とある魔術の天地繋ぎ   作:なまゆっけ

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テストという強敵を薙ぎ倒しやってきました。当分はペースアップできそうです。


ゆらめく情景に色彩を、錬金術師に再会を

今から十年前。

京都の山村に少女はいた。

灰の海。

灰の嵐。

どこを見渡しても灰、灰、灰――――。

そんな真っ白なキャンパスに漆黒の墨を塗りつけたように、少女はただ一人立ち尽くしていた。

彼女はその村においてただただ異質。

生物が死に絶えた領域に佇む生命。

白の群像に紛れ込んだ黒の実像。

荒れ狂う灰の吹雪はどういう訳か、只中にいる少女だけは畏れ避けるように侵入しない。

まるで聖域。死して灰と化してなお、『その生物』の恐怖は拭い去られていなかったのだ。

吸血殺し(ディープブラッド)』。

吸血鬼だけを確実に殺す特別なチカラ。喩えるのなら、それは甘い蜜をエサに獲物を誘き寄せる食虫植物だった。

血を吸われることで発動するこの能力は、対象を問答無用で灰に返すという単純なモノ。

しかし、それも突き詰めれば凶悪な効力を発揮する。この能力の真価は吸血鬼を問答無用で殺すことに非ず。

恐ろしいのは、死ぬとわかっていても血を求めてしまう誘惑性である。

吸血鬼が一度この誘惑の範囲内に入ってしまえば、もうその時点で命はない。

……その少女は『不幸』だった。

不幸にも『吸血殺し』を身に付け。

不幸にも村に吸血鬼を誘き寄せ。

不幸にも住民を同類の化け物にされた。

全ては偶然から始まり、結末は必然に収束する。

彼女が学園都市に来たのも必然。不幸をもたらすチカラなら取り除きたいと思うのは至極真っ当なことだ。

異能を開発し研究する学園都市ならば、『吸血殺し』の仕組みを解明して除去することができるかもしれない。

現実は優しくなかった。

自然発生的に超能力に目覚めた『原石』たちのチカラは、今の学園都市の科学でも届かなかった。

三沢塾に誘拐されアウレオルスと『取り引き』を行った数日後には、

〝キミにはもう利用価値はない〟

白いローブを羽織った少年がそう告げ、点在する隠し部屋のひとつに押し込められた。

この世の全てを呪った――そんな時、彼女の前にヒーロー(主人公)が現れる。

 

 

(……何故だ)

血が飛び散る。

思考は何度も途切れていた。

全身の痛みだけは律儀に作用していた。

次々と絶え間なく突き刺さる拳を避ける体力も、『瞬間錬金(リメン=マグナ)』を用いて反撃する気力も無い。

(……何故、この私が)

揺らぐ視界。

揺らぐ意識。

揺らぐ存在。

勝てる戦いだった。それも、辛勝やただの勝利ではなく、圧勝できる殺し合いだったはずだ。

右手に如何なる聖域の秘蹟を秘めていようとも、現に打ち破る術は完成していた。

それでも、敗けたのは。

(敗、ける?)

びく、と右手の指が微かに動く。

(まける。ありえない。魔術医師の末裔である私が。承服できん許可できん認められんッッ!!!!)

アウレオルスに火をつけたのは、ただそれだけの純粋な感情。……魔術師が凡人に敗けるなどあってはならない。

現状、彼が上条に勝つ方法は無かった。

『瞬間錬金』が右手から撃ち出されることは既に知られている。加えて、左手の黄金の鏃も縛鎖と成り果てている。

勝つことはできない。引き分けに持ち込むことすら、この状況ではもはや不可能といっていいだろう。

だが、逃亡することなら、ここにある材料だけで実現することが可能だった。

問題はアウレオルスがそれを選択できるか。

「これで終わりだ、アウレオルス!!」

彼の判断は速かった。

トドメの一撃が錬金術師を昏倒させる。

轟!!と風を切りながら迫り来る右の拳が到達する直前、縛鎖が黄金の粒子となって溶けて消えた。

バランスが崩れ、渾身の一撃は掠めるだけに留まる。立て直す暇もなく、アウレオルスの右手が地面に向く。

意図を図りかねた上条だったが、黄金の鏃の効果を思い出して即座に後方へ跳んだ。

小気味良い音と共に硬質な床に鏃が突き立てられる。

「……リメン、マグナ」

「なっ!?」

万物を純金のマグマへ変換する術式。

瞬時に床が灼熱の黄金と化し、骨まで融かすような眩い海原が出現した。

息を呑む。

それを発したのは上条。彼は反射的に、純金のマグマに呑まれる寸前のアウレオルスに手を伸ばしていた。

(何やってんだ、俺!? いや、関係ねえ! こんなところで死なせてたまるか!!)

