夢を馳せる少年   作:主任大好き

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あっ、そうそう。ISのR18の練習用としてパズドラのR18を書き始めました。不定期で更新しようか俺で終わりにしようか迷っているんですが、あれはあれで続けて欲しいと言う方、しなくていいと言う方どちらの意見もお聞かせいただければと思います。


21話 撒かれた混沌と迫り来る悪意

合宿二日目。結局、昨日も横になったはいいものの、寝付くことができず目の下に日々隈を付け足していく秋磨。

しかし、今日はそうも言っていられない。何故なら午前中から夜まで掛けて丸一日もの間、各自でISの各種装備試験運用とデータ取りに追われるからだ。それも、特に専用機組は一般生徒よりも大量の装備が待っているため、割と大忙しなのだ。

 

「そうだな、ISのコア・ネットワークについて説明してみろ」

 

現在、珍しく遅刻してしまったラウラに千冬が罰として説明を求められる。もし、これで説明出来なければ食らう罰が拳骨やら何らかの肉体言語に変わっているであろう。

 

「───これらは製作者の篠ノ之博士が自己発達の一環として無制限展開を許可したため、現在も進化の途中であり、全容は掴めていないとのことです」

 

若干、教科書には書いていない深いところまで喋ってしまってはいるが、それ自体を理解しているのは本当に少ない。自分にしてみれば、何でそれ(・・)を理解出来ないのか不思議でならないのだけれども。

 

「さて、それでは各班ごとに振り分けられたISの装備試験を行うように。専用気持ちは専用パーツのテストだ。全員、迅速に行え。モタモタするな」

 

一学年全員が並ぶ前で千冬が厳しさの混じった指示を出し、開始を示すように手を叩く。

秋磨たちがいるのは、四方を切り立った崖に囲まれており、所謂、そういうこと(・・・・・・)をやっていそうな秘密のビーチのようなものだ。

何故こんなところなのかといえば、ISというの技術データの塊であるからだ。例え、遠くであろうと他国から見られない、ということにはならないのだから。そして、そのようなことが起これば、真っ先に専用気持ちを送り出した国から非難が飛んでくるのは間違いない。

 

「篠ノ之、お前はちょっとこっちに来い」

 

「はい」

 

少し、顰めた顔をしながら箒に声を掛ける。

打鉄を運んでいた箒は、友人に断りを入れて千冬の顔を怪訝に思いながらも返事をする。

 

「お前には今日から───」

 

千冬が、生徒たちの近くから遠く離れたところで箒に説明をしようとした時のことだった。

 

───ぁぁぁぁあああああ!助けてちぃちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああん!!!」

 

何故か地面に平行に飛行したまま突っ込んで来る、見覚えがありすぎる上に、秋磨が若干のトラウマを抱えるそれを目視する。

千冬と箒がはぁ、とため息を漏らしたと同時に、2人の手には木刀が握られていた。

 

「あ、ちーちゃんと箒ちゃん!やあやあ、愛の抱擁と確認の前に私を助けてヘルプmっぶへぇっ!?」

 

バカンッ!

 

という、音をたてながら頰を木刀で野球のフルスイングの容量で箒に方向転換させられる。勿論、行く先は千冬()のど真ん中。

 

「フンっ!」

 

ボゴンッ!

 

と、何かが凹んだような大きな音を出して崖に顔面からぶつける。1年生全員の前でこれをしたのだ。

野球をやっていれば甲子園での最高の6()4(千冬)3()コンビネーションのような華麗な何かに拍手を送る者たちまでいる。

 

「あいったたたたた・・・・・・ねぇ、鼻とかへっこんでない?へっこんでないよね?」

 

「ああ。特に何も無いぞ?大丈夫だ、問題ない」

 

「あ、でも脳に異常を来たしてるかも知れませんね?千冬さん、どうします?」

 

「織斑先生だ馬鹿者。まあ、こいつは木を切り倒して十字架作って(はりつけ)にしようか?その下には勿論大量の木の枝を集めて松明の準備だ」

 

