ハルケギニアの[使い魔]光の戦士   作:シャイニングピッグEX

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今日は二話やるどう!

後序盤は名前が分かる限り名前でやります。

「それじゃ、本編始まるぜ!」


拐われた二人

ある日の朝、零はシルフィードに乗っているタバサを見つけた。

 

「タバサ!?」

 

零はタバサの元へ駆け寄った。

 

「何をやってるんだ!?まさか・・。」

 

「ガリヤへ帰る。」

 

「そんな・・どうして急に!?」

 

「・・貴方の声を聞いてたら、決心が鈍りそうだから・・。」

 

「・・。」

 

すると、以前零達を襲って来た兄弟達を発見した。

 

「お前達は!」

 

「ゲンソの兄弟!」

 

「何しに来やがった!」

 

「決まってるだろ~?君を殺しに来たんだよ・・!」

 

「・・・あぁ~、そりゃ朝早くからお疲れ様で。」

 

そう言って次男らしき男は剣を抜いて零に襲いかかって来た。

 

「ごちゃごちゃ言ってないで神妙に勝負しろ!はぁぁぁー!」

 

すると、タバサが杖でその太刀を受け止めた。

 

「何だよ邪魔するなよ。」

 

「私は彼の騎士・・!」

 

「君の髪ガリヤの王族みたいな色だな。ガリヤなら僕達にも縁が。」

 

「キタカ団騎士団・・!私もそうだった・・。」

 

「へぇ~、そりゃ奇遇だなっ!」

 

そう言って二人はつばぜり合いを放してお互いに距離を取り、そこにシルフィードが男に突撃をしていった。

 

男はすれ違い様にシルフィードの翼を斬り、タバサはそれを見て風をお起こし、シルフィードを空へ飛び上がらせた。

 

その隙に長女らしき女が学園の中に入って行った。

 

「あっ!おい!」

 

零はそれを追いかけようとしたが、長男、ジャックが立ちふさがった。

 

「貴様の相手は俺がしよう。」

 

「お前はこの間捕まったはずじゃ・・?」

 

「俺を閉じ込めておける牢獄なんて存在しないよっ!」

 

そう言いながらジャックは鎖球を零に向けて放った。

 

その威力は絶大で、地面にめり込む程であった。

 

「お前臭い飯を食わされて面白くなかったのは事実だ。鬱憤を晴らさせて貰うっ!」

 

「逆恨みだろそんなの!」

 

すると、零達に気付いたギーシュ達三人がワルキューレを出してジャックの前に立ち塞がらせた。

 

「零、大丈夫かい!? 」

 

「その木偶の坊は僕に任せたまえ。」

 

しかし、ジャックもワルキューレに似た泥人形を出した。

 

「ただの木偶の坊か試してみるか?」

 

「の、望むところだ!」

 

「何か強そうだよぉ~。」

 

「う、うん。」

 

「仕方ねぇ!出番だ!」

 

『リアライズ!ゼットン!ガッツ星人!』

 

零はスマホを操作し、ゼットンとガッツ星人を出した。

 

「久しぶりの戦闘ですね・・。」

 

『腕が鳴るわぁ~。」

 

そう言った次の瞬間、ゼットンは泥人形達を全て焼き払った。

 

「ほう、珍妙な格好の割にはやるではないか。」

 

すると、女がルイズを窓から飛び降りて連れて来た。

 

「ウフフ、嫌がる顔もかわいいわぁ。」

 

そう言って女はルイズの耳を舐めた。

 

「助けて零!彼女妙なの!なんか変なの!」

 

「この子、私が人形にしても・・って何!?」

 

「はーいそこまでよ~。」

 

すると、女の体はガッツ星人の十字架に磔にされていた。

 

「い、いつの間に!?」

 

「いやぁ、学園の窓から降りてくる際にちょーっと鎖を巻き付けて置いただけよ~?」

 

『あの数秒の間に!?』

 

『ガッツさんスゲー・・。』

 

そして、ガッツ星人は女がルイズから奪っていた杖を取り返し、ルイズに返した。

 

 

「はぁぁぁ!」

 

ジャックは魔法を使い、ギーシュ達三人を岩に閉じ込めた。

 

「フン、他愛も無い。」

 

「これはどういう事かな、ジャック。」

 

すると、ジャックの後ろから一人の小さな男が歩いて来た。

 

「ダ、ダミアン兄さん・・。」

 

ジャックはダミアンと呼ばれる男に酷く動揺していた。

 

「何なのでしょうか・・。」

 

話を聞く限り、タバサと闘っているのがドゥドゥー、磔にされているのがジャネッタと言う名前らしい。

 

すると、ダミアンは金管楽器のような物を取り出した。

 

次の瞬間、ここら辺り一帯の地面が水に変化した。

 

「な、何で急に水が・・!」

 

「穣二錬金よ・・。物質の性質を丸っきり変化させちゃうの・・。」

 

ジャネッタは磔にされながら言った。

 

そして、辺りが水に変化した事でギーシュ達は解放された。

 

すると、何処からかシエスタの悲鳴が聞こえた。

 

「零はシエスタの方に!」

 

「分かった!行ってくる!」

 

『リアライズ!シルバーブルーメ!』

 

零は怪獣の姿のシルバーブルーメを出し、それに掴まってシエスタの元に急いだ。

 

そこには、三人のエルフが立っていた。

 

「待て!」

 

「「!!」」

 

零はシルバーブルーメから降りて三人のエルフの元へ駆け寄った。

 

「誰の術魔法かは知らないけど利用させて貰うよ。尊き命の水よ、安らかな眠りを与えよ。」

 

そう言って一人のエルフは三人以外の水面を光らせ、水面にいた全員を眠らせた。

 

「ぐっ・・これは・・。」

 

