FAIRY TAIL~世界を見通す瞳~ 作:星の王子(笑)。
書き溜めをしているうちに考えていたこれを投稿したくなって、ついやっちゃったぜ(^_-)-☆
最初は600年前から始まってますが、章分けと言った形で現代と同時進行して書くので、よろしくお願いします<m(__)m>
最強から最強へ
俺は今、何もない空間へと来ている。
テンプレ通りだと目の前に浮いている白髪の爺は神様と言ったところだろう。
「…で、要約すると俺の死は間違いなので転生させてくれると?」
「あまり驚いとらんのう…大抵の若者はもっといいりあくしょんとやらをするというのに」
「…いや、充分驚いてるさ…」
急に目の前が真っ暗になったと思ったら、この何もない空間に立っていた。それだけで充分驚いてるのに、更にこの展開だ。
「まぁ…あの世界とおさらば出来るんなら何処へでも行ってやるさ」
「(むぅ…やはりか)……では転生につき、なにかお前さんの欲しい
爺は左手に杖を出現させ、その杖を俺に向けて問う。
「何でもよいぞ?本来なら三つまでじゃが、今回は完全なるこちらの手違いじゃと言う事で五つまでよいぞ。さあ、何でも言うがよい」
おお、何だかよく分からんが二つも増えた。
じゃあ何にしようかな…テンプレ的に行くと
「それでも全然良いぞ?」
うおっ、今声に出してたか俺?
「いや、儂には心を読むことなど造作もない」
そうか…じゃあ…
「一つ目は右眼は永遠の万華鏡写輪眼、左眼は輪廻写輪眼にしてくれ」
「了解じゃ……それ」
爺は杖を一振りして俺に向ける。
「完了じゃ。次は何がよい?」
「じゃあ…」
そうやって俺は五つの
「では修行の場を設けてやろう。そして相手もな」
爺はニヤリと不気味な笑みを浮かべて杖を振るう。
「ゴアァァァァッ!!」
「さて、時間はたっぷりと有るからのう…この腹を空かせた魔獣を倒せるくらいにはなってもらうぞ?」
その獣は、所謂
そして修行も一段落付いたことにより、遂に転生することになった。
「では彼方でも頑張るのじゃぞ?」
「おうっ!」
俺は右手の握り拳を爺に向ける。
「……ふむ」
爺はそれが何を示すのかを理解し、それに右手の拳を合わせる。
「では…行ってこい!」
その瞬間、俺の視界は暗転した。
「うおっ……口寄せ!」
視界が正常になって先ず見えたのは雲の上の太陽、そして落下していくとどこまでも広がる森に、遠くには街も見えたが、悠長にしているとそのまま上空4千メートルからの落下でトマトのように潰れてしまう。
親指を歯で噛み切り、印を順番に結ぶ。修行により印を結ぶ速度自体は格段に上がっているため、五つくらいなら一秒もかからないでいけるだろう。
「…さて、取り敢えず
口寄せにより現れた大鷲に、そう命令する。
「承知致しました。レン様」
大鷲は滑空し、近くの街に降りていく。
「ふむ…広いな」
黒マントを纏って街を探索する事一時間。
歩き続けた感覚的に、まだ半分も歩いてはないと予測できる。
「さて、先ずは情報を集めるか」
街の中心部に向かおうとマントを翻すと、後ろにいた少女にぶつかりそうになる。
「きゃっ!」
少女と当たる瞬間にスルリとかわしていく。
衝撃に備えて目を瞑った少女は、来るべき衝撃が来ないことに気づいて目を開く。
「えっ?」
そこには先ほどぶつかりそうになったマントの人などいなかったのだから。
(…少し油断していたか……もう少し感知範囲を正確にしておかないとだな)
少女の無事を確認して、また歩き出す。
その俺の目の前を、蒼い髪の青年が塞ぐ。肩までかかる綺麗な蒼い髪の毛だった。
青年は同じようなマントを纏っており、鋭い目つきに、目元には顔に似合わない深い傷跡が残されていた。
「…アンタ、
「……お前こそ、人に名を訪ねる時はまずは自分からと、婆さん辺りに教わらなかったか?」
「生憎、婆ちゃんは俺が生まれる前に亡くなっていてな」
俺から目を逸らせまいと睨みながら、冗談口調で喋る。
「それは悪かったな。…俺はレン。レン・ウィスタリアだ」
「そういうことを聞いてる訳じゃあないが…俺はカイト・ファルジオだ。一応名乗っておく」
りあくしょんとは誤字にあらず!