とある魔術の天地繋ぎ   作:なまゆっけ

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ペンザンスの皆さんごめんなさい。


死者の書

テレンティアを撃破したのち、すぐにコーンウォールのランズエンドを目指すことにした『明け色の陽射し』。

ロンドンからランズエンド、という直行便はどこにもないため、まずは最西端の町・ペンザンスに到着しなければならない。

天地繋ぎ(ヘヴンズティアー)』の力の均一化と修復のサイクルが見抜かれている以上、どんな交通手段を使ってもバレる。ということで、夜行列車のチケットを財にモノ言わせて買い取り、レイヴィニア御一行はなんとも優雅な攻勢に出たのだった。

上終としても、自転車にも三輪車にも乗ったことのないので、初めて目にする電車という乗り物に期待していた。

機械的なイモムシみたい、と同じく電車を知らないアナスタシアの言葉に落胆しつつ乗り込むと、

「これが人間の技術力か……!!」

「早く行け、類人猿」

初めて見る最先端技術というヤツに圧倒されていると、後ろから小さな足で蹴り押された。

「お前らはあっちだ」

指を差す方向には、良くも悪くもいかにも寝台列車といった雰囲気の通路がのびている。

「君は?」

「私たちはこっちだな」

レイヴィニアが示す方向に目をやると、高級ホテルのような雰囲気が漂う廊下が奥まで伸びていた。

上終とステイルは真っ先に抗議しようとしたが、その前にすでに部屋に入られていたので不可能に。

取り残された似非執事と喫煙神父は、少しの間愕然として、口を開く。

「……ベッドは君が上だぞ」

「そんなことか!?」

体格の良いステイルはしばしば通行人とぶつかりながら、指定された部屋へ進んでいく。

「……」

そこはもう、部屋というより寝室だ。

申し訳程度の机が邪魔ですらあるほどの狭さで、ステイルが一人入れば片側が埋まってしまう。

夜も遅いため、ステイルは寝ることにしたようだ。

上終はというと。

端的にいえば、はしゃいでいた。

「トイレはあまり変わらないのか……」

彼にとって目に映るモノ全てが珍しい。

高速で流れていく街の夜景も、列車内の景色だけでも心躍る要素になるのだ。

それも数十分続くと知り尽くしたような気分になって寝室に戻り、ステイルを起こさないように二段ベッドの上にのぼる。

電車の振動にゴトゴトと揺られながら眠りにつくと、夢を見た。

味気のない夢。

上終自身、夢を見るという体験は少なかったが、見るのはいつも同じ夢だ。

それは、誰かから指令されるように言いつけられるおかしな内容。

〝お前は死んではいけない。どんなことがあっても生き続けろ。どんなになっても生き抜け。お前に課せられた使命は――――――だ。だからどうか死んでくれるな。私の愛しい神理〟

少し女性寄りの中性的な声。

物騒な内容だが、その声には心に染み渡るような優しさがこもっている。まるで親が我が子に注ぐ『愛』のように。

夢の海を漂う上終を抱きしめる暖かい光は、漠然とした人型をしていて、注意しなければ人型とすら認識できない。

いずれにせよ、人間とはかけ離れた存在が語りかけてきている。

しかし、この声の主が言うとおりにできるだろうか? そんな疑問が上終を苛む。

何回だって死にかけてきた。

ここにいるのは奇跡だと言えるくらいには、上終は自分の実力というヤツを信頼してはいない。

もし、ケセドが残虐で人を簡単に殺してしまうような冷酷な男だったら、戦う前に殺されていただろう。

人生に『もし』は存在しないが、それでも考えてしまう。どうしてここまで生き残れたのか、と。

〝わかっているさ。お前はそういう奴だ。敗けると直感しても戦う理由があるなら、それには逆らえない。だけど、私には嘆くことしかできないんだよ。たった一人の―――も救えない大馬鹿者さ〟

