やはり、俺がもう一人の天災なのは間違ってる(凍結中、リメイク版を作成中)   作:形右

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 ヒロインも大体出したので、本編に絡めていこうと思います。

 さすがにヒロインの周りの設定作るだけではつまらないですもんね…。


七月十九日《始まりの日》

 

 七月十九日 妹曰く明日から夏休みということで、一般の学生にとっては大分ハイな気分になれる日……何だそうだ。

 しかし、俺にとってはなんてことない日――――――――――ではない。

 

 

 そんなハイになれるという日が明けた翌日、七月二十日。

 

 

 八幡の暮らしているここ、第七学区にある彼の部屋は現在―――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――――――――電化製品全滅中である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何が起こったのか、説明してみるとしようか。

 

 昨夜、雨も降っていないのに唐突に発生した雷がこの学区に降り注いだ。

 

 この雷がこの大惨事の原因だが……。自然現象ではない、絶対に。なぜなら雨どころか、雨雲すら存在しないそんな日にいきなり雷が降り注ぐというのも変な話だ。

 おまけにその雷は降り注いだのは『一度だけ』、そして範囲はこの学区だけ。

 

 奇妙すぎる……。

 

 しかも、学区全体ので電化製品に影響を及ぼしているという。いったい何が起こったのか、なに、神様とやらがお怒りなの?天罰とかそういうやつなの?ここはオカルト御法度な都市(まち)ですよ?

 というくだらない独り言を脳内展開した後、とりあえず行き場のないイライラを外に吐き出しておく。

 

「ったく、何なんだよ……雷も落ちるなら場所を選べっつーの」

 

 もしも、万が一にもこの現象の原因が人為的なものなら……。必ずその原因になった奴を粛正してやることを決め、とりあえず修理あるいは新しいのを買わなければならないので、本日より晴れて夏休みな我が妹と共に大型のショッピングモールへ向かった。

 とはいえ、夏休みに入っていることもあってか、出かけたのは遅く昼過ぎだったのだが。

 

「お兄ちゃん、それにしても昨日の雷凄かったねぇ~」

 

「ああ、俺がもし人為的なものならそいつ許さない、絶対許さないリストに記載するまである」

 

「絶対許さないリストって……何それ?そんなリスト作ってたの?」

 

「いや別に」

 

「?どゆこと?」

 

 不思議そうな顔をしてみてくる妹小町。それに対しての返答はというと…。

 

「その場のノリだ」

 

「なるほど」

 

 おい、それで納得しちゃうのかよ。むしろだったらなんで最初から疑問を持ったんだ?というまである。

 

「あ、お兄ちゃんお兄ちゃん。あれがいいんじゃない?」

 

「ん?ああ……これでいいか」

 

 エアコンや電子レンジ、あとはテレビや冷蔵庫だのと言った。電化製品を購入および配送の依頼をし、後は適当にぶらつくことにして色々と見て回っていた。

 ゲームコーナーとか本屋とか服とか色々回っていた。

 

 そしてひとしきり遊んだあと、もうだいぶ暗くなり帰ろうかと思ったが……。これから夕食を今からくそ暑い家に帰って食べるのも億劫なのでファミレスに入り夕飯を食べることにしたのだが……。

 食べていると何やら周りがやかましくなってきた。

 何やら人々がわらわらとどこかへ集まっているようだ。

 

「何だろうねお兄ちゃん?」

 

「さぁな、火事でもあったんじゃねぇのか?」

 

 馬鹿と煙は高い所に、火には野次馬が集まるものだ。とそんなことを考えていたのだが……。食べ終わって外に出ると未だに人だかりができており、どっかの学生寮の前にわらわらと集まっている。

 どうやら予想通り、火事が起こっていたらしく消防車や救急車が集まっている。

 

「本当に火事みたいだね?」

 

「ああ、そうみたいだな。それにしてもこの都市で火事って……。どんな間抜けな火遊びをしたんだかな」

 

 実際この都市で火事なってそうそう起きない。消火装置(スプリンクラー)もだいぶ優秀に作られているし、そもそも火事を起こすなんてことそうそうない。オール電化なんてのも『外』に比べればかなり安価であるし(だから雷や台風には弱かったりする)仮にそういう昔ながら(レトロ)とか従来通り(オードソックス)に〝こだわり〟をもっている者がいても火災対策のグッズなんてのもあふれている。

 だからもっぱらこの都市の消防署は『発火能力』(パイロキネシス)の暴走の鎮圧やら『研究施設』などにおける爆発事故などの後始末なんかが主となっている。

 しかし――――――――どうも、()()()()()というわけでもないようだ。

 

「ねぇ、聞いた?」「何を?」

 

「この火事、なんかどっかの能力者が起こした騒ぎなんだって」

 

「しかも―――――――――――――なんか『外』の能力者だって!」

 

 そんな声が聞こえてくる。最初はひそひそと、そしてその声が声を伝え周囲にでもするかのように広がっていく。

 

「……、」

 

「なんか……。大変なことが起こってるみたいだね、お兄ちゃん」

 

「……、ああ」

 

 ホントに何かが、この都市に起きている。

 アレイスターが数日前に言っていたのは『こういうこと』なのだろうか?

 

(何かが……。始まるのか、それともこれも『計画』とやらの内なのかそれは知らないが…。)

 

 だが、それにのる気はさらさらない。たしか第一位が動き始めているとか言っていたが、それの詳細を知っているわけでもない。

 だから、何も関係ないのだ。その第一位が何かしたところで何が変わる?結局『化け物』に類するのは行きつく果ても『化け物』なのだということを知るだけ。それを知るだけだろうに……。

 まぁ……もしも、都合のいいヒーローでもいれば話は別だが。

 

「まぁいい、帰ろうぜ」

 

「あ、うん」

 

 

 そういって帰って、数日が過ぎ電化製品もそろいやっともとに戻りつつあったある日のことだ。

 

 

 夜の交差点に、一人の男と痴女?らしき人物が何やらにらみ合っていたのにであったのは……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 短いですが、とりあえず聖人と【天災】との出会いです。

 あと、もう一つ春休みが終わる前に次話ともう一作投稿しようかと思っています。

 SAOと俺ガイルのクロスか、リリカルなのはの転生もの、あるいは俺ガイルと仮面ライダーカブトのクロスのどれか投稿してみようかと思います。

 興味がありましたら是非是非そちらの方もどうぞ。
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