蛍の森   作:Firefly1122

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巨木の根元

山の頂上には、一本だけとてつもなく大きい木があった。その周辺には木々がなく、広々としていた。

「ここが……頂上か?」

「こんな木、キャンプからは見えなかったぞ」

俺たちは警戒しつつもその大きな木に近づいていった。

「……あの木の根元……人が通れそうなくらいの穴が開いてるね」

「たまたまじゃないか?」

よく見るとその穴は、人が手を加えているような穴だった。表面はきれいに磨かれていて、奥は部屋になっているようだった。

「いや、あれは人が手を加えないとできない。それに中は空洞になっているようだぞ」

「ってことは……誰かいるってこと?」

「それはわからない……とりあえずあの中を調べよう」

おれたちは恐る恐る中に入り、調べた。懐中電灯のおかげで、中はしっかり見ることができた。

「……住んでる痕跡があるな」

そこには、研究所で見た椅子、机、ペン立て、本棚などがあった。食料などは見当たらない。

「この本……研究の記録っぽいな」

「もしかしてこの記録と似たようなものが書かれているのかも……」

海斗はその本を取り出し、椅子に座りって読んでいた。俺は懐中電灯をその本に照らしながら、横から読む。

「『この記録は、わたしの日記だ。カレンダーはもう年を明けてしまって使えない。いまが何年の何月何日なのかもわからない。時計はかろうじて電池が研究所にあったため、それを使っている。しかし、それもいつかは終わる。電池も無限ではない。食料は山から採ってくる。食べれる野草の区別くらいはできる。これからはサバイバルをしながらここで生きていくことにする。誰かが助けに来てくれるその日まで。』……研究所の関係者っぽいな……まだ続きはがあるようだ。読むぞ」

俺はそっとうなずく。みんなも後ろで聞いているようだ。

海斗は次のページを開き読み始める。

「『大きめの石をたくさん持ってきた。うまく武器になったらいい。ついでに斧などにしたい。そのためには頑丈なひもなどがいりそうだ。研究所から、必需品やその素材などを持ってこよう。』 『机、椅子をひとつづつ持ってきた。わたしだけが使うから、これだけでいい。素材もたくさんあった。ついでに本棚も持ってきた。そして仮休憩所にあった布団を持ってきた。これで夜も暖かく眠れる。』 『ついに斧と槍が完成した。これで小動物を狩ることができる。それから木も切ることができるようになった。次は火を起こすための道具を作らねば。』 『わたしの右半身はもう怪物化してしまった。あれを摂取した方だ。もう片方にこれ以上は行かせまいと抗生物質を摂取した。これで半分人間、半分怪物の姿だ。もう誰にも見せられない。奴らは元の生き物と同じ生態のようだ。とくに発達した蛍の怪物は水辺の近くでないと生きることはできないようだ。奴らはかなり進化しているようで、成虫でありながらも幼虫の生態のようだ。自分の大きさより大きいものでも捕まえ捕食する。つまりあの一帯の生物は奴らによって絶滅したといっても過言ではない。』……これだ!大切な情報だな」

「ですね!まだ続きがあるようですが……」

「おい!お前ら何をしている!」

不意に後ろから図太い声が聞こえた。




あは……あはは……夏休みが終わったのにまだこの小説は終わっていないwどういうことだwあ、firefly1122です。
よし、もう次回の作品は決まっているも当然なんだが、これが終わってからでないと書く気が起きない。ってことでのんびりやっていくことにします。確実に終わらせてから新しい作品を書こうと思います。
そんなこんなでのんびりやることに決めたので、この作品をまずは楽しんでくださるとうれしいです。
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださる方は気長にお待ちください。
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