そんなことはない。

誰かは知らないが、俺なんかにそこまで思い詰める必要はない。

俺が自分で決めて行動を起こした結果なら、たとえどんな結末だって納得できる。

待つのが『死』であっても。

「………!」

電車のゆるい衝撃に起こされる。

夢を見ていたせいか、あまり脳が休めていないような感じだ。

靄がかかったような思考で、毛布を左腕で除けて上半身を起き上がらせると、頭を何かに擦り付ける。

天井だ。

灰色がかった金属の天井が目と鼻の先にあった。

こんなにも低いものだったとは思わず、少し驚いていると下からまた衝撃が響いてくる。

衝撃とはいっても小さなモノで、ゴス、という音からして下のベッドで寝ていたステイルが上に頭を打ち付けたのだろう。

「……訴えてやる」

「勘弁してやれ」

寝起きで意識がはっきりとしていないステイルの独り言に反応しつつ、上終はハシゴをくだる。

車窓から見える景色は、出発のようなビルが建ち並ぶ摩天楼とは違い、のどかな風景が広がっていた。

その風景に、上終は心が高鳴っているのを感じる。おそらく、『上終 神理』はこのような風景が好きなのだろうと結論づけて、椅子に腰掛ける。

「よく寝れたな?」

寝心地の悪い寝台列車のベッドに嫌気が差したのか、不機嫌そうな顔つきで呟くステイル。

上終自身もそう感じていたが、過去にとんでもない経験があることを思い出した。

「まあ、冷たくて固い地面で寝ることに比べればな。これくらいはホテルみたいなものだ」

ステイルは引いたような表情をする。

路地裏で目を覚ましてから数日の間、上終は街をさまよい歩いて強制野宿を敢行していのだ。

あの時の経験に比べればどうということはないのだろう。

ようやく起きる決心をしたステイルは、大きい身体をどうにかしながら這い出てくる。気だるそうに向かいの席に座った彼は、タバコを取り出そうとするが電車内は禁煙であることを思い出して、すぐさま仕舞う。

外を清掃員のおばさんが通った後、噛み煙草を口の中に放り込んだ。

「そんなにニコチンが好きなのか」

「まあね。僕がニコチンを愛するのは聖女マルタがニコチンで竜を退けた伝承から――」

「そろそろ目を覚ませ!ニコチンで竜を撃退する聖女なんて聴いたことが無いぞ!?」

ガックンガックンと頭を上下させるニコチン神父の横っ面を叩いて、ニコチン世界から現実世界に引き戻す。

もしやこの男、タバコと結婚してありとあらゆる種類のタバコハーレムを作り上げてしまうのではないだろうか。彼のニコチン好きはそれほどだった。

正気を取り戻したステイル。

噛み煙草を含んでいるせいで、せわしなく口を動かしている。

「で、ペンザンスまではどれくらいで着くんだい?」

訊かれて、上終は左手首の腕時計に視線を送った。高価なモノではないが、明け色の陽射しの仲間から贈られた宝物だ。

時計の時刻と到着時刻を照らし合わせ、電車が数分遅れることを考慮した移動時間を導き出す。

上終が驚いたのは、時刻通りに電車が来ないということだ。

この国では常識のようだが、なぜか日本寄りの知識を与えられている彼には衝撃的だった。

「二時間くらいだ。そういえば、ここで朝食は食べられるのか?」

「食堂車に行けばな。僕たちはどうせそっちだ。……君があのボスに気に入られていれば話は変わったんだけどね」

ジロリと抗議の視線を飛ばしてくる。

残念ながら上終には反論の余地はなく、レイヴィニアに遠ざけられているという事実を再確認した。

「うぐ……否定できないな、それは。とにかく、食堂車に向かうぞ」

「はあ、仕方ないな」

 

 

「よおし、準備終わりっと」

二度手を叩いて、満足気に微笑む少年。

彼がいるのは、明け色の陽射しが現在目指しているペンザンスの町だ。

簡素だが昔ながらの造りをした家屋が建ち並ぶその町は、物寂しい雰囲気を覗かせつつも風情がある。

普段は人通りもあるはずだが、車も店のシャッターも閉まりっきりのゴーストタウンじみた町になっていた。

生命の息づく気配は無く、気ままな鳥が空を飛び矮小な小虫たちが地面を這う。

何かがおかしい。

この町に漂うのは死の瘴気。

息がつまり苦しくなる魔界の空気。

「ボクたち黄金の夜明け団が専門とするのは、カバラ、占星術、錬金術」

じゃらり、と銀の鎖が音を立てて、少年の首にかけられた。

垂れ下がった先の部分には、吸い込まれそうなほどあまりにも深い完全な赤色の物質が繋ぎ止められている。

背中のリュックサックから、抱えるくらいの大きな本を取り出す。その本はいつ作られたのか検討もつかないほど古ぼけており、本というよりは『巻き物』のような形をしている。

巻き物の素材は世界最古の紙といわれているパピルスで、全長はおよそ50メートルの長大な巻き物だ。

「――そして、エジプト神話にも関わりは深い」

少年の前に一直線に引かれた巻き物は、淡い紫色の光を発しながら、ひとりでに浮かんでいく。

彼の目の前で高度を維持する巻き物に、首の深紅の物質を近づける。

「『死者の書』は死んだ人間の霊魂の道を描いたモノだ」

……『死者の書』。

古代エジプトにおいて、死者の冥福を祈り棺に入れられたとされる葬祭文書である。

それには死後に訪れる様々な試練や審判を乗り越えて、無事にオシリスが支配する天国へと到達するための内容が書き連ねられている。そして、アヌビスによる審判を経て罪深き者ならば、魂を喰らう幻獣に輪廻転生を絶たれ、善心ある者ならば天国に向かうのだ。