「焼き兎ですか。不味そうですね」

 

「あれあれあれあれ!?ちょっと2人とも目が怖いよ!?何!?本気でそんなことするつもりなの!?いっくぅん!まぁくぅん!助けてヘルプミィ!」

 

あまりの理不尽さに『いっくん』と『まーくん』に助けを呼ぶ闖入者。

その『いっくん』と『まーくん』と呼ばれる人を探そうかとキョロキョロと周りを見る女子を眺めながら、数人の生徒と専用気持ち組は一斉に一夏と秋磨に視線が集中する。

 

「うおっ!?な、何だ?何か変なのついているか?」

 

等と、見当違いなことを口にする一夏。それに対して秋磨はと言うと───

 

「ひぃっ!?な、なななな、あば、あばぱばばばばば!?」

 

ガクガクブルブルとマナーモードのケータイのような速度で震え上がり、今にも泡吹きそうな勢いだ。

一夏は周りを見渡し、状況を把握した。それ同時に見かねた一夏が秋磨を背中の方で隠そうとする。

 

「そうそう!聞いて聞いてちーちゃん!今日は、ビックなニュースをここで暴露しちゃいまぁす!しかも2つ!いえーい!どんどんぱふぱふー!」

 

1人テンションが上がりきっているためか、周りの静かな空気を読むこともせずに騒ぎ出す。そんな彼女のことを気にせずため息を吐く。

 

「え、えっと、この合宿では関係者以外───」

 

「んん?珍妙奇天烈なことを言うね。IS関係者というなら、1番のこの私がいないのはおかしいよ。ね?」

 

「えっ、あっ、はいっ。す、すいません・・・・・・」

 

突如乱入した女性のテンションの上がり下がりに対応出来ず、流石に言い返せなかったのか真耶が口を閉ざしてしまった。

 

「おい、自己紹介をしろ。このっバカが」

 

『バカ』をとても強調して話す千冬の言葉に促され、1人乱痴気騒ぎを起こしていた女性がくるりと回転する。

 

「んんー、私が天才にして天災の束ねさんだよー。はろー。あ、そうそう。みんなに2つのビッグニュースをご用意したよ?楽しみにしててね」

 

そう告げたところで周りにいた生徒たちも、目の前の人物がIS開発者にして天災科学者(誤字に非ず)の篠ノ之束であることに気づいた。

徐々に騒がしくなってきた生徒たちを千冬が注意し、作業の続行を促す。

 

「にしても、もう少しまともな自己紹介をせんか、お前は」

 

「それよりも!どうしてあなたがここにいるんですか!?姉さんは追われてる上にろくに連絡も取らないくせして何故場所がわかるんですか!」

 

「そりゃあ、人には言えないような国家機密を握ったりねぇ・・・・・・」

 

そう呟きを漏らすと、秋磨の横で一夏が「うわぁ・・・・・・」と若干引いていた。

 

「まぁまぁ、皆さんへのビッグニュース!それに、箒ちゃんには良いニュースの時間だよ!」

 

そう言うやいなや、目をキラーン!と輝かせ、手を大きく開き天高くへと腕を伸ばす。

 

「ふふはははははは!既に準備は完了しているのだよ!さあ、大空をご覧あれぇぇぇ!」

 

すると、どうだろうか。ヒュルルルルル〜と初めは気の抜けるような音が鳴り響いたと思いきや、次第にその音は無視できるような音ではなくなってきた。

 

ズドォォォォォン!

