蛍の森   作:Firefly1122

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1日目
キャンプ会場


キャンプ当日の8月1日、おれたちは駅前に集合していた。ただ一人を除いて。

「…おっそいなぁ。あいつ寝てるだろ」

「起こしに行ったんだけど寝言言いながら抱きついてきたから木製バットで殴って来たんだけど起きなかったかな?」

この木製バットで人を殴る女はクラスで鬼婆というあだ名をつけられている。名前は真紀。性格は元気な女の子で、怒ると怖い。

「いや、絶対それ気絶してるだろ…」

「そうかな~ま、抱きついてきたあいつが悪い!うん!」

数分後、その木製バットで殴られた奴が来た。

「遅いぞ!」

「すまんすまん。時計見てから慌ててきたんだ」

この遅れてきたのは元希。真紀とは幼馴染で性格はごう慢でいろいろ問題を起こしているが、根はやさしい。困っている人を見るとほっとけない性格をしている。真紀にはいろいろと怒られている様子。

「つまり寝坊だろ?」

「…はい」

「はぁ…誰だよ当日遅れんなよ!とか言ってたの…」

「だからすまんって!それよりなんか頭がじんじんするんだが…」

「気のせいだろう」

「ねぇ、時間、大丈夫?」

この女は玲奈。クールな性格で、いつも本を読んでいる。真紀とは仲がいいらしい。

「あ!あと5分しかねぇじゃねぇか!この電車逃したら一時間待たないといけなくなるぞ!」

「誰のせいだよ…」

「そんなことはいいから走るぞ!」

おれたちは急いで切符売り場に行き、切符を買って急いで電車に乗り込んだ。その瞬間電車の扉が閉まった。おれたちは適当に空いていた席に座って安堵していた。

「ふぅ…なんとか間に合ったな」

「だな。純、お菓子くれ」

「え!?持ってきてないよぉ」

「なんだよ使えねぇな」

このおどおどしている男は純。いつも元希にいじられている。性格はおとなしく、いつもおどおど。地味に運動神経がいい。

「こら!元希!そんなこと言わない!」

「へいへい。そんなことよりトランプしようぜ!」

「暇つぶしにはいいな。で、何やるんだ?」

「大富豪しようぜ」

「ぼく大富豪弱いよ…」

「大丈夫大丈夫。コツさえつかめば勝てるからさ。じゃあおれからなー」

大富豪をやってるうちに降りる駅についた。ちなみに勝敗は元希0勝、純3勝、おれ2勝、真紀4勝、玲奈14勝である。元希は電車から降りながら、

「くっそぉなんで勝てねぇんだよ…玲奈強すぎ」

とか愚痴をこぼしていた。駅から出ると俺たちはこの後何するかを話し合っていた。

「いま10時だからキャンプ場に行く道の途中で飯食おうか」

「そうね。みんなは何を食べたい?」

「わたしは天ぷら」

「ぼくはなんでも…」

「おれはラーメン!」

「おれもなんでもいいぞ」

「じゃあじゃんけんで決めようか。最初はグーじゃんけん…」

結果、玲奈が勝った。

「じゃあキャンプ場に向かう道で天ぷら屋さんがあるか探してみるね」

「ああ頼む」

真紀がスマホで検索している間に俺たちはキャンプでの役割分担をしていた。

「じゃあ純とおれと改はテントを立てて、女組は木の枝集めでいいな」

「う、うん…」

「問題ない」

「役割分担終わった?」

「ああ、そっちは天ぷら屋さん見つけたか?」

「ええ、あったわよ途中で降りることになるけどまあいいでしょ」

「だな」

「おっし!じゃバス停行くか」

俺たちはバス停でキャンプ場に向かうバスに乗った。

「天ぷら屋さんはどこだ?」

「ここから二つ先のバス停だよ」

「近!歩いて行けたんじゃないか!?」

「そうね」

そして10分後、天ぷら屋さんの前に着いた。

「さて、入るか」

「そうだな」

天ぷら屋さんに入り、それぞれ好きな天ぷら定食を頼んだ。

食事を終えてまたバスに乗り、キャンプ場に向かった。

「ふぃ~食った食った」

「おいしかったね」

「うん」

「そ、そうだね」

「キャンプ場までどれくらいかかるんだ?」

「そこまでかからないとおもけど」

「じゃ、それまで大富豪のリベンジだ!」

キャンプ場に行く間、大富豪を楽しんだ。そして30分後、キャンプ場受付に着いた。

「くっそぉ、また負けた…」

「しょっぱなから革命するから…しかも3の革命とか馬鹿なの?」

「くっ…なんも言えねぇ…」

「とりま受付行ってバスに乗せてもらおう」

ここは行き帰りに迎えに来てくれるという親切なところである。なので受付の人にキャンプをする期間を伝えればその日に来てくれるそうだ。

おれたちは7日間キャンプすると伝え、バスに乗せてもらいキャンプ場に向かった。

「キャンプ場から歩いて1時間でコンビニつきますよ~」

「そうなんですか。一時間か…なかなか時間かかるな~」

「寄っていきますか?」

「いえ、いろいろ持ってきたので大丈夫です」

「そうですか~」

そして15分後、キャンプ場についた。

「それじゃ、ごみはちゃんと持ち帰るように。そして、たまに熊とかが出てくるので気を付けてくださいね」

「はい。ありがとうございました」

バスはもとの場所に帰っていった。

「よっしゃ!早速テント張るか!」

俺たちは先ほど決めた役割でテントを張ったり木の枝を集めたりした。




下書きを書いたのに、下書きとは結構変わってしまうFirefly1122です。
今回は章分けして、7日間の死闘を書いていきたいと思います。できるだけ楽しめるような小説に書き上げたいです。
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださる方は気長に待っててください。
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