本来ならば死者一人一人にオリジナルのモノが書かれ、それを棺に入れることとなる。

が、ここにある死者の書はすべて完成されていない、『書きかけ』。

「重要なのは、死者の一人一人にオリジナルのストーリーがあること。彼らの魂の行く末はボクが決めることができる」

紫色の光と深紅の燐光が互いに力を共鳴させ、絡まり合って複雑な色彩を織り上げていく。

それにつられるように、少年の口角は吊り上がり、笑みが深みを増した。

笑みとはいうが、それは幸福から出たモノではなく魂を支配する愉悦から出た悪質な笑みである。

「群れる死者の魂よ。ハニエルの名において命ずる。―――我が操り人形として肉体に戻れ」

ドクン、と、どこかで心臓が動いた。

立ち上がるのは死者の軍勢。

少年によって魂すらも冒涜された人間たち。

「上終くんなら、どんな顔をするかな?」

彼らは獲物を待ち受ける。

 

 

間の抜けた蒸気の音がした。

揺れとともに車両は動きを止め、自動ドアが次々と開いていく。

すなわち、ペンザンスに着いたという合図だ。

荷物を整えて、車両から降りるとロンドンとは違う空気が上終を包み込んだ。どこか物寂しい、退廃的な風情が漂っていた。

否、上終にもわかる。

圧倒的に変わり過ぎている。

さながら死臭を放つ屍の山に放り込まれたような息苦しさ。

あたかも救われぬ魂が寄り集まった幻獣の腹に閉じ込められたような空気。

「……キナ臭いな」

レイヴィニアが不快そうに顔をしかめる。

魔術についての知識が少ない上終にも異常が感じ取れるほどだ。あの少女には上終以上に知覚できていることだろう。

それは神裂、ステイル、アナスタシアも同じようで、金髪の少女を筆頭に彼女らの歩みは止まっていた。

「どうするんだ?」

「行く。駅前広場で散らばった部隊と集合だからな。コレの原因を突き止めるのは後で良いだろう」

そう言って歩き出す。

この状況で平静を保っていられる彼女の豪胆さに舌を巻きつつ、後ろを着いていく。

改札から駅へ、駅から広場へ出る途中では全くの無人であり、生物の営みはすべて人間以外の動物のモノだ。

だが、それでも仲間たちの顔を見た瞬間に安堵の感情が広がった。

黒服の集団はレイヴィニアの姿を認めると、黒い波と化して一斉に駆けつけてくる。

その中にはマークの姿もあり、数日会っていないだけなのに懐かしさを感じてしまう。

「ボス!ご無事で!」

「ああ。だが、こうしている暇はないぞ」

このタイミングを狙ったかのように、こーん、という音が近くのスピーカーから鳴り響いた。

『あー、あー。こちら教会よりお送りしておりまーす。……ボクもその意見に賛成だね! なんてったってここはもうボクの領地だ。ペンザンスの人口は約二万人。彼らはボクの言いなりになる駒と化したんだよ!!』

―――上空から、鉄槌がくだされる。

二メートルを越える背丈に、鋼鉄の身体を持つ巨漢。ブーメランパンツ以外には衣服を身に着けていない、プロレスラーのような男だ。

この男が現れたその時、マークは驚愕の表情を浮かべる。

「コイツ……あの時の……!?」

「我は舞い戻ったぞ!薄汚い黒の集団よ、我の拳で以って叩き潰してやろうではないか!!」

ダメだ。

この男は何がおかしいかすら気づいていない。

身体の至る所に穴が空き、血が果てしなく溢れだしている。白眼は赤黒く染まり、それこそ全ての穴から血を流しながら、男は立っていた。

『ソイツの名前はネツァク=スパダヴェッキア。見ての通り脳筋でゴリ押ししか能がないヤツだよ』

ネツァクの出現を皮切りに、建物からぞろぞろとすでに死した者たちが出てくる。

彼らもネツァクと同様に、身体の全ての穴から滝のように血を噴き出しながら、ゾンビめいた足取りで上終らを囲んだ。

数えるのすら億劫になるほどの多勢。

『さて、君たちに条件を提示したいんだけど……その前に自己紹介してあげよう!』

手を叩く音。

どこまでも気軽な少年の声は、そこに明らかな愉悦の色が加わっていた。

そこに年相応の無邪気さや純粋さは失われており、手段を選ばない無慈悲な彼の性格が表れている。

『ボクはケテルであり、コクマーであり、ビナーであり、ケセドであり、ゲブラーであり、ティファレトであり、ネツァクであり、ホドであり、イェソドであり、マルクトであり、そのどれでもない。ボクは全てのセフィラの共有体・「ダアト」。な、ん、だ、け、ど♪』

