ハルケギニアの[使い魔]光の戦士   作:シャイニングピッグEX

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大変お待たせして申し訳御座いません!

少しの間スランプに入っていたのと、テスト期間があったので・・。

「謝ってる暇があんならさっさと書け。」




ルイズの誘拐

次の日・・・。

 

「零!ほらはやく!はやく~!」

 

零は狭い人混みの中を通り抜けながら先行するルイズを追いかけた。

 

「痛てて・・そんなに慌てなくても・・。」

 

「アクイレイアのバザーは人気があるから、良いものすぐ無くなるの!急がないなら先に行っちゃうから!」

 

「迷子になっても知らないぞ~!・・ったく。」

 

ルイズは店を周りながら商品を見ていった。

 

やはりルイズも女性なのか、キラキラした物に目がないようで、輝く小さな屋敷の模型をすぐに買った。

 

勿論お金は零が出したのである。

 

「べ、別に買ってなんて言ってないのに・・。」

 

「俺だって一応騎士として給料貰ってるしな。・・・流石に本物まで買える程貰ってないけど。」

 

零は苦笑いをしながらルイズに言った。

 

「本物の・・お屋敷?」

 

ルイズの脳裏に妄想が浮かんだ。

 

「零と・・二人きりで・・。」

 

「?」

 

零はルイズの言葉に首を傾げた。

 

「な、なんでもない~!」

 

ルイズは照れ隠しをするように走り出した。

 

そして、少ししてから零の方を振り向き、楽しそうに笑った。

 

零もその笑顔に笑い返した。

 

「彼女も戦っているんだね。」

 

「大地さん。」

 

零はいつの間にか立っていた大地の方を向いた。

 

『小さな体で大きなプレッシャーを背負い、一つの失敗で全てが変わる・・。私達の背負うプレッシャーとはきっと想像も出来ない程大きいのだろう。』

 

「そうですね・・。」

 

 

 

「・・・ウ・ラ・ミ、・・ハ・ラ・サ・デ・・・。」

 

「えっ!?」

 

背中に一瞬悪寒が走り、零は後ろを振り向いた。

 

しかし、そこに広がるのは賑やかなバザーの光景だけで、怪しい影はどこにも無かった。

 

「どうしたの?」

 

「い、いや・・何でも。」

 

零は大地に無理矢理笑顔を作った。

 

「そう?凄く顔色悪かったけど。」

 

『零、お前もしっかり休養を取るんだぞ?そうでないと、しっかり戦えないからな。』

 

「え、ええ・・。」

 

 

 

そして、その夜、零は皆がいる宿に戻った。

 

大地達は引き続き現地の調査をするとの事であった。

 

ルイズは先に宿に行ってしまったので仕方なく一人で戻る事にしたのである。

 

すると、窓から身を乗り出しているテファを見つけ、手を振った。

 

それに気付いたテファも零に手を振った。

 

 

 

「ただいま~!」

 

零はそう言いながら部屋の扉を勢い良く開けた。

 

「零・・お帰りなさい。」

 

そこには綺麗な衣装を着たルイズが立っていた。

 

「ル、ルイズ・・その衣装は?」

 

「こ、これ明日着る巫女の衣装なの・・。真っ先に零に見てもらおうと思って。」

 

すると、零のスマホからガッツ星人が飛び出て来た。

 

「い、良いわよルイズちゃん・・。ちょっとそのまま待っててね・・。」

 

ガッツ星人は息を荒くしながらスマホを取り出し、ルイズの写真を撮り始めた。

 

「ちょ、な、何を・・。」

 

「べ、別に何も無いわ・・!ルイズちゃんが可愛すぎるのよ・・!」

 

すると、我慢が出来なくなったのかゼットン星人もスマホを持って飛び出し、ルイズの写真を取り出した。

 

「か、可愛いな・・!も、もっと可愛いポーズを・・!」

 

二人は若干引くほどの早さでスマホの撮影ボタンを押し続けた。

 

しかし、流石にこれ以上はルイズの杖から魔法が飛びそうなので零はゼットンとペガッサ星人を出し、二人の頭をぶってスマホの中に引き戻した。

 

「・・・とりあえず、寝ようか。」

 

 

 

 

そして、次の日、儀式は予定通り始まった。

 

零やギーシュ達オンディーヌ騎士隊、そして大地達は一般人の整備や警備を行っていた。

 

勿論怪獣達も総動員で警備や整備に当たっていた。

 

大地達はこう言う事には慣れているのか、整備は順調であった。

 

 

 

 

「あぁ~、やっと終わった・・。」

 

今日の儀式は無事に終わり、零は教会の中を歩いていた。

 

すると、他の巫女と話しているルイズを見つけた。

 

「平民にも熱心な信者は多いのね~。信仰に身分は関係無いんだわ。」

 

「でも平民って、都合の良いときだけ神を口にするものよ。」

 

「そうかもしれない。でも・・。」

 

「おーい、帰るぞ~。」

 

「すぐ行くから控え室で待ってて~。でも、それこそ彼らが神をーーー」

 

「・・仕方ねぇなぁ。」

 

「本当、仕方ないわよね!」

 

零は写真を撮ろうとしたガッツ星人を無言で殴り、襟首を掴んで引きずって行った。

 

 

そして、控え室に入ると、椅子に座っているテファの姿が見えた。

 

「おう、テファ、お疲れ様。」

 

「あ、零さんとガッツさんもお疲れ様です。」

 

「本当に疲れたわよ・・。これが後2週間も続くと思うと力が抜けるわ・・。」

 