 

「ごほぉっ、ごほっ!ごっほ、ぶっへぇっくしょん!」

 

呼び出した本人はというと、正体不明の物体が墜落したと同時に撒き上がった砂埃に咳き込み、くしゃみを鳴らす。

 

「・・・・・・けほっ!かぁぁっぺぇ!あー、酷い目にあった。と、そうじゃなくてー。さて、皆さん刮目せよ!これぞ、箒ちゃん専用機こと、『紅椿(あかつばき)』!全スペックが現行ISを一機を除いて上回る束さんお手製のISさ!」

 

『一機を除いて』と発した言葉を聞いて、心当たりがめちゃくちゃある生徒たち数名はその人物へと目を向ける。当の本人はと言うと、千冬が注意を促した時に作業に入っており、自身のISを猛スピードで整備、点検、武器やパッケージの換装などを行っている。

しかし、束の言葉を無視出来ない者たちの方が圧倒的に多い。

 

「えっと、それは篠ノ之さんが貰えるってこと?身内だけってことで?」

 

「だよねぇ・・・・・・ずるいよね」

 

やはり、と言うべきか女性に多い声が上がる。しかし、束はその言葉に反論する。

その声が本人に聞こえるように発されたため、聞いていた箒は顔を俯ける。勿論、それを良しとしない人物が少なからずいるわけで。

 

「そう言うけど、君たちじゃあこの機体を扱い切れることは無いんじゃないかな?1人目の君はラファールを基本的使用する。さらに近接武器を使わない。2人目の君は近接武器も使い、高い次元で扱うことは出来るものの、ISでの模擬戦で箒ちゃんに近接武器オンリーでの試合は勝てることは無い。知ってるかい?箒ちゃんの近接ブレード対中、遠距離を主に使用した模擬戦の結果を。正解は、5割6分3厘と半分より上。更に付け加えるのならば、この紅椿は近接戦闘を念頭に置いた万能機体。よって、近接戦闘がメインであり最低条件なの。それを自信をもって扱い切れるかい?」

 

何処から手に入れたのか・・・・・・いや、ハッキングして得た情報なのは間違いないが、the正論を言われた本人たちはぐっ、と押し黙る。

 

「そもそも有史以来、世界が平等であった事実など一度もない。一時期、中国の一部でそんなものを掲げた時があったけどご存知の通りすぐに滅んだんだよ?」

 

そのほか数名、納得いかないと言わんばかりに顔を背け作業に入る生徒たちがいる中、1組と2組の生徒たちは黙々と作業している点、箒の努力と結果を認めている者たちがいるのは幸いなのだろう。

 

「さて、いっくん。白式見せてよ。あとは自動処理に任せておけばパーソナライズも終わるしそれまで暇なのだよ。あ、それとまーくん、この機体はどうかな?」

 

個人的には紅椿の方が上だと思うなー、と付け足しながら言うと、作業を早々に終えた秋磨が研究者肌、若しくは技術者肌を刺激されたのかゆっくりと近づき見て回る。細かくスペックや機体周りの測ってウィンドウを開き数式を打ち込んでいく。

そんな秋磨を尻目に束は展開された白式を見る。そして、データを見ることの許可を取るなりコードを装甲に刺す。

 

「んん〜?不思議なフラグメントマップを構築してる・・・・・・何でだろ?見たことないパターンだね。あ、まーくん!終わったらこっち来てコレ見てー」

 

そう声を掛けられた秋磨は白式の方へと近付き、束が示したそれを見る。

 

「ん?あれ?ホントに見たことないパターンだ。自分の機体も特異なパターンだけど、これも見たことない、な・・・・・・」

 

「こうまで来ると男の子だからなのかな?っと、それよりも!どうだったかな?私の、いや、箒ちゃんの紅椿は」

 

若干、イラッと来るような顔を浮かべ相手を挑発するような態度で秋磨を見る。

それに対して、秋磨はこう答えた。

 

「まだまだですね。武器面やブースター系統、エネルギー管理を効率化しようとし過ぎた弊害が幾つも存在しますね。特に代表的なのがフレーム側ですね。ハッ、これだから効率厨は。そんな事するから要らないところで無駄が出るんですよ」

 

その言葉に普段の秋磨を知っている生徒たちは当然、共に行動している鈴)セシリアたちは目を大きく見開き驚いている。

それも仕方ないだろう。いつもおどおどしてキョドりっぱなしで最近は目に見えて元気の無かった秋磨が、今だけは束と元気そうに言い合いしていて普段より疲れがないように見えたからだ。