腑抜けた声で宣う。

しかし、次に言い放たれた言葉だけは少年のモノではない、老練な魔術師の意志が込められていた。

『ボクの真名は「テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム」』

ざわめく。

全員の表情が青褪める。

「――歴史上『賢者の石』の錬成に成功した人物の一人、パラケルススか」

錬金術を語る上において、絶対に欠かせない偉人。医療研究でも活躍をみせ、かつての古代ローマの大医師ケルススを超えた者として、『パラケルスス』を名乗るようになった。

レイヴィニアが導き出した解答に、パラケルススは拍手を送る。

『じゃあ、交渉に入ろうか? ちなみに断れば二万人のゾンビが君たちに襲いかかるからね』

交渉とは名ばかりの命令。

喩えるのなら、弾倉に銃弾を込めて安全装置を外した銃を額に押し付けられたような状況。

銃士のワガママで生き死にが決まる。

『「上終 神理」を置いていけ。そうすれば陽炎の城まで案内してやる。あくまでボクが欲しいのは上終だけだからね』

「――ッ、それは……」

レイヴィニアが言葉につまる。

彼女が迷っているのは情による事情ではない。上終の右手は、使うべき時と状況に合わせれば絶大な威力を発揮する。あらゆる危機を打破する切り札として、上終を運用するつもりだったのだ。

だが、情による部分が一切入っていないといえるのか。

見ようによっては、彼はレプリシアを撃破してアナスタシアを救い出した恩人だ。そんな上終に少しでも情が移っていないとは言いきれない。

「行け。ここは俺に任せろ」

右の拳を力強く握り締めて、上終は一歩だけ前に進み出た。

スピーカーの奥にいるであろうパラケルススに、あらゆる感情がこもった射殺すような視線を突き刺す。

『そんな怖い目でみられたらビビっちゃうじゃないか。何を怒っているんだい?』

「――一つだけ訊かせろ。パラケルスス、お前はこの町の人間を全員殺したのか!!」

怒号を張り上げる上終に対して、パラケルススはなおも飄々とした声音で答える。

『そうだよ。賢者の石でただ生き返らせてもボクの奴隷にはならないしね。なに、もしかしてそのこと? ハハッ! 少し魔術師に夢見過ぎじゃない。目的のためなら、何人だって殺せるのが魔術師ってヤツらだぜ?』

「そうか、それだけで充分だ。俺が戦う理由には充分すぎる!!」

たとえ見知らぬ人間だとしても。

彼らが必死に生きた人生を踏みにじり、死後の安住でさえ亡きモノにした。

それが二万人だ。

いや、数なんて関係ない。

たった一人でもその命を奪ったのなら。

「……上終」

これは確認の言葉。

もはやどうあれ止まるつもりはない。

「行け、レイヴィニア!パラケルススを倒して追いついてみせる!!」

『へぇ!カッコイイじゃないか、上終くん!見知らぬ人間のためにボクを倒すぅ?反吐が出るくらいの偽善者だね!』

「黙れ。悪人であるお前に何を言われようと返す言葉は無い」

ぶち、と。何かが切れた。

スピーカー越しでも伝わってくる凄まじい殺気。

「……所詮、子どもだな」

ダメ押しとばかりに呟く。

それだけで伝わってくる殺気は何倍にも増して、上終の全身にのしかかってくる。

「力だけがあっても、それじゃあどうしようもないだろう? 覚えておけ、お前が味わうのは勝利の美酒ではない。………土の味だ」

『ああ!? 言いたい放題かよクソがァ!! ブッ殺してやるからさっさとボクのところに来いよ!!』

敗けるつもりはない。

腕がちぎれようとも、ヤツを倒す。

偽善者。確かにそうなのだろう。

見知らぬ人間のために命を賭すのは、並の偽善者ではできないことだ。

実際、恐怖という感情もあった。

しかしそれでも戦うと決めたのは。

「失敗だったな。俺に彼らの姿をみせたのはお前の存在価値と同じくらいの誤算だ……!!!」

『そこに救われぬ者がいるなら、全てを投げ出して行動できる者』―――それが、上終のヒーローとしての素質だ。

故に彼が戦いから逃げ出すことはない。

ミシ…と五指が鳴る。

『――ボクがいるのは教会だ。精々ここまでたどり着いてみせろ』

……痛む。

世界が嘆いている。

人々が求めている。

俺はパラケルススを打ち倒す。

なにがあっても。

どんなになっても。

彼らの生きた人生(げんそう)を無駄にはしない――!!!!

「……パラケルスス、お前が彼らの人生を踏み躙るというのなら」

無数のゾンビが動く。

上終の右手が鉄塊のように硬くなる。

その瞳に灯るのは覚悟と闘志の業火だ。

「―――その幻想を護り抜く」

 




二万人&パラケルススvs上終くん。
次回も楽しんでいただけたら幸いです。
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