黒子のバスケ 日記 作:sil
失われたページ
秀徳戦後のお好み焼き屋にて
「・・・・・」
死屍累々。この間、国語の授業で習って使う場面なさそうだなーと思ったけど、まさか今日使う場面に遭遇するとは。ホント、高校来てから驚きの連続だなー、と現実逃避してみたり
海常の黄瀬、笠松さん
秀徳の緑間、高尾
誠凛の小金井先輩、水戸部先輩、降旗、河原、福田
以上のメンバーが机に突っ伏して動かなくなってしまった。その傍には、食べかけのお好み焼きが
かつてないemergencyのようです
土田先輩から軽く事情を聞いた。曰く、相田監督の料理は人事を超えた物らしい。それも悪い方向に
さっき、相田監督が焼いたお好み焼きを他のテーブルにおすそ分けに回って、丁度戻ってきたら悲鳴が響いた
持っていくとき、同じテーブルの日向先輩と伊月先輩が挙動不審で遠回しに持っていくな的な事を言っていた意味が分かった
幸い死んでないみたいだけど、奇跡の世代2人を気絶するだけでも十分な威力だ。相田監督最強説か
そして問題はその張本人がその事実に気が付いてないという事だ。相田監督はお腹一杯になって寝たと思ってるみたいだし
さらに、このお店の方針がどこぞの食堂のおばちゃんの様に「お残しは許しまへんで!」なので、全部食べ切らなければいけない。お好み焼き相田監督versionも含めて
残ったメンバーは日向先輩、伊月先輩、土田先輩、火神、黒子、自分、相田監督。まぁ、相田監督は数には入らないけど
残ったお好み焼きは丁度6枚。内3枚が相田監督特性のやつ
という訳で、恨みっこ無しのロシアンルーレット方式でお好み焼きをシャッフルして一人1枚選んで食べる事になった。確率は5分の2
ちなみに計算間違いじゃない。だって自分は既に決定してます。相田監督versionに
何を言ってるのかわからないと思うけど、自分も全く分からない。何でも朝会での宣言が理由だとか言ってたけど、ここで黒歴史が立ちはだかるのか・・・!
本当に何を言ったんだよ、過去の自分!真っ白で覚えてないけどさ!!その前の火神の日本一くらいしかね!!
こうなったら自棄だよ!食べ切ってやるよ!やってやるのだよ!!
『ほぉらー!ほぉら~!?』
えぇい、止めるなカルピン!男にはやらなければならない時があるのだよ!
でも自分に万が一のことがあったら、冷蔵庫のツナ缶のこと、任せたぞ・・・!
『ほぁら・・・』
翡翠真央、逝きます!
「・・・・・・」ドンガラガッシャーン!!
「えっ!?ひ、翡翠君どうしたの!?って、なんだか凄い清々しい表情!?」
『ほぁらー、ほぁらー・・・!』
『・・・許せ、翡翠』(-∧-)合掌・・・
◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆◇
×月<日 あの時期がやって来た
なんでかは知らないけど、日記(笑)の秀徳戦後の部分がぐちゃぐちゃになっていてわからない。何があったんだっけ?全然思い出せない。というか家に帰った記憶もないんだけど。なにこれ怖い
そしてびっくり!なんと、起きたら狸が自分の上に乗っていたのだ!
まぁ、本当は狸みたいな模様の子猫なんだけど。全く覚えてないけど、秀徳戦後に飛ばされてたところを自分がキャッチしたらしい。ベット脇にあったメモ用紙に書いてあった
飛ばされた、っていうのがよくわからないけど、自分が飼おうと思う。一応ペット大丈夫だし、飼い猫じゃないみたいだし、すでに病院にも行った後らしいし
そのことを連絡したら許可もくれたし。やったねー!
名前はカルピン。一目見て名付けてみたけど、なんか妙にしっくりくる
それとほかにも黒子が犬を拾って部で買うことになったみたいだ。名前はテツヤ2号。一体どういう意図でつけたんだろう?