零の意識はそこで途絶えた。

 

 

 

目を覚ますと、そこは見たことの無い空間が広がっていた。

 

零は体を起こし、スマホを確認した。

 

スマホの中では怪獣達が全員眠っていた。

 

「1、2、3、・・全員いるな。」

 

すると、それに気付いて横に寝ていたテファが起きた。

 

「あ、零さん、気が付いた。」

 

「あ、ああ。」

 

「しかし、ここは一体何処かしら・・。」

 

すると、零はテファが着ている服に気が付いた。

 

「テファ、その服は一体?」

 

「え?・・これ、エルフの服だわ!母が似たのを持ってた!」

 

「そう言えばあの時エルフが・・。」

 

すると、部屋の戸から一糸纏わぬエルフの少女が入って来た。

 

「あら、目が覚めた?アリーの魔法が効きすぎて心配してたのよ。」

 

「お前は、エルフの・・。」

 

「ええ。ルクシャナって言うの。宜しくね。」

 

そう言って少女は服を着た。

 

「ここは何処なんだ?」

 

「ここ?私達の国、ネフテスよ。」

 

そう言ってルクシャナはカーテンを開けた。

 

外には小さなオアシスと広大な砂漠が広がっていた。

 

「で、ここは私のオアシス。」

 

「どうして俺達をこんな所へ?」

 

「あら、決まってるじゃない。拐ったのよ。貴方達二人を。」

 

「さらっと凄い事言ったな・・。」

 

 

 

「私ね、万人の文化を研究している学者なのよ。研究の為に貴方達を預からせて欲しいって頼んだの。だから二人ともここに来られたって訳。」

 

零達はルクシャナの話を先ほどとは別の部屋で聞いていた。

 

「恩着せがましく言うなよ。で、何で俺達を拐ったりしたんだ?」

 

「だってこっちの彼女は悪魔の力の使い手でしょ?」

 

「え!?悪魔!?」

 

「あ、そっか。万人の言い方では・・そう、虚無の担い手。それに貴方は使い魔ガンダーヴル。」

 

「ガンダールヴだ。」

 

「貴方はまだ使い魔を持っていない弱い存在だから、拐うのに打ってつけだったって訳。」

 

「弱い存在・・。」

 

「悪魔の力の使い手が四人揃う事をこの国のお偉いさんは恐れてるの。その力で攻め込まれるかもしれないってね。貴方を拐ったのはついで。」

 

「えっ。」

 

「アリーが決めたのよ。おじ様より強いって話だったから、捕まえといた方が良いだろうって。」

 

「おじ様?」

 

「じゃあ、今度は私が質問する番よ。貴方達、どんな物食べてるの?どうしてブリミルとか言う悪魔を信じてるの?どうやったらそんな胸になるの?」

 

ルクシャナは最後テファを見ながら言った。

 

すると、外から物音が聞こえ、二人は外を見た。

 

「あら!あれは・・!」

 

そう言ってルクシャナは外へ出た。

 

零達はその後をゆっくり追って行った。

 

そこに二人のエルフを乗せた二匹の竜が降りてきた。

 

「おじ様!」

 

そう言ってルクシャナは一人のエルフに駆け寄った。

 

「ルクシャナ、変わりは無いか?」

 

「ええ。万人世界は楽しかったわ。ほら、例のハーフエルフと万人よ。」

 

「久しぶりだな、万人の戦士よ。」

 

そのエルフは以前零達の前に立ちはだかったエルフ、ヴィダーシャルであった。

 

「ヴィダーシャル。」

 

「安心しろ。お前達を預かる務めは我が姪がきちんと果たしているか確かめに来ただけだ。今もな。ルクシャナ。手抜かりが無いか屋敷を調べさせて貰うぞ。」

 

「どうぞ叔父様。どうせ完璧ですけどね。」

 

そして、ヴィダーシャルは零の横で足を止めた。

 

「あのガリヤの少女の母親はどうなった?」

 

「タバサの母親なら元気になったって聞いてるけど・・。」

 

「そうか・・。」

 

「?」

 

 

 

 

そして、その夜、零達は逃げようと試みていた。

 

しかし、何度やっても罠に引っ掛かるばかりであった。

 

「やっぱ駄目だな。罠がかなりかけられている。」

 

「ごめんなさい零さん。私のせいで・・。」

 

「テファのせいじゃないだろ?」

 

「私が弱いからあの人達は私を拐って、しかも零さんまで巻き添えに・・。」

 

「テファ。トリステインに帰りたいんだろ?」

 

「え、あ、はい!」

 

「なら今はそれだけで良いさ。それに、俺は皆強いって訳じゃないと思う。」

 

「え?」

 

「何かが強い人はその分、何かが欠けているんだ。そして、また別のやつも何かが強くて何かが弱い。だから、皆決して完璧じゃないのさ。だから、言ってしまえば皆同じ強さだって、俺は思う。だから、きっとテファも強い物があると俺は思うぜ。」

 

「零さん・・!」

 

「まずはこの状況を楽しもうぜ!下向いてたって何も始まらないさ!」

 

零はそう言ってテファをお姫様抱っこした。

 

「しっかり掴まってろよ!」

 

そして、零は水面を走って行った。

 

あっという間に岸に着いてテファを下ろした。

 

そして、零はもう一度オアシスの方を向いた。

 

「零さんどうしたんですか?」

 

「悪い、ちょっと調べ物を。」

 

零はそう言って水面を走り、先程走っているときに見つけた柱のような物の元に来た。

 

零は思い切り息を吸って水面下に潜った。

 

「・・・!」

 

そこには巨人の石像が祀られた神殿のような物があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまてです。

時間がヤベェ!

それではまた次回!

駆け足ですいません!


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