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第二話 美夏の夢話
「えっ?」
一人の女性が荒野の中で立っていたのであった。
「一体・・・ここはどこ?」
『ビューーーー』突然、突風が吹いてきたのであった。
「きゃっ!?」
その女性が両腕で顔を覆い突風が止み周りを見ると砂埃が舞い上がっており
「これは・・・なんなの、一体何が起こっているの」
「聞こえるか、戸倉美夏よ」
「誰よ!」
美夏が叫び
「わからないのか、私だ!■■だ」
よく聞き取れなかったので
「よく聞こえない・・・」
砂埃はさっきよりマシになり姿を確認したのであった。
「聞こえないのか、■■だ」
「?」
美夏は困ったような顔をして
「そうか、お前にはまだ聞こえないのか」
そいつは引き下がっていた。
「なっ、待ってくれ!お前の名前なんて言うんだ」
目を覚ました
「ハァ、ハァ、ハァ、今のは一体・・・」
「どうしたんですか?美夏」
「いや、別になんでもない」
「それより、朝ごはんできましたよ」
「今日の朝食は何?」
「ご飯とお味噌汁ですよ」
「あっそ、それにしてもいつもいつも朝からテンション高いね」
「そうですか?それよりさっきはいつもと違い何か変な夢でも見たのですか?」
「そんなところね」
「どんな夢だったんですか?」
「どんな夢って別になんだっていいでしょう。そんなこと」
「べつに話してくれたっていいじゃないですか」
「御馳走様でした」
食器を片付けていつものように出かけていったのであった。