あと、メモによるとこのメモを書いたのは相田監督で、家まで運んでくれたのは景虎さんだったようだ。迷惑かけたなぁ、今度お礼に行こう。最後に「飯をもっと食え」ってあったけど、ちゃんと食べてますよ。でも今はなぜか何も食べたくないんだよなー。お好み焼き・・・相田監督・・・奇跡の世代撃沈。うっ、頭が
さて、現実逃避気味に日記を書いているけど今現在、とても困ったことが起きている
頭の上のカルピンさんが離れてくれません
はよいかんと朝練に遅刻してまう、どないしよ
結果から言うと、そのまま登校しちゃいました☆
だって、なんか下そうとするとすごい悲しそうな鳴き声するんだもの、仕方ないじゃん
その奇行のお陰か、早い時間帯だったのにかかわらず、視線はいつもの2割増しだったZE
胃がエクストリームフルバーストしちゃうぅ!?
体育館に入ったら部のみんなにものすごいびっくりされた。相田監督は倒れた。Why?
それと黒子が拾って来た犬、テツヤ2号。名前の意味が分かった
目がそつくりだった
そして火神は犬が大の苦手らしい
これは、使えるな(・∀・)ニヤリ
というかカルピンさん、いい加減頭から下りてくれません?なんか2号さんまでよじ登ろうとしてるんですけど
ん?もふもふに包まれて死ねる・・・本望です(真顔)
それと相田監督が床を転げまわってるんですけど、放っておいていいんですか?奇声上げてますよ?
そのまま授業も受けてやったZE!(懐)
朝練終わって職員室に直行、そして先生にO・NE・GA・I!したのさ!
伝家の宝刀、DO・GE・ZA!を開放してな!(滅)
まぁ、冗談だけど。土下座をしようとしたら先生方に止められてしまったのだ。解せぬ
自分で言うのもなんだけど、土下座に対して何ら思うことはないんですよ?前はしょっちゅうやってましたから
プライド?なにそれ美味しいの?そんなのいらないんで命はご勘弁を!
頑なに土下座をしようとする私の本気度合が先生方に通じたようで、なぜか許可が出ましたー
廊下にもいつもよりはるかに多くの生徒が見物に来てた。もうね、廊下が埋まっちゃってたの
今日の視線は独り占めだったね!え、いつも?そうだよねー、黒歴史だよねー
今日は矢田さんもすごい戸惑ってた。視線が上に入ったり戻ったりと忙しなかった。首疲れそうだね。自分も矢田さんの立場だったらそうなるよ
にしてもカルピンちゃんと授業中静かにしていたんだよね。この子かなり賢いのかもしれない。御手とか仕込んでみようか?
そして、無事秀徳に勝利したのはいいけれど、自分達にはもうすぐテストが待ち構えている。テスト週間に入って部活もお休みだから、この間にしっかりとテストに向けて勉強をしなければ(使命感
授業はちゃんと受けてるし、ノートやテストに出そうなポイントも把握してるからしっかりやれば大丈夫かな
正直言ってマジでやらないとヤバいから。主に命が
というか火神が勉強しているどころか、ノートすら取っていないように見えるんだけど
いや、もしやこいつ天才なのか?
p.s自分で書いてて思った。それはないわー
×月{・}ー{・}日 眼鏡キャラなのだよ
今日は放課後、図書館で残って勉強した。それも1人じゃなくて、矢田さんと一緒に
自分は例のごとくカルピンを頭に乗せて
慣れとは怖いもので、最近では1日の半分をカルピン頭に乗っけて過ごしてます。矢田さんも他より順応が早いみたいで、頭のカルピンを気にすることなく勉強に集中してました
カルピンも矢田さんに懐いてるっぽい。ちょっとジェラシー。この浮気者めー、今日は帰ったらもふもふの刑に処す
最近はホントに良く話す様になって、矢田さんが勉強がちょっと危ないという事も知った。で、話の流れで一緒に勉強をする事になりました
分からない所はお互いに教え合ったりしている間に時間はあっという間に過ぎて行った。楽しい時間や集中していると時間が過ぎるのってホント早い
集中するために伊達眼鏡を掛けてやっていたんだけど、矢田さんの視線がチラチラ向いていた。やっぱり似合わない?自分では結構気に入ってるんだけど
ふと一回、なのだよ語尾を付けてみたら物凄い笑われた。図書室なので声はちゃんと押し殺していたせいで、すごい苦しそうだったけど。10分位はそんな感じだった
そんな変な語尾の人なんていないよって言っていたんだけど、実際知り合いにいるんだよね。合わせてみたらどうなるかな?