行為に及んだ自分自身に驚く。

混乱する脳とは裏腹に身体だけは最適な行動を選び取っていた。

伸ばした手が届こうかという瞬間、黄金の鏃が下から振り上げるカタチで空間を切る。

その軌道をなぞるように、黄金のマグマが変形して上条に襲い掛かった。

伸ばしていた右手をそのままあてがう。

彼に向かって押し寄せる黄金のマグマは、呆気無く次々と打ち消されていく。

「……!!」

灼熱の津波が過ぎ去った後は何も残っていない。

かろうじて見てとれるのは、薄く廊下の奥まで続いたかすれた血の跡だった。

 

学園都市・第七学区の外れ。

一匹のゴールデンレトリバーが、月を肴に葉巻の紫煙をくゆらせていた。

対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)』――魔神を成す術もなく撃滅した兵器。一見して軍事技術を集めたようなそれは、医療技術を応用したモノである。

脳幹の肉体の延長のように操れるその兵器は、サイボーグと近い性質を有していた。

学園都市全二十三学区のそれぞれに『対魔術式駆動鎧』の格納庫が設置されており、有事にはどこからでも射出できる。

彼の役目はアレイスターの力を遠隔地に引っ張り、敵に差し向けることだ。

つまり。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

次の瞬間だった。

学園都市全二十三学区の各地に配置された射出コンテナから、鋼鉄の兵器群が舞い降りる。

戦いは人知れず幕を開けた。

――背後で微笑むのは『人間』。

 

