こんな世界に終止符を~ The fight to stop the world~ 作:ミラクルボーイズ
───その頃、俺は外にいた。
普段なら人で溢れかえっているそこは驚くほど人がいなかった。
「春夜くん目的忘れて暴れ回ってたりしないかなぁ.....?何か結構時間経ってるし。」
「あれ?目的何だっけ?」
俺が小声で言ったことが聞こえたのか、隊長さんは丁寧に説明してくれた。
「ま、まぁ、一応説明しておくけど奴等は他の国に戦争を仕掛ける訳だよ。それの最終会議がここでやってるだろうと思ってここに来たんだよ。」
「た、確かに、そうでしたねー。」
何かありがとうございます....
「それにしても春夜くん遅いね。」
「全然連絡も来ないですしね。」
「きっと春夜くんのことだから忘れてるんだよ。あの道具ほとんど使ったことないし。」
「た、確かに....」
あの道具と言うのは簡単に言うと連絡を取り合えて、かつ、相手には確実に連絡がとれていることがバレないと言う超ハイテクな連絡道具なのだがそれがまた滅多に使わない(特に春夜)。
このまま、ボーッとしてるのも落ち着かないため、隊長さんと話すことにした。
「それにしても春夜遅いですね」
「もしかしたらあそこで裏ボス的な存在と戦ってるかも知れませんよ?」
「海季くん.....そんなメタいことを言うのは止めてくれよ.....」
──と、その時。
バン!と言う爆発音が聞こえた。
「なっ!?ついにやったのか!?」
「は、速くいこうよ海季くん!」
そして俺たちは春夜がいる所、会議場へと向かって言った。
「どうだ!?春夜!!!」
「ああ。だいたいやった。」
ちなみに。さっきの爆発音は春夜がやった。会議場に来るときにもしもの時のためにと爆弾を持ってきていた。
もしかしたら他の展開を期待してた────って、そうだった。メタいことは禁止されてるんだった。
「そういえば春夜くんさっきだいたいって言ってたけど何か失敗したの?」
「まあな。ここにいる人数が10人だと聞いたんだが、いきなり100人位来て。それであの例の爆弾使ってほぼ蹴散らした訳だが、リーダーっぽいやつが倒したと思ったら気がついたら消えてて........くそ!次会ったら絶対やってやる!」
「それは結構不味そうだね...」
そして、少し間をあけ
「よし、政府の本拠地に行こう。」
そして俺と春夜がうなずくと
「という訳で今から改めて作戦会議を開こう!」
「どこで?」
「ここで。ほら、ここはもう誰も居なさそうだし大声出そうが何しようが大丈夫そうじゃない?」
大丈夫かなぁ...と心配そうな俺の顔を見たのか隊長さんがごまかした。
「と、とにかくやろうよ!」
ま、まあやらなきゃ始まらないしな....