ブリーチ 蒼い稲妻   作:ki4

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第六話 コウの危機と覚悟

なぁなぁこの情報知っているか?」

一人の男性がある情報を持ってきた。

「何だ」

「この前、北流魂街(きたルコンガイ)で虚(ホロウ)が出たっていう情報」

「虚(ホロウ)が出た?」

その男は声を裏返し聞き返し

「声が大きい!」

一発頭を殴り

「なんだなんだ、今虚(ホロウ)がどうのこうのって言ってたけど・・・」

「この前北流魂街(きたルコンガイ)で虚(ホロウ)が出たって言うんだよ」

「それは本当かい?」

「ああ、間違えねえよ」

「誰から聞いたんだよ」

「俺さ、仕事で商人やってるだろ」

「そう言えばそうだな」

「商売やってるとそういう情報も入ってくるんだよ」

そのことをたまたま近くを通ったコウ達が聞いており森崎がコウに聞いてきた

「虚(ホロウ)って何だ」

「僕も余り知らないんだけど父ユリ姉から聞いた話じゃ胸に大きな穴があていてさ」

「胸に大きな穴?」

「うん、それで変な仮面をつけているみたいなんだってそれで大きさは家一つ分かそれ以上の奴もいるって聞いたことがある」

「家一つ分って・・・やばいなそれ、会いたくねーよそんなバケモンみたいなやつとは」

森崎は少しビビりながらコウは苦笑いして近くにいた倉野は

「ビビりすぎだって・・・」

その場を後にしてそれぞれの家に戻りその日の一日は終わっていったのであった。

 

次の日コウはいつも通りの一日が過ぎていくものだと思い出かけていったのであった。

「それじゃ行ってきまーす」

「気を付けてね!コウ」

外で待っていた森崎と倉野と共に出かけていき

「今日は何しょうか?」

コウがそう切り出してきて

「それじゃさ、あの山の向こうに行ってみようぜ」

「どうしていくんだよ?」

倉野が聞いてきて

「何か毎日毎日おんなじことやってると飽きてくるだろ」

「それもそう・・・だな」

「それじゃ決まりだな、よーしこっから競争だ!」

コウは急に走り出し

「お、おい待てよ、コウ!」

「急に走り出すなよ」

二人はコウの後を追いかけていき走り出した

それから十分ぐらい経ちコウは

「ハァ、ハァ、ハァ」

息を切らしながら

「やっと追いついたー」

森崎はその場に倒れ

「はぁー、はぁー、はぁー」

倉野は荒い息を出しながらその場に倒れこみ

「もう動けねぇ」

「それじゃここで一休みでもするか」

その場で休憩しコウは気に登りあたりを見渡し

「なかなかいい眺めだ」

そこは村からは少し離れたところで見ていたのであった。

「それじゃそろそろ行くか」

木から飛び降り聞いてきた

「体力も回復したしな」

「そうだな」

「それじゃ、しゅぱーつ」

歩き始めたのであった。

しばらく歩いていると遠くの方から『ゴォォー』何かが叫ぶ声がして

「お前たち何か聞こえなかったか」

森崎が二人にそう聞いてきて

「たしかに・・・」

「何か聞こえたよな」

「ちょっと見に行かねえか」

「なんでだよ、森崎」

「気にならねえか」

「確かにそうだけどよー、何かイヤーな予感がするんだけどさ・・・」

「なんだよー、コウ全く根性無しがよ。お前はどうなんだ、倉野」

「ちょっと気になるけど俺はコウの意見と同意見だな」

「チッ、なんだよつれねぇーな、それじゃ俺一人で行くぞ」

森崎一人で声がした方に向かって歩き出し行き

「どうする、コウ」

「ったく、このままあいつを一人にするわけにはいかないし・・・ちゃっちゃと見て帰るか」

「そうだな」

コウと倉野の二人は森崎の後を追って行った。

 

そしてコウと倉野の二人は森崎に追いつき

「全くなんだよ、なんだかんだ言って来てんじゃねーか」

「お前を一人にするわけには行かねぇしな・・・」

ブツブツ言いながら歩いてると突然『ギャォォー』

「「「!!!」」」

三人は顔を合わせ

「今のって動物の鳴き声じゃ・・・」

「バカいえ」

「それじゃなんの鳴き声だよ」

森崎が切れると同時に後ろから『バキッ、バキッ、バキッ』と木がなぎ倒されていきそこには虚(ホロウ)が立っていた

「えっ・・・?」

森崎は顔を恐る恐る後ろを振り向かせ見ると丁度虚(ホロウ)が森崎の方を見つめており

「ギョ、ギョ、ギョェェーーー!!」

そう叫びながら全速力で虚(ホロウ)の立っている場所から反対の方へコウと倉野をおいていき逃げていき

「おい、森崎ッ」

コウが叫んだが声が届かず虚(ホロウ)が次に目をつけたのはコウであった。

「倉野、逃げるぞ」

「そうだな」

二人も逃げていき虚(ホロウ)もその後を追いかけて行っていた。

 

