ハルケギニアの[使い魔]光の戦士 作:シャイニングピッグEX
もはや誤字があるのやら脱字があるのやら分かんなくなって来ましたが、頑張ります。
「主はほっといて、本編始まるぜ!」
「・・・準備が整いました。・・・様。」
「うむ。後はお前に任せよう。信じているぞ。」
「有り難きお言葉です。」
そう言って邪神はジョセフとの通信を切った。
「見ているが良い・・柊零!」
「あれは・・・?」
『分からない。だが・・。』
「ただ事じゃなさそうッスね。」
大地達は夜の空に浮かぶ艦隊を見ながら言った。
零は聖堂から多くの艦隊を見つめていた。
「一体何が起きているのですか!?教皇聖姫。」
「ジョセフの牽制でしょう。自分以外の虚無の担い手がこれ以上の繋がりを持たぬようにと。本格的な攻撃は無い筈です。」
アンリエッタは不安そうな目をしながら話を聞いた。
「・・本当に、そうでしょうか。それならルイズはどうして・・。」
「!!」
一匹の魔物が赤い球を持ってきたかと思ったその次の瞬間、それは赤い光を放って大きな爆発を起こした。
「タバサ、シルフィードに乗せてくれ!」
ただ事では無いと察知して零はタバサにシルフィードに乗せてくれる様に頼んだ。
タバサも同じ事を察知していたようで直ぐに頷いた。
「零君。」
すると、後ろから声がし、テファと零とタバサの三人は後ろを振り向いた。
「ジュリオ。」
そこに立っていたのはジュリオであった。
「悪いが、止められても・・。」
「止めるつもりは無いよ。君に、渡しておきたい物があるんだ。」
零はそれを受け取り、シルフィードに乗り込んで、後退していく艦隊を尻目に通り抜けて行った。
「目標は?」
「分からない。だけど・・!」
そして、また一匹の魔物が飛んできて、赤い球を爆発させた。
「!!」
ルイズは独力で縄を切り、魔物にタックルをして赤い球を手放させた。
「何!」
そして、その一瞬の間に球を持って艦から飛び降りた。
「バカな・・!さっさと取り返すんだ!」
それを見ていたシェフィールドは魔物に命令を下した。
「零!零!零!零!」
ルイズは空中を物凄い早さで落ちて行った。
「!!」
目を開いた途端、艦から一匹の魔物が追って来ているのを見つけた。
「厭!」
しかし、奮闘虚しくその赤い球は奪われてしまった。
「・・零!零!零!」
ルイズは覚悟を決めて目を閉じたその時であった。
急に落ちる勢いが無くなり、目を開いた。
そこには、ルイズを掴む零の姿があった。
「ルイズ!」
零はルイズをすぐに引っ張り上げた。
「零、零、零!」
「ったく、心配かけやがって。」
そう言う零の顔は少しだけ笑っていた。
「爆発を止めなきゃ!」
ルイズは簡潔にすべき事を言った。
「ああ!」
そして、零はジョセフがいる艦に飛び乗って着地した。
零は立ち上がり、操縦席の男ーーージョセフを睨み付けた。
「アイツだな・・・。要は詠唱を止めりゃ良いって事だな?」
「ああ。さっさとケリを付けるぞ。」
すると、操縦席からシェフィールドが降りてきた。
「久しぶりだねぇ、ガンダールブ!」
そう言ってシェフィールドは数体の魔物を出した。
「ジョセフ様の邪魔はさせないよ!」
「悪いけど、こっちも急いでるんだ。手短に済まさせて貰うぜ!」
零は体を横に反らせて勢いをつけて走りだし、そして魔物達の数メートル前で飛び上がって剣を上に振り上げ、体を回転させて魔物達に斬り込んで魔物達を一掃した。
しかし、魔物を産み出す種にはキリが無いらしく、シェフィールドは新たに魔物を産み出した。
「なるほど。簡単には行かせないってか。」
「どうする?このままではこちらの体力が持たないぞ。」
「どうするってそりゃあ・・。」
魔物達は一斉に零に襲い掛かった。
が、しかし、零は剣を横に構えて一回転し、魔物達を切断、一掃した。
「相手から来るのを待つ位だ。」
「しかし、エネルギーを与えているのはシェフィールド自身だ。アイツに攻撃を当てない限り終わらないだろう。」
「だよな。どうすりゃ・・・!」
零はジュリオから貰った例の物を思い出した。
そして、それでシェフィールドの脚を撃った。
その瞬間、魔物達の動きが止まった。
「ぐっ・・・それは・・!」
零の持っていたものは拳銃であった。
「悪いね。本当はこんな事したくないんだけど・・ガンダールブの能力が発動したんだ。」
そう言って零は魔物達の上をハイジャンプで飛び越えて行った。
後ろを見ると、タバサとルイズの乗ったシルフィードが戻って来るのが見えた。
どうやら球の奪還に成功したようである。
そして、正面を向き直し、ジョセフの正面に弾丸を撃ち込んで怯ませた。
「ジョセフ!詠唱を止めろ!お前の負けだ!