ガッツ星人はそう言いながら零の見えないところでテファの写真を撮った。

 

そして、零は椅子に腰かけた所で急に疲労が出てきたのか、零はそのまま眠ってしまった。

 

 

テファは以前使い魔を呼んだ時零が出てきた様な気がしていた。

 

今ならそれを確かめられる。

 

もし零がテファの使い魔ならキスをした時ルーンが現れるのである。

 

テファはその零の無防備な唇に自分の唇を重ねようとしたその時であった。

 

椅子に躓き零の顔に胸を押し付ける形で零を押し倒した。

 

そして、運悪く勢い良く扉を開けて入って来たモンモランシーとマリコルヌに見られてしまい、テファは恥ずかしさのあまり部屋を飛び出した。

 

そして、数分後に目を覚ました零は、平民についていったきり居なくなったルイズを探しに外に出た。

 

零はガッツをしまい、外へ出て走り回った。

 

そして、途中の角で突き当たりでブレーキをかけた。

 

「ルイズ!どこだ!」

 

すると、零の背中からカリバーンが顔を出した。

 

「零!上だ!」

 

すると、次の瞬間零の頭上から一人の男が零に斬りかかった。

 

零はそれをギリギリでかわし、壁に背中をつけて後ろを取られないようにした。

 

「・・お前は!」

 

「やあ、先日はどうも。」

 

そういって男は零に斬りかかった。

 

零は素早くカリバーンで太刀を防いだ。

 

「この間はよくも、ジャック兄さんを酷い目に会わせてくれたね。」

 

「生憎、悪い事には目が離せない性分でね。」

 

そう言って零は男に斬りかかったが、男は軽い身のこなしで太刀を避けられ、さらに見回りに来た兵士を二人一気に倒した。

 

「楽勝。」

 

そして、男は素早く零の前に立ち塞がった。

 

「兄さんの礼は、終わってないぜ。」

 

「・・ったく、どうしてこうも俺の周りには面倒事が多いのかね・・。」

 

『喋ってる暇があるのかな!」

 

そう言いながら男は零に斬りかかった。

 

しかし、零はその太刀を指一本で止めた。

 

「な!?」

 

「止めとけ。悪いけど俺も忙しいんだ。それに・・。」

 

零はゆっくりと視線を男に向けた。

 

「お前に俺を殺せる程の実力があるのか?」

 

零はゆっくりと、低く、ドスが聞いた声で言った。

 

「・・くっ!」

 

男はその場を去って行った。

 

『零様、追いかけたいのは山々ですがここは先にルイズさんを!』

 

「ああ!」

 

零はペガッサに言われ、ルイズを探し始めた。

 

しかし、どこを探しても見つからず、時が経つに連れて日も傾いて来た。

 

そして、町の出口に行った所で、零は立ち止まった。

 

すると、アニエスに肩を叩かれ、教皇の元へ行った。

 

 

 

「聖堂に程近い路地裏で見つけました。ミスヴァリエールの物に間違いないかと・・。」

 

机の上にはルイズが来ていたとされる巫女装束が置かれていた。

 

「そうですか・・。」

 

「申し訳ありません・・。このような暴挙が、まさか白昼堂々魔法を使うことなく行われようとは・・。」

 

「ぐっ・・。」

 

零は自分の愚かさを呪う様に拳を強く握った。

 

「ガリアの仕業・・。」

 

すると、後ろから声がし、一同はその方を向いた。

 

「・・タバサ。」

 

そこにはタバサが立っていた。

 

「私がお呼びしました。何でも、玄宗の兄弟に心覚えがあるとのこと。お願いしますわ、タバサさん。」

 

「彼らはガリア王国の、キタカ団騎士の一員。かつて私もそうだった。」

 

「ガリアにはヨゴレ仕事専門の騎士団が存在すると聞いた事があります。では今回の黒幕は・・。」

 

「・・ガリア王、ジョセフ。」

 

「やっぱり・・!」

 

「・・と言いたいけど、違う。」

 

「違う?」

 

「・・異次元から来た、邪神。」

 

「邪神・・。」

 

「とてつもなく信じられない話ですが、今更信じない訳にもいきませんね・・。」

 

「そいつがルイズを・・!」

 

「それが事実ならコクハクーレイヤはガリア王国のすぐ近く。ルイズはもう、国境を越えてしまったのでは・・。」

 

「くっ・・!」

 

零は悔しさで机を拳で殴り、思わず机に穴を開けた。

 

すると、一人の教員が慌てた様子で部屋へ入ってきた。

 

「た、大変失礼します!急い、教皇聖姫のお耳に入れたい事が!」

 

「・・こちらへ。」

 

聖姫は教員に横に来る様に言い、教員はその事を伝えた。

 

「・・どうやら皆さんにもお知らせしておいた方が良さそうです。ガリア国境の警備隊より連絡で、ガリア艦隊が国境へ移動しているとの事・・!」

 

「何ですって!?それって、つまり・・!」

 

「・・我が国へ攻め込んで来るかも知れない、という事です。」

 

「・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

久しぶりだったから若干いつもと違うかな?

では、また次回!



『感想、リクエストも。』

『随時待っているぞ。』

『誤字や脱字があれば報告たのむわね~。』

『今日のルイズは可愛かったな!』

『後もう一枚位撮りたかったわ~。』

『いや・・流石に引きますよ・・。』

『あ・・ゼットンにも似合うかも・・?』

『着ませんからね・・。』
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