▽月▽日 最後の追い込みだー!
最後の休日、明日はいよいよテスト。最後の追い込み、と思って勉強をしていたらお昼になっていた。時が経つのってホント早い。勉強の疲れをカルピンで癒し、気分転換に散歩に出る事にした
いい天気だったお陰か、頭上のカルピンさんは気持ちよさそうに眠ってらっしゃる。そして相変わらず突き刺さる視線の数々をスルーして散歩を続け、ついでに買い物も済ませて無事帰宅
あとは軽く復習をするだけにして今日はもう寝ます。明日は頑張るぞー!
▽月○日 俺は・・・乗り越えた!
やったよ!俺はやったよ!やり切ったよ!
苦節一週間、朝から晩まで勉強し尽し、三日間のテストを無事終了する事が出来た。自信もあるし、回答が全部ずれてたとかでもない限り、〆られる未来は回避できたと思う
矢田さんも自信があるみたいで、お互い結果が楽しみだ
そして今日から始まった部活。練習で火神が生き生きとしていた。まるでボールを得た火神の様で(そのまんま
まぁ、足を痛めているのでハンドリングとかだけだったけど
解答用紙回収する時に黒子の横顔が若干引き攣っているように見えたけど、大丈夫・・・じゃないよね
他はまだ騒がしいけど、クラスメイトはカルピン乗せに大分慣れてきたっぽい。カルピンのお陰かはわからないけど、最近よく挨拶をされるようになった。し返したら逃げられるけど。ふっ、もう慣れたさ・・・
それに最近はカルピンいるしね!傷んだ心が癒されるなー
p.s トイレを覚えさせるのが結構難しい
▽月×日 見よ!これが私の真の実力だ!
テストが返って来た。結果は学年1位だった
発狂した、勿論心の中で
矢田さんも凄かった。学年3位だった。
叫んでだ、勿論心の中で
お互いおっかなビックリだったけど、ホントにビックリだった。お互いに出そうな所を言い合っていたらそれがかなり大当たりだったからだと思う。的中率99%なのです
電話で結果を報告したらすっこけてた。取り敢えず、あの反応からこれでお仕置きは無しだろう
本当に良かったぁ
黒子は・・・まぁ普通?火神は・・・目を逸らしたくなった。帰国子女どったんねん
▽月◆日 嫌な予感は的中してしまった
今日は相田監督に言われて中間テストの結果を持って行った。なんだろう、と思ったら今度の実力テストが理由だった。なんでも、その実力テストは成績には関係が無いんだけど、下位100名に入ると今度の土曜、つまり決勝リーグ初戦の日に補修があるらしい
という訳で、中間テストの成績を見て危ないと判断されたら相田監督の家で勉強合宿が待っている様だ
自分を含めた一年生5人はなんの問題もなかった。というか自分は学年1位だしね!
ご褒美に相田監督から飴玉5つ貰った。やったねー
カルピンには猫用のかつお節を貰った。よかったねー
問題はこの男、火神
まぁ、結果は予想していた以上に酷い物だった。英語以外は目も当てられないもので、1桁や0点とかもあったし。その英語でも一番点数は高かったけど、それでも半分も行っていなかった。おい、帰国子女ホントどうした
開き直った火神が相田監督に背負い投げを喰らっていた。お手本のようだった
という訳で、先輩達2年生総出で明後日の実力テストまでの間、火神に勉強を教える事になった
教えられるほど頭が良いのか、という発言をした火神はドロップキックを貰っていた。綺麗に吹っ飛んで行った
先輩達の前回の実力テストは、2年生305人中
日向先輩、112位
伊月先輩、71位
土田先輩、81位
水戸部先輩、74位
小金井先輩、51位
相田監督、2位
皆高かった。特に相田監督凄い。日向先輩は眼鏡の割には一番低かったなぁ、と言われてたり
そして火神を教えるスペシャルチームが決まった
理科・水戸部先輩
国語・黒子
数学・伊月先輩
社会・日向先輩
英語・土田先輩
総指揮・相田監督
見張り役・小金井先輩&テツヤ2号
自分は用事が入っている為に力になれないのは心苦しいので、火神に前に緑間からもらった天王寺の鉛筆を渡しておいた。そう言えば黒子も湯鳥天神の鉛筆貰ってたなー
今日はもう日記を書けそうにないのでここまで