 

「はっ!何を言うのかと思ったらそんな事。だいたい君の機体はいつもピーキーすぎるんだよ。なんだい?ついこないだ、そこの金髪ショートの子にテストしてもらってたあのOIGAMI(グレネードランチャー)は。大艦巨砲主義も大概にしたらどうだい?当たるわけないだろう。これだから浪漫厨は」

 

束が秋磨に一気に言い放った。すると、当然一夏や箒、千冬はどうなるか知っているためため息を吐く。

 

「「おい、旅館裏行くよ(行きますよ)!!?」」

 

「はいはいはーい!ストップストップ!あんたたちがここで騒いだら作業に深刻な問題が出るから!毎回毎回喧嘩なんてしないでくださいよ!」

 

一生懸命にこの喧嘩を止めようとする一夏。そして、それをフォローするかのように箒が口を開く。

 

「全く。そんなことで喧嘩をしていれば宇宙なんて目指せませんよ?ほら、宇宙に必要なのは?」

 

箒が2人にそう聞いた。すると、間髪入れずに答えるのが常である。それは今回も例外ではなく・・・・・・

 

「宇宙に必要なのは効率化!」

 

と、秋磨が答える。

 

「そして、浪漫!」

 

当然、これは束の答えであり、

 

「「この2つ!」」

 

同時に言い放つ。お互い、そこでハッとなって手を差し合い強く握り合う。

同時に千冬にため息を吐かれて拳骨を食らう。そこにはいつも通り、地面に顔を突っ込んだ状態の2人がいたのだった。

 

「で?もう一つの要件はなんだ?早く済ませて帰れバカ」

 

辛辣とも言えるその言葉に「えへへ、そうでした」と服のポケットに手を入れて直ぐに居住いを正す。

そして、束の口から告げられた言葉は今後世間を騒がせる大きな話題となる。

 

「IS作ったのって私1人ってことになってるけど、実はまーくんを守るためのフェイクで本当はここにいるまーくんと一緒に作ったのでーす!!まぁ、ちょっと疑ってた子もいるんじゃない?だって、1人でISを作って私の作った紅椿と競り合ってぎりぎり勝つ性能持ってるわけだし、数週間でパーツの製図を終わらせて組み立てまで1人でこなすんだから」

 

『『『ええええええええええええ!!!?』』』

 

まぁ、私1人でも作れたけど外装にちょっと自信がなくてね。と付け加える束。

皆が驚くのは仕方の無いことだろう。1人で作っていることを知っているのは。秋磨と親しい友人と、クラスメイトやそのほか少数である。その生徒たちも不思議がってはいたが、機械好きであるだけで、組み立てしかしていないと思っていたからだ。

しかし、話を聞いてみればどうだろう。篠ノ之束が1人で作り上げたと言われているそれは、本当は当時幼い少年も関わっていて空気抵抗などの計算と製図を完成させるという、本来は有り得ないだろうことが告げられたのだから。

 

「因みに、このことはIS委員会にもリアルタイムで伝わってまーす。私のポケットの通信機で」

 

と、サラッと重大事項を告げる束の暴走っぷりにさすがの千冬も、過去のIS制作に関わっていた秋磨のことを知っている一夏と箒は唖然としている。

本来、これはバラされる事は無いことなのだからだ。そして、同時に心配もする。なぜなら、そんなことをしようとすれば秋磨を捕らえてでもよからぬことをしようとする輩が増えるためだ。

しかし、束はそんな心配も他所に続ける。

 

「IS学園って言う、ある意味1つの国家としての側面を持つ場所にいるからこのタイミングっていうのもあるんだけどね」

 

その言葉を聞いて、教師陣は完全にではないが納得する。なぜなら他の組織が合法非合法問わず手出しが封じられておるからであり、テロでも仕掛けられない限りある一定上の安全は図られてる。それに、わざわざISという現状最終兵器として用いられるISの集う場所でもあり、そこの教師であるという事は、並のIS操縦者ではないからだ。そんな場所にわざわざ失敗するだけならまだしも、死ぬ恐れのあることを犯してまで実行する意味は無いからだ。