零はジョセフの正面で銃口を向けて行った。
「私を殺すのか?ガンダールヴ・・。」
「お前が出した犠牲に比べりゃ全然軽い。」
「・・フッ、眩しいくらいに真っ直ぐな眼をしている。俺にもそんな頃があったよ・・。今となっては戻りように無いがな・・。」
時間の無駄だと感じたのか、零は引き金を引いた。
次の瞬間、ジョセフは目の前から消えた。
「何!?」
「そんな物、俺には通用しない!」
零のすぐ横にはジョセフが立っていた。
零はすぐに斬りかかるも直ぐに消え、ジョセフは先程の場所に戻った。
「これが俺に与えられた虚無魔法・・[加速]と言うのだ。」
零はもう一度斬りかかるも、ジョセフはそれを避けて別の場所に移動した。
「何ゆえ神は俺にこの呪文を託したのか?まるで急かされているかのようだ・・。」
零は二回引き金を引くも、ジョセフはそれを避けて零の後ろに回り込んだ。
「さて、そろそろやるべき事に戻らねばならんな・・。」
そう言ってジョセフは剣を取り出した。
「あんなのを持って懐に潜り込まれたら厄介だな・・。」
「いいや、寧ろ正々堂々やれて良いぜ。」
「フッ、面白い!」
そう言ってジョセフは姿を消した。
しかし、零はその場を動かず、一瞬の刹那を見切って剣を震った。
その直後にジョセフが零の前に倒れ込んだ。
「ぐああ!ぐっ・・・な、何故・・!」
「あんな単純な動き位見切れるっての。それに、それくらいの戦いならしょっちゅうやってたんだぜ。」
零はにやりと笑った。
そして、次の瞬間、艦の上で爆発が起き、後ろからタバサの氷の矢が飛んでくる事に気が付いた零はすぐにその場を離れた。
氷の矢が二発ジョセフに刺さり、ジョセフは壁にもたれて座り込んだ。
タバサとルイズはシルフィードから降り、タバサはジョセフの元に寄った。
「シャルロット・・・魔法の腕は父親譲りか・・。」
「貴方は父を殺し、母の心を失わせた。私は、決して許さない・・!」
あまり喋り方が変わらないタバサでも、その言葉の最後は語調が強くなっていた。
「フッ・・道理で・・。好きな様にするが良い。お前にはその権利がある。」
「・・・!」
タバサは大きな氷の矢を生成し始めた。
「タバサ、ダメ!タバサが手を汚す事なんてない!」
「でも・・私は・・!」
タバサの杖を持つその拳は小刻みに震えていた。
「零、タバサを止めて!」
しかし、零はルイズの言葉に首を振った。
「零・・?」
「・・こいつはタバサの問題だ・・。他の誰が決める事じゃない、タバサ自身が決める事だ。俺達はその結果を見届ける。それだけが俺達に出来る事だ。」
零は静かに落ち着いた声で言った。
いよいよジョセフに判決が迫る。
「・・・・・!」
・・・タバサは杖を降ろし、氷の矢を消した。
「ロマリアに、引き渡す・・。」
その言葉に二人の表情は緩んだ。
「そうか・・。」
「すぐ治療すれば貴方は助かるわ。生きて罪を償って!」
そう言った次の瞬間、タバサの体は吹き飛ばされ、二人はジョセフの方を見た。
「タバサ!」
「ジョセフ様にそんな辱しめを受けさせはしない!」
そこにはタバサから赤い球を奪ったシェフィールドがジョセフを介抱していた。
「てんめぇ・・!」
「来るな!」
「「「!!」」」
「詠唱は完成する直前だった・・!ここからなら私の力でも爆発させられる!」
「くっ・・。」
零達は諦めてシルフィードに乗り込み、艦から脱出した。
そして、暫くして後ろから赤い光が発せられ、辺りには爆発音が鳴り響いた。
タバサとルイズは後ろを振り返ったが、零は後ろを振り返らず、俯いていた。
「お返しします。」
聖堂に帰ってきたルイズは魔法の鏡を教皇に返した。
ジュリオがその鏡を受け取った。
「この度の事、心より感謝します。ミスヴァリエール、ミスタバサ、そして、レイ・シュヴァリエ・ド・ヒイラギ殿。」
「零殿、お怪我は?」
アンリエッタは零の方を向いて言った。
「見ての通りです。」
そう言って零は笑って見せた。
「良かった。」
