろしい。」
モンモランシーは涼しい顔で座った。
(・・・眠い・・。)
零が一番に感じた事であった。
しかし、ルイズに蹴られ、目を無理やり覚まされた。
「皆さんはまだ一系統しか使えない人が殆どだと思いますが・・。」
「ミセス・シュブルーズ。お言葉ですが、まだ一系統“も”使えない魔法成功率ゼロの生徒もいますので・・。」
すると、零以外の視線がルイズに集まった。
「?」
「と、とにかく、より高いクラスを目指すように。」
(ああ、成る程。そう言う事ね。」
零は今までルイズが何故ゼロのルイズと呼ばれる理由が分かった。
零はルイズの後ろをついて歩いていた。
「ずっと疑問に思ってたけど、どうしてルイズがゼロのルイズって呼ばれてる理由が分かったぜ。
魔法も、属性もゼロ。こいつぁひでえ!平民の臭いがプンプンするぜぇ!」
「・・・ゼロっていった回数だけご飯抜き!」
「そんなぁ~・・。」
その夜、零の腹の虫は唸り声をあげていた。
「あの・・。」
「無理。」
「まだ何も言ってないっす。」
「良いじゃない。一回しか言ってないんだから。」
「そっすか・・。」
「寝巻き。」
「はいはい。」
零はルイズに寝巻きを着せた。
「俺が死んだらどうすんだ。管理も主人の務めなんだろ?ええ?」
「そこんとこどうなの?」
「私達のご主人がしんだら貴様を焼く。」
「調理しまーす!」
「捏ねます。」
「そしてここの料理にしてあげよう。」
「ああー、もう分かったわよ!ていうか重い!そしてあなた達誰!」
ルイズの両肩には零の他に五人の怪獣達がのし掛かっていた。
「ああ、ごめんごめん。紹介してなかったな。自己紹介してくれ。」
「ゴモラです。宜しくお願いします!」
ゴモラはルイズに礼をした。
「ゼットンです。」
「バードンです。お肉さえあればなんだって良いです。」
「ベムスター・・。」
「シルバーブルーメー!」
「彼女達、と言うかこいつらは俺の相棒。怪獣の姿にもなれるんだ。」
「・・・こんなのもいるわけ?」
「大丈夫大丈夫。」
零は怪獣達を光にしてスマホにしまった。
「こいつらは普段スマホの中に・・って」
「そんなの出すの禁止!ついでに今日は部屋でねるのも禁止!」
仕方なく零は部屋のまえで藁を敷いて寝始めた。
「あー、さびい・・・ヘックシ!」
すると、零の前にシエスタが現れた。
「零、さん?」
零は厨房に連れられ、パンなどの食物を食べていた。
「残り物ですまんが、思う存分食ってくれ!我らの拳よ!」
そう言って1人のいかつい男は高笑いした。
「我らの拳?」
「そうとも。お前は俺達と同じ平民なのに、あの偉ぶった貴族に勝ったんだ。我ら平民の誇り、我らの拳だ!」
「ま、たまにはヒールも悪くないさ。俺はレジスタンス。あんなもん、本気の1割もねえよ。」
「聞いたか?真の達人はこんな風に偉ぶらねえもんだ!ここが、貴族の阿呆どもとは違うところよ。う~ん、流石だ。」
「「「流石だ。」」」
他のシェフも口を揃えて言った。
「しっかしまあ、美味い料理だな。あいつらいつもこんなもん食ってんのか。」
すると、とつぜん背中を強く叩かれた。
「うおっ!?」
「このコック長、マルコニーにかかればどんなもんだって絶妙な味に仕上げて見せるさ。これだって魔法みてえなもんだ。」
「そうだな・・。」
すると、零は故郷の世界を思いだし、一滴涙を流した。
「お、おい、どうした?そんなに美味えか?」
「い、いや、ごめん。ちょっと故郷を思いだしちまってよ。」
零は涙を拭って笑ってみせた。
するとマルコニーは零の肩に手を置いて肩を組んだ。
「いや~、いい奴だ零!お前は全くいい奴だよ!気に入ったぜ、我らの拳!ぜひとも俺に接吻させてくれ!」
「い、いや、有難いけど遠慮しとく。」
零はマルコニーの顔を抑え、引き剥がした。
「う~ん、おくゆかしい。流石だ。」
そう言ってマルコニーは零から離れた。
シエスタの方を見ると、シエスタは笑ってみせた。
零とシエスタは夜の広場で喋っていた。
「また来てください。皆零さんのファンですから。」
「ああ。何時でも来るさ。またあのゼロの奴に怒られたらな。」
零はそう言って笑ってみせた。
「ふふふ。実は、零さんとても危険な状態だったんですよ。」
「え?そうだったのか?」
「ミス・ヴァリエールがとっても高価な秘薬をお取り寄せになって、それでようやく回復したんです。」
「流石貴族ってところかな。金だけはあるもんだ。」
「あ、あの、零さん?」
「?」
「今度ゆっくりお話ししたいです。」
そう言ってシエスタは微笑んだ。
「・・ああ。」
零は顔を赤くしながら応えた。
すると、急に地響きがなった。
「キャッ!」
シエスタは零に掴まった。
「何だ?」
零はシエスタを支え、辺りを見渡した。
すると、街の方に怪獣、ジェロニモンがいるのを見つけた。
「ガアアアアッ!」
「な、何ですかあれ!?」
シエスタも見つけたようだった。
「どうやら、また闘うらしいな。シエスタ、お前は皆に避難の準備をするように言っといてくれ。」
「零さんはどうするんですか!?」
「ちょっと一仕事片付けてくるさ。・・あ、後、今から見ることは誰にも言わないでくれよ。」
零はゼノブラスターを取り出した。
「行くぜゼノ!」
【よし!」
零はゼノブラスターを思いっきり振り上げた。
「ゼノーーー!」
次の瞬間、零は光に包まれた。
「な、なんだあれは!?」
「巨人・・?」
その銀色の巨人は怪獣の前に立ちはだかるようにして着地した。
その姿は神秘的で、胸には蒼く輝くクリスタルがついていた。
「・・・味方・・なのか?」
「セャッ!」
ゼノは着地して、立ち上がった。
そして、ファイティングポーズを取った。
ジェロニモンは走りだし、ゼノに攻撃を仕掛けた。
ゼノはその腕を掴み、人がいない方に投げ飛ばした。
しかし、ジェロニモンはすぐに立ち上がり、ミサイル羽と言う武器を飛ばして来た。
ゼノは大きく飛び上がって避け、その勢いでバク転をし、かかとおとしでジェロニモンの頭を地面に叩きつけた。
そして、ゼノは手のひらから出す光線で『ゼノレクイエム』でジェロニモンを大人しくさせ、回復した。
ジェロニモンは穴を掘って自分の住み処に帰って行った。
ゼノは頷き、空を見上げて飛び立った。
「セャッ!」
ーーーしかし、その様子を見ている影が一つ・・。
「久しぶりだな・・。零。」
はい、今回はここまでです。
大体この位の長さかなとは思います。
ではまた次回!