「……まったく、僕もナメられたものじゃないか」

三沢塾。

ステイル=マグヌスは煙を吹かし、懐から取り出したルーンを得意の炎へと昇華させる。

パラケルススが3333体のホムンクルスを結集させて作り上げた『偽・聖歌隊(グレゴリオ=レプリカ)』。

ステイルはそれを破壊するために動いていた。

厄介だったのは無数に存在する隠し部屋のひとつに3333体を押し込むのではなく、小分けにしていたことだ。

『グレゴリオの聖歌隊』は術者全員を聖堂に集結させなくてはならないため、場所を分ける方法では不発に終わる。

不可能なはずの術式構築。それを実現したのは何てことのない強引な方法だった。

四棟のビルからなる三沢塾全体を聖堂として運用する。

賢者の石が成した秘蹟により、三沢塾は聖性を帯びた一個の大聖堂へと変貌を遂げていたのだ。

『コインの表と裏』の術式を利用して、いかなる干渉も受けない密室に聖歌隊を配し、万が一にも破壊できない。

だがしかし。

相手が魔術師なら彼も魔術師。

相手が天才なら彼も天才。

ステイルの炎の威力は語るに及ばず、熱を駆使した蜃気楼など応用力にも富んでいる。

そして、壁にほんの少しの隙間があったのなら。

彼の炎は隙間を通り抜けられるだけの小ささに変化し、向こう側にある聖歌隊を焼き尽くすことくらいわけはない。

そもそも、既存の建物に無理やり隠し部屋を造れば、どこかにひずみが出来あがるのは当然のことだ。

上条と上終を囮に使い、自分は悠々と『偽・聖歌隊』の廃滅を行っていた。

最初こそ無策の突撃だったが、瞬時にこの行動に出ることができたのはさすがと言うべきだろう。

「これでお終い。さて、何が起きるか」

右手に顕現した炎を壁のある一点に押し付ける。すると、炎が蛇のようにうねりながら吸い込まれていく。

数秒後、おぞましい絶叫が鼓膜を揺るがした。

人類全員の恨みと怨嗟を凝縮し、増幅させたような甲高い叫び声は数瞬で終わりを告げる。

すなわちそれは、密室の中のホムンクルスたちを跡形も無く焼き殺したということ。

同時に、吐き気めいた後ろめたい感情が胸の辺りに発生する。その感情が何であるかはおおよそ見当がついていた。

「……本当に、あてられたな」

舌打ちと共に一蹴する。

ステイルはタバコの火を壁に押し当てて始末すると、背後に炎剣を飛ばした。

莫大な熱量で以って、あらゆる物質を灰も残さず焼き斬る炎剣の刃はしかし、望み通りの効果をなさない。

振り返った先にいたのは、勘違い系バンドマンのようなパンクな格好をした変人だ。

黒服のあちこちが焼け焦げ、左腕の袖だけ肩から切り取られている。血まみれなのは彼の代名詞だろう。

新しいタバコに火をつけながら、ステイルは馬鹿にした調子で言った。

「イメチェンかい?」

「この世のどこに左腕を斬ってまでイメチェンするヤツがいるんだ」

「目の前に。まあなんだ、君は血まみれの方がしっくりくるね」

頷きながら上終の肩に手を置く。

好きでボロボロになっているわけではない上終だが、ステイルとの出会いからして満身創痍だったために反論できない。

「そういえば――」

上条の居場所を訊こうと口を開く。

その瞬間、言い切らない内に彼の質問は途切れることとなった。

肩に置かれた手に突然力が加わったかと思えば、脱臼させられるような勢いで横に引っ張られる。

喫驚を声に出す間もなく、上終が元いた場所を黄金の鏃が通り抜けていく。

だが、目で追えたのは黄金の残像のみ。上終が振り返り右手が到達するまでの隙に、鏃を突き立てることは十分に可能だ。

秒間に十回の射出を可能とする『瞬間錬金』の毒牙は、間断なく彼を食い破る。

それが以前までであったのなら。

黄金の双牙が背中に突き刺さる。

いとも容易く黒服を貫き、灼熱の純金に成り果てる―――はずだった。

突き刺さらない。

肉体に届くどころか、鏃の前には柔らかく脆いはずの黒服すら貫通することも能わず。

「巨人に苦痛の贈り物を!!」

荒々しく渦巻く炎剣が空気を引き裂く。

叩きつける軌道の斬撃は、横合いから飛び出した純金の壁に激突し封殺される。

続いて襲い掛かる黄金のマグマが二人を呑み込むことはなく、上終の右手に押し留められた。

「毅然、再度干渉すれば良いだけだ!」

『瞬間錬金』が空を切る。

灼熱の純金のカタチと運動を操る司令塔も兼ねる黄金の鏃は、停止させられた黄金に命令を下した。

眼前の敵を呑み込め。

しかし、それが叶うことはない。

天地繋ぎ(ヘヴンズティアー)』の『絶対非干渉』が司令塔の干渉を弾いているからだ。

世界に存在する万物を止めて絶対非干渉の性質を付与するということは、オプリヌスの四大元素の楯の再現である。

何物も入り込む隙間がない故に、何者も傷つけることができない。この性質を利用して黄金の鏃を防いだのだ。

「やれ、ステイル!!」

上終の声が響く。

次の瞬間には迫り来るであろう炎の攻撃に対処すべく、左手の鏃を近くの床に差し向ける。

直後、アウレオルスの顔面に野球ボール大の黄金の球体が飛来した。

「ぐ、がァァァッ!!?」

灼ける顔面を思わず右手で押さえる。

声は囮。真意は『絶対干渉』を使って、アウレオルスの不意を打つことにあった。

止めたモノに干渉する右手。黄金のマグマをその手で掬い取り、投げて寄越したのだろう。

既に『幻想殺し(イマジンブレイカー)』と対峙した身である錬金術師には、原理はわからずとも目の前の現象をそのまま受け止める余裕があった。

「死角を作ったな」

アウレオルスの背筋に氷柱が刺さる。

右手で傷を受けた部分を押さえれば、その分だけ視界を失うに等しい。が、裏を返せば攻撃の的を絞れるということでもあった。

もう片方の黄金の鏃を射出。

炎剣を振り下ろし斬りつけるまでの時間と、黄金の鏃が突き刺さるまでの時間。どちらが速いかなんて目に見えている。

 

 

光り輝く光線がステイルの腹を食い破った。

 

 

ぼとり、と重たいモノが床に落ちる音。

純金と化した魔術師の変わり果てた姿がそこになかった。

完全に貫いたはず。アウレオルスは脳が発する猜疑のままに、どこか漠然と周囲を見回す。

「……愕然、それすらも偽りだったというのか」

彼の眼前にあったのは、腹部に巨大な風穴を開けたステイルのカタチをした蜃気楼。

地面に落ち伏せたモノの正体は他でもないアウレオルス自身の腕だった。

火炎の熱を応用した蜃気楼の術式。馬鹿正直に発動したのなら、錬金術師が対抗することは容易い。

上終が灼けた黄金を投げつけたあの時、既にステイルの術式は発動していたのだ。

「正解。戦わずに魔道書を記す隠秘記録官(カンセラリウス)と対魔術師専門の僕とでは、相性が悪すぎた。それだけさ」

もっとも、とステイルは付け加えて、

「『隠秘記録官』という称号はお前自身のモノなのか、という疑問はあるわけだが」

「……何が言いたい」

錬金術師は言う。

射殺すような殺気の篭った視線を向けられてなお、魔術師の余裕が崩れることはなかった。

彼は額に手を当てて首を振る。あたかも、物覚えの悪い教え子に難儀する師匠のように。

仕草は凶兆を秘めていて。

アウレオルスは凶兆の正体、その真実を隠然と理解していた。

「パラケルススと組んだはずのお前が、どうしてこんなに雑な扱いをされている? そして、このことを今の今まで察知していなかったのはどうしてだ?」

返答は沈黙。つまりは図星。

隠然たる強大な真実が明らかにされていく。

「簡単だ。そういう風に設定されていたから」

「……泰然。貴様の理論を証明する術はない」

その通りだった。

記憶喪失の人間の過去を知っているとして、その人に歩んできた人生を語っても判らないし覚えていない。

たとえ語った人生が真実だったとしても、記憶を失った人間はいくらでも頭ごなしに否定できる。

けれど、アウレオルスの精神の奥深くに溜まる大半の確信と少数の疑念が、ステイルの言うことを肯定していた。

救われない――上終の思考を横切る言葉。

(そうだ)