しかし、皆が驚いている中で隠していたことを何のためらいもなくバラしたことに1番驚きそうな秋磨と千冬だけが皆と違う顔をしていた。秋磨は何かを覚悟して千冬はその事実を言うことになってしまったことに対して顔を顰めていた。

 

「ん?あぁ、もう終わったね。じゃ、箒ちゃんは虎の威を借る見たいで嫌かもしれないけど昔みたいに試験に付き合ってよ」

 

「・・・・・・だったら勝手にしないでくださいよ」

 

言葉を数回交わした箒と束。そして、遂に箒が第四世代新型IS【紅椿】に触れる瞬間だった。

見てしまった。あまり見たくなかった安心しきったような顔(・・・・・・・・・・)を。人の感情や動作などに敏感な秋磨だからこそ箒の思っていることを手に取るように理解出来たのだろう。

それと同時に秋磨は見てしまったがために顔を背ける。しかし、直ぐに顔を上げると自分に言い聞かせるように周りに聞こえない声で呟いた

 

「千冬さんと一夏には言わないと」

 

ISを専用機として持たされている自分たちの中で唯一持っていないの箒1人のみ。さらに、重要人物保護プログラムにより一時期とはいえ離され転々としてきた彼女友人と呼べるモノがとても少ないと本人から聞いていた。

失いたくない。それを秋磨は箒の心情であると即座に理解していた。

 

「言うタイミングは今かな?」

 

目の前では箒が試験運用をしている。紅椿の主要武器である《雨月(あまづき)》と《空裂(からわれ)》の運用用途と特性を説明している束と聞いて試験をしている箒の姿がある。

幼馴染だからこそ解る。もちろん顔は見えない。けれど、あれじゃあダメだ。まるでISを欲しかった玩具を与えられた子供のような、ISをただの道具か何かだと思っているような雰囲気だ。

 

「・・・・・・おい、どうしてそんな顔してるんだよ。お前の顔を幼馴染を見る顔じゃないぞ」

 

少し怒ったような口調で一夏が後ろから話しかけてくる。けれど、好きでそんな顔をしている訳では無い。

 

「なら、あの顔を───

 

「たっ、大変です!お、おお、織斑先生!」

 

「どうした」

 

秋磨が説明しようとした時にちょうど真耶がかなり慌てた様子で千冬の元まで走ってきた。

 

『これをっ!』

 

『特務任務レベルA・・・・・・現時刻より対策をはじめられたし・・・・・・?』

 

『───そ、それが、は、ハワイ沖での試験稼働をしていた・・・・・・』

 

そこまでで充分だった。人の気配などにより敏感になりすぎた聴覚をフル稼働して聞き取った秋磨はすぐに走り出して自身のISの前へと全速力で駆け出した。

 

「ッ、チッ!聴かれたか・・・・・・」

 

「え!?」

 

特務任務レベルAの重要性を理解しているためかISを1度収束させると旅館へと走っていった。

千冬はそのまま昨日使っていた自身らの部屋で観るのだろうと把握し、全員に指示を出す。

 

「おい、お前らは全員旅館に戻れ!そしてこれだけは守れよ・・・・・・外には絶対出るな!出たら後ほどきつい仕置きが待っているからなぁ!」

 

その声を聞いて、生徒達が震えがったようにも思えた。

あぁ、それと・・・・・・と言葉を付け加えた千冬は1度言いにくそうに顔を顰めると、直ぐにその表情を消して言葉にした。

 

「───専用機組と篠ノ之、お前らは残れ」

 

1人を除いて呼ばれたものたちの表情が引き締まる。その1人の顔は、呼ばれたことで認められたと勘違いしているような、そんな浮かれている顔だった。




パズドラで思い出しましたけど、イルムイルム気色悪いくらい強いですね。最低4コンボで100倍という。
初期からやっている自分としては有り得ない!と驚愕しています。使ってますけどね。
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