蛍の森   作:Firefly1122

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Xプロテクスの謎

それから俺たちはたくさんのことを時博に聞いた。今起きてるこの状況について。薬について。そして、時博自身の状況について。

真紀は理解できていない様子で、元希はそもそも寝ていた。純も頭の中がこんがらがっているようだ。俺もついてはいけなかった。

「博士、高校生のこいつらにはちょっと難しいようです」

「ふむ……どう説明するべきか……」

海斗は少し考えて口を開く。

「俺が理解できたことを簡単にまとめて説明する」

「お願いします」

「まず薬の成分についてだ。Xプロテクス内に含まれる成分は約8個だ。Xプロテイン、Xプロテスタント、Xプロトコル、Xトラメント、Xカルマ、アルノテトラ、PST、IGLだな。それぞれ強化、洗脳、睡眠、変形、幻覚とその他少しの効果がある。それをすべて濃縮し、生物兵器となったのがXプロテクス。俺が知っているものはXプロテインとXトラメントの二つ、強化と睡眠の効果を高くしている。そして他の薬品を混ぜ込んで万能薬になっているわけだな」

「つまりXプロテクスは本来生物兵器だったと。そして、それを改良して万能薬にしたと。それを広めたのが博士の会社の人と」

時博は満足気にうなずく。

「現在の状況は博士が誤ってばら撒いてしまった生物兵器のXプロテクスは、研究所を中心に約5kmの範囲までを汚染したらしい」

「その汚染区域に入った俺たちはXプロテクスを摂取してしまったと。そいうことですか?」

俺の疑問に時博が答える。

「君たちは摂取していないよ。体に何も影響はないだろう?」

「確かに……では、今の状況はどういうことですか?」

海斗が続ける。

「生物兵器は植物にまで意思を持たせた。そして、特殊能力がついてしまったようだ」

「それはわかりました。蛍の化け物は相手の場所を感知する能力、植物は相手を惑わす能力、そして俺たちにとって最大の敵が森全体。呪いを作り出す能力ということですか」

「そうだ。いままで蛍の敵が脅威だったが、まさか森全体が俺たちの行く手を阻んでいたとはな」

元希が興奮気味に口を開く。

「Xプロなんとかを摂取したやつが能力持つんだったら、博士もなんか持ってるんじゃないのか?」

博士はその問いに答える。

「わたしは能力を持たない。能力を持った奴らは突然変異に近い形で能力を持った。そうそう起こるはずがない低確率なことが起きてしまったんだ」

「博士の今の状況は、Xプロテクスによる変化作用によるもの。解毒薬をうったことにより、半分を変化してとXプロテクスが止まったらしい。そうですよね?博士」

「うむ。腕が怪物に変わったのを見てこれはまずいと思い解毒をうった。これにより、体半分で済んだのだ」

「これが俺が解釈して簡単にまとめたものだが、みんなわかったか?」

俺は口を開く。

「なんとなく……わかったような気がします」

みんなも俺に続く。

「わたしも……なんとなくかな」

「ぼくもなんとか理解できた」

「わたしも」

「え?結局Xプロテクスとかあの怪物って何だったんだ?」

俺たちはあきれて無視することにした。

「それじゃあ森の呪いを解かないとこの森から出られないの?」

「わたしもそう思い、呪いを解く方法を探した。そして見つけた」

俺たちは驚き時博を見た。

「森の主を倒すんだ」

「森の……主?」

「うむ、この森の主は蛍の怪物の親玉だ。わたしは〈ファイヤフライ〉と読んでいる」




firefly1122で~す!
遅くなってすみません。いろいろ忙しくて小説書く時間が取れませんでした。……はい、知っての通りゲームですwゲームはやめられねぇぜよ~w
艦これのイベントは無事全部クリアして、いまはスマホアプリのイベントを必死にやってます。また遅れるかもですが、ご了承ください。
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださいル方は、気長にお待ちください。
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