小屋においてあった荷物をそれぞれ確認し、必要なものだけを持っていくことにした。
「必要なものは持ったか?もうこの小屋には戻ってこないつもりだ」
それぞれ荷物をまとめて、海斗の部屋に集まった。リビングは腐敗臭が強すぎてとても長居できる状況ではないと判断し、海斗の部屋に集まることにしたのだ。
「蛍の怪物の親玉なだけあって、周りにたくさんの子分がいると思う。そいつらを倒しながら一気に奴の近くまで行き、ショットガンをぶち込む。この作戦でどうだ?」
「かなり無謀な気がします。相手はあの怪物の一回り大きいと言ってましたが……」
俺は博士の言っていたことを思い出しながら言った。
「他にどんな方法がある?ショットガンは近距離でないと最大限の力を発揮できない。ショットガンの弾も数が限られているから、無駄にはできない」
「バーナーのボンベを相手に投げつけて、ボンベを撃ちぬいて爆破させるのはどうでしょう」
純が提案した。
「……爆発でこちらまで被弾しないか?」
「投げつけるので距離は空くと思います」
海斗は少しだけ考えて言った。
「……その作戦で行こう」
太陽が真上に来る頃、博士の案内で奴らの棲み処の前に来た。そこは昼間にもかかわらず、真夜中のように真っ暗だった。
「奴らは太陽が苦手だ。だからファイヤフライは森を操り、この一帯だけ真っ暗闇にしたんだ」
「それじゃあ相手が見えないじゃないか」
元希が叫ぶ。
「蛍は光るでしょ?その光を頼りに敵を倒せばいいの」
真紀は冷静に言った。
「確かに見えないのは辛いな。懐中電灯を常備していてよかった」
海斗は荷物から懐中電灯を取り出し、真紀と純に配る。
「いよいよ最後の戦いだ。みんなで生きて帰ろう」
海斗の言葉に全員がうなずいた。
暗闇を照らしながら一歩ずつ慎重に進む。ところどころ水の流れる音が聞こえ、足元は妙に湿気ている。
全員でまとまって少しづつ進む。道は一本道だ。
しばらく歩いていると、前方に黄緑色の光が見えた。奴らの光だ。
海斗は無言でピストルを構え、撃った。
グギャアアアアア!!
耳障りな音があたりに響く。
目を覚ましたようにあたりにいくつもの光が灯る。
「くそっ!!こんなにもたくさんいるのかよ!!」
その数はおおよそ50は越えていたであろう。
ひときわ目立つ光はない。ファイヤフライはいないようだ。
「みんな!撃て!」
みんなそれぞれライフルやピストルを撃ち始めた。光はみるみる減っていく。
「……はは……はははっ。さすが銃だぜ。あいつらなんて一瞬だ!」
俺たちは勝利を確信しつつさらに森の奥に進んでいった。
どうもFirefly1122です。
毎度おなじみくっそ遅い投稿です。すみません。そして、毎度おなじみ言い訳の時間ですw
文化祭がね、近いのですよ。それの準備やらなんやらで忙しくて寝る暇もなく……はい。嘘です。文化祭が近いのは本当ですが、普通にゲームできる時間がありました。艦これではサンマ捕ってました。今閲覧してくださってる方は絶対こう思っているでしょう。「は?何言ってんだこいつ」「ゲームする時間あるならさっさと蛍の森終わらせろや!ついでに新しい小説書き始めろや!」「夏休みに終わらせるとか言っておきながらもう冬ですけど!?」
さて、そんなことはさておいて、いよいよ最後の決着の時が近づいてきました。果たして全員生き残って帰れるのか!?それは私のみぞ知る。どうなっていくのかを楽しみに待ってていただけると嬉しいです。
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださる方は気長にお待ちください。