その頃森崎はというと・・・

山の中を全速力で駆け下りており森崎はやっとの思い出自分が住んでいる村『竹林安』に着き

「ゼェ、ハァ、ゼェ、ハァ」

息を切らし

「おい坊主何息を切らしてるんだ」

村人が森崎に声をかけ

「ホロウが・・・ホロウが・・・」

「何だ?」

「ホロウが出たんだよ」

「ホロウがでた!?」

その男が叫びそれと同時に急にざわめき始め

「誰か精霊艇に行って連絡してこい」

「そ、それじゃ、おれが大急ぎで行ってくる!」

他の住人がそう言って精霊艇に向かって走っていき

「お前のほかに誰かいなかったのか?」

「俺のほかに・・・・二人・・・」

「二人?」

「ああ、いるだろ・・・俺の後ろに」

「お前の後ろ?誰もいないぞ」

「いいやちゃんと・・・いる・・・はず」

後ろを見たが誰もおらず

「ぬあぁにーーーー!」

森崎は飛び上がり絶叫した。

「俺のほかに倉野とコウがいるはずなのにどうしてだ!」

「お前見捨ててきたのか?」

「ちっがーう!見捨てたんじゃない大急ぎでお前たちに知らせに来たんだよ!」

「そうか」

「森崎君、コウは今どうしてるの」

森崎に詰め寄り聞いてきた。

「すいません、無我夢中で走っていたので・・・・」

目をそらし

「・・・・」

コウの母親の明美は力が抜けたのかその場に倒れこみ手で顔を覆い泣いていた。

「お母さん」

娘のエミナが母親のそばに駆け寄りそっと背中を摩った。

 

その頃コウと倉野の二人はというと・・・

草木を使って逃げ隠れしていたが虚(ホロウ)はそんなことを気にせず走っており

「ハァ、ハァ、ハァ」

二人は息を切らせており

「おい・・・倉野」

「何だ、コウ」

「お前だけ逃げろ」

「どうしてそんなことを言うんだ」

「このまま二人で逃げても二人ても両方死んじまう」

「だからって・・・」

「いいから早く逃げろ!」

コウが倉野の背中を叩いて

「うわぁ!」

「コウ!」

「それより母さんとエミナに伝えてくれないか」

「えっ?」

「『今までありがとう、ずっとそばにいるから』って・・・」

「おまえ・・・」

「いいから早く逃げろ!」

「ごめん!」

そう言って背を向けて逃げていった。

倉野が逃げているとき『クソッ、クソッ、クソッ』心の中でそう叫びながら逃げていた。

 

コウは虚(ホロウ)を惹きつけており逃げていた。

そしてコウが逃げている最中にコウの体力が切れてしまいその場に倒れ込んでしまったのであった。

その後ろから『ズドォォォーン、ズドォォォーン』と一歩ずつ近づいており

「ここ・・・まで・・・かな」

コウはそう思っている時に『ズドォォォーン、バキバキ』気が倒れコウの目の前にホロウが現れたのであった。

 

その頃倉野はやっとの思い出『竹林安』につき

「おい、子供が一人帰ってきたぞ」

村人が叫び

「うっ、うっ、うっ」

倉野泣いており

「大丈夫か、倉野君」

「・・・・それよりコウの・・・コウのお母さんはどこ・・・です・・・か?」

「コウのお母さん?」

「そうです」

「それなら俺についてこい」

腕を引っ張られある家の中に連れて来られその中に入った。

そこには布団で寝ていたコウの母親であった

「明美さん大丈夫ですか?」

エミナに聞いて

「いま落ち着いたところです」

「そうか・・・」

「何かあったんですか?」

「倉野くんが帰ってきてて・・・」

「分かりました。いれてください」

「いいのか」

「はい」

倉野がエミナに自分が知っている情報を説明している時に明美が目を覚まし

「うっ」

起き上がり

「私は・・・」

記憶を辿りながら思い返しそして近くにはエミナと倉野の姿が見え

「あれ・・・倉野くんどうしてここに?」

「明美さん・・・実は」

重たい表情をして説明して

「あいつからの伝言があります・・・・今までありがとうずっとそばにいるからって、そう・・・言ってました」

「うっ、うっ、うわぁぁーん」

泣きじゃくり倉野を叩きながら

「どうして、どうして、コウが・・・」

「すいま・・・せんでした・・・おれにもっと力があれば・・・」

倉野は自分を憎んだのであった

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