「ジュリオ、お前のピストルも役に立ったぜ、ありがとな。」
「そうか。それは何よりだ。」
「だけど、あれはジョセフを倒してこいって意味だったんだろ?」
「・・!」
「ルイズを巫女にする、それをジョセフがさらう、そしてそれを俺が倒す・・。もしかしたら、全て計画の内だったのかもしれないと思ったんだ。いや、計画でない限り、こんな偶然は起こり得ない。」
「零!何て事を言うの!」
それを聞いたアンリエッタとアニエスが顔を見合わせた。
「・・・。」
ジュリオは何も答えず、目を瞑った。
「どうなんですか。教皇聖姫!」
「零!」
「・・確かに、全て否定は出来ません。」
「えっ・・?」
「虚無の担い手を巫女に据えたのは、説得の為ではなく、挑発でした。ジョセフが何か仕掛けて来る事を我々は予期して、いえ、望んでいたのです。」
「「!!」」
「そうすれば、ガリアへ征戦を発動する理由が出来る。更に、ジョセフ王だけでも亡き者にすることも・・・と。しかし、これだけは信じて頂きたいのです。ミスヴァリエールを、あのような危険に晒す気はありませんでした。ジョセフは、あれ程までに大きな破壊を行う事を、予想していなかったのです。どうか・・許して頂きたい。」
教皇が頭を下げるのを見て、ジュリオも頭を下げた。
「・・・。」
「良いのか?何も言わなくて。」
零達は暗い廊下を歩いていた。
「ジョセフ王が死んだ事で新たな虚無の担い手が生まれれば、きっと四人の担い手が力を合わせる事が用意になるわ。」
「確かにそうだけどよ・・。でも危うくルイズは・・。」
「でも、零が守ってくれた。」
ルイズは立ち止まり、零の方を向いて言った。
零もルイズに合わせて立ち止まった。
「・・。」
「私、確かに感じたの。零がもうじき私を助けに来てくれるって。」
「俺も、お前が俺を待っている姿を確かに感じた・・。」
「零はきっと、これからも私を守ってくれる。だから、私、怖くない。」
「・・・。」
「行きましょう?皆待ってる。」
「・・ああ、そうだな。」
零はルイズが差し出した手を取り、歩き出した。
タバサとテファもそれを追って歩き出した。
そして、門を開けた瞬間、多くの人が歓迎をしていた。
「アクイレイヤの聖女様だ!」
「英雄もご一緒だわ!」
「何て神々しい!」
「これって一体・・?」
すると、零はギーシュ達三人に、ルイズは町民の娘三人に騎馬の様に乗せられた。
「アクイレイヤを救った聖女と英雄を、皆が称えている!」
「「「「アクイレイヤの聖女バンザーイ!英雄バンザーイ!」」」」
二人を讃える声はいつまでも止まなかった。
ーーーハイカラシティーーー
「(速報だよ!)」
「(何だかあの穴が大きくなって来てるやんね~。)」
「(だから、いつでも逃げれる準備ヨロシク~!)」
シオカラーズの二人がハイカラニュースで穴の状態と避難勧告をしていた。
それを見たミキは真っ先にソニックと零の事を思い浮かべた。
「(ソニック・・・零・・・大丈夫かな・・。)」
ーーーグリーンヒルーーー
「テイルス!あの穴の解析は終わったか!?」
「まだ終わってないよ。だけど・・物凄く嫌な予感がする・・。」
そう言ってソニックとテイルスは上空の穴を見つめた。
「・・・フン。」
ナックルズも上空の穴を睨み付け、もう一度睡眠に入った。
ーーー幻想郷ーーー
「まだなのかしら・・・二人共・・・。」
紫は穴を見ながら二人の事を案じていた。
今回はここまでです。
さあ、そろそろ戦いも大詰めですね。
どうやらソニックやミキ達の次元にも影響がある様子。
果たしてどうなるのか?
それでは、また次回!
「感想、リクエストも。」
「(いつでも待ってるよ~!)」
「誤字とか脱字とかあれば報告頼むぜ!」
「IS学園以来だな、このメンバーが揃うの。お前ら少し見ねえ間に随分大きくなってんな。」
「俺のトゲも伸びただろ?」
「(私も強くなったよ!)」
「て言うかソニックお前ほぼ別人じゃねえか!」
「そうか?」