あの後俺たちはそれぞれ解散し、部屋に戻り眠ることにした。夜に備えて寝ているため、なかなか眠ることができなかった。……元希は寝ていたが。
朝7時、元希以外は起きていた。ソファーには彩が眠っている。リビングには少しばかり腐敗臭が漂っていた。皆は無言だ。
「……そろそろ元希を起こしてこないとな」
「……うん」
真紀はゆっくりと立ち上がり、元希を起こしに行った。しばらくして、
「おっす!おはよう!」
全く空気を読まない元希が部屋から出てきた。
「ちょっと!うるさいわよ!みんなこんな感じなのになんでそんなに元気なのよ!」
「すんません……」
俺たちはあきれ果てていた。
「元希は今日も元気だな」
「これが俺の取柄だからな!」
「元希のおかげで少し元気が出たよ。よし、みんな、飯食ったら準備して研究所に向かうぞ!」
海斗はいつもの元気で皆に指示をした。
「はい!」
俺たちは声をそろえてそれに応える。
俺たちはさっそく朝ごはんを作り、食べて、研究所に向かう準備をした。
9時、俺たちは雑誌に載っていた地図を確認し、行先を決めていた。
「今いるのがここの小屋でここから北にまっすぐか」
「今は朝だから東に太陽は昇っているよね」
真紀はそう言いながら東の空を見る。東の空には太陽が昇ってきていた。
「朝だったら奴らは出てこないはずだし、今なら安全に行けるだろうが気を抜くなよ。奴らは神出鬼没だ」
「ですね。とりあえず持っていくものは持ったし北に向かって行きましょうか」
「だな。よし、行くぞ!」
「おー!」
俺たちは研究所に向かって歩み始めた。
道は作られてはおらず、獣道ばかりだった。ひたすらまっすぐ進んだ。研究所まで1時間はかかった。
「……あれか」
そこには、塗装は剥がれ、ツタが巻き付き、鉄部分はさび付いている建物があった。玄関らしき扉には立ち入り禁止の文字が書かれた看板が張られていた。
玄関の横には建物の名前が掘られていた。
「蛍ノ森薬物研究所……ここで間違えないようですね」
「だな。……よし、カギはかかっていない。中に入るか」
海斗は扉を開けて中に入って行った。俺たちもそれに続く。
玄関は受付場所になっていた。右手にガラスが張ってあり、ガラスの下のほうに物を通すための穴が開いている。ガラスの向こうは椅子があり、ロッカーが並んでいる。
奥に進むと道が3方向に分かれている。右側、左側、正面と廊下が続き、たくさんの部屋の扉が並んでいた。
「じゃあ二手に分かれて探索するか。純、元希、真紀は右側、残りの俺たちは正面から探索していく」
「了解」
「あ~それにしても不法侵入みたいでドキドキするな!」
「それはわかるわね!」
といろいろしゃべりながら右側の廊下に向かって行った。
「さてと、俺たちも行くか」
「はい」
正面は主に会議室、職員室、喫煙室などここの職員が仕事をする場になっていた。
「職員室にはいろいろありそうだな。手分けして探すぞ」
職員室にはまだ机や棚が残っていた。海斗が棚を調べ、俺と玲奈が机の中を調べていた。
「……何もないな。玲奈、そっちはどうだ?」
玲奈は顔をあげ首を振る。
「棚からこんなものを見つけたんだが」
海斗が俺に近づきながら言った。
手に持っていたものはカギだった。
「なんのカギでしょうかね」
「さぁな。どこのカギかが書いてないからな……」
カギは俺が持つことにした。
「地道に探すしかないですね。玲奈、カギ使えそうなところあったら言ってくれ」
「……貸して」
玲奈がこっちに近づきながら言った。
「別にいいが、何かあったか?」
「鍵の番号を調べる」
「そんなもの何か役に立つのか?」
おれはそういいながら、自分の作業に取り掛かった。
しばらくすると玲奈がこちらにカギを返してきた。番号を調べ終わったようだ。
「?」
帰ってきたカギに紙がついていた。紙には「MG1257CG」と書かれていた。俺には何なのかさっぱりだったが、おとなしくポケットにしまい込んだ。
正面の廊下の部屋をすべて探索し終え、玄関に帰ってきた。すでに元希たちは戻ってきていた。
「遅いぞ!改!」
「そっちはどうだった?」
俺は元希を無視して問いかけた。
「何にもなかったよ」
「俺のことは無視かよ!」
「そっちはどうだったの?」
「ああ、カギがあっただけだ。それ以外は何もなかった」
俺はポケットからカギを取りだし、見せた。
「なんのカギ?」
「それはわからない」
「ふ~んじゃあ今度は左だね。それが終わったら二階に行きましょ」
「そうだな。ここからはみんなで調べよう」
「はい」
俺たちは海斗の指示に返事をした。
オープンスクールで学校の説明……もうくたくたでござる。firefly1122です。
部屋にクーラーが付いて、極楽な夏を過ごしております。引きこもりです。今年は友達に誘われて祭りに行く予定です。それ以外は何も予定ありません。
みなさんは予定とか作ってますか?……あれ?これどっかで書いたような……デジャヴ。
そんなことはおいておいて、暑い日が続いているおかげで、買い出し行くと必ず飲み物が3本くらい尽きましたwお小遣いがマッハでどっか飛んでいく……みなさんも水分補給はこまめに取りましょう。
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださる方は気長にお待ちください。