どんなに歪んだ理由でも、悪事を果たす人間にはそれなりの信念が存在する。

ただ殺したいだとか人肉食を行いたいだとか、常人からすれば成し得ない理由でもその人間には行為に及ぶ過程があるはずだ。

如何に理解不可能な話だとしても。

誰にも理解されない思考回路でも。

気が狂うような情熱がそこにはある。

上終を襲ったのはある一種の後悔。取り返しのつかないほどに捻れ曲がった感性がそれを助長した。

話を聴いていれば、世界を破壊しようとしていたあの魔神ごと救い出せたかもしれない?

(改めて理解した。オレはどうしても死ななければならない。オレの周りで起きる悲劇は全部オレ自身が歪めた結果の景色。……ならば、せめて)

目に映る悲劇の全てを救い上げる。

それは敵も例外ではない。

全員の人生が変転したのは紛れもなく上終自身の存在が問題なのだから、落とし前は自分自身でつけるべきだ。

「見つけた。もう逃さねぇぞ」

口から飛び出そうとした上終の言葉は、前方から発せられた上条のソレに押さえつけられた。

彼の背後、離れた場所に巫女服の少女の姿が見受けられる。

「連れてきたか、この状況ではファインプレーだ。近くにいた方が護りやすい」

炎が立ち昇り、剣と成す。

応じるように錬金術師(アウレオルス=ダミー)が立ち上がり、片方だけになった腕に力を込めた。

始まる。どちらか一人だけならともかく、上条とステイルの前ではおそらく戦いにならない。

「待て―――!!」

拳がうねり。

炎剣が踊り。

黄金が刺す。

 

 

 

「騒然。目的は果たされた、木偶の遊戯は終幕だ」

 

 

 

時間が止まる。

空間を裂くように現れた一人の男。彼は高価な純白のスーツを着こなし、緑色の髪をオールバックにしていた。

戦場に訪れる空白は思考であり行動だった。同時に居合わせた全員が、目に見えない『死』を実感する。

アウレオルス=イザード。

これまでの戦いを俯瞰してきた絶対的な支配者が、ここに来てついに姿を現したのだ。

彼はスーツの懐から、微かに消毒液の匂いが漂う細い鍼を取り出す。髪の毛のように細い一本の鍼の切っ先を首に差し向ける。

何の気なしに鍼を突き刺すと、アウレオルスはただただ静かに命令した。

()()()()()()()()()()()()

直後、一瞬だけアウレオルス=ダミーの全身が風船のように膨らんだ。

その次の瞬間には彼の内臓に血液に筋肉が、まるで手榴弾のように外に撒き散らされた。

辺り一帯が血に染め上げられる。

四方の壁がおぞましく赤黒い鮮血に彩られ、筋肉繊維や内臓の数々が至るところにへばりついていた。

人肉プラネタリウムの中で、アウレオルスだけは返り血の一滴も付着させずに平然と立っている。

古い鍼を投げ捨て、新しい鍼を首に突き立てる。何らかの行動を起こす暇もなかった。

()()()()()()()()()()()()()―――」

最後に見たのは、アウレオルスの笑み。

「―――()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

学生寮、上条の部屋。

明かりはベランダから差し込む月光のみ。澄んだ蒼と黒の二つの色彩が、複雑な情景を産み出す。

そんな中でインデックスは、掛け布団とロープの両方で簀巻きにされていた。丁寧にも枕元には上条家から掻き集められたありったけの食料が置かれている。

既にほとんどが喰い散らかされているあたり、よほど人間を辞めていたことがうかがえた。

少女の口から吐き出されるのは、同居人の上条 当麻への恨みつらみが詰まった怨嗟の声だ。

ベランダの方向から物音がする。

見上げた先にいたのは、白いスーツを着た緑色の髪の男。月光を背負う彼は、優雅に喜色をたたえていた。

ガラスのドアをすり抜ける。

錬金術師は膝を折り、姫にかしずく騎士のような格好で言った。

「――ようやく逢えたな、私の生徒(インデックス)

運命は流転する。

 




短くてすいません。そろそろ一方通行さんを書きたくなってきたので、次回辺りで終わりそうです。
それでは、次回もお会いしましょう!
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