俺たちはゴミ拾いを始めた。ゴミ拾いは夕方まで続いた。
「あ~あ疲れた~。キャンプに来たのにどうしてゴミ拾いなんてやらないといけないんだよ」
「キャンプにきてゴミ拾いは当然でしょ?」
「つまりこんな状況にならなくても、ゴミ拾いさせたってことか?」
「当然でしょ?なにを寝言言ってるの?」
「うへぇ……もうキャンプはこりごりだよ……」
「そろそろ暗くなってきたな。このくらいで終わりにしよう」
俺たちは海斗の指示で、拾ったゴミを持ち小屋に戻った。持ち帰ったゴミは分別し、それぞれ一つにまとめた。
「はぁ……疲れた……ごはんまだか~」
「はいはい!いまできたわよ!サボってないで手伝いなさいよ!」
「え~疲れたよ~」
「純君なんてあんなに働いてるのに」
真紀が目を向けた先には、せっせと食器やらできた料理を運んでいた。
「純とおれは違うんだよ!」
「そうね……頭のよさとか運動神経とかもろもろ違うわね」
「そうそう!俺が……」
「純より頭悪いよな」
「そうそう!頭悪い……って違うわ!」
「いや違わないでしょ。期末テストで純は合計456点、あんたは248点だったでしょ」
「くっ……で、でも運動神経は……」
「あんたは帰宅部でどこかに遊び行ってるだけ。純は空手部でしょ」
「……」
元希はわかりやすく落ち込んだ。
「みんな~ごはんできたよ~」
純が呼びに来た。
「どうしたの?」
「なんでもねぇよ……」
「そそ、なんでもないわよ」
「だな、なんでもないな」
「?」
純は首をかしげていた。
全員席に着くと、それぞれ食事のあいさつをして、食事を始めた。食事をしながら今後の方針を話していた。
「今日ある程度掃除ができた。明日朝にもう一度帰りの道を行ってみようと思う」
「そうですね……それで森を抜けられなかったら、まだ何かが足りないってことでしょう」
「ああ……そうならないことを祈るばかりだが……」
「ま、そんなことは明日行ってみてから考えましょ!ここで暗くなってもおいしいご飯がまずくなるわ」
「そうだな。じゃあ明日、また明日やることを考えよう」
俺たちはご飯をわいわい言いながら食べ終えた。
夜、俺たちは明日に備えて早めに寝ることにした。おれは全く眠れなかった。
(明日……森を抜けられたらいいな……そうでなかったら一体何が足りないっていうんだ……まぁ、そんなことを考えても、答えは出ないか……もう寝るか……)
おれは瞼を閉じ、無理やり寝ることにした。
数分がたち、ようやく眠気がさしてきたころ、ガシガシと窓を叩くような音が聞こえる。
「……?」
おれは目をこすりながら起き上がり、音のする方を見た。
「……っ!?」
声が出なかった。そこには死んだはずのそれがいた。
夜の真っ暗闇の中に、ぽぅっと柔らかな黄緑色の光が光ってる。その光よりこちらにそのものの影が映る。
体はかなり丸く、そして横に広い。体の大きさと不釣り合いな手足が6本。頭の部分には、棒のようなものが2本あった。
それは、俺たちが殺したあの怪物と姿が同じであった。
「どう……して……」
「……ん?どうしたの?改」
「なんだなんだ?」
何かを感じたのか、元希と純が起きた。そして、物音がする方に目を向ける。
「っ!?」「ひっ!?」
元希たちもそれに気が付いた。
「や、槍を持ってこないと!」
「待て!幸いあいつにガラスを割るほどの力は無いようだ。少し様子見をしよう」
「で、でも!」
「一応槍だけは持ってきておこう。万が一入ってきた場合、ここで仕留める」
「……そうだね。焦っても何にもならないよね」
「おれ槍を持ってくる」
「ああ、頼む」
元希は槍を取りに部屋から出た。
その間、俺たちはやつをずっと凝視していた。すると、純が口を開く。
「それにしても、どうして……」
言いたいことはよくわかる。あの時俺たちは確実にやつを殺したはずだ。
しばらくして元希が槍を持ってきた。
「持ってきたぜ」
「ああ、ありがとう」
おれは槍を構え、いつ来てもいいように準備した。
やつは相変わらず、窓をガリガリとその細い腕でひっかいていた。しかし、窓には傷ひとつはいらない。
数分そんな状況が続き、やつはあきらめたようで、森の奥に帰って行った。
それを見た俺たちは、緊張がとけ、脱力していた。
「なんであいついるんだよ……」
「わからない……もしかしたらゴミ拾いだけじゃ呪いは解けていないのかもしれない」
「そうだね……とりあえず、今あったことは明日みんなに話そう」
「ああ……寝れないとは思うが、一応言っておく。今日はもう寝よう」
にゃんぱす~お久しぶりですfirefly1122です!
艦これのイベントがあってそっちにかかりっきりでしたwまぁそのかいあって無事クリアできました。
そんなことより、この小説も早く終わらせたいですねwもうすでに次の小説の話をどういうものにするかは決めてあるのでwまぁ、夏休みまでに終わらせるつもりです。それまでゆっくりと待ってていただけたら幸いです。
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださる方は